c t i v e ARMY A R e l i a n c e M o r a l Y e a r n i n g 74 AUTUMN 2016 No. ARMY 陸 上自衛 隊 部内 広 報 誌 A c t i v e R e l i a n c e M o r a l Y 74 No. AUTUMN 2016 e a r n i n g ARMY 第 74 号 2016 年秋 平成 28 年 9 月 29 日 編集・発行/陸上幕僚監部 監理部総務課広報室 表紙:快挙!史上初競歩銅メダルを獲得した荒井3尉 http://www.mod.go.jp/gsdf/ リオデジャネイロ五輪 平成28年度 富士総合火力演習 国外訓練 リムパック カーン・クエスト サザン・ジャッカルー アークティック・オーロラ 教育訓練 国際平和協力活動等 最先任上級曹長 行 事 予備自衛官 民生支援・広報活動 インフォメーション 写真 フォート・キシモト 転載禁止 特 集 To p i c リオデジャネイロ五輪 8月5日(金)~21日(日)の間、ブラジル・リオデジャネ イロオリンピックが開催され、自衛隊体育学校からも 9名の選手が参加して各種目で活躍しました。 とくに、陸上50km競歩では荒井3尉が第3位に入賞し、 競歩で初となる銅メダルを獲得するとともに、競泳800m リレーでは、江原2曹ら日本チームが第3位に入賞し、 銅メダルを獲得しました。 6 7 1 2 3 8 50km競歩第3位:荒井3尉 重量挙げ56kg級:高尾3尉 開会式 ボクシングライト級:成松2尉 50km競歩:谷井3空尉 ラピット・ファイア・ピストル: 森3空尉 7 ライフル射撃:山下3佐 8 競泳800mリレー第3位: 江原2曹 9 近代五種:岩元3曹 10 近代五種:三口3曹 1 2 3 4 5 6 10 5 4 1 ARMY No.74 9 ※オリンピック関連写真転載禁止 ARMY No.74 2 行 事 Event 2 平成28年度 富士総合火力演習 1 3 10 4 5 11 6 12 7 8 【演習参加部隊】 9 1 2 3 4 5 戦果拡張 射撃するAH-64D 203mm自走榴弾砲 ヘリからのリペリング 空挺降下 6 10式戦車の射撃 7 オートバイジャンプ 8 WAPCからの展開 9 ヘリで輸送された高機動車 10 戦車による夜間射撃 11 夜間射撃の曳光 12 01式軽対戦車誘導弾 13 壮大なエンディング 【演習の規模】 ●富士教導団(富士教導団付隊、普通科教導連隊、特科教導隊、戦車教導隊、偵察教導隊、教育支援施設隊) 人 員:演習実施部隊 約2,400名、統裁部・支援部隊 約1,300名 ●高射教導隊 ●教育支援飛行隊 ●各方面隊隷下部隊 ●中央即応集団隷下部隊 ●海上自衛隊 ●航空自衛隊 主要装備:戦車・装甲車 約80両、各種火砲:約60門、航空機:約20機、その他車用:約700両 3 ARMY No.74 13 ARMY No.74 4 教育訓練 Tra i n i n g & E d u c a t i o n R IMPAC2016 6月30日(木)から8月1日(月)までの間、米国ハワイ州 オアフ島カネオヘ・ベイ米海兵隊基地、ハワイ島ポハク ロア訓練場において、平成28年度米国における米海兵 隊との実動訓練「リムパック2016」に参加しました。 KHAAN QUEST 16 5月22日(日)から6月4日(土)までの間、モンゴル国ファイブヒルズ訓 練場で実施された多国間共同訓練「カーン・クエスト16」に参加しました。 1 ハワイにおいて水陸両用作戦能力を向上 1 世界21か国がモンゴルで訓練 リムパックは、1971年に始まり、1980年以降隔年で実施している米 本訓練は、国際平和維持活動に関する各種能力の向上、参加国との相互理 海軍主催の世界最大の海上作戦演習で、陸自は一昨年以来、2回目の 解及び信頼関係の強化を目的として実施され、共催国のモンゴル、米国のほか、 参加となります。 