Oracle Enterprise Performance Management Planning 導入事例 No.5 アウルズ株式会社 連結予算管理システム構築 顧客情報 業種 売上高 小売業 背景 効果 (通販) 経営企画室の担当者2名により各部担当者から EXCELベースで予算を収集し集計分析を行っ ていたが非常に作業負荷が高いものであっ た。また複雑なカタログ別予算とその按分・ 配賦処理等計算処理等担当者以外にすべて理 解するものが少なく作業負荷の分散が難しい ため、会計システムの刷新に合わせて予算シ ステムを導入することになった。 媒体別計画とともに商品分類・サービス軸を 計画として追加し、カタログ偏重になってい た計画策定作業とその按分配賦計算を簡略化 し事業部単位でロジック把握をしやすいよう 整理した。 700億円 従業員数 700人 上 記 簡 略 化 に 合 わ せ てPlanningの ワ ー ク フ ローで承認処理を管理し、事業部長が確かに 計画の内容を確認し承認した結果を残すルー ルを取り決めた。これまで最終計画がその配 賦ロジック等の難しさから経営企画部で調整 課題 されていたため、事業部長が明確に数字につ 春夏・秋冬・特別号とカタログ媒体別計画を いて責任を持たせることが難しかったが、こ 主軸に計画を立てていたが事業部は婦人、紳 れにより責任の所在が明確になった。 士と大きな商品グループに分かれており各事 各 グ ル ー プ 会 社 と 職 種、職 級 の 人 員 数 を 業部の計画、特に販管費負担が見えづらい状 Planning入力機能により人事部と事業部が共 況にあった。また、費用負担を明確にするた 有し、また、複雑化していた給料・法定福利 め各按分・配賦処理が行われていたが、長年 費単価の整備を行いPlanning上で自動計算を のノウハウとして蓄積されてきたロジックで 行うことで人件費の共有と採用計画の予実分 あったため経営企画担当者でなければ理解が 析が容易になった。 難しく、事業部長が立案された計画に責任を もてない状況にあった。 会社グループの会計システムおよび販売シス テムの実績データをPlanningに取込み共有す 会社グループの社員、契約社員、パートタイ ることで会社グループおよび個別子会社の実 ム・アルバイト以外にもマエストロ認定され 績が会社別事業部別損益またカタログ・商品 た個人事業主の人件費計画等作成しているた 別の分析が容易になった。とくに経理部では め、多種多様な給与体系が存在し管理が難し 会計システムの実績データを分析するツール かった。また採用計画で人事部と事業部で連 としてExcelアドインを利用し、これまで財務 携がとれておらず最終の人員数について人事 帳票では確認できなかった視点で予実分析が 部が都度確認せざるを得ず、採用計画に支障 マウス操作で行えるようになり、これにより が生じていた。 コストの詳細分析、子会社の統合・廃止検討 会計システムからは財務管理のためだけの帳 資料作成等大いに役立った。 票が提供されており、販売システムの実績を 組織階層管理機能により各社の組織階層を設 合わせて事業部別損益等を一括で分析する環 定し、集計とともに内部取引の消去計算を行 境がない。 うことで、会社全体を1つのデータベースに 多数の子会社に会社機能が分割されていたた 表 現。こ れ に よ り 組 織、統 一 し た 科 目、媒 め会社全体のコスト構造が見えづらい状態に 体、商品ごとの分析がグループ全体でまとめ なっていた。 て行えるようになった。 アウルズ株式会社 http://owls-jp.com 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-11-14-304 電話:03-6804-5543 Copyright©2013-2015アウルズ株式会社 All Right Reserved.
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