LPD8 と Serato DJ の設定方法 LPD8 を Serato DJ のコントローラーとして設定するには、以下の手順で操作します。 LPD8 をお使いの USB ケーブルでお使いのコンピューターと接続します。また、Serato DJ など、MIDI やオーディオ関連のソ フトウエアは一旦すべて終了しておいてください。 LPD8 エディターソフトのダウンロードとインストール 次に、LPD8 本体の設定を行うために、専用のエディターソフトをダウンロードする必要があります。以下をご参照いただき、お 使いのコンピューター OS に合わせてダウンロード&インストールを行ってください。 ■ Windows をお使いの場合: 以下のリンクをクリックし、インストーラーをダウンロードします。 http://inmusicbrands.jp/denon_dj/ds1/data/LPD8_Editor_for_Serato-Windows.zip a. ダ ウ ン ロ ー ド フ ォ ル ダ ー に「LPD8_Editor_for_Serato-Windows.zip」と い う 圧 縮 フ ァ イ ル が ダ ウ ン ロ ー ドされますので、これを右クリックして、現れたサブメニューから「すべて展開 (T)…」を選択します。 b. 「圧 縮(ZIP 形 式)フ ォ ル ダ ー の 展 開」と い う 画 面 が 開 き ま す の で、特 に 指 定 が な け れ ば、何 も 設 定 せ ず 初 期 値のまま「展開 (E)」ボタンを押します。 c. 処 理 が 終 了 す る と、展 開 さ れ た フ ォ ル ダ ー「LPD8_Editor_for_Serato-Windows」が 表 示 さ れ ま す の で、 こ れ を ダ ブ ル ク リ ッ ク で 開 き、表 示 さ れ た ウ イ ン ド ウ の 中 の「setup.exe」と い う フ ァ イ ル を ダ ブ ル ク リ ッ クします。「preset_for_serato」フォルダーの中身は後で使用します。 d. 「LPD8 Editor Installer」が 起 動 し、最 初 の 画 面 (Welcome to the LPD8 Editor Setup Wizard) が開きますのでますので、このまま右下の「Next >」 ボタンを押します。 e. 次の画面は、使用許諾契約(License Agreement) の画面ですので、左下の「I accept the terms of License Agreement.」のチェックボックスにチェッ クを入れ、右下の「Next >」ボタンを押します。 f. 次の画面は、一緒にインストールするファイルを選択す る(Choose Compnents)画面ですので、このまま 右下の「Next >」ボタンを押します。 g. 次の画面は、エディターソフトをインストールする場所 を設定する(Choose Install Location)画面です。 ここも特にインストール場所を指定する必要がなけれ ば、何も設定せず初期値のまま右下の「Next >」ボタ ンを押します。 h. 次の画面は、スタートメニューにこのエディターソフト を設定する(Choose Start Menu Folder)画面で すので、特に変更する必要がなければ、何も設定せず初 期値のまま、右下の「Install」ボタンを押します。 i. インストールが始まり、無事完了すると「Completing the LPD8 Edtor Setup Wizard」という画面に切り 替わります。右下の「Finish」ボタンを押すと、インス トーラーが終了し、エディターソフトが起動します。 ■ Mac OS X をお使いの場合: 以下のリンクをクリックし、インストーラーをダウンロードします。 http://inmusicbrands.jp/denon_dj/ds1/data/LPD8_Editor_for_Serato-Mac.zip a. ダ ウ ン ロ ー ド フ ォ ル ダ ー に「LPD8_Editor_for_Serato-Mac」フ ォ ル ダ ー が 作 成 さ れ、そ の 中 の 「LPD8_Editor_Mac」フ ォ ル ダ ー に「LPD8 Editor」と い う エ デ ィ タ ー ソ フ ト が イ ン ス ト ー ル さ れ ま す。 