アジア太平洋地域や欧州地域等から21か国(約1,000名)が参加しました。 訓練は、水陸両用作戦能力及び日米の相互運用性の向上を図るととも 陸上自衛隊からは、昨年に引き続き、教官要員及び訓練小隊が参加すると に、HA/DR(人道支援・災害復興)に係る幕僚活動能力の向上を図るこ ともに、2名の要員を初めて指揮所訓練に参加させ、国連平和維持活動にお とを目的に実施され、西部方面普通科連隊及び中央即応集団等の約50 いて必要となる内容について訓練しました。 名が参加し、 米海兵隊からは、 第3海兵連隊等の約600名が参加しました。 訓練では、ボートによる着上陸訓練及びAAV訓練、小火器による長 射程での実弾射撃等を実施するとともに、総合訓練では、一連の流れ 本訓練を通じ、陸上自衛隊が有する国連平和維持活動に必要な知識・能力 が、他国に比しても高い練度を保持していることを確認することができたとと もに、各国参加部隊との交流を深めることができました。 で着上陸訓練を実施して、米海兵隊との連携要領を実行動で演練し、 平成29年度末に新編予定の水陸機動団に必要となる水陸両用作戦能 力等を向上することができました。 2 1 2 3 4 ボートによる着上陸 着上陸後の戦闘(日米間の調整) ボート洋上機動訓練 AAV発進訓練 2 5 HA/DR訓練(会議) 6 戦闘射撃 7 機関銃射撃 5 3 4 3 4 8 5 5 ARMY No.74 6 7 6 7 1 2 3 4 巡察 開会式 車両縦隊行動 検問 5 6 7 8 移動検問 日米豪教官による調整 参加者による記念撮影 指揮所訓練 ARMY No.74 6 教育訓練 Tra i n i n g & E d u c a t i o n SOUTHERN JACKAROO 16 ARCTIC AURORA 16 5月13日(金)~6月4日(土)の間、 陸上自衛隊は、 豪州クイーンズランド州ショールウォーターベイ演習場 等において、豪州における米豪軍との実動訓練「サザ ン・ジャッカルー16」に参加しました。 5月31日(火)から6月15日(水)までの間、米国アラスカ州で実施さ れた、平成28年度米国における米陸軍との実動訓練「アークティック ・ オーロラ16」に参加しました。 1 豪州の広大な訓練場で演練 2 3 1 アラスカの地で空中機動作戦を演練 本訓練は、隊員や部隊の戦術技量の向上を図 本訓練は、空中機動作戦に必要な戦術・戦闘、 るとともに、豪州及び米国との信頼関係の強化 日米による相互連携要領を実行動で演練し、そ を図る目的で実施され、陸自からは第9師団第 の能力の維持・向上を目的として実施されました。 21普通科連隊1コ中隊基幹が参加し、豪陸軍、 陸上自衛隊からは、昨年に引き続き、第1空挺 米陸軍、米海兵隊の3ヶ国4軍種が連携して訓練 団基幹の約80名が参加するとともに、米軍から を行いました。 は、アラスカ陸軍第4-25歩兵旅団戦闘団(空挺) 訓練では、防御戦闘や錯雑地における戦闘射撃 市街地戦闘訓練、米・豪軍による迫撃砲射撃研修 基幹の約120名が参加しました。 2 3 4 5 訓練では、空挺降下・降着戦闘、戦闘射撃を含 等を行い、豪州の広大かつ良好な演習場において、 む小部隊の行動及び空挺作戦遂行に係る各職種 各訓練課目の能力向上を図るとともに、米・豪軍 部隊の共同要領を演練することにより、日米陸軍 との信頼関係の強化に大きな成果を得ることがで 種間による連携の強化を図ることができました。 きました。 