資料1-2 暫定税率等の適用期限の到来(資料編) 平成28 年10月20 日 関税・外国為替等審議会 関 税 分 科 会 財 務 省 関 税 局 暫定税率設定品目 輸入自由化等内外の情勢の変化に対応して、国際的に約束した市場アクセス機会(輸入数量)の提供や需要者・ 消費者への安価な輸入品の供給の確保と、国内産業保護の調整を図るために特別な制度が設けられている品目 ウルグアイ・ラウンド合意以前に、関税割当制度を導入した品目 ナチュラルチーズ(プロセスチーズ原料用) 、とうもろこし(コーンスターチ製造用、単 64品目 体飼料用、特定物品製造用(コーンフレーク、蒸留酒等) 、その他) 、麦芽、無糖ココア調 製品(チョコレート製造用) 、トマトピューレー・トマトペースト(トマトケチャップ・ トマトソース製造用) 、パイナップル缶詰、皮革(牛馬革(染着色等したもの) 、牛馬革(染 着色等してないもの) 、羊革・やぎ革) 、革靴 ウルグアイ・ラウンド合意に基づき、従来、輸入割当制度等の下で提供されていた無税又は低税率の市場ア クセス機会(輸入数量)を提供するとともに、それを超える輸入に対して内外価格差に相当する高関税を設 定した品目 関税割当品目 脱脂粉乳(学校等給食用、学校等給食用以外) 、無糖れん乳、ホ (割当を受けて輸入 エイ等(無機質濃縮、配合飼料用、乳幼児用調製粉乳製造用) 、 されるもの) バター、調製食用脂、その他の乳製品、雑豆、でん粉、落花生、 93品目 こんにゃく芋、繭・生糸 国家貿易品目 指定乳製品等、小麦、大麦、米 86品目 (政府又はその代行 機関により輸入され るもの) 国際的に約束した上限の範囲内となるように関税と調整金等の水準を設定する必要がある品目 砂糖類(角砂糖、砂糖水等) 、国家貿易品目(枠外輸入) 80品目 関係国との協議結果等に基づき、多国間で認められた水準よりも税率を引き下げる必要がある品目 冷凍さば等水産物、牛肉、豚肉、発泡酒、蒸留酒(ウイスキー、ブランデー等) 、紙巻たばこ 67品目 内外価格の状況等を踏まえて、課税される価格帯を見直す可能性がある品目 たまねぎ、銅・鉛・亜鉛の地金 28品目 政策上の必要性を常に見直した上で適用を判断する必要がある品目 揮発油(石油化学製品製造用) 、灯油(ノルマルパラフィン) 、灯油(石油化学製品製造用) 、 軽油(石油化学製品製造用) 、A重油(農林漁業用) 、バイオETBE、バイオエタノール (注1)品目数は平成29年1月1日時点のもの (注2)品目数の合計:433品目 -1- 15品目 発泡酒及び蒸留酒の関税率 【発泡酒】 暫定 税率 既結 EPA TPP 無税 無税 無税 WTO 譲 暫定 許税率 税率 既結 EPA TPP 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 13.7% 無税 無税 無税 無税 ライウイスキー 15.7% 無税 無税 無税 無税 ウイスキー(その 207.20 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 18% 無税 無税 無税 17.5%又 は 77 円/ のうち 低い方 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 税番 2206.00-223、 224 品名 発泡酒 基本 税率 WTO 譲 許税率 6.40 42.40 円/ 円/ 基本 税率 【蒸留酒】 税番 2208.20-100 2208.20-200 2208.30-011、 019 2208.30-021、 029 2208.30-031 2208.30-032 2208.40-000 品名 ブランデー(バル ク) ブランデー(ボト ル) バーボンウイス キー 他)(バルク) ウイスキー(その 他)(ボトル) ラム及びタフィ ア 193.20 円/ 227.90 円/ 円/ 172.50 円/ 20.2% 2208.50-000 19.6%又 は ジ ン 及 び ジ ュ ネ 86.20 円/ の ヴァ うち低 い方 2208.60-000 ウオッカ 