News Release 2016 年 10 月 14 日 ~日常のコミュニケーションをより楽しく円滑に~ 学生が商品企画・デザインした ドアノッカー「キツツキ」が商品化 芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)大学院理工学研究科機械工学専攻 2 年の大沢拓也さんが、コミュニケ ーションをより楽しく円滑にするドアノッカー「キツツキ」をデザインし、アッシュコンセプト株式会社(台東区蔵前 /代表取締役 名児耶 秀美)より商品化されました。 “日本のデザイン力と技術力を世界に発信する”ものづくりを行っている同社は、次世代を担う学生に理論と実践を 経験する機会を創る産学連携コンペティション「MUSABI Product Design Competition (MAU コンペ) 」を武蔵野美術 大学とともに開催しています。本商品は MAU コンペ 2014 入選作品であり、学生と同社の共同で商品化が実現しました。 居住空間を圧迫せず、さりげない存在感のある必要最小限のサイズを検討した 【商品概要】+d キツツキ 1,800 円(税抜) カラー展開:全 6 色(ブラック/ブルー/ブラウン/レッド/ ホワイト/イエロー) ◆デザインプロダクトショップ KONCENT(コンセント)にて販売中 http://www.koncent.jp/?pid=107263475 耳に心地よく、本来のキツツキに近い音を探った ドアや入口の壁に取り付け、ノックというマナーを可視化 *音のサンプルはこちら ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=fmL4j5UIIX8 ■ 背景・経緯 「ノック=コミュニケーション」と捉え、より楽しく行えるプロダクトを作りたいと考えていた大沢さん。キツツキ が木をつく音は仲間同士のコミュニケーション手段でもあることに着想を得て、環境システム学科 4 年時の菊池誠教授 による建築・環境デザイン演習で、「キツツキ」として製品企画を設計しました。それをブラッシュアップし、MAU コ ンペ 2014 に応募。入選後、アッシュコンセプトの担当者と打ち合わせを重ねながら、商品化に取り組みました。 どの角度からも鳥に見えるフォルムと、空間内に溶け込みながらドアノッカーとしてさりげない存在感があるデザイ ンを検討。3D プリンタによって多くの試作品を作成し、感性評価アンケート等を用いて心地よい音を実現する最小限 の構造検討などの調整を繰り返し行いました。 ■ 今後の展開 「環境システム学科で学んだシステム思考を元に、空間から考えるプロダクトデザイン 手法でデザイン検討を行いました。また、橋田規子教授(デザイン工学科)研究室で学 んだエモーショナルデザインの要素を多く取り入れ、両学科で得た知見の融合を試みま した」と大沢さん。使い勝手や安全性、コスト面など、企業と調整を図りながら新しい 製品をデザインする実践的な学びの機会となりました。 2016 年 9 月のアッシュコンセプト新作発表会に て商品説明を行う大沢さん 現在はアッシュコンセプト運営のデザインプロダクトショップ KONCENT(コンセント)を中心に販売を行っており、 今後はインテリアショップなどの販路開拓につなげていく予定です。授業をきっかけに、学生の熱意で実現した本プロ ジェクト。芝浦工業大学としても、意欲ある学生の想いに応えるため引き続きさまざまなサポートを提供していきます。 この件に関するお問い合わせ・取材については下記までお願い致します。 にたどり 発信元:経営企画部 企画広報課(担当 土屋・似鳥) 〒108-8548 東京都港区芝浦 3-9-14 TEL:03-6722-2900 FAX:03-6722-2901 E-mail:[email protected]
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