4 5 1 2 3 4 戦闘射撃 豪軍との射撃訓練 米豪軍との訓練調整 壕内からの射撃(防御戦闘) 5 米軍との訓練調整 6 市街地戦闘訓練 7 訓練終了後の 記念撮影 1 日米共同空挺降下訓練 2 戦闘射撃訓練 3 米軍ヘリによる ヘリボン訓練 4 攻撃前進する陸自隊員 5 日米訓練部隊による 記念撮影 6 警戒監視中の陸自隊員 7 陸自の降下訓練 6 7 ARMY No.74 7 6 7 ARMY No.74 8 教育訓練 Tra i n i n g & E d u c a t i o n AASAM2016 協同転地演習:第14旅団 4月30日(土)から5月25日(水)までの間、 陸上自衛隊は、全国から選抜された選手14名 により豪陸軍主催射撃競技会に参加しました。 6月21日( 火)から8月2日( 火)の間、 第14旅 団は矢 臼別 演習場ほか 北海道内の各演習場において、平成28年度協同転地演習を行いました。 1 1 狙撃の部で初の総合第1位を獲得 四国から北海道へ約2,000kmの機動 本競技会は豪陸軍が1987年から実施しているもので、実戦の様相を踏 本演習には、人員約1,650名、車両約450両、航空機 まえた多様な種目で構成されるとともに、参加した列国との射撃練度、装 5機が参加しました。 備品等の比較が可能な場となっています。 演習各部隊は、陸上・海上・航空の各種移動手段を併 今年度は、狙撃銃の部において、陸上自衛隊として初となる総合第1位 用した約2,000㎞にわたる長距離機動訓練を行い、6月 (18コチーム中)を獲得するとともに、小銃、機関銃及び拳銃の各火器に 下旬から逐次北海道に着上陸し、まず矢臼別演習場にお おける総合の部においても、過去最高順位を獲得しました。 いて第15戦闘団が北部方面隊所属部隊との対向方式で この成果を受け、6月2日(木)、岩田前陸幕長は狙撃銃の部に参加し の実動訓練を行いました。 優秀な成績を収めた小城1曹(普通科教導連隊)及び八木2曹(第50普通 7月9日(土)には、50普連が浜大樹訓練場で、海自輸 科連隊)に第3級賞詞を授与しました。 送艦及び第1ヘリ団CH-47と協同して上陸しました。 2 1 2 3 4 5 6 7 2 小銃射撃 狙撃銃射撃 激動後の射撃に臨む武装走 拳銃射撃 機関銃射撃 集合写真 陸幕長表彰 その後、矢臼別演習場で、旅団が実施する防御の場に おいて訓練検閲を実施するとともに、全部隊が参加して の旅団演習を実施しました。また、矢臼別演習場及び北 海道大演習場で実射検閲を行うとともに、旅団各部隊も 練成訓練及び総合戦闘射撃等を行いました。 北 海 道 にお ける演 習 終了 後、 各 部 隊 は 再 度 長 距 離 機 動を開 始し、 8月2日( 火 )、 演 習 参 加 全 部 隊 が 駐 屯 地 に帰 隊しました。 3 4 3 5 9 ARMY No.74 6 7 5 4 6 1 2 3 4 ヘリボン訓練 演習部隊の出発 軽装甲機動車の空中輸送 LCACから展開する 50普連先遣小隊 5 6 7 8 演旅団作戦会議 FH-70の実射訓練 集結地に向け前進中の戦車 実射検閲(偵察警戒車) 7 8 ARMY No.74 10 教育訓練 Tra i n i n g & E d u c a t i o n 南海レスキュー28 南海トラフ地震対処能力を向上 訓練の成果を発揮 7月5日(火)から9日(土)の間、中部方面 7月11日(月)から19日(火)の間、第1師団は、東・北 隊は、人員約5,500名、車両約700両、航空 富士演習場において、第34普通科連隊、第1後方支援連隊、 機約10機をもって、「平成28年度中部方面隊 第1特殊武器防護隊の訓練検閲を実施しました。 実動演習及び日米豪共同訓練(南海レスキュー 28)」を実施しました。 34普連は「陣地防御における普通科連隊の行動」を、 1後支連は「陣地防御における後方支援連隊の行動」を、 本演習は、南海トラフ地震対処時の運用の 1特防は「陣地防御における特殊武器防護隊の行動」をそ 実効性向上を図る目的で、指揮所演習及び実 れぞれ課目として実施し、各部隊ともこれまでの訓練の成 動演習を行ったものです。 