平成28年度世界農業遺産 PR イベント業務仕様書 1 目的 世界農業遺産に認定された国内8地域(新潟県佐渡市、石川県能登地域、静岡県掛 川地域、熊本県阿蘇地域、大分県国東半島・宇佐地域、岐阜県長良川上中流域、和歌 山県みなべ・田辺地域、宮崎県高千穂郷・椎葉山地域)が連携し、関西圏で世界農業 遺産の PR 活動を行い、その地域ならではの食や魅力を広く発信するとともに、「世界 農業遺産」の認知度向上を図る。 2 委託業務内容 関西圏における世界農業遺産 PR イベント等の企画運営に係る一切の業務とする。 【特記事項】 (1) 関西圏における世界農業遺産 PR イベント実施 ア 開催時期等 11月から2月までの間に1日以上 イ 開催場所 関西エリアの百貨店等 ウ 業務内容 (ア)会場の確保 集客が見込め、世界農業遺産の認知度向上が期待できる会場を関西エリアで確 保すること。 (イ)出展事業者の募集選定、調整、派遣 商品が偏らないように配慮し、県の助言を受けて農業遺産の魅力を伝えること ができる各地域の出展事業者との連絡調整等を行う。 ・阿蘇地域からの出展事業者の募集選定 なお、募集に当たっては県ホームページを利用しても構わない。 ・阿蘇地域からの出展事業者派遣(旅費負担) ・各地域出展事業者との連絡調整 ※他県認定地域(行政)との連絡は、むらづくり課が行う。 ※委託販売も可とする。 (ウ)出展商品の輸送 ・阿蘇地域からの出展商品の輸送 (エ)企画運営、集客業務等 ・会場の集客を図るため、効果的な広報等を実施する。 ・世界農業遺産について普及・啓発も実施し、単なる物産展にならないようにす ること。 (オ)売上金の取扱等 ・販売による売上金はその全額を出展事業者に帰属させるものとし委託事業者の 収益とはできないものとする。 ・ただし、会場の規定により、会場事業者に手数料等を支払う必要がある場合は、 当該手数料を差し引いた金額を出展事業者に帰属させるものとする。 ・なお、出展事業者が個別に使用した備品や電気代などの実費については、出展 1 / 3 事業者の負担として差支えない。 (2)自由提案事項 本業務の目的に資する効果的な企画の自由提案事項。 (3)留意事項 ・物販の出展事業者との調整は、公平性に留意して行うこと。 ・会場側と販売品の搬入方法、販売可能品目、試食の可否、火気の使用の可否等につい て十分に打合せし、出展事業者との連絡調整に当たること。 ・その他、実施に当たっては、法令等を遵守し必要な手続きを行うこと。 3 委託期間 委託契約締結の日から平成29年3月21日(火) 4 業務の管理・執行体制 (1)業務を適正かつ確実に執行できる体制を作ること。 (2)県との窓口として、常に連絡の取れるスタッフを配置すること。 (3)スケジュールの管理を行い、適切に業務を進めること。 5 作業計画 受託者は契約締結後速やかに作業計画書を作成し、県に提出する。 作業計画書には、次の事項を記載する。 ①業務の内容及び方法 ②実施スケジュール ③組織体制図(スタッフ等の実施体制) 6 成果品 次の項目を含む実績報告書(紙媒体及び電子媒体の両方にて納品)を提出すること。 (1)委託業務の実施内容 (2)委託業務の成果 (3)その他参考資料 7 権利 委託業務に関するすべての権利及び著作権は、熊本県に帰属する。 8 その他 (1)本業務の遂行にあたっては、県担当職員との打合せを綿密に行い、円滑な実施に努 めるものとする。 2 / 3 (2)本業務の遂行にあたっては、第三者に委託してはならない。ただし、あらかじめ書 面により県の承諾を得たときは、この限りでない。 (3)受託者は、本業務を通じて知り得た個人情報の保護に努め、委託業務の用途以外に 使用しない。 (4)受託者は、本業務の実施に関する会計処理について、他業務等と明確に区分して行 う。 (5)受託者は、本業務の実施に関する書類や会計帳簿の整備に努め、業務完了後におい ても5年間保存する。 (6)受託者が本仕様書その他委託者の指示に従わない場合、あるいは委託内容の履行が 困難であると判断される場合、委託者は委託契約を解除することがある。 (7)委託業務を遂行する上で必要となる一切の経費は、原則として受託事業者が負担す る。 (8)県は、業務の実施に当たり、受託者が必要とする資料や情報の提供等について、支 障のない範囲で協力する。 (9)その他、本仕様書に定めがない事項、あるいは疑義が生じた事項については、県と 受託者の協議によりこれを解決する。 3 / 3
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