月1 行( 毎 http://www.cb.zennoh.or.jp 発 日 15 年9月 回15日) 通巻第75号 成28 月刊アグリ情報“ちば” 平 Agri Information CHIBA 2016 み親 夏休 子農業 体 9 催‼ 験教室開 JA全農ちば No.75 CONTENTS 米穀情報 ・米穀情勢 農業機械情報 ・秋の農作業安全月間 園芸情報 ・販売経過および情勢 営農情報 ・園芸野菜 病害虫防除情報 「生産者の手取り最大化」への挑戦! ・生販マッチングで経営安定!実需者提携米の 取り組み 肥料情報 ・園芸培土について トピックス ・農業用軽油免税制度を活用し生産コストを削減しよう! ・千葉県産「豊水」 ・ 「あきづき」の消費宣伝を開催! ・千葉県農業大学校 公募の御案内 米穀情報 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 米 米穀情報 穀 情 勢 1.29年撒き種子もみの申し込みについて 平成28年9月30日までが種子もみの申し込み期限となっています。 ◦種子もみの申し込みは必要量を早めに確定し、申し込み漏れが無いように期限厳守でお 願いいたします。 ⑴ 申し込み期限:平成28年9月30日までに農協に申し込んでください。 ⑵ 申し込み単位:4㎏単位(10アール分)で申し込んでください。 ⑶ 種子配布時期:平成29年1月下旬~2月の間に配布いたします。 2.落花生の生育情報について 千葉県が平成28年8月10日現在で発表した調査圃場における落花生の生育状況は、 「千葉 半立」、「ナカテユタカ」 、 「おおまさり」のいずれも平年と比べ、順調に推移しています。 「試し掘り」を行って適期収穫しよう! 落花生の掘取時期の目安は、 「ナカテユタカ」は開花期後80日、 「千葉半立」は開花期後95日、 「おおまさり」は85日後です。収穫時期が近づいたら、必ず試し掘りを行い、収穫適期を逃さ ないように気をつけましょう。 砂地の地域では収穫期が早まるので、早めに試し掘りをしましょう。 特に、 「ナカテユタカ」は掘り遅れると食味が低下してしまうので注意しましょう。 ナカテユタカの収穫適期判断法 「ナカテユタカ」は、 さやの裏の色で収穫適期が判断できます。 <方法> ①ほ場の中で生育が中庸な4株を掘り、それぞれの株も とのさやを5つとり、さやの裏の色を見ます。 ②合計20個のさやのうち、その半数以上の色が淡褐色(写 真+)以上になり、黒褐色(写真+ + +)のさやがひとつ でも見られたときが掘り取りの適期です。 ③開花期から予想される適期の7日前から、2,3日おき に試し掘りをして判定します。 生産者の 皆様へ 出荷契約数量の全量出荷をお願いいたします。 1 2 米穀情報 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 販売経過および情勢 園芸情報 園芸情報 青果物 8月の販売経過 8月の気温は全国的に平年を上回りました。降水量は北日本で多雨、対照的に西日本では顕著な少雨・乾 燥傾向となりました。北日本の太平洋側では相次いだ台風の接近・上陸と湿った気流の影響から月平均の降 水量は平年比231%となり、計測開始以来最多となりました。日照時間は全国的に平年並みか平年を上回り、 北日本日本海側と西日本でも平年を大きく上回りました。一方、北海道の東部と関東では平年を下回った地 域もありました。 野菜の入荷量は、産地となる北日本台風による大雨被害の影響が品目によってみられるものの、8月に低 温等で天候不順が続いた過去2年を2.5%上回りました。前年を上回った品目は、キャベツ類・きゅうり・ トマト等、下回った品目は、たまねぎ・だいこん・ばれいしょ・とうもろこし等、大雨被害がみられた北海 道産が主力となる品目が中心となりました。 価格は、天候不順より高値が顕著となった前年を11.9%下回りました。前年を上回った品目は、たまねぎ・ さといも・ながいも等、前年を下回った品目は、はくさい・ピーマン類・キャベツ類・レタス類・きゅうり・ ほうれんそう・えだまめ・さつまいも・にんじん・ナス・トマト等となりました。 果実の入荷量は、この時期主力の「もも」 「ぶどう」 「なし」の生育が順調となったことから、夏果実の前 進化等の影響で少なかった前年を12.9%上回りました。