東京医学会 東京医学会 第 2707 回集会 日時:平成 28 年 10 月 17 日(月)18:00~19:30 場所:東京大学医学部図書館 3F 333 会議室 演者:メアリー・リー 先生 タフツ大学元副学長 医学部教授 平成 26 年度 東京大学医学教育国際研究センター招聘 特任教授 Mary Y. Lee, MD, MS, MA, FACP Former Associate Provost, Tufts University Professor of Medicine, Tufts University School of Medicine 演題:「卒前教育,卒後教育の変革と教員の昇進はなぜ関連し合うのか」 “Why changes in student and residency training should be linked to faculty promotion”(第 94 回東京大学医学教育セミナー) 概要: 卒業生が米国やカナダで臨床研修を行う可能性がある医学校は,2023 年まで に国際基準に合致した機関による認証評価を受ける必要がある.米国認証評 価機関である LCME は,近年,医学校がコンピテンシー基盤型カリキュラムを 策定する際に,コア EPA(entrustable professional activities)を用いる ことを推奨している.本講演ではコア EPA に関して説明すると共に,コア EPA が医学生の学びやカリキュラム改革に与えたインパクトについて説明した い.教育の変革には,糧となる FD と教育スカラーシップ(scholarship)の 利用が求められ,これらが教員の昇進プロセスの一部とみなされることが必 要となるだろう.教員の昇進に教育スカラーシップがどのように使われたか、 米国での例をいくつか紹介する.この講演により,コア EPA,コンピテンシー, マイルストーン,教育スカラーシップについて理解していただきたい.また, カリキュラム改革,教育スカラーシップ,教員の昇進の 3 要素の関連性,今 後の国際基準の認証評価におけるコア EPA の重要性について述べる. (言語:英語) セミナー出席ご希望の方は医学教育国際研究センター(内線 23583、 E メール [email protected])へご一報ください。 主催:東京医学会 共催:東京大学医学教育国際研究センター
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