こんな罪な話があるだろうか: ずくなしの冷や水 http://inventsolitude.s 2016年10月05日 こんな罪な話があるだろうか 読者から聞いた話です。 福島県内では高校生等による国道6号線の清掃事業が去年も行われました。 それに付き添いで参加した父兄がいて、その方がずっと線量率を測っていたら、高校生 がその測定値を気にしてその測定者の側から離れなかったのだそうです。 清掃終了後、その測定者が高校生と話したところ、高校生が言うには、「自分はネットで 危ないことは知っているが、母親が安全だと思っていて、食材を気にせず食事を作るので とても怖い。妹のことも心配。どうしたらいいのか?」と尋ねてきたのだそうです。 管理人は、ポケモンGOをやっていた高校生に、放射能の怖さを話し、家に帰ったら「うち は大丈夫だよね」と母親に聞いてみろと告げたことがあります。 その高校生も、被爆問題を少しは知っていました。管理人が簡易測定器を取り出したとき に、すぐ測定器であることを見分けました。 母親に聞いてみろと言ったのは、食べ物の汚染排除が最も大切であり、それは母親が気 をつけないとどうしようもないからです。もし、母親に問題意識がなかったなら、少しはプ レッシャーになるかなという思いがありました。 高校生になれば、母親よりも新しい知識は豊富です。放射能問題についても知識を吸収 して自分と妹の健康を守ろうとしているのに、それを妨げているものがあるのです。
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