前年を上回った品目は、上述のもも類、ぶどう類、 なし類のほかに、メロン類・すいか類等となりました。前年を下回った品目は、みかん類(ハウスみかん) 、 りんご類等となりました。 価格は、7月後半の東日本の低温の影響から、一時的に出荷量が減少し8月に量がずれ込む品目がみられ たことや、7月までの堅調な販売推移から需要期の旧盆を控えた事前商談価格が高めに設定されたこと等か ら荷動きが停滞したため、品薄から価格高となった前年に較べ11.3%下回りました。 主要品目別ではみかん類は前年並みでしたが、その他のなし類・もも類・ぶどう類・すいか類等果実主要 品目はほとんどが前年価格を下回りました。 ※数値は何れも東京都中央卸売市場統計データによる 東京都中央卸売市場の野菜入荷量および単価(8月) 上 旬 中 旬 下 旬 月 計 数 量 (t) 前年比(%) 44,776 113.6 37,621 95.7 46,102 98.8 128,499 102.5 単 価 (円/㎏) 前年比(%) 238 88.9 232 86.0 234 89.1 235 88.1 ※上・中・下旬のデータは概算であり、月計と合わない場合があります。 当県本部の販売状況(8月) 野 菜 計 果 実 計 ほうれん草 ね ぎ パ セ リ きゅ うり ト マ ト しし とう とうもろこし さつまいも な し 数 量 単 価 取 扱 額 (t) 前年比(%) (円/㎏) 前年比(%) (百万円) 前年比(%) 5,752 102 271 87 1,560 88 4,658 119 300 85 1,400 101 49 149 542 73 26 109 257 91 354 85 91 78 30 113 987 100 30 112 342 122 170 78 58 95 884 99 234 91 206 90 100 129 629 72 63 93 854 117 240 89 205 104 1,256 95 193 78 243 74 4,289 119 310 85 1,328 101 3 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 9 月主要品目 作付動向・作柄状況 本年見通し 前年実績 本年見通し 前年実績 キ ャ ベ ツ だ い こ ん に ん じ ん マ ト き ゅ う り ね ぎ ほうれん草 パ セ リ さつまいも な し やや多 15,783 安 やや少 13,486 やや高 やや少 並 やや多 並 やや多 やや多 やや多 8,465 6,672 6,872 並 並 安 4,802 やや安 908 やや安 67 安 3,100 やや安 やや少 11,279 やや安 主産地 入荷量・価格は 東京都中央卸売 市場の集計です 作柄および概況 142 群 岩 馬 手 群馬・岩手産ともに作柄は良好で前進傾向で の出荷となる。今後も潤沢な出荷が見込ま れ、鈍い荷動きが予想される。価格は前年・ 平年を大幅に下回る見込み。 110 北海道 青 森 青森は前年並みとなっているが、北海道が悪 天候続きで前年を下回る作柄となる。引き続 き入荷量は少ない予想となるため、堅調な販 売が見込まれる。 112 北海道 作柄は曇天・降雨および台風の影響により、 肥大不足から太物の数量は少なくなってい る。学校給食も始まり荷動きも徐々に回復す るが、価格は安かった前年並みを見込む。 449 千 茨 福 葉 城 島 本年の抑制作は下段の着果は良好。一部中段 で花とびが見られる。近在産地は9月中旬に ピークを迎える見込み。夏秋作は8月の前進 による影響から数量減の見込み。 374 福 岩 群 島 手 馬 関東・東北産ハウス抑制物主力の入荷とな る。上旬は端境による入荷減から価格は維持 されるが、中旬以降は抑制物の増量により軟 調・下押し傾向に変わってくる。 383 青 森 北海道 秋 田 主力の東北・北海道は台風による大きな被害 はないものの、収穫の遅れ・病害虫の発生が 懸念される。また、下旬からは米の収穫作業 が始まり不安定な出荷となる見込み。 846 群 茨 栃 岩 馬 城 木 手 主力は関東高冷地で、中下旬から平場の出荷 が増加してくる。各地区、やや前進気味の生 育であること、台風による播きなおしなどか ら、下旬に減りこみが見込まれる。 1,689 長 千 茨 野 葉 城 各産地とも平年並みの作付となっている。