17.9% 16% リキュール及び 141.10 126 円/ 円/ 2208.70-000 2208.90-111 2208.90-119 コーディアル フルーツブラン デー(バルク) フルーツブラン デー(ボトル) 193.20 円/ 227.90 円/ -2- 関税割当制度 国際約束に基づく市場アクセス機会の提供や国内需要者への安価な輸入品の供 給の確保のため、一定の輸入数量の枠内に限り、無税又は低税率(枠内税率)を適 用する一方、国内生産者の保護のため、一定の輸入数量の枠を超える輸入について は、高税率(枠外税率)を適用するもの。 関税率 <需要者への配慮> <国内生産者の保護> 枠内税率 枠外税率 基本税率 協定税率 暫定税率(注) 枠内輸入(民間貿易) 枠外輸入 輸入数量 関税割当数量 (注)枠内税率は暫定税率により設定。なお、一部の品目は暫定税率=協定税率(実行税率は暫定税率)。 (参考1)対象品目 麦芽、ナチュラルチーズ、とうもろこし、ココア調製品(無糖)、トマトピュ ーレー・トマトペースト、パイナップル缶詰、皮革、革靴、脱脂粉乳、無糖れん 乳、ホエイ等、バター及びバターオイル、調製食用脂、その他の乳製品、雑豆、 でん粉・イヌリン及びでん粉調製品、落花生、こんにゃく芋、繭及び生糸 ※下線を付した品目は、ウルグアイ・ラウンド合意に基づき関税化された品目(主とし て、輸入数量制限措置の下における民間貿易部分が関税措置の下における関税割当枠へ 移行)。 (参考2)根拠法 関税定率法第9条の2、関税暫定措置法第8条の5第2項及び別表第1 -3- 国家貿易制度(米、麦、指定乳製品等) ○ 米、麦及び乳製品については、国際約束に基づき、無税又は低税率(枠内税率) が適用される一定の数量までの市場アクセス機会を提供するとともに、政府(農 林水産省)又はその代行機関(農畜産業振興機構) (以下「政府等」という。 )が 一元的に輸入を行うことにより、国内の需給及び価格の安定を図るもの。 ○ 枠内輸入(国家貿易)については、政府等が一定額までの輸入差益を徴収するこ とが可能。 ○ 枠外輸入(国家貿易以外の輸入)については、国内生産者の保護のため、高税率 (関税と納付金等で構成される国際的に約束した枠外税率)を設定し、税関が関 税を徴収し、政府等が納付金等を徴収する。 <枠内税率が無税の場合> 関税率 基本税率 枠内税率 枠外税率 協定税率 関税(暫定税率) 輸入差益の上限 納付金等 輸入差益 暫定税率 協定税率 枠外輸入 枠内輸入(国家貿易) 輸入数量 市場アクセス数量 ※ウルグアイ・ラウンド合意に基づき、米、麦及び乳製品が関税化された際、 国家貿易制度の維持を前提として、現行の関税の仕組みが導入された。 (参考1)対象品目 米及び米調製品、小麦及び小麦調製品、大麦及び大麦調製品、指定乳製品等(*) (*)バター、脱脂粉乳、全脂加糖れん乳、脱脂加糖れん乳、全粉乳、バターミルクパウダー、ホエイ等 (参考2)関税率及び納付金等単価の根拠法 関税率:関税暫定措置法 納付金等単価:(米、麦)主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律 (乳製品)加工原料乳生産者補給金等暫定措置法 ※輸入差益・納付金等は、輸入時に政府等により徴収されて国内生産者に対する支援(経 営安定対策)、輸入品買入れ等の財源に充てられるもの。対外的には関税と同様の国境 措置とみなされる。(本資料における「納付金等」は、国内法上、政府が徴収する納付金(米・麦の場 合) 、農畜産業振興機構が徴収する売買差額(乳製品の場合)のことである。 ) -4- スライド関税 価格変動の激しい物品であるたまねぎ、銅・鉛・亜鉛の地金については、輸入品 の価格が低下すれば適当な関税を課す一方、輸入品の価格が上昇すれば無税とする ことにより、国内生産者と国内需要者の利害調整を図る仕組みをとっている。 この関税は、無税となる付近で輸入品の価格が高くなるにつれて関税額が減少し ていくような部分を有するので、一般にスライド関税と呼ばれる。 