平成28年度 学術英語学会 定期セミナー 研究者のための英語

平成28年度
学術英語学会 定期セミナー
第1回~第3回
研究者のための英語
第1回 英語論文を書くために (1) コーパス基礎編
――自然な英語を書くためのコーパス活用法――
コーパスの利用でライティングの力が飛躍的に伸びる!「コーパスとは何か?」から
解説する初心者向けセミナー。パソコンでの実地練習含む。
日時: 平成28年10月15日(土) 14:00~16:30
会場: 日本医科大学武蔵境校舎 E棟2階
マルチメディア教室
(東京都武蔵野市境南町1-7-1)
対象: コーパスとは何か,その利用方法はなにか,ライティングにどう役立つの
か,について知りたい研究者(大学院生含む)。分野不問。
講師: 成城大学 社会イノベーション学部 准教授 石井康毅
定員: 50名
参加費: 6,000円(学術英語学会会員3,000円)
実際に書かれたり話されたりした英語を集めたデータベースであるコーパスは,言語研
究に利用できるのみならず,自然な英語表現を書くために非常に有用なツールとしても
利用できます。
本セミナーでは代表的なコーパスの検索方法をハンズオンで解説します。特に単語より
も上のフレーズレベルで自然な表現を調べる方法に焦点を当て,英語非母語話者でもよ
り自然な英語を書けるようになるための技能を身に付けていただきます。一般的な英語
を集めたコーパスに加えて,科学技術・理工系英語などの特定分野のコーパスや,コー
パスのように利用できる大規模データの利用法も紹介します。
本セミナーの対象者は,日常的に英語で論文などを書く必要がありながらそれに苦労を
している理工系・医学系・社会系などの研究者です。コーパスを全く使ったことがない
という方を想定していますので,前提知識は必要ありません。
講師略歴: 東京外国語大学外国語学部・大学院で認知意味論・コーパス言語学・辞書
学を学び,東京理科大学理工学部講師を経て,現在成城大学社会イノベーション学部准
教授。主な著書は,『英語教師のためのコーパス活用ガイド』(分担執筆),『道を歩けば
前置詞がわかる』(共著),『連関式英単語 LINKAGE』(共著),『最新英語学・言語学用
語辞典』(分担執筆),『エースクラウン英和辞典初版・第 2 版』(分担執筆),『オーレッ
クス英和辞典』シリーズ(専門執筆),
『プログレッシブ英和辞典第 5 版』
(分担執筆)な
ど。
第2回 研究者のための英文法 (1) 前置詞
――意図が正しく伝わる適切な前置詞の使い方――
前置詞は難しい。しかし重要だ!学術論文に頻出する用例をもとに前置詞の本質を
解説する。研究者のためのやり直しセミナー。
日時: 平成28年11月19日(土) 14:00~16:30
会場: 日本医科大学武蔵境校舎 E棟2階
マルチメディア教室
(東京都武蔵野市境南町1-7-1)
対象: 英文法をやり直したいと考えている研究者(大学院生含む)。特に前置詞の
使用にいまだ自信が持てない方。分野不問。
講師: 成城大学 社会イノベーション学部 准教授 石井康毅
定員: 50名
参加費: 6,000円(学術英語学会会員3,000円)
日本人にとって英語が難しい理由のひとつが前置詞です。日本語の助詞と重なる機能を
持つこともあれば,場所や方向を表すこともあれば,出来事の起こり方の様態を示すこ
ともあれば,意味があまりないと思われることもあります。
しかし,より自然な英語を書くためには,そして読み手に正しく意図を伝えるためには,
適切な前置詞を使うことが不可欠です。適切な前置詞を使うためのツールとしては,辞
書,特にコロケーション辞典とコーパスが有用です。
本セミナーでは前置詞の意味・機能と主要な前置詞の基本用法を理解するところから始
め,学術英語論文を書く上で必要な前置詞の頻出用法やコーパスでの調べ方を解説しま
す。特にコーパスを利用して適切な前置詞を調べる方法についてはハンズオンで解説し
ます。
本セミナーの対象者は,日常的に英語で論文などを書く必要がありながらそれに苦労を
している理工系・医学系・社会系などの研究者です。コーパスを全く使ったことがない
という方を想定していますので,前提知識は必要ありません。
「英語論文を書くために(1)
(コーパス基礎編)
:自然な英語を書くためのコーパス活用法」の参加は前提としないた
め,重複する部分もありますが,コーパスは日常的に使わないとなかなか習得できるも
のではないため,コーパス活用法の回に参加された場合でも定着の効果があると思われ
ます。
講師略歴: 同上
第3回 英語による研究者交流の方法と実践
――ソーシャライジングとネットワーキング――
海外との交流で研究の視野が広がる! パーティーの場面を実地に再現してネイティ
ヴ・スピーカーとの会話練習に取り組む。
日時:
平成28年12月17日(土) 14:00~16:30
会場: 日本医科大学武蔵境校舎 E棟2階 大教室
(東京都武蔵野市境南町1-7-1)
講師: 元学習院大学教授 Ralpf Pettman
日本医科大学 医学部 教授 﨑村耕二
(イギリス人等の英語会話パートナー数名も指導補佐に当たります。)
定員: 15名
参加費: 9,000円(学術英語学会会員6,000円)
英語による研究者交流の方法を学びます。ソーシャライジングとネットワーキングのリ
テラシーに関するいくつかの観点を設定し,現実的な場面で生かせる会話技法を解説し
ます。さらに,現実のパーティーに見立てた模擬練習を行います。全体の半分以上は実
際に英語を使った実践練習に取り組みます。イギリス人等の研究者が数名,会話パート
ナーとして参加し,練習相手となります。
研究者が学ぶべき英語の側面は,英語論文ライティングだけではありません。学術的な
内容について英語で談話することは,我々が最も苦手とすることかもしれません。国際
学会の後のパーティーで,日本人同士固まって会話をしている風景をよく見受けますが,
海外の研究者が集まって談笑する場面を避けることは,研究の視野を狭めることにもな
りかねません。異なる文化的背景を持つ海外の人々と英語で会話をすることは,それ自
体むつかしいことです。もしそれが研究者の集まりであって,しかも研究に関連する談
話や今後の共同研究の可能性を語り合うような場面となれば,相当高度な会話力や状況
処理能力が求められます。このセミナーは,国際的な場面での会話リテラシーを身に着
ける貴重な機会になるでしょう。
講師略歴(Ralph Pettman):学習院大学教授,メルボルン大学教授,プリンストン大
学准教授等を務め,豊かな国際的経験を持つ。専門は国際関係論。PhD (International
Relations, the London School of Economics and Political Science)
講師略歴(﨑村耕二)
: 医学部において外国語教育に従事するとともに,研究者のため
の学術英語サポートプログラム開発のため学術英語学会を設立し,現在代表理事を務め
る。文化論・修辞学・テクスト構成の観点から言語表現の多様性の研究に取り組んでい
る。高知大学大学院人文社会科学研究科教授,京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科
教授を経て,現在に至る。京都工芸繊維大学名誉教授。オックスフォード大学ウルフソ
ン・コレッジ客員研究員等,長期・短期の在外研究を経験している。著書に『英語で論
理的に表現する』(創元社),『英語で明確に説明する』(創元社),『論理的な英語が書け
る本』
(大修館書店)などがある。
アシスタント: David Spurr, Polina Serebriakova, 他
申込:
本学会ホームページより予約をお願いいたします。http://j-ser.org/
主催: 一般社団法人学術英語学会
問い合せ: 学術英語学会事務局
http://www.j-ser.com
(詳細は上記ホームページをご覧ください。)