平成28年度全国学力・学習状況調査の結果について 磐田市教育委員会 1 はじめに 平成28年4月に実施した「平成28年度全国学力・学習状況調査」の本市立学校の調査結果の概要をお知らせします。本市の調査結果及び課題等を公表することによ り、児童生徒に関わる様々な立場の方々に関心をもっていただき、調査結果から見える成果や課題を共有しながら、学校・家庭・地域と連携し、一体となって磐田市 の子どもたちを育てていきたいと考えております。 なお、本調査は、児童生徒が身に付けるべき学力の特定の一部分を測定したものであり、この調査結果を本市の子どもたちの学力や学習状況を把握する資料の一つ として、一人一人に応じた教育指導や学習状況の改善のために役立てていきたいと考えております。 ※結果分析と今後の対策については、10月下旬にお知らせする予定です。 2 結果 〈小学校〉全国学力・学習状況調査平均正答率と平均正答数 [国語A:主として知識] [国語B:主として活用] 全国(公立) 県(公立) 磐田市 3 結果概要 [算数B:主として活用] 平均正答数(15 問) 平均正答率(%) 平均正答数(10 問) 平均正答率(%) 平均正答数(16 問) 平均正答率(%) 平均正答数(13 問) 72.9 76.5 78.2 10.9 11.5 11.7 57.8 58.9 61.0 5.8 5.9 6.1 77.6 78.5 80.6 12.4 12.6 12.9 47.2 47.4 48.5 6.1 6.2 6.3 〈中学校〉全国学力・学習状況調査平均正答率と平均正答数 [国語A:主として知識] [国語B:主として活用] 全国(公立) 県(公立) 磐田市 [算数A:主として知識] 平均正答率(%) [数学A:主として知識] [数学B:主として活用] 平均正答率(%) 平均正答数(33 問) 平均正答率(%) 平均正答数(9 問) 平均正答率(%) 平均正答数(36 問) 平均正答率(%) 平均正答数(15 問) 75.6 76.9 76.6 25.0 25.4 25.3 66.5 69.9 69.7 6.0 6.3 6.3 62.2 64.3 63.7 22.4 23.2 22.9 44.1 46.6 45.5 6.6 7.0 6.8 ○成果等 ●課題等 【小学校国語】 ○漢字を正しく読む問題、目的に応じて図と表とを関係付けて読み取る問題の正答率が高かった。 ●グラフを基に分かったことを的確に書く問題の正答率が低かった。複数のグラフ・表等を比較し、その特徴を読み取り書く活動を意図的に設定したい。 【小学校算数】 ○不等号の問題、示された条件を基に他の正方形について検討し同じ決まりが成り立つか調べる問題、計算の問題の正答率が高かった。 ●式の意味を数や演算の表す内容に着目して書く問題の正答率が低かった。式を図形と関連付けて捉え、その意味を説明できるように指導方法の工夫を考えたい。 【中学校国語】 ○相手や場に応じた言葉遣いなどに気を付けて話す問題や全体と部分との関係に注意して話を構成する問題の正答率が高かった。 ●資料から課題を決め、それに応じた情報の収集方法を考える問題の正答率が低かった。課題の設定やその解決に向けた方法を考える活動を多く設定したい。 【中学校数学】 ○正の数と負の数の加法・減法の計算問題、2つの等号で結ばれている方程式が表す関係を読み取り、2つの二元一次方程式で表す問題の正答率が高かった。 ●与えられた式を用いて、問題を解決する方法を数学的に説明する問題の正答率が低かった。式の意味を数学的に考え、説明する活動を多く設定していきたい。
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