課税価格+関税 (円/㎏) スライド部分 税率が変更される 価格(無税点) 関税 課税価格 (円/㎏) 45°45° 生産者保護 需要者負担軽減 たまねぎの場合 (関税体系) (実行税率) 課税価格+関税 (円/kg) 課税価格+関税 (円/kg) 協定税率 8.5% 基本税率 10% 暫定税率 無税 73.70 協定税率 8.5% 基本税率 10% 暫定税率 無税 73.70 暫定税率 (73.70-課税価格)円/kg 暫定税率 (73.70-課税価格)円/kg 関税 45° 45° 67 67.93 73.70 (無税点) 課税価格 (円/kg) 67 67.93 73.70 (無税点) 基本税率 協定税率 暫定税率 実行税率 -5- 課税価格 (円/kg) 政策上の必要性を常に見直した上で適用を判断する必要がある品目 品目名 設定年度 (現行税率の設定年度) 政策目的 内国税 における取扱い 揮発油(石油化学製品 昭和 39 年度 石油化学産業の競争力を確 ・揮発油税及び地方揮発油税 製造用) (平成 18 年度) 保するとともに、国民生活及 の免税 び国内産業にとって重要な (租税特別措置法第 89 条の2) 暫定税率:無税 基礎素材の安定供給を行う。 ・石油石炭税の免税 (租税特別措置法第 90 条の4) (揮発油関税) 基本税率:934 円/kl ・石油石炭税の還付 (租税特別措置法第 90 条の5) 灯油・軽油(石油化学 平成 16 年度 石油化学産業の競争力を確 ・石油石炭税の免税 製品製造用) (平成 18 年度) 保するとともに、国民生活及 (租税特別措置法第 90 条の4) び国内産業にとって重要な ・石油石炭税の還付 暫定税率:無税 基礎素材の安定供給を行う。 (租税特別措置法第 90 条の5) (灯油・軽油関税) 基本税率: 346 円/kl(灯油) 750 円/kl(軽油) 灯油(ノルマルパラフ 昭和 60 年度 石油化学産業の競争力を確 ィン) (昭和 60 年度) 保するとともに、国民生活及 び国内産業にとって重要な 暫定税率:無税 基礎素材の安定供給を行う。 (灯油関税) 基本税率:346 円/kl A重油(農林漁業用) 暫定税率:無税 (A重油関税) 基本税率:459 円/kl バイオETBE 暫定税率:無税 基本税率:4.6% 協定税率:3.1% 昭和 47 年度 (平成 5 年度) 施設園芸をはじめとする農 業及び漁業経営の負担軽減 を通じて農業・漁業の経営の 安定を図り、国民への野菜等 農産物及び水産物の安定供 給を行う。 平成 20 年度 京都議定書目標達成計画(平 (平成 20 年度) 成 17 年 4 月閣議決定)を実 現するため、石油業界のバイ オ燃料の導入、消費者の利用 を促進する。 ・石油石炭税の免税 (租税特別措置法第 90 条の4) ・石油石炭税の還付 (租税特別措置法第 90 条の6) ・バイオ由来燃料混合分に係 る揮発油税及び地方揮発油 税の免税 (租税特別措置法第 88 条の7) 平成 28 年度 エネルギー供給構造高度化 ・バイオ由来燃料混合分に係 バイオエタノール(E (平成 28 年度) 法に基づくバイオエタノー る揮発油税及び地方揮発油 TBE製造用) ルの利用目標を達成するた 税の免税 暫定税率:無税 め、輸入を促進する。 (租税特別措置法第 88 条の7) 基本税率:10% -6- 特別緊急関税制度(SSG) ウルグアイ・ラウンド合意に基づき関税化された農産品(関税割当品目及び国 家貿易品目等)について、輸入数量が一定の水準を超えた場合あるいは課税価格 が一定の水準を下回った場合に、関税割当て及び国家貿易により輸入されるもの (枠内輸入)を除き、それぞれ一定の関税率の引上げを行うもの(平成7年度に 導入)。 輸入数量に基づく特別緊急関税(数量ベースSSG) 関税暫定措置法第7条の3 枠外税率 枠内税率 関税割当又 は 国家貿易 輸入基準数量を超過 ( 発 動 後 3分の1 上乗せ 枠内税率 ※発動後も同じ 関税割当又 は 国家貿易 (2)輸入基準数量の算定方法 A 枠外税率 関税率 ) (注2)枠外税率である協定税率が関税(暫定税率)と納付 金等の合計である場合、数量ベースSSG発動後の関税 率は、暫定税率と協定税率の3分の1の合計となる。 