⍴ ︵有明短歌会︶ 城之園よしえ 春日 ふく 本村多可子 横山 良子 川畑 充子 本村 湧水 熊谷 玉乃 そばえ降る山裾の庁舎に七色の虹際立ちて入陽に映ゆる 畑山みつき 夏くれば思ひ浮かぶ終戦に右往左往の満州平野 福元 忍 あと四年東京五輪に引き継がる若き力世界に羽ばたけ 徳田 将人 焼け石にとは思ひつつ撒く水のかそけき涼に散る夕しづく 矢野 むつ 遺影見て息子の寝床仏間にと亡母に寄り添う二夜を託す 野口 嵐 風透る部屋に寝ころび見上ぐれば若き遺影の夫は笑まえり 澤津川頼子 メダル無し悔やむ選手に﹁だいじょうぶ﹂五輪に行ける誇りに感謝 萩 幸子 足下の一メートルの滝を見て飛ぶか飛ばぬか少年の夏 木下マキ子 ちゃぶちゃぶと水ふみながら荒風に笠をつぼめて遊歩道ゆく 大原 繁 水ぬるむ田の水面に木立写し今日も元気で手伝い終える 水上カズエ 世話好きで人を愛し惜しまれて義姉逝く吾に後悔を残せり 石峰カズ子 勉強はぜんぶ苦手と云いながらシュート蹴り行く夢は本田圭祐 橋口 裕子 福岡 国広 ︵はつはな俳句会︶ *Haiku Poem*Comic Haiku* 一面の黄金の稲穂重くたれ秋近しかと赤トンボ舞う େฏ 太極拳模範演技に菊薫る 新涼の山荘人の混み合へり 新涼の空気満たせる肺の奥 母馬に寄り添う仔馬風は秋 Japanese Poem of 31syllables 兄弟のそうめん流しに誘われて 新涼や肴の絵のせ作る皿 【今月の1枚:彼岸花】 େฏ ︵志布志左右句会︶ ︵志布志薩摩郷句会︶ 吉村 公平 ギッタマイ筋肉伸ばす蝉時雨 秋の夜やここに幸あり歌う妻 里平 信義 末永 一雄 蝉しぐれ祭り太鼓に負けまいと 肥後 洋子 夕かまきりひしと威嚇の翅ひろげ 池添 章一 炎天下なので速達おくれます 父と云う淋しい鬼が秋野翔んだ 暉峻 康瑞 岩根 長初 老い身は秋の夜長や虫の声 宮ヶ原昌平 陣岳もしらさぎもぬれ宵の鐘 宝満橋汽笛の向こうにサンフラワー灯 鈴木 国義 ⮋ㇹฏ 小蓬原鯉太郎 満留 ぐみ 着飾った 主役かつん寝い 七五三 亭主ん料理 魚どま終始と 焦がらけっ 野村 三味 伊地知 孝 狂句を見たか 婆が仕返し 隠きた焼酎 受験児ん 部屋から洩るい 凄ぜ鼾 樋渡草団子 我が鼾か 分からじ他人な 喧かましゅし 木藤 富美 床け飾い 言たで嫁たなあ 使こたくっ 新地 十意 新地 誠 長生っの 薬やこいよち 一升瓶 肥満女房 我が太て鼾き け驚っ Ꮢႎߒ߱ߒ Shibushi City PR Shibushi City PR 22 Ꮢႎߒ߱ߒ 23 小鯵刺去にし松原小鳥来る 市内の美しい風景や、歴史・文化を感じさせて くれるもの等を写真でご紹介します。 読者の皆様からの写真のご提供も、 お待ちしています。 ૨ᑸ ∼ 『志』・季・折・々 ∼
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