果を発揮するとともに、多くの資を得ることができました。 南海トラフ地震同時発生での地震では、中 部方面区内だけでも、犠牲者数が最大約20 万人と東日本大震災を上回る被害が見積もら れており、とりわけ発災後72時間以内を焦点 1 1 2 3 4 防護マスク着装の実射訓練 対空警戒する新隊員(34普連) 防護衣を着装して警戒(1特防) 救出救護(1後支衛生隊) 第1師団 第1次訓練検閲 とした初動対処は重要で、主要司令部たる方 面総監部の初動対処を重視したスピード感あ る指揮幕僚活動を重点に演練しました。 1 2 3 4 2 1 救助活動訓練(3師団) 捜索活動訓練(3師団) 三重県庁対策本部での調整(10師団) 司令部での指揮幕僚活動(中方総監部) 3 4 2 3 第4師団 第1次訓練検閲 14旅団との共同訓練を実施 6月8日(水)から7月13日(水)までの間、第7師団は、 4 飽くなき執念をもって任務を完遂 6月9日(木)~16日(木)の間、第4師団は、日出 矢臼別演習場及びそれに至る陸・海・空の経路を使用して、 生台演習場及び十文字原演習場において「平成28年 長距離機動訓練及び第1次師団訓練検閲を実施しました。 度第1次師団訓練検閲」を実施しました。 本訓練では、作戦行動の一環として長距離機動訓練を 検閲は、第16戦闘団、第4戦車大隊及び第4偵察 実施し、トレーラーのほか、民間船舶、鉄道(コンテナ) 隊が受閲し、離島侵攻事態を想定した「離島におけ 及びヘリコプターを使用した部隊展開を行うとともに、戦 る防勢行動」を検閲課目として実施しました。 車を含む一部の装軌車の公道自走を行い、部隊展開能力 の向上を図りました。 また、第7飛行隊に対する訓練検閲を実施し、第73戦 闘団との緊密な連携の下、効果的な戦闘団に対する戦闘支 援任務等を確認しました。 なお本検閲は、第14旅団との協同訓練の枠組みのもと で行われ、第73戦闘団と第50普通科連隊との戦闘を共同 統裁し、陸上自衛隊の道場たる北海道において、お互いの 第7師団 長距離機動訓練及び 第1次訓練検閲 練度向上を図りました。 2 ARMY No.74 任務を必成せよ」 「敵の行動を予期し、主動性をもって 戦え」 「安全管理の徹底」を胸に、度々降雨に見舞われ る厳しい気象条件の中、勝利への飽くなき執念を持っ て、任務を完遂しました。 1 1 3 11 受閲部隊は、統裁官要望事項の「攻めの心をもって、 1 第7飛行隊員による燃料補給 2 衛生隊員によるヘリボン患者空輸 4 3 UH-1にオートバイを積載する第73戦闘団(偵察小隊) 4 釧路市街地における戦車輸送 2 1 普戦によるヘリボン戦闘 2 戦車大隊による実射検閲 3 3 FH-70の射撃 4 戦況を報告する小隊長 4 ARMY No.74 12 国際平和協力活動 International Peace Cooperation Activities UNMISS (南スーダン派遣施設隊)の活動 DGPE (派遣海賊対処行動支援隊の活動) 稲田防衛大臣の視察受け 8月15日(月)、派遣海賊対処行動支援隊(第6次要員)は、稲田防 衛大臣の視察を受けました。 稲田大臣は、活動拠点施設等を視察するとともにP-3Cに同乗して の飛行視察を実施しました。 訓示において大臣は、拠点内で活動する隊員に対しその労をねぎら うとともに、「我が国はもとより、国際社会からも大きな期待が寄せら れていることを十分に自覚し、猛暑の厳しい生活環境の中ではあるが、 強い信念と誇りをもって国家安全保障戦略上の重要な課題に取り組ん でいただきたい」と述べられました。 また、隊員との懇談においては、日々の生活環境、派遣間の家族の 状況等について認識を深め、活動する隊員たちを激励されました。 