関税率 発 動 前 ) (注1)麦については、上記の条件に加えて、日豪EPA飼 料用麦の輸入数量を控除した輸入数量が、日豪EPA飼 料用麦を控除して算出した輸入基準数量を超えた場合に 限る。 ( (1)概要 輸入数量が一定の輸入基準数量を超えた 場合(注1)、当該年度内において、関税割当 及び国家貿易の枠外税率(協定税率)にそ の3分の1を上乗せする(注2)。 輸入基準数量(注3)=①平均輸入数量×②トリガー水準+③国内消費の変動量 (注3)輸入基準数量は、平均輸入数量×105%を下限とする。 ①平均輸入数量:過去 3 年間の輸入数量の平均 ②トリガー水準:過去 3 年間の国内消費に対する輸入の割合に応じて設定 国内消費に対する輸入割合 トリガー水準 国内消費の 10%以下 125% 国内消費の 10%超 30%以下 110% 国内消費の 30%超 105% ③国内消費の変動量:直近年における国内消費の変動量 B 過去3年間における国内 消費量が不明な場合 輸入基準数量=①平均輸入数量×125% -7- 課税価格に基づく特別緊急関税(価格ベースSSG) 関税暫定措置法第7条の4 (1)発動要件 輸入価格(通関時の課税価格)が発動基準価格(1986 年~1988 年の平均輸 入価格、税目単位で設定)を下回る場合、当該貨物に限って発動される。 (2)措置の内容 輸入価格が発動基準価格を下回り、その差が発動基準価格の 10%を超えた 場合に、関税割当及び国家貿易の枠外税率(協定税率)のほか、その差に応 じた追加関税を課する。 (注)枠外税率である協定税率が関税(暫定税率)と納付金等の合計である場合、価格ベースSSG発動 後の関税率は、暫定税率と追加関税の税率の合計となる。 発動基準価格に対する下落率 追加関税 なし 10%を超える価格差分×30% :① 40%を超える価格差分×50%+①:② 60%を超える価格差分×70%+②:③ 75%を超える価格差分×90%+③ 0~10%以下 10~40%以下 40~60%以下 60~75%以下 75%~ (図解:価格ベース SSG の追加関税) (%) 100 ( 10,90) ) 90 80 ( 40,69) 追 加 関 税 を 賦 課 し た 場 合 70 価 格 ( 60,59) ( 75,54.5) 60 50 (100,52) 40 追加関税 を賦課し ない場合 30 20 10 0 追加関税 課税価格 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (%) 価格下落率(価格差/発動基準価格) -8- ○数量ベースSSG及び価格ベースSSG対象品目 低脂肪乳、飲用乳、クリーム、粉乳類、無糖れん乳、加糖れ ん乳、ヨーグルト、バターミルク、ホエイ及び調製ホエイ、そ の他のミルク調製品、バター、雑豆、小麦及びその加工品・ 調製品、大麦及びその加工品・調製品、米及びその加工 品・調製品、コーンスターチ、ばれいしょでん粉、マニオカで ん粉、サゴでん粉、その他のでん粉、イヌリン、落花生、こん にゃく芋、育粉・ミルク調製品、でん粉調製品、コーヒー・茶 の調製品、各種調製品、調製食用脂、繭、生糸 (30 品目) ○数量ベースSSGのみ対象品目 豚肉 (1 品目) -9- (平成28年10月18日現在) ○数量ベースSSG発動実績 年度 品名(発動期間) 合計 H7 生糸(3.1~3.31) 1 H8 イヌリン(6.1~3.31)、飲用乳(10.1~3.31)、クリーム(10.1~3.31)、バターミルク(11.1~3.31)、 生糸(1.1~3.31)、豚肉(1.1~3.31)、無糖れん乳(3.1~3.31) 7 H9 イヌリン(10.1~3.31)、クリーム(12.1~3.31)、加糖れん乳(12.1~3.31) 3 H10 加糖れん乳(6.1~3.31)、イヌリン(11.1~3.31) 2 H11 加糖れん乳(6.1~3.31)、イヌリン(11.1~3.31) 2 H12 イヌリン(12.1~3.31)、バターミルク(1.1~3.31) 2 H13 