独立行政法人国際協力機構 東北支部(JICA 東北) JICA 秋田デスク 2016 年 10 月 18 日 PRESS RELEASE 11 月 20 日 JICA 市民参加セミナー 世界における日本の消防救助「愛ある手」※1 ~ネパール大震災派遣の経験~ この度、2015年4月25日ネパールにおいて発生したマグニチュード7.8の地震時に国際緊急援助隊(※2)救助チ ームとして秋田県より派遣された消防士を講師に「世界における日本の消防救助「愛ある手」~ネパール大震災 派遣の経験~」と題し、緊急援助時の経験、消防士の仕事などについて話します。 講師:吹谷 謙和氏(秋田市消防本部 秋田消防署 高度救助隊 副隊長) 2015年ネパール大震災時に国際緊急援助隊救助チームとして派遣された経験を持つ。秋田市消防本部からは 平成13年に国際緊急援助隊への登録を行ったが、今回の吹谷氏まで派遣実績はなく、同本部から6名が登録さ れている中、吹谷氏が昨年派遣に至った。 消防士のイメージとして、まず日本の現場における消火活動が浮かびますが、今回は普段垣間見ることがない 消防士の活動の一つとしてネパール大震災時、国際緊急援助隊救助チームの活動経験を紹介いただきます。日 本と世界、秋田と世界が災害時に手をつなぎ、助け合っていることを知っていただく機会とし、国際協力への理解 促進としてセミナーを開催いたします。 事前広報、当日の取材を頂き、ぜひ広く県民へお知らせいただければ幸いです。 日 時:2016年11月20日(日)14:30~16:00 場 所:秋田拠点センターALVE 4F 洋室C 申 込:電話またはE-mail(定員30名。席に余裕がある場合は当日受け付けも行います。) 申込先:TEL:018-893-5313 E-mail:[email protected](JICA秋田デスク) 当日プログラム(内容や順番は変更される予定があります。) 14:30 開会 14:30 講演:世界における日本の消防救助「愛ある手」~ネパール大震災派遣の経験~(質疑応答含む) 吹谷謙和氏 (消防士の仕事、国際緊急援助隊経験、防災について) 16:00 終了 ※1国際消防救助隊(英語名:International Rescue Team of Japan FireーService:IRT-JF):海外で大規模災害が発生した際に各 自治体の国際消防救助隊登録消防本部の救助隊から編成され、国際緊急援助隊(JDR)救助チームの一員として被災地に派遣さ れ救助活動を行う部隊。「愛ある手」はIRTの愛称。 ※2日本は、地震や台風などの自然災害が多いため、これまでに豊富な経験と技術的なノウハウを蓄積してきました。こうした経 験を途上国の災害救援に活かしたいとの思いから、1970年代後半に医療チームの派遣を中心とする国際緊急援助活動が始まりま した。1987年には「国際緊急援助隊の派遣に関する法律」(通称JDR法)が施行。現在では、救助チーム、医療チーム、感染症対策 チーム、専門家チーム、自衛隊部隊の派遣が可能となりました。 救助チームは、被災地での被災者の捜索、発見、救出、応急処置、安全な場所への移送を主な任務としています。救助チームは、 外務省、警察庁、消防庁、海上保安庁、JDRに登録している医療班、構造評価専門家、そしてJICAの業務調整員で構成され、チャ ーター機の活用などにより、政府の派遣決定後、迅速に日本を出発する準備を整えています。 ※このプレスリリースは、秋田県庁記者クラブで配布しています。 【本件に関する問い合わせ先】 JICA 秋田デスク 櫻庭武蔵 TEL・FAX:018-893-5313 E-Mail:[email protected]
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