高知県クロマグロの受精卵及び種苗の処分に関する取扱方針 高知県

高知 県 クロ マ グロ の 受 精卵 及 び種 苗 の処 分 に 関す る 取扱 方 針
高知 県 (以 下 、「 県 」 とい う 。) が 所有 権 を 有す る クロ マ グロ の 受 精卵 及 び種 苗 の処 分
に関 す る取 扱 方針 を 、 下記 の とお り 定め る 。
記
第1
1
処分 に つい て
種 類及 び 処分 内 容
(1)受精 卵
この 取 扱方 針 にお け る 受精 卵 とは 、県が 平 成 26年6月 から 平 成28年11月ま で の間 に 取
り組 む 人工 種 苗生 産 技 術開 発 事業 業 務委 託 の 中で 取 得し た クロ マ グ ロの 受 精卵 若 しく
は県 自 らが ク ロマ グ ロ 養殖 業 者か ら 許可 を 得 て採 集 した 受 精卵 を い う。
県は 、 取得 し た受 精 卵 を県 が 行う 種 苗生 産 技 術開 発 の用 途 に供 し た 後、 余 剰分 が 生
じた 場 合は 、 余剰 分 を 第1 の 3に 規 定す る 相 手方 に 無償 で 分与 で き るも の とす る 。
(2)種苗
この 取 扱方 針 にお け る 種苗 と は、 県 が取 り 組 むク ロ マグ ロ の人 工 種 苗生 産 技術 開 発
に係 る 試験 ま たは 事 業 で生 産 した ク ロマ グ ロ の種 苗 をい う 。
県は 、 生産 し た種 苗 を 第1 の 3に 規 定す る 相 手方 に 無償 で 分与 で き るも の とす る 。
2
分 与指 定 用途
県が 分 与す る 受精 卵 及 び種 苗 は以 下 の用 途 に 使用 し なけ れ ばな ら な い。
(1) 分 与先 が 自ら 行 うク ロ マグ ロ 種苗 量 産 化技 術 の確 立 に向 け た 研究 開 発用
(2) そ の他 ( 高知 県 と協 議 のう え 、必 要 と 認め ら れる も の)
3
分与
県は 、 以下 の 者に 対 し 受精 卵 又は 種 苗を 分 与 でき る もの と する 。
(1) 分 与 先
ア
受 精卵 及 び種 苗 は 、県 内 に本 社 があ り 、 過去 3 年間 に おい て 毎 年 50万 尾以 上 の海
面養 殖 用種 苗 (放 流 用 を含 む )を 県 内で 生 産 した 実 績を 有 する 企 業
イ
種 苗は 、 県内 で ク ロマ グ ロ養 殖 (成 魚 出 荷) を 行っ て いる 企 業
ウ
ア また は イの 要 件 を満 た す企 業 が属 す る 協議 会 等で 、 県が 認 め る団 体 等
(2) 分 与 条件
ア
分 与さ れ た受 精 卵 及び 種 苗に つ いて 、 自 らが 2 で指 定 する 用 途 及び 3 の (3)の申
請書 の 分与 依 頼目 的 を 示し 、 かつ 、 県の 許 可 なく 第 3者 に 譲渡 し な い旨 を 記載 し た
別紙 1 の誓 約 書を 県 漁 業振 興 課に 提 出す る こ と。
イ
県 が分 与 した 受 精 卵及 び 種苗 に つい て 、 別紙 2 又は 別 紙3 に 示 すデ ー タを 県 に提
供す る こと 。
ウ
分 与さ れ た受 精 卵 から 生 産し た 種苗 又 は 分与 さ れた 種 苗を 沖 出 しす る 際は 、 クロ
マグ ロ の区 画 漁業 権 が 免許 さ れて い る県 内 の 漁場 で 育成 し なけ れ ば なら な いこ と 。
(3) 分 与 の申 請
受 精 卵又 は 種苗 の 分 与を 希 望す る 企業 等 は 、別 紙 4ま た は別 紙 5 の申 請 書を 県 漁業
振興 課 に提 出 し、 承 諾 を得 な けれ ば なら な い 。
(4) 分 与 する 受 精卵 又 は種 苗 の数 量
分 与 する 受 精卵 又 は 種苗 の 数量 は 、県 漁 業 振興 課 と協 議 のう え 決 定す る 。
第2
1
その 他 の留 意 事 項
分 与を 受 けた 受 精 卵等 は 、分 与 先の 責 任 にお い て管 理 し、 目 的 を達 し た場 合 は、 自 然
界に 放 出な ど の行 為 は 厳に 慎 み、 適 正に 処 分 する こ と。