でん粉調製品(7.1~3.31)、クリーム(11.1~3.31)、飲用乳(12.1~3.31)、バターミルク(2.1~3.31) 4 H14 発動なし 0 H15 でん粉調製品(10.1~3.31)、バター(1.1~3.31)、イヌリン(2.1~3.31)、コーンスターチ(3.1~3.31) 4 H16 イヌリン(10.1~3.31)、飲用乳(11.1~3.31)、コーンスターチ(12.1~3.31)、でん粉調製品(3.1~3.31) 4 H17 飲用乳(7.1~3.31)、ヨーグルト(2.1~3.31)、でん粉調製品(2.1~3.31) 3 H18 飲用乳(10.1~3.31)、ヨーグルト(11.1~3.31) 2 H19 バター(11.1~3.31) 1 H20 バター(11.1~3.31)、ヨーグルト(1.1~3.31)、こんにゃく芋(2.1~3.31)、でん粉調製品(2.1~3.31) 4 H21 ヨーグルト(6.1~3.31)、こんにゃく芋(9.1~3.31)、コーンスターチ(12.1~3.31) 3 H22 ヨーグルト(7.1~3.31)、こんにゃく芋(7.1~3.31)、コーンスターチ(8.1~3.31)、クリーム (10.1~3.31) 4 H23 ヨーグルト(7. 1~3.31)、バターミルク(8.1~3.31)、クリーム(11.1~3.31)、低脂肪乳(12.1~3.31)、 飲用乳(12.1~3. 31)、加糖れん乳(1.1~3.31) 6 H24 クリーム(6.1~3.31)、バターミルク(10.1~3.31)、こんにゃく芋(12.1~3.31)、バター(1.1~3.31) 4 H25 イヌリン(3.1~3.31) 1 H26 加糖れん乳(10.1~3.31)、繭(1.1~3.31) 2 ※3 H27 加糖れん乳(8.1~3.31)、クリーム(10.1~3.31)、バターミルク(11.1~3.31)、飲用乳(12.1~3.31)、でん粉調製品(12.1 ~3.31)、コーンスターチ(2.1~3.31) 6 H28 でん粉調製品(10.1~3.31) 1 ※1 ※2 ※1 H23年度においては、バターについて、平成23年10月1日から平成24年3月31日まで数量ベースSSGの発動を停止。 ※2 H26年度においては、粉乳類について、平成27年2月1日から平成27年3月31日まで数量ベースSSGの発動を停止。 ※3 H27年度においては、バターについて、平成27年12月1日から平成28年3月31日まで数量ベースSSGの発動を停止。 ○価格ベースSSG発動実績 年度 品名(発動件数)※ 合計 H7 粉乳類(1)、ホエイ及び調製ホエイ(1)、その他のでん粉(1) 3 H8 雑豆(1) 1 H9 発動なし 0 H10 小麦及びその加工品・調製品(1)、各種調製品(1) 2 H11 粉乳類(1)、雑豆(2)、小麦及びその加工品・調製品(2)、その他のでん粉(2)、各種調製品(1) 8 H12 粉乳類(2)、バター(1)、雑豆(6)、小麦及びその加工品・調製品(5) 14 H13 加糖れん乳(1)、バター(1)、小麦及びその加工品・調製品(2)、マニオカでん粉(2) 6 H14 バター(1)、雑豆(1)、小麦及びその加工品・調製品(4)、米及びその加工品・調製品(3)、マニオカでん粉(1)、 各種調製品(4) 14 H15 粉乳類(1)、加糖れん乳(1)、バター(3)、雑豆(3)、小麦及びその加工品・調製品(3)、 米及びその加工品・調製品(4)、マニオカでん粉(3)、その他のでん粉(3)、こんにゃく芋(1)、でん粉調製品(1)、 各種調製品(2) 25 H16 雑豆(2)、米及びその加工品・調製品(11)、マニオカでん粉(3)、その他のでん粉(1)、でん粉調製品(8)、 各種調製品(4) 29 H17 粉乳類(19)、小麦及びその加工品・調製品(1)、米及びその加工品・調製品(1)、イヌリン(2)、 でん粉調製品(10)、各種調製品(1) 34 H18 粉乳類(1)、雑豆(5)、小麦及びその加工品・調製品(3)、米及びその加工品・調製品(6)、その他のでん粉(4)、 イヌリン(1)、こんにゃく芋(25)、育粉・ミルク調製品(1)、でん粉調製品(19)、各種調製品(4) 