愛媛版DMO形成推進業務仕様書 1 事業目的 2020年の東京オリンピック・パラリンピック等を見据え、観光にかか る地域間競争に勝ち抜き、効果的な誘客を図るため、 (一社)愛媛県観光物産 協会を核とした愛媛版DMOの設立に向け、来県外国人観光客の動態分析等 を行うとともに、愛媛版DMOに求められる機能・体制等の検討や、県内D MOの設立支援等を行う。 2 事業期間 契約締結の日から平成 29 年3月末まで 3 事業費 5,000千円(消費税及び地方消費税を含む。上限額) 4 委託業務 (1)業務の詳細 下記①~⑤の内容による愛媛版DMOの設立等に必要な業務を行うこと。 なお、業務実施にあたっては、「『日本版DMO』形成・確立に係る手引 き(第1版)平成27年11月内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務 局 国土交通省 観光庁」等の記載事項を参考とするとともに、①④の業 務に用いるデータについては、国や県等で実施している最新の調査結果か らの引用も可とするが、必要に応じて独自の調査を実施すること。 ①愛媛版DMOの機能・体制等の検討 (一社)愛媛県観光物産協会を核とした愛媛版DMOの設立に向けた検討を 進めるため、下記項目にかかる調査・検討を行うこと。 ・愛媛版DMOが担う機能(データ収集・分析、戦略策定、プロモーショ ン、旅行商品造成等) ・関係団体との役割分担・連携のあり方 ・愛媛版DMOの組織・誘客戦略 ・その他観光庁の日本版DMOの候補となりうる法人の登録に必要な事項 ②来県外国人観光客の動態分析等 来県外国人観光客の動線・立ち回り先・消費額等の動態分析を行い、課 題及び分析結果を取りまとめること。 ③愛媛版DMOの誘客戦略策定 上記①・②の調査・検討結果等を踏まえ、国内外からの観光客誘致・プ ロモーション展開等にかかる愛媛版DMOの誘客戦略を策定すること。 ④県内関係者等に対するDMO講習会の開催 専門的知見を有する講師による、DMO設立の必要性や全国各地の取組み 状況、愛媛版DMOを核とした今後の観光施策の展開等について共通認識を 持ち、意識醸成を図ることを目的とした、県内市町・観光関係団体・民間事 業者等を対象とするDMO講習会を開催すること。 ⑤市町のDMO設立支援 県内でDMO設立を目指す市町に対し、ヒアリング実施・ワークショップ 開催等の方法により、下記項目にかかる助言を行うなど、市町の取組み支援 を行うこと。 ・DMOに求められる体制、業務内容等の課題の整理 ・自主的財源確保に向けたビジネスモデルの確立 ・継続的なデータ収集・分析手法の構築 ・マーケティング専門人材の育成 等 (2)成果品の提出 受託者は委託業務終了後、下記により速やかに業務実施報告書(様式任 意)を提出すること。同報告書には、愛媛版DMO形成推進業務を実施し たことが証明できる書類及び写真等を添付すること。 ○作成部数 1部 ○提 出 先 愛媛県 5 著作権等の取扱い (1)著作権者 著作権(著作権法第 27 条及び第 28 条に規定する権利を含む。)は、愛媛 県に帰属する。 (2)第三者への使用許諾 第三者への使用許諾は、広告の使用について適当と認められる場合に限 り、愛媛県が行うものとする。 (3)権利関係の処理 ①素材に含まれる第三者の著作権、肖像権その他全ての権利についての交 渉、処理は受託者が行うこととし、その経費は委託料に含むものとする。 ②受託者又は委託者が従前から所有していた写真等を使用する場合も前記 のとおりとする。 ③第三者からの異議申し立て、紛争の提起については、全て受託者の責任 と費用負担で対応するものとする。 ④著作権の取扱いについて、ここに記載のない事項については、愛媛県と 受託者で協議のうえ処理することとする。 6 その他留意事項 (1)受託業務の推進にあたっては、実施内容を事前に協議するなど、愛媛県 との緊密な連携のもと、迅速かつ効率的・効果的な遂行を心がけることと する。 (2)この仕様書に定めのない事項については、必要に応じ愛媛県と協議のう え処理するものとする。
© Copyright 2024 ExpyDoc