猛 暑や局地的な豪雨の影響により出荷数量は 減少することが予想されるが、天候不順だっ た前年を上回る見込み。 237 千 茨 徳 葉 城 島 台風の大きな影響もなく、各産地作柄は良好 で、少なかった前年を上回る平年並みの出 荷量が見込まれる。価格は品薄で高値となっ た前年を下回る見込み。 252 栃 福 茨 木 島 城 生育は各産地順調に推移し、前年同様、平年 より早めとなっている。台風の影響で落果 やスレ果が多く品質低下も懸念されるため、 価格は弱めの展開が見込まれる。 4 園芸情報 入荷量(t) 価格(円/㎏) 品 名 ト 見通し基準(前年対比) + 10%以上 多・高 +5%~ 10% やや多・やや高 ±5%以内 並 -5%~ 10% やや少・やや安 - 10%以上 少・安 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 花 市場の販売 情勢 園芸情報 ◆8月の販売経過【切花】 7月の梅雨明け以降、真夏日となる日が多く、8月上旬は前進傾向での出荷となりました。 8月盆の主要品目である菊類は安定した販売となりました。ホオズキは天候不順や病気の 発生により、九州を中心に、千葉でも出荷量が減少した為、品薄になり単価高となりました。 他の品目については需要期よりもやや早めの出荷となった為、動きが鈍くなり単価安となり ました。 中旬以降は8月の盆商戦が一段落し、8月17日以降は台風上陸が続いた為に出荷量は減 少し、販売についても買い控えをする販売先も多く、品薄のうえ単価安となりました。 ◆今後の見通し(10月)【切花】 10月の出荷は台風や今後の天候等の影響にもよりますが、主要産地が 高冷地から暖地へと移行する時期となり、千葉ではカラーの出荷が始ま ります。販売は主に業務用の需要が中心の動きとなります。週末や三連 休中にはブライダル用の需要が見込まれ、月末のハロウィンにむけてオ レンジ系の花やオモチャカボチャなどの需要が高まる見込みです。 ◆今後の見通し(10月)【品種別】 品 名 作 カーネーション カ ラ ー ガ ー ベ ラ 鉄 砲 ユ リ 柄 お よ び 概 況 産地は長野が主力。千葉からの出荷は徐々に増加してくる見込み。 ブライダルや宴会需要が主となり安定的な販売となる見込み。 産地は福島、千葉が主力。台風の影響次第によるが、減少傾向の 見込み。宴会需要などで週末の販売を中心に動く見込み。 産地は静岡、千葉が主力。ブライダル需要を中心に動く見込み。 ハロウィンによりオレンジ系の需要が高まる見込み。 産地は千葉、岐阜が主力。高冷地の出荷が終盤となり、暖地の出 荷へと切り替わるため、端境期となる見込み。業務用需要が主力。 山形、長野、秋田が主力。高冷地、暖地ともに前進傾向のやや不 トルコキ キョウ 安定な出荷となる見込み。需要はブライダルを中心に多方面で需要 があり、週末に向けて動きが出てくる見込み。 5 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 園芸野菜 病害虫防除情報 営農情報 1.はじめに 長期予報では9月になっても平年より気温が高めで、降雨も多い予報です。降雨が続いた場 合は病害の発生が懸念されます。発生状況を確認し、初期防除ができるよう注意しましょう。 2.キャベツ(チョウ目害虫) ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、オオタバコガ、コナガなどのチョウ目害虫が発生します。9 月~10月にかけてヨトウムシ・ハスモンヨトウ・オオタバコガが発生し、定植直後の株に被害 ①ヨトウムシ類 ヨトウムシ、ハスモンヨトウは一箇所に200~300個の卵塊を産卵します。ハスモンヨトウ の卵塊は鱗粉で覆われています。幼虫は孵化後周囲に分散し、成長するにつれ食害の量が増 えます。そのため、防除が遅れると被害を抑えることが難しくなります。露地作物では生長 点を食害されると欠株となるため特に早期防除が重要です。 ●ヨトウムシ・ハスモンヨトウ写真 体長1㎝ ヨトウムシ卵塊 ハスモンヨトウ卵塊 ハスモンヨトウ若齢~終齢幼虫 ②コナガ キャベツ等のアブラナ科作物に発生します。コナガは約14日で一世代を終えるため発生 回数が多く、薬剤の効果が低下しやすい害虫です。