SHIBAURA INSTITUTE OFTECHNOLOGY

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2016 年 7 月 27 日
~地上 40m から落としても割れない容器をつくる~
台湾の大学と国際版「たまご落としコンテスト」に挑戦
芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)は、国立台湾科技大学と合同で「たまご落としコンテスト」を通じ
た国際イベントを 2 大学間で初めて企画し、8 月 20 日(土)のオープンキャンパス(豊洲)と同日に開催します。
両大学の学生は、まず各自で容器を設計。その製作マニュアルを英文で作り、日本と台湾の学生間で交換します。
そして、受け取ったマニュアルに従って容器を製作し、豊洲キャンパス 13 階(約 40 メートル)からの落下試験を
行います。学生は落下速度や着地の衝撃を抑え、たまごを守る方法などを考案すると共に、容器の製作方法を英語
で外国人にうまく伝えなければなりません。これらの活動を通して、与えられた制約の下での問題解決や創意工夫
の力の他、外国語で説明する力や議論する力など、グローバル社会で必要な素養を身につけることを目指します。
過去の様子(芝浦工大生のみで、2014 年~2016 年に実施)
アイデア次第で形状は自由
1.課題内容
・豊洲キャンパス研究棟 13 階(約 40 メートルの高さ)から、コンクリート地面に落下させても、中の生たまご
を破壊させない容器を一人 2~3 作品考案する
・各作品の製作マニュアルは、A4 用紙 5 ページまで(図は 3 つまで)とし、英文で作成する
・「たまご落としコンテスト」当日は、風の強さや湿度などを考慮してマニュアルを一つ選び、相手国の参加者
と交換する。渡されたマニュアルに従って容器を製作し、実際に 40 メートルの高さから落とす
・後日、成功や失敗の原因や、英文マニュアルで何が伝わり、何が伝わらなかったのかなどを考案者と作製者の
間で議論し、発表する
2.製作ルール(抜粋)
・材料は A4 サイズのケント紙、セロハンテープ(15 ㎜幅× 9 m 長・1 巻)の 2 点。道具はカッターと物差しのみ
・卵にセロハンテープを巻きつけることは禁止。
・材料の追加は認めない。持ち込んだ接着剤やホチキスの使用も材料の追加にあたる
3.課題の狙い
・与えられた制約の下で、問題解決策を考案する力の修得
・考案したことを外国人に正確に伝える文章力の修得
・得られた結果の原因について、客観的に検証する力
落下試験の様子
4.スケジュール
8 月 20 日(土) 場所:芝浦工業大学豊洲キャンパス 担当教員:工学部応用化学科 吉見靖男 教授
10:00~11:30
容器作製(90 分)
13:00~15:10
落下試験(全 16 作品を予定)
※後日、問題解決のための戦略、方法、結果および考察、結論について、両大学合同でプレゼンテーションする。
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