69 H19 飲用乳(1)、小麦及びその加工品・調製品(2)、米及びその加工品・調製品(1)、その他のでん粉(1)、イヌリン(2)、 こんにゃく芋(3)、育粉・ミルク調製品(1)、でん粉調製品(15)、各種調製品(6) 32 H20 粉乳類(1)、米及びその加工品・調製品(1)、イヌリン(2)、こんにゃく芋(1)、でん粉調製品(7)、各種調製品(2) 14 H21 粉乳類(1)、ヨーグルト(1)、大麦及びその加工品・調製品(1)、その他のでん粉(5)、こんにゃく芋(1)、 でん粉調製品(11)、各種調製品(2) 22 H22 雑豆(1)、米及びその加工品・調製品(3)、その他のでん粉(3)、イヌリン(2)、でん粉調製品(6)、各種調製品(1) 16 H23 粉乳類(1)、小麦及びその加工品・調製品(4)、米及びその加工品・調製品(1)、その他のでん粉(1)、イヌリン(3)、 育粉・ミルク調製品(1)、でん粉調製品(4) 15 H24 粉乳類(1)、無糖れん乳(2)、バター(1)、小麦及びその加工品・調製品(6)、マニオカでん粉(1)、 その他のでん粉(2)、米及びその加工品・調製品(3)、イヌリン(1)、育粉・ミルク調製品(1)、でん粉調製品(6) 24 H25 粉乳類(1)、ヨーグルト(1)、バター(1)、雑豆(1)、小麦及びその加工品・調製品(4)、その他のでん粉(3)、イヌリン (2)、でん粉調製品(6)、各種調製品(1) 20 H26 粉乳類(1)、無糖れん乳(2)、雑豆(1)、小麦及びその加工品・調製品(1)、その他のでん粉(2)、イヌリン(4)、 でん粉調製品(4) 15 H27 粉乳類(3)、雑豆(2)、その他のでん粉(3)、イヌリン(5)、でん粉調製品(4)、飲用乳(1)、マニオカでん粉(1)、無糖 れん乳(1)、バター(1)、米及びその加工品・調製品(1)、大麦及びその加工品・調製品(1) 23 H28 粉乳類(10)、無糖れん乳(1)、その他のでん粉(1)、イヌリン(4)、でん粉調製品(2)、落花生(1) 19 ※価格ベースSSGの品名は、数量ベースSSGの区分による。 -10- 牛肉に係る関税の緊急措置(関税暫定措置法第7条の5) ○ 当該年度において、各月末までの生鮮・冷蔵又は冷凍の牛肉の累計輸入数量が、 それぞれ、一定の水準(注 1)を超えた場合(注 2)、関税率を実行税率 38.5%か ら譲許水準である 50%まで戻す措置。 ○ ウルグアイ・ラウンドにおける主要輸出国との協議の結果、我が国が譲許水準 を下回って実行税率を自主的に設定することの代償としてパッケージで導入さ れた経緯。 (注 1)前年度の四半期毎の累計輸入数量実績の 117%。ただし、平成 18 年度から平成 28 年度ま での各年度においては、平成 14 年度と平成 15 年度の輸入数量の平均(当該数量が前年度の輸 入数量を下回る場合は前年度の輸入数量)を用いて算出。 (注 2)上記の条件に加えて、日豪EPA牛肉及びEPA関割牛肉の輸入数量を控除した輸入数量 が、対前年度比 117%を超えた場合に限る。 発動 輸入数量 前年度実績 ×117% 当該年度 発動基準数量 17% 未発動 前年度 実績 当該年度実績 前年度実績 (四半期毎の累計輸入数量) 第1四半期 第2四半期 対前年同期比117%超 当該年度実績 (月毎の累計輸入数量) 第3四半期 第4四半期 翌第1四半期 譲許水準(50%)への引上げ 対前年同期比117%超 譲許水準(50%)への引上げ 譲許水準(50%)への引上げ 対前年同期比117%超 対前年同期比117%超 発動実績 平成 7.8.1~8.3.31(冷凍牛肉) 平成 8.8.1~9.3.31(冷凍牛肉) 平成 15.8.1~16.3.31(生鮮・冷蔵牛肉) -11- 譲許水準(50%)への引上げ 牛肉に係る関税の緊急措置の輸入基準数量 今年度(平成28年度)においては、平成18年度から平成27年度までの各年度 に引き続き、生鮮・冷蔵又は冷凍の牛肉について、それぞれ、輸入基準数量を 算出する際の基礎となる輸入数量を平成27年度の輸入実績又は平成14年度と 平成15年度の輸入実績の平均値のいずれか大きい方とした。 ○ 生鮮・冷蔵の牛肉の輸入数量の推移 (トン) 350,000 300,000 【28年度特例】 輸入基準数量 (292,354) 292,602 ×117% 255,173 14・15年度平均 (249,875) 244,578 250,000 227,066 223,399 204,833 220,637 211,565 216,966 214,069 212,410 210,374 210,875 209,417 ×117% 207,228 200,000 【28年度原則】 輸入基準数量 (242,456) 150,000 27年度 (207,228) 100,000 50,000 0 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 (年度) ○ 冷凍の牛肉の輸入数量の推移 (トン) 400,000 【28年度原則】 輸入基準数量 (327,194) 350,000 315,226 ×117% 300,000 278,662 297,187 322,528 304,685 299,099 293,637 279,653 264,219 264,571 252,973 243,177 230,306 228,263 275,053 250,000 【28年度特例】 輸入基準数量 (323,924) ×117% 27年度 (279,653) 200,000 14・15年度平均 (276,858) 150,000 100,000 50,000 0 13 14 13年9月、我が 国で初めてBSE の発生を確認。 15 16 17 15年12月、米国で BSEの発生が確認 され、米国産牛肉の 輸入停止。 18 19 20 21 22 17年12月、米国産牛肉 の輸入再開(注1)。 18年1月、特定危険部 位の混入により米国産 牛肉の輸入手続停止。 23 24 25 18年7月、米国 産牛肉の輸入手 続再開(注1)。 (注1)特定危険部位の除去、20か月齢以下 の牛由来等の条件を満たすものに限る。 第1四半期 第2四半期 第3四半期 資料:貿易統計※平成28年度は8月分の輸入数量まで。 -12- 26 27 28 (年度) 25年2月、米国産 牛肉等の輸入条 件緩和(注2)。 (注2)輸入対象を「20か月齢以下」か ら「30か月齢以下」に拡大、特定危 険部位の見直し。 第4四半期 豚肉に係る関税の緊急措置(関税暫定措置法第7条の6第1項) ○ 当該年度において、各月末までの豚肉の累計輸入数量が一定の水準(直近の過 去3年度の四半期毎の平均累計輸入数量実績の 119%)を超えた場合、分岐点 価格を譲許水準まで戻す措置。 ○ ウルグアイ・ラウンドにおける主要輸出国との協議の結果、我が国が譲許水準 を下回って分岐点価格を自主的に設定することの代償としてパッケージで導入 された経緯。 緊急措置発動の場合(部分肉) CIF+関税(円/kg) CIF×1.043 基準輸入価格 681.08 546.53 45° 0 524.00 653.00 分岐点価格 発動実績 平成7年度(平成 7.11.1~8. 3.31) 平成8年度(平成 8. 7.1~9. 3.31) 平成9年度(平成 9. 4.1~9. 6.30) 平成 13 年度(平成 13.8.1~14.3.31) CIF(円/kg) 平成 14 年度(平成 14.8.1~15.3.31) 平成 15 年度(平成 15.8.1~16.3.31) 平成 16 年度(平成 16.8.1~17.3.31) (参考)豚肉に係る数量に基づく特別緊急関税(関税暫定措置法第7条の6第2項) 当該年度において、各月末までの豚肉の累計輸入数量が一定の水準(直近の過去3年間の平 均累計輸入数量実績等から算出)を超えた場合、協定税率にその3分の1を上乗せする特別緊 急関税が課される。 発動実績 平成8年度(平成 9.1.1~9.3.31)(緊急措置と重複発動) -13-
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