幼虫は体長1㎝ほどと小さく、触ると激 しく動き、また糸を引いて葉にぶらさがります。また葉の表面だけを残して食害しますので、 他のチョウ目害虫より判別しやすいです。 ジアミド系殺虫剤(フェニックス・プレバソン・ベネビアOD)は効果が低下している地 域があるので、コナガ防除は他系統の薬剤を使用しましょう。 ★★★ チョウ目害虫防除のポイント ★★★ ①若齢期(体長1cmまでが目安)までに防除 1㎝以上に成長した後では薬剤の効果が十分に発揮できません。ただしコナガは終齢でも 1㎝程度なので、発生初期の防除を心がけましょう。 ②薬剤のローテーション散布 同じ系統の薬剤を連用しないようにし、収穫前日数には注意しましょう。またトルネード・ アクセル・プレオは比較的効果が現れるまで遅いので、防除効果確認時には注意しましょう。 ③葉裏に薬剤がかかるようにたっぷりと散布する。 幼虫は葉裏や生長点へ潜るため、薬剤が十分に届くように丁寧に散布しましょう。 6 営農情報 を及ぼします。10月以降はコナガの発生も増え、外葉に食害が現れます。 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 ○キャベツ チョウ目害虫防除剤 対象害虫 薬剤系統※1 ジアミド系※2 薬剤名 希釈倍数 使用時期 使用回数 プレバソンフロアブル5 2000倍 収穫前日まで 3回以内 フェニックス顆粒水和剤 2000~4000倍 収穫前日まで 3回以内 アニキ乳剤 1000~2000倍 収穫3日前まで 3回以内 マクロライド系 ヨトウムシ 2500~5000倍 収穫前日まで 2回以内 ディアナSC ハスモンヨトウ (スピノシン系) スピノエース顆粒水和剤 2500~5000倍 収穫3日前まで 3回以内 オオタバコガ 収穫7日前まで 2回以内 トルネードエースDF 2000倍 コナガ その他① アクセルフロアブル 1000倍 収穫前日まで 3回以内 その他② プレオフロアブル 1000倍 収穫7日前まで 2回以内 その他③ ハチハチ乳剤 1000倍 収穫14日前まで 2回以内 営農情報 ※1 同系統の薬剤を連用・多用しない。特にジアミド系(プレバソン・フェニックス)は注意。 ※2 ジアミド系はコナガへの効果が低下しているため、他のチョウ目害虫防除で使用する 3.ネギ(べと病・さび病) 【早めの予防が大切です。防除が遅れるほど、使える薬剤も減っていきます】 殺菌剤の効果には予防効果と治療効果があります。予防効果は感染前でないと効果を発揮で きません。治療効果は感染前~発病極初期に病害の拡大を抑えることが目的で、多発生してか ら使用しても効果を発揮できません。病害の被害が拡大するほど、選択できる薬剤が限られて しまいます。 ①べと病 ◦べと病は15~20℃ほどの低温・多湿時に感染します。降雨が続く場合や、夜間圃場にモヤ がかかる場合、水はけの悪い圃場では注意が必要です。まん延するのが早いため、発生し た場合はすぐに治療効果のある薬剤による防除を行いましょう。 ②さび病 ◦さび病は気温15℃前後で降雨のある時に感染します。潜伏期間が14日程度あり、発生を確 認した時には周辺へも感染しているため薬剤防除が遅れがちです。発生前から降雨前後に は予防散布を行い、まん延を防ぎましょう。 ○ネギ べと病 防除薬剤 対象病害 薬剤名 希釈倍数 使用時期 使用回数 備考 600倍 収穫14日前まで 3回以内 予防 ランマンフロアブル 2000倍 収穫3日前まで 4回以内 予防 プロポーズ顆粒水和剤 1000倍 収穫14日前まで 3回以内 予防・治療 フェスティバルC水和剤 1000倍 収穫14日前まで 3回以内 予防・治療 希釈倍数 使用時期 使用回数 備考 2000倍 収穫前日まで 2回以内 予防 3回以内 予防 ペンコゼブフロアブル べと病 ○ネギ さび病 防除薬剤 対象病害 薬剤名 アフェットフロアブル さび病 ペンコゼブフロアブル 500~600倍 収穫14日前まで ベルクート水和剤 2000倍 収穫30日前まで 3回以内 予防 オンリーワンフロアブル 1000倍 収穫14日前まで 3回以内 予防・治療 7 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 園芸培土について 肥料情報 JAグループでは園芸培土の化学性、物理性などの品質検定を行い、その作物、作業の用途に 応じた様々な種類の培土を用意することで安定的な生産に貢献できる様取り組んでいます。 