第4回研究会報告 - 教育協働研究会

第4回教育協働研究会へのご参加、ありがとうございました。今回の研究会では、
【~学校現場の視点
から考える、
「教育協働」へのアプローチ~】のテーマで進めていきました。これまでの研究会とは少し
異なった形となり、場所も井上先生の研究室である 209 号室を使って、話し合いを行いました。また、
現役の教員と、自分たち学生の交流ということもあり、総勢で教員9名、行政関係者2名、民間からも1
名参加して頂き、普段、学生だけの研究室も、かなりにぎわった形となりました。
今回は、特にプログラムも設けることなく、ほとんど自由討論のような形になりました。その中で、出
てきた話題を少し簡単にまとめてみます。
キャリア教育
・発達段階に応じての
キャリア教育が少ない?
・学校全体で、各学年の内
容を把握しきれていない。
アクティブ・ラーニング
・最近の流行りなのでは?
・そもそも、普段やっているこ
とではないか?
・今だって黒板だけでの授業
ではない。
・現状としてはあまり上手く
活用できていない。
・教頭、教務主任が兼任して
いるイメージ。
地域連携担当教職員
・つながりとしては、かなり
薄いものがある。
・離島は、つながりが比較的
強く、やりやすい。
地域と PTA のつながり
約2時間にわたって、話し合いを行いましたが、あっという間に時間が過ぎていきました。やはり、課
題が多くでてきて、現状としても、教員はかなり多忙であることを、実感しました。しかし、参加者のあ
る教員の言葉で、自分としては非常に印象に残ったものがありました。
「イノ研として活動していき、実
際に教員になって実感した力がある。それは、どんなことにも前向きに関わろうとする力、どん
な人でも仲良く関わろうとしていく力。」これは、井上先生も嬉しかったのではないでしょうか
(笑)?この時間を通して多くの課題を見つけ、今後どのように解決していくか、再発見できる時間になっ
たと思います。終わった後は、参加者から、こんなメールも届きました。
昨日の勉強会、先生方の現場のお話しを聞くことができて、とても貴重な機会となりました。改めて若
者塾の皆さんに感謝申し上げます。勉強会においてはネガティブな話題が多く聞かれましたが、これら避
けられない課題であり、まだまだ改善の余地があるからこそ、社会教育主事を目指す皆さんの存在が欠
かせないのだと感じました。今後も皆さんの陰から、さり気なく応援しています。
自分たち学生としても、非常に励みとなる言葉でした。普段とは少し異なった研究会でしたが、とても
貴重な時間となりました!次回は 10 月 14 日です。お待ちしております!
(文責:山下健吾)