3-6.アクセスや動線の検討と設定 (1)公園へのアクセス整備及び段階整備の必要性の検討 本公園周辺では、現在、2車線(片側1車線)の2本の都市計画道路が計画されている。 このうち、東西に通る尼寺関屋線は、国道 168 号から白鳳台付近まで供用しており、白鳳 台から西に本公園まで約 700mの区間が平成 29 年度から平成 31 年度に事業を予定している。 また、本公園の中央を南北に貫く畑分川線は、西名阪自動車道の南側にある旭ヶ丘住宅地 まで開通しており、尼寺関屋線の交差点から南に約 350mの区間が平成 29 年度から平成 31 年度に事業を予定している。 整備済み区間 白鳳台 尼寺関屋線 事業区間 計画地 計画中区間 畑分川線 西名阪道路 図 旭ヶ丘 都市計画道路の整備状況 70 (2)駐車場動線 駐車場は、各主要な施設にスムーズにアクセスできる位置にバランス良く配置し、集中に よる混雑を最小限に抑えるよう配慮する。また、プールのシャトルバス等に対応するバス停 及び身がい者用駐車場をプールに近接した北駐車場に配置する。 駐車場は、都市計画道路尼寺関屋線、畑分川線のいずれかが供用すれば利用できるように、 それぞれからアクセスできる位置に配置とする。 図 駐車場動線 71 (3)園内動線 園路は、その役割によって以下の様に区分し、園内のスムーズな移動等に資する動線とし て設定する。 表 園路区分 園路種類 幹線園路 概 要 幅 員 公園利用の際、利用者にとってメイン 幅員は、車両通行時でも歩行者が となる動線、すなわちエントランスや 歩けるよう、最小値を5mとす 各施設間をつなぐ動線。管理用車両の る。 通行も考慮。 枝線園路 公園利用者にとってサブとなる動線、 車両の通行も考慮する部分もあ すなわち主に各施設内での移動に供さ ることから 2.5m~3mを確保。 れる動線。車両が通行できる箇所では 管理用車両の通行を考慮。 散策園路 自然感の高い中で散策利用に供する園 歩行者専用の散策路であること 路。 から 2.0m程度を確保。ただし、 地形勾配の急な山地部分の散策 路は 1.5m程度を確保。 各々の園路は、次のように細分化する。 幹線園路 本公園の主要動線で、エントランスや主要 施設をつなぐ動線 枝線園路 枝線園路-1 幹線園路を補完する意味の動線 枝線園路-2 施設内での移動に供される動線 散策園路 散策に供される動線 72 図 園内動線 73
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