「preset_for_serato」フォルダーの中身は後で使用します。 b. 「LPD8 Editor」をダブルクリックで起動します。 LPD8 の設定 1. エディターソフト起動時に [midiInfo] という小さなウインドウが開きますので、 LPD8 が接続されているポートを選択します。お使いの OS によって表示が異なる場合 がありますが、LPD8 が正しく接続されていれば、通常「LPD8」というポートが表示 されますので、それを選択し「Done」ボタンを押します。 2. LPD8 には、4 つのプリセット(PROG1∼4)があり、今回、その内の 1∼3 までを Serato DJ 用として使用しますので、 この 3 つのプリセット(PROG)をカスタマイズします。 a. エディターソフト画面中央上部の「Load Preset」ボタンを押します。 b. ダ ウ ン ロ ー ド フ ォ ル ダ ー の 中 の「LPD8_Editor_for_Serato-Windows(ま た は Mac)」フ ォ ル ダ ー の 中 の 「preset_for_serato」フォルダー内の「LPD8_prog-1_for_serato」を選択して「開く(または Open)」ボタンを 押します。 c. 設定ファイルがエディターソフトに読み込まれましたので、次に、画面中央上部の「Commit-Upload」ボタンを押して、 LPD8 本体に転送します。 d. [uploadSuccessful] という小さな画面が表示されれば、転送完了です。「OK」 ボタンを押し、続いて、残りの 2 つのプリセットも転送します。 上の a∼d の手順を繰り返して、 「LPD8_prog-2_for_serato」と「LPD8_prog-3_for_serato」のファイルも読み込みます。 3 つのファイルの転送が完了しましたら、Windows の場合:ウインドウ右上の「X」ボタンを押すか、Mac の場合:メニューバー 左上の太文字の「LPD8 Editor」メニューから「Quit LPD Editor」を選び、エディターソフトを終了します。 以上で、LPD8 本体の設定は完了です。次に、Serato DJ 側の設定を行います。 Serato DJ の設定 1. ダ ウ ン ロ ー ド フ ォ ル ダ ー の 中 の「LPD8_Editor_for_Serato-Windows(ま た は Mac)」フ ォ ル ダ ー の 中 の 「preset_for_serato」フォルダー内の「LPD8_1011.xml」というファイルを、以下の所定の位置に移動します。 Windwos の場合: ● ローカルディスク(C)> ユーザー >(お使いのアカウント名)> ミュージック > _Serato_ > MIDI > Xml フォルダ Mac の場合: ● ホーム > ミュージック > _Serato_ > MIDI > Xml フォルダ にそれぞれ移動します。 2. DS1 をお使いのコンピューターと接続し、Serato DJ を起動します。 3. Serato DJ 画面右上の「設定」ボタンを押し、開いた設定画面の「MIDI」タブを開きます。 4. 画面上段の「MIDI デバイス」欄に LPD8 が表示されていることを確認し、画面下段の「MIDI プリセット」欄に表示されて いる「LPD8_1011」を選択して、右下の「ロード」ボタンを押します。 5. 「MIDI プリセット」の文字の右側に「現在のプリセット:LPD8_1011」と表示されれば OK です。 6. Serato DJ 画面右上の「設定」ボタンを押して、設定画面を閉じます。 以上で、事前設定は完了です。 LPD8 でのコントロール ここまでの設定が正しく行われると、LPD8 のプリセット 1∼3(PROG1∼3)で以下のコントロールが可能になります。 LPD8 PROG 1 → Serato DJ の FX(エフェクト)のコントロール LPD8 PROG 2 → Serato DJ のサンプラーの再生 LPD8 PROG 3 → Serato DJ の Hot Cue の追加と再生 実際の割り当ては、次の通りです。 LPD8 PROG 1 → Serato DJ の FX(エフェクト)のコントロール ● LPD8 PROG の切り替え: まず、以下の手順で、LPD8 のプリセット(PROG)を 1 に切り替えます。 