以下に園芸培土一覧表と苗管理のポイントをまとめましたので、お役立てください。 ≪園芸培土一覧表≫ 窒素 リン酸 カリ mg/ℓ mg/ℓ mg/ℓ 200 3000 150 微量要素入り 土主体 15㎏ げんきくん ピートモス ネギ培土 (約35ℓ) バーミキュライト 600 7000 150 微量要素入り ミックス ネギ類の育苗用 20㎏ ニッピ園芸 培土1号 (約25ℓ) 200 2500 200 苦土、 ハイフミン 入り 粒状 野菜・花卉の 日本肥糧 播種床・鉢上げ用 200 2500 200 苦土、 ハイフミン 入り 粉粒状 野菜・花卉の 日本肥糧 播種床・鉢上げ用 10㎏ バーミキュライト (約33ℓ) 550 1500 200 苦土、 ハイフミン 入り 粉状 20㎏ 与作 果菜類専用 (約55ℓ) バーミキュライト ピートモス 焼成砂 200 500 150 なし 12㎏ 与作N-15 (約45ℓ) バーミキュライト ピートモス ヤシガラ繊維 150 1500 150 ゼオライト 入り 商品名 容量 主原料 土 ピートモス 腐植酸 20㎏ げんきくん 果菜200 (約26ℓ) その他 タイプ 用途 果菜類の播種床・ 片倉コープ 鉢上げ用 アグリ 土 火山灰土 ハイフミン 火山灰土 ハイフミン 苗美人 N550 ピートモス ハイフミン ※ 苗の管理の注意点 目の細かい内カーテンを使用 ネギ類の育苗用 片倉コープ アグリ 日本肥糧 果菜類の播種床・ ジェイカム ミックス 鉢上げ用・ アグリ セル育苗 葉菜類の ミックス セル育苗・ 鉢上げ用 ジェイカム アグリ ①セルトレイのべた置きは避ける ハウス内の適正温湿度 →かませ木を使用 →下に敷くシートは古いもの、破 れたもの、土がのっているもの 外部からの雑草侵入少ない は使用しない ②目の細かいカーテンを使用 雑草混入防止 →外部からの雑草侵入を防ぐ ③トレイ周りの雑草防除 →雑草混入の原因除去 ④ハウス内の適正な温度管理 →各作物には生育適温があること を把握 枕木などを使用し、ビニールにベタおき しない。 また、ビニールに土などが付着しないようにする。 所々にある雑草 ➡ ムレ苗や病気侵入の原因除去 8 育苗を成功 させよう!! 肥料情報 15㎏ ニッピ良菜 ピートモス 培土SP (約25ℓ) バーミキュライト メーカー名 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 農業機械 情報 秋の農作業安全月間 農業機械情報 9 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 「生産者の 手取り最大化」への 挑戦! シリーズ③ 生販マッチングで経営安定! 実需者提携米の取り組み JA全農ちばでは、生販マッチングの一つとして平成23年の試作から、本年に至る まで実需者提携米の取り組みを行っています。 最近の水稲場面の状況 生 産 者 米 卸・業 者 経営を安定させたい 面積を拡大したい 中食・外食の需要が年々増加して いるので、業務用の米がほしい 下旬 9月 中旬 上旬 下旬 8月 中旬 上旬 各品種の収穫時期 ふさおとめ ふさこがね コシヒカリ ? ? 生産者ニーズと実需者ニーズを全農ちばがマッチング! 生産力アップと販売先確保により 経営の安定化を支援します! 生産から流通まで一貫した米穀事業を構築 担い手 生産者 生産指導・提案 生産販売提案 JA・JA全農ちば 出荷契約・買取集荷 協議・決定 販売 米卸 実需者 ニーズに合った生産 多収性品種「あきだわら」の取り組み ◦㈱ヤマタネとの連携であきだわら作付を推進 ◦コシヒカリより出穂が7~10日ほど遅くなる 多収性品種。 ◦平成23年から取り組み、平成28年で栽培面積は約80haに拡大しています。 注意点 収穫が遅いので圃場条件を選 ぶことと斑点米被害に注意! JA全農ちばでは、さらに実需者提携米の取 り組みを拡大し、経営の安定化に努めます 10 TOPICS 具体的にはどんな米があるのか 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 S TOPIC 農業用軽油免税制度を活用し 生産コストを削減しよう! 