2
そ の他 の 必要 事 項 は、 県 と分 与 先で 協 議 のう え 決定 す るこ と 。
附則
こ の 取扱 方 針に つ い ては 、 平成 2 6年 7 月 25 日 から 施 行す る 。
こ の 改正 は 、平 成 2 8年 1 0月 1 9日 か ら 施行 す る。
別紙 1
誓
高知県知事
約
書
様
私は、高知県から分与されたクロマグロ受精卵(種苗)に
ついては、「高知県クロマグロの受精卵及び種苗の処分に関
する取扱い方針」における別紙4(別紙5)の分与依頼目的
の達成のため自らが研究開発等を実施し、いかなる場合にお
いても、高知県の許可なく第3者に譲渡しないことを誓約し
ます。
なお、取扱方針に違反した場合は、高知県の科す指導及び
処分に従うことを併せて誓います。
平成
年
月
日
住所
氏名
㊞
別紙 2
県に 提 供す る クロ マ グ ロ受 精 卵の 飼 育管 理 記 録
(ア ) 受精 卵 を孵 化 させ る 条 件( 水 温、 溶 存酸 素 量 、塩 分 濃度 、 孵化 水 槽 の容 量 )
(イ ) 受精 卵 の孵 化 割合
(ウ ) 孵化 後 の初 期 の状 態 ( 浮上 死 及び 沈 降死 の 割 合、 浮 上死 及 び沈 降 死 の対 策 )
(エ ) 奇形 ( 鰓蓋 欠 損、 短 躯 等) の 割合
(オ ) 餌料 の 種類 、 給餌 量 及 び給 餌 頻度
(カ ) 生残 率 及び 成 長に 関 す るデ ー タ
別紙 3
県に 提 供す る クロ マ グ ロ種 苗 の飼 育 管理 記 録
(ア ) 環境 デ ータ (0、5、10m層 の 水温 、 溶存 酸 素 量、 透 明度 、 天候 )
(イ ) 餌料 の 種類 、 給餌 量 及 び給 餌 頻度
(ウ ) 成長 デ ータ ( 測定 時 )
(エ ) 弊死 魚 の尾 数
(オ ) 奇形 魚 の割 合
(カ ) その 他 県の 求 める デ ー タ
別紙 4 (第 1 の3 ( 1 )関 係 :企 業 の場 合 )
年
月
日
クロ マ グロ の 受精 卵 及 び種 苗 に関 す る分 与 依 頼申 請 書
高知 県 水産 振 興部 長
下記 の とお り 、
様
の 分与 を 申請 い た しま す 。
会社 名
代表 者 名
印
住所
所属 漁 協名
1
受 精卵 及 び種 苗 の 分与 依 頼目 的 につ い て
2
受 精卵 及 び種 苗 の 分与 希 望量 及 び尾 数 に つい て
受
種
3
卵
g
苗
尾
沖 出し 後 の育 成 場 所( 区 画漁 業 権の 公 示 番号 を 記入 し てく だ さ い)
公示 番 号
4
精
区第
号
高 知県 へ の飼 育 管 理記 録 ( ク ロ マグ ロ の 受精 卵 及び 種 苗の 処 分 に関 す る取 扱 方針 の 別
紙1 又 は別 紙 2) の 提 供に つ いて
提供 す る
5
提 供し な い
「 クロ マ グロ の 受 精卵 及 び種 苗 の処 分 に 関す る 取扱 方 針」 の 同 意に つ いて
同意 す る
同 意し な い
別紙 5 (第 1 の3 ( 1 )関 係 :団 体 等の 場 合 )
年
月
日
クロ マ グロ の 受精 卵 及 び種 苗 に関 す る分 与 依 頼申 請 書
高知 県 水産 振 興部 長
下記 の とお り 、
様
の 分与 を 申請 い た しま す 。
団体 名
代表 者 名
印
住所
構成 員
1
受 精卵 及 び種 苗 の 分与 依 頼目 的 につ い て
2
受 精卵 及 び種 苗 の 分与 希 望量 及 び尾 数 に つい て
受
種
3
精
卵
g
苗
尾
沖 出し 後 の育 成 場 所( 区 画漁 業 権の 漁 業 権者 及 び公 示 番号 を 記 入し て くだ さ い)
漁業 権 者
公示 番 号
4
区第
号
高 知県 へ の飼 育 管 理記 録 ( ク ロ マグ ロ の 受精 卵 及び 種 苗の 処 分 に関 す る取 扱 方針 の 別
紙1 又 は別 紙 2) の 提 供に つ いて
提供 す る
5
提 供し な い
「 クロ マ グロ の 受 精卵 及 び種 苗 の処 分 に 関す る 取扱 方 針」 の 同 意に つ いて
同意 す る
同 意し な い