資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課 03-3501-4031 電⼒系統の制約に対応するための設備導⼊等に係る 利⼦補給⾦ 平成29年度概算要求額 3.0億円(2.5億円) 事業の内容 事業イメージ 事業⽬的・概要 エネルギーミックスの実現に向けて、再⽣可能エネルギーの最⼤限 の導⼊を進めるにあたり、⼀部のエリアにおいては⽴地条件等により 再⽣可能エネルギー発電設備の導⼊が特に増加しており、系統 連系される発電設備の増加により、送電線等の容量が不⾜しその 増強が必要となっています。この場合、発電事業者に増強費⽤に 係る負担が⽣じることから、⾦融機関に対し利⼦補給を⾏うことで 事業者の負担を軽減します。 また、指定電気事業者制度の下では出⼒制御に上限が設けられ ないことから、発電事業者がプロジェクトファイナンスにより全額を資 ⾦調達することができず⾃⼰資⾦の増額が必要となり、発電事業 者が⻑期間にわたって⾃⼰資⾦を投⼊することが難しい場合があり ます。指定電気事業者制度の下でのファイナンスを実⾏ならしめる ため、⾃⼰資⾦相当分へのメザニンローンについて⾦融機関に対し 利⼦補給を⾏うことで、事業者の負担を軽減します。 成果⽬標 平成28年度からの事業であり、本事業を通じて⻑期エネルギー需 給⾒通しで⽰されている、平成42年(2030年)に再エネを 22%-24%導⼊するという⾒通しの実現を⽬指します。 条件(対象者、対象⾏為、補助率等) 国 地域内系統における系統の容量不⾜と増強費⽤負担のイメージ図 送電線 送電線の 容量不足 変電設備 変電設備の 容量不⾜ 配電線 配電線の 容量不⾜ 利⼦= 送電線等 増強費⽤負担 補給 再エネ発電事業者 ・・・ 再エネ発電事業者 利⼦補給の概要:契約時の貸出⾦利に対して⼀定額を補助 ✔ 設備に係る系統整備費⽤ 太陽光以外の場合1.6%以内(太陽光の場合0.8%以内) 2.資⾦環境整備対策費利⼦補給⾦ メザニンローンによる資⾦調達イメージ プロジェクトファイナンスのみ メザニンローンとの組み合わせ メザニンローン 対象分 ⾦融機関か らの借⼊額 ⾃⼰資⾦の投⼊ も難しく、⾦融機 関からの借⼊れ 出来ない部分 利⼦補給 ⾃⼰資⾦ 利⼦補給の概要:契約時の貸出⾦利に対して⼀定額を補助 融資 ⺠間⾦融機関等 1.系統制約整備対策費利⼦補給⾦ ⺠間事業者等 ✔ 再⽣可能エネルギー発電設備に係る資⾦調達費⽤ 利⼦補給⾦3.0%以内 総事業費 ※ プロジェクトファイナンス:融資対象事業から⽣み出されるキャッシュフローを返済の原資とする⼿法 ※ メザニンローン :通常借⼊よりも返済順位が後になる借⼊れ。投資リスクに⾒合った ⾦利⽔準が設定される。 利⼦補給 東北経済産業局 エネルギー対策課 022-221-4932
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