軽油引取税は、道路の改修等の費用に充てることを目的に軽油に課税される都道府県税 で、道路を走行しない農業用の機械等については、免税証の交付の手続きを受けた場合に免 税とすることができます。 (軽油引取税は、 2009年の税制改正により目的税から普通税に移行され、 特例措置で平成30年3月31日まで免税制度が延長されています) 1.対象となる農業用軽油 農業に使用する、耕耘機・トラクター・コンバイン・飼料用機械等の動力源に使用する 軽油。 2.軽油引取税 32.1円/ℓ(平成30年3月31日まで) 3.申請手続き等 ②免税軽油使用者証交付 ③免税証交付申請 ④免税証交付 県税事務所 免税軽油使用者 ①免税軽油使用者証交付申請 ⑤免税証 JA-SS ⑥免税軽油 ⑦免税証の送付 全農南関東石油事業所 TOPICS ⑨報告書、納品書及び返納書等 ⑧納税(免税分を除く) ① 申請手続きは、県税事務所へ免税軽油使用者本人が行います。なお、申請には、個人申請 と共同申請(共同して農業を営む者)があります。 ② 免税軽油使用者証の有効期間は平成30年3月31日までです。 ③ 免税軽油の数量、取引予定の販売業者名簿を記載した「免税証交付申請書」を県税事務所 に提出し、④「免税証」の交付を受けます。 ⑤ 石油販売業者に「免税証」を提示し、⑥免税軽油を購入します。 なお、免税軽油使用者証の交付を受けたものは、免税軽油の引取りおよび使用について⑨ 報告書の提出が義務付けられています。 11 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 4.県税事務所一覧 県税事務所名 (平成28年8月現在) 所在地 電話番号 所管区域 千葉市の一部(千葉西県税 事務所管内の地域は除く) 千葉西県税事務所 〒261-8508 千葉市美浜区真砂4-1-4 043-279-7111 千葉市の一部(千葉西県税 事務所管内の地域) 習志野市、八千代市 船橋県税事務所 〒273-8580 船橋市港町2-10-18 047-433-1275 市川市、船橋市、浦安市 松戸県税事務所 〒271-8564 松戸市小根本7 047-361-4036 松戸市、流山市、鎌ケ谷市 柏県税事務所 〒277-8558 柏市あけぼの2-1-5 04-7147-8743 野田市、柏市、我孫子市 佐倉県税事務所 〒285-8503 佐倉市鏑木仲田町8-1 043-483-1116 成田市、佐倉市、四街道市、 八街市、印西市、白井市、 富里市、印旛郡 香取県税事務所 〒287-8503 香取市北3-1-3 0478-54-1314 香取市、香取郡 旭県税事務所 〒289-2504 旭市二1997-1 0479-62-0772 銚子市、旭市、匝瑳市 旭県税事務所 銚子支所 〒288-0817 銚子市清川町1-6-12 0479-22-5907 銚子市、旭市、匝瑳市 東金県税事務所 〒283-8501 東金市東新宿1-11 0475-54-0223 東金市、山武市、大網白里 市、山武郡 茂原県税事務所 〒297-0026 茂原市茂原1102-1 0475-22-1721 茂原市、勝浦市、いすみ市、 長生郡、夷隅郡 茂原県税事務所 大多喜支所 〒298-0212 夷隅郡大多喜町猿稲14 0470-82-2214 茂原市、勝浦市、いすみ市、 長生郡、夷隅郡 館山県税事務所 〒294-0045 館山市北条402-1 0470-22-7117 館山市、鴨川市、南房総市、 安房郡 木更津県税事務所 〒292-8525 木更津市貝渕3-13-34 0438-25-1110 木更津市、君津市、富津市、 袖ケ浦市 市原県税事務所 〒290-0081 市原市五井中央西1-1-25 サンプラザ市原5階 0436-22-2171 市原市 〒260-8654 千葉市中央区都町1-1-20 12 TOPICS 043-231-2305 中央県税事務所 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 【参考例】≪千葉県標準技術体系より試算≫ 事例1.