製図講座「80%以上ズバリ的中する予測課題の解説」等の概要

2016.10.10
製図講座「80%以上ズバリ的中する予測課題の解説」等の概要
製図試験の学習期間は、7月末の課題発表から10月初めの試験まで、約2ヶ月と2週間しかない。特に、本年学科合格された方には、製図試験経験
者と同じ土俵で合格率4割を目指すと言う非常に厳しい試験になる。当講座は、初受験の方でも、課題発表から約2ヶ月で合格するための学習法を提
供することを目的にしている(当然、製図試験経験者の方も対象)。
1.講座の概要
平成27年の製図合格者3,774名のうち、大手学校の合格占有率は、A社30%(1,145名)、B社57%(2,149名)、その他13%(480名)である。つまり、大
手学校の合格者は、約9割を占める。このA社、B社の学習方法は、最初全体の講義があり、その後毎週様々な課題を作図するという同じ方法である
(内容は会員講座の「9章製図試験課題と一般書籍等との比較検討」参照)。A社、B社のHP上で公表される合格率(5割強)を見ると、ほぼ同じような
状況である(つまり、30%と57%はほぼ受講者の対する比率と推定できる)。
研究会は、大手学校の学習法(毎週予測課題を作図する方法等)を否定するものではない。対面学習であること、同じような環境の方と一緒に学習で
きることなど利点は多いと思っている。ただし、多くの受験者に聞くと、毎週様々なパターンの課題に取組むことは、情報量が多すぎて、「結局、何が出
題するの?」という疑問が出るという意見が多かった。別の講座では、更に他人の検討図面を自由に見ることができたとのことであるが、情報量を益々
増大し、結局、自分で分析するために多くの時間を費やすこととなったとのこと。
当講座の最大の特徴は、その年度の課題に対する「予測課題」は3案に留め、更に予測課題を項目別に分類したうえで、その項目ごとに本年度は何
が出題されるかを推定考察する「80%以上ズバリ的中する予測課題の解説」を組込んでいる点である。つまり最終的には、これを読めば、今年の課題
を理解できて、80%以上がズバリ的中できるという解説を提供するものである。これは、非常にリスクを伴うものである。多くのパターン課題を提供し、そ
こで止めておくと、どれかのパターン課題はセンター試験に類似することとなり、提供側の企業責任は問われない(企業リスクとしての管理上は、こちら
が安全だが、結局何が解答なの?となる)。当研究会は、予測が外れるとホームページの存在意義がなくなるリスクを承知で、研究会の総力を挙げて
80%以上の的中を目指した解説を実施する。この点は、受験者の取りまとめ時間を大幅に割愛できることにもなる(その分、エスキスや作図練習等に時
間をかけることができる)。試験終了後は、この予測解説について検証し、一般公開する。
平成28年度の課題に対する製図講座の内容は、以下①~⑤の通りである(HOME無料講座の「8章予測課題の解説」参照)。
① 7/31(日) 課題に関する所見
② 8/15(月) 1回目の予測課題 (本年の課題に対して標準的に考えられる予測課題)
③ 8/31(水) 2回目の予測課題 (市販書籍A社、B社の予測課題を分析したうえでの予測課題)
④ 9/15(木) 3回目の予測課題 (センターが組込むであろう予測し難い内容を含めた予測課題)
⑤ 9/30(金) 80%以上ズバリ的中する予測課題の解説 (記述解答、項目別の予測解説、2時間エスキス法、3時間作図法 等)
「80%以上ズバリ的中する予測課題の解説」では、「記述解答」を一本化して解説している。つまり、ここを読むと記述課題が80%以上解答できることを
目指した資料である。研究会の独自推定による製図採点基準(会員講座で公開中)では、図面採点が6割、記述採点が4割と予測した。平成27年度の
合格図面再現図での検証では、記述内容が合否に大きな影響があったというものが多く見受けられた。初受験者にとっては、この記述課題で高得点
を取るための学習に、ほぼ1ヶ月を要する(2、3回目受験者はここが大きくリードしている)。本講座を活用頂ければ、その時間を短縮できる。作図は、
極論、2時間でエスキスをまとめることができれば、誰でも3時間で完了できるようになる(作図の合否はエスキスにあり)。ここでは、2時間エスキス法に
ついても解説している。
製図無料講座
2.右講座との並行学習
毎年、課題に関する講座は、「1.講座の概要」の通りである。それと並行し
て、製図無料講座と製図会員講座の内容を学習すると、より理解度が高まる
(右参照)。特に、製図会員講座の「5章 過去問の項目別分析(H21~最新
年度)」は、休日に一日を掛けて、じっくり読んで頂きたい。他社通学講座で
は、過去問の紹介(課題と標準解答図)はあっても、それを項目別に振分け
て分析及び評価したものは、様々な調査をしたが見受けられなかった(会員
講座「5章過去問の項目別分析」は研究会の独自分析である)。
学科試験も製図試験も、どちらも過去問を理解することは、合格に直結する。
孫子の兵法「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」の文字通り、「合格する
ための方程式」は、過去問分析(敵を知る)にありである。これを各自が取りま
とめると、少なくとも1週間はかかるが、本講座では、その時間を割愛すること
ができる。
この過去問をしっかり分析し把握したうえで、各年度の製図講座である「⑤
80%以上ズバリ的中する予測課題の解説」を読んで頂くと、理解度が増して、
試験当日の課題に対して正しい解答ができるようになる。
A社、B社を合計すると、その合格占有率は約9割を占める現実がある。た
だし、A社、B社に通学していても全く油断はできない。両社共に様々な条
件(出席率**割、模擬試験**点以上)等を付けて、その対象者として高い合
格率であると公表している。この点は、通学者全員に対しての合格率ならば、
約5割強であることと勘違いしない方が良い。つまり、隣の人か自分か2人に
1名は合格できない現実がある。これは、通学者全員へ同じ学習法をしなけ
ればならないことが大きな課題と伺える。当講座は、A社、B社では学べない
様々な講座(分析データ等)がある。隣の人に勝つためには、通学して頂き
ながら、更に本講座も活用頂き、合格を勝ち取ってもらいたい。
1章 製図試験の現状把握
2章 短期間(2ヶ月)で製図に合格する方法
3章 課題読み解説(基礎編)
4章 図面の書き方(基礎編)
5章 2時間エスキス完了法
6章 記述の解説(基礎編)
製図会員講座
1章 課題読み解説(応用編)
2章 図面の書き方(3時間スピード作図法)
3章 図面の書き方(減点されない図面表記)
4章 センター標準解答図(H21~最新年度)
5章 過去問の項目別分析(H21~最新年度)
6章 記述の詳細解説
7章 要求室の床面積一覧表
8章 予測課題の解説(H27)
9章 製図試験の採点基準(研究会の独自推定)