1. PROGRAM ボタンを押す。 2. PAD 1(PROG 1)を押す。 3. PAD ボタンを押す。 これで、LPD8 のプリセット 1(PROG 1)が呼び出されました。プリセット 1(PROG 1)では、Serato DJ の FX(エフェクト) のコントロールが可能です。LPD8 の上段のパッド(PAD5∼PAD8)とノブ(K1∼K4)が FX1 のコントロール、下段のパッ ド(PAD1∼PAD4)とノブ(K5∼K8)が FX2 のコントロールに割り当たります。 ■ マルチ FX モード:Serato DJ がマルチ FX モードの場合 FX1 エフェクト ON/OFF FX1 エフェクト ON/OFF FX1 エフェクト ON/OFF FX1 タップテンポ FX1 パラメーター FX1 パラメーター FX1 パラメーター FX1 Beats マルチプライヤー FX1 FX2 FX2 エフェクト ON/OFF FX2 エフェクト ON/OFF FX2 エフェクト ON/OFF FX2 タップテンポ FX2 パラメーター FX2 パラメーター FX2 パラメーター FX2 Beats マルチプライヤー ■ シングル FX モード:Serato DJ がシングル FX モードの場合 FX1 エフェクト ON/OFF FX1 パラメーター FX1 パラメーター FX1 タップテンポ FX1 パラメーター FX1 パラメーター FX1 パラメーター FX1 Beats マルチプライヤー FX1 FX2 FX2 エフェクト ON/OFF FX2 パラメーター FX2 パラメーター FX2 タップテンポ FX2 パラメーター FX2 パラメーター FX2 パラメーター FX2 Beats マルチプライヤー LPD8 PROG 2 → Serato DJ のサンプラーの再生 ● LPD8 PROG の切り替え: まず、以下の手順で、LPD8 のプリセット(PROG)を 2 に切り替えます。 1. PROGRAM ボタンを押す。 2. PAD 2(PROG 2)を押す。 3. PAD ボタンを押す。 これで、LPD8 のプリセット 2(PROG 2)が呼び出されました。プリセット 2(PROG 2)では、Serato DJ のサンプラーの再 生が可能です。LPD8 のパッド(PAD1∼PAD8)で、Serato DJ のサンプラーのスロット 1∼8 にロードされているサンプルが 再生されます。ノブ(K1∼K8)は使用しません。 ■ サンプラー: サンプラー スロット 1 の再生 サンプラー スロット 2 の再生 サンプラー スロット 3 の再生 サンプラー スロット 4 の再生 サンプラー サンプラー スロット 5 の再生 サンプラー スロット6の再生 サンプラー スロット 7 の再生 サンプラー スロット8の再生 LPD8 PROG 3 → Serato DJ の Hot Cue の追加と再生 ● LPD8 PROG の切り替え: まず、以下の手順で、LPD8 のプリセット(PROG)を 3 に切り替えます。 1. PROGRAM ボタンを押す。 2. PAD 3(PROG 3)を押す。 3. PAD ボタンを押す。 これで、LPD8 のプリセット 3(PROG 3)が呼び出されました。プリセット 3(PROG 3)では、Serato DJ の Hot Cue1∼ 4 の追加と再生が可能です。Hot Cue が設定されていない場合に、パッドを押すと、現在の再生位置を Hot Cue として追加します。 既に設定されている場合にパッドを押すと、Hot Cue が再生されます。ノブ(K1∼K8)は使用しません。 ■ Hot Cue: デッキ1 Hot Cue スロット1の 追加と再生 デッキ1 Hot Cue スロット2の 追加と再生 デッキ1 Hot Cue スロット3の 追加と再生 デッキ1 Hot Cue スロット4の 追加と再生 デッキ1 デッキ 2 デッキ2 Hot Cue スロット1の 追加と再生 デッキ2 Hot Cue スロット 2 の 追加と再生 デッキ2 Hot Cue スロット 3 の 追加と再生 デッキ2 Hot Cue スロット 4 の 追加と再生
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