水稲16ha耕作の場合・・・51,462円の免税 軽油使用機械 トラクター 35馬力 ロータリー 1.6m・ドライブハロー 2.4m・畦塗り機 コンバイン3条 上記機械の10a当り年間軽油使用料 10.02ℓ ロータリー 3回 5.67ℓ ドライブハロー 1回 1.79ℓ 畦塗り機 1回 0.96ℓ コンバイン 1回 1.6ℓ ※10.02×160×32.1=51,462 事例2. サツマイモ2.6ha耕作の場合・・・20,865円の免税 軽油使用機械 トラクター 25馬力 上記機械の10a当たり年間軽油使用量 25ℓ ※25×26×32.1=20,865 TOPICS 13 月刊アグリ情報“ちば”平成28年9月15日発行(毎月1回15日)通巻第75号 S TOPIC 千葉県産「豊水」 ・ 「あきづき」の消費宣伝を開催! 8月27日(土)~28日(日)、9月3 日(土)~10日(土)の土曜日と日曜日を 中心に、千葉県とJA全農ちばは、千葉会(青 果卸売市場24社) ・ (公社)千葉県園芸協会・千葉県 果樹園芸組合連合会に協力をいただき、県内・首都圏の量販 店15店舗で「豊水」と「あきづき」の消費宣伝を開催しま した。全国1位(平成26年農業産出額に基づく)である「味 が自慢の千葉の梨」を味わっていただく為に「豊水」の最盛 期を迎えるこの時期に毎年、商品PRと消費拡大を図るイベントを開催しています。 昨年からは「あきづき」の試食対面販売も実施し、店頭では、女性生産者の呼びかけでお客さんも「美 味しい、貰っていくわ!」など好評価をいただきました。 また、9月3日(土)には、「平成28年度 千葉なし(豊水梨)味自慢コンテスト」も開催されまし た。 「糖度・食味・外観の良さ」が審査され、優秀賞(1位=農林水産大臣賞)等の賞が決定しました。 翌日には、一般審査員(消費者)による食味審査も行い、千葉なしナンバ-ワンが決まりました。審査 終了後、即売会が催されこちらも毎年好評なイベントとなっています。 JA全農ちばは、県とともに「販売促進月間=6・9・11・2月」に県内(地産地消)・首都圏で、 千葉県産農産物のファン作りに取り組んでいます。青果物を愛情込めて生産されている“産地の皆様” とともに取り組みをすすめていただきたくご協力をお願いいたします。 「千葉県立農業大学校」 平成29年度 学生募集 開始 「千葉県農業大学校」が、平成24年度より専修学校に変わ りました。 農業の発展に寄与する優れた農業の担い手や指導者の育成 を目指す、 「千葉県立農業大学校」の平成29年度学生募集を開始します。 ▶募集人員(推薦) 農学科約40名、研究科約10名 (一般)A・B日程計 農学科約40名、研究科約10名 (推薦)上記の者で学校長の推薦がある者 研究科:農業大学校を卒業した者又は平成29年3月に卒業見込みの者 (推薦)上記の者で学校長の推薦がある者 ▶出願期間(推薦) 平成28年9月30日(金) ~10月14日(金) (一般)A日程 平成28年12月9日(金) ~12月22日(木) B日程 平成29年1月30日(月) ~ 2 月17日(金) ▶平成29年度入学試験日(農学科・研究科共通) ~詳しくは下記までお問い合わせください~ 推 薦 入 学:平成28年10月25日(火) 千葉県立農業大学校 農学科 一般入学試験A:平成29年 1 月13日(金) 〒283-0001 千葉県東金市家之子1059 電話番号 0475-52-5122 一般入学試験B:平成29年 2 月23日(木) 14 TOPICS ▶受験資格 農学科:高等学校を卒業した者又は平成29年3月に卒業見込みの者 月15 28年9 成 平 ” 月刊アグリ情報“ちば (毎 日 発行 月 1 回 15 日 ) 通巻第75号 お知らせ JA全農ちばでは、この「アグリ情報“ちば”」が生産者の皆さんとの情報交換となれば、と考えております。 身近な話題、ご意見、ご要望などございましたら、下記連絡先までお寄せください。 JA全農ちば 管理部 企画管理課 TEL 043-245-7360 FAX 043-247-9715 アグリ情報“ちば”に係る個人情報の取り扱いについて 組合員の皆さまからご提供いただきました個人情報は、 「アグリ情報“ちば” 」送付の 目的にのみ使用いたします。 発行/全国農業協同組合連合会千葉県本部 平成28年9月15日発行(毎月1回15日発行) 通巻第75号 編集・発行部署/管理部 企画管理課 〒260-0031 千葉市中央区新千葉3-2-6 電話043-245-7360
© Copyright 2024 ExpyDoc