資料2 野々市市第一次総合計画見直し方針(案) 1 見直しの趣旨(背景) 本市は、平成 24 年度から 10 年間にわたる野々市市第一次総合計画を策定し、 基本構想に示す将来都市像の実現に向け、基本計画に基づき、まちづくりを進 めてきました。 平成 24 年度から平成 28 年度の前期基本計画期間中においては、中央地区整 備事業や土地区画整理事業、公共施設等の老朽化による修繕や改築といったハ ード事業をはじめ、市民協働のまちづくりや、本市の創生に向けた取り組みを 実行してきました。 その結果、平成 27 年国勢調査速報値の人口が目標人口を超えることとなった ため、平成 33 年度の目標人口を新たに推計するとともに、こうした社会・経済 情勢の急激な変化等に的確に対応するため、平成 28 年度で計画の中間年を迎え る基本構想の見直しを行う必要があります。 また、次の5箇年を展望する施策を設定した後期基本計画を策定し、本市の 向かうべき目標を設定するものです。 2 計画の名称 「野々市市第一次総合計画後期基本計画」とします。 3 計画期間 平成 29 年度から平成 33 年度までの5年間の計画とします。 年 度 24 25 26 27 29 30 31 32 33 10 年間 基本構想 基本計画 28 前期(5年間) 後期(5年間) 4 野々市市第一次総合計画後期基本計画の策定にあたっての基本的な考え方 野々市市第一次総合計画後期基本計画は、前期基本計画を評価し、これから のまちづくりの方向を明らかにする計画として策定します。また、策定にあた っては、以下の点に留意するものとします。 (1)基本構想 本市をとりまく情勢が、この5年間で大きく変化をしていることから、基本 構想の内容が本市の現状や5年後の姿に適した内容であるか評価します。 特に、目標人口については、平成 27 年国勢調査の結果(速報値=55,122 人) が設定値を大きく上回っていることから、「ののいち創生長期ビジョン」にお いて行った人口推計を基に、新たに目標人口を設定します。 - 1 - (2)後期基本計画 前期基本計画に掲げた施策指標の達成状況を評価し、後期基本計画に反映さ せます。 なお、将来都市像に込められている“住んでみたい”、 “住み続けたい”と考 えてもらえるまちの実現を目指すための「公共の経営」「市民協働のまちづく り」そして「野々市ブランドの確立」という3つの考え方を継承し、後期基本 計画の推進に取り組むこととします。 (3)ののいち創生総合戦略 ののいち創生総合戦略に基づく各種施策について、整合を図ります。 (4)総合計画と分野別計画との調整 各種分野別計画との調整を行い、整合を図ります。 5 野々市市第一次総合計画後期基本計画の決定 野々市市総合計画策定委員会において調整のうえ、野々市市総合計画審議会 での審議及びパブリックコメントを経て、野々市市第一次総合計画後期基本計 画を決定します。 6 策定体制 (1)野々市市総合計画審議会 野々市市総合計画等審議会条例に基づき、市長からの諮問に応じ、基本構 想と基本計画に関し、審議し、答申します。 (2)野々市市総合計画策定委員会 副市長、教育長、各部長で構成し、後期基本計画の基本方針の検討や必要 な事項の検討及び調整を行います。 (3)市民参加等 ・ 公募による市民委員の募集の実施 審議会の委員6名を市民より公募し、市民の意見を反映した野々市市第一 次総合計画後期基本計画を策定します。 ・ 市民意識調査 ののいち創生総合戦略、ののいち創生長期ビジョンの策定にあたり実施し た市民意識調査から市民のニーズを把握します。 ・ パブリックコメントの実施 パブリックコメントを実施し、野々市市第一次総合計画後期基本計画(原 案)について広く市民の意見を求めます。 7 総合計画見直しスケジュール 別紙「資料3」のとおり - 2 -
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