1 1 拠点の視察 2 記念撮影 3 訓示を受ける隊員 1 第10次要員が活動を開始 6月12日(日)、ジュバ市内日本隊宿営地において、派遣施設 隊の指揮転移式が行われ、第9次要員(第10師団基幹)隊長 相 2 3 早期展開支援 ケニアで施設器材操作及び整備を教育 6月6日(月)~7月29日(金)の間、ケニア共和国においてケニ ア国軍の施設要員を対象とした重機の操作要員育成のため、陸上自 園1佐から第10次要員(第7師団基幹)隊長 中力1佐に任務が引 衛隊から17名(第2施設群(飯塚)等)が講師として派遣されました。 き継がれました。 本事業は、国連が実施するアフリカ施設部隊能力早期展開プロジ 式典では、第10次要員隊長 中力1佐から、第9次要員の半年 ェクト(Project for Africa Rapid Deployment of Engineering 間の功績を称え、これから活動にあたる第10次要員に対し、 『信 Capabilities ; ARDEC)の一環で、アフリカの国連PKOへの部隊 (「信念」 「信頼」 「発信」)』を要望した上で、 「第9次要員の『仁』を 派遣候補国の施設要員に対して、重機の操作や整備の教育を行うも 受け継ぎ、活動を通じて世界で最も若い国である南スーダンの平 ので、今回は昨年の試行訓練に引き続き2回目の実施となりました。 和と安定に貢献できるよう、全隊員がそれを常に意識し、任務を 2 完遂することを期待する。」と訓示しました。 第10次要員は、6月13日(月)から活動を開始し、マンデート に基づいて、国連施設内における道路補修や敷地造成など文民 保護及び国連活動基盤の強化に資する活動を行っています。 3 2 4 7 5 13 ARMY No.74 6 1 2 3 4 指揮転移式 隊員による「信」の人文字 安全祈願式 活動開始式 5 国旗掲揚 6 曹士朝礼 7 施設活動状況 1 3 1 バケットローダの操作要領 2 座学教育 3 ドーザ―教育 ARMY No.74 14 行 事 予備自衛官 Event Reserve Personnel 第35代岡部陸上幕僚長着任式 2 1 1 平成28年度予備自衛官中央訓練 8月26日(金)から30日(火)までの間、市ヶ谷駐屯地、 強靭な陸上自衛隊の創造を目指して 朝霞駐屯地及び東富士演習場において、予備自衛官中央 7月1日(金)、防衛省において、陸上幕僚長の着任行事が 訓練を実施しました。 行われ、第35代陸上幕僚長に岡部俊哉 陸将が着任しました。 訓練では、各方面隊から選抜された成績優秀な予備自 なお、同日付をもって、岩田清文 陸将は退官されました。 衛官に対し、陸上幕僚長訓示、富士総合火力演習研修、 着任式において、岡部陸幕長は、 「陸上自衛隊は創隊以来の 市街地戦闘訓練等を実施しました。 大改革に取り組んでいるところであり、『真に戦える陸上自衛 参加した予備自衛官からは「陸上幕僚長から『真に戦 隊』を実現させるため、この大改革は、陸上自衛隊全ての部隊 える予備自衛官としての誇りを堅持せよ』とのお言葉をい そして全隊員が一丸となって断行していかなければならない。」 4 ただき、予備自衛官の重要性を改めて自覚しました。」と 2 と訓示し、『強靭な陸上自衛隊の創造』を目標としてこれを達 成するべく、全隊員が一層の精進努力することを要望しました。 3 1 巡閲 2 栄誉礼 3 着任式での訓示 最先任上級曹長 の声が多く聞かれ、予備自衛官としての識能を向上させ るとともに、招集訓練の魅力化を図ることができました。 民生支援・広報活動等 Command Sergeant Major 陸自最先任の部隊現況把握 3 部隊等に対して、積極的な部隊現況把握を行っております。 8月9日(火)、第1後方支援連隊は、練馬駐屯地においてミス ・ 世界三大ミスコンテストの一つであるミス・ワールドは、世界 最多出場国を誇る、世界一魅力ある女性を決めるコンテストです。 もに、特に各部隊等の最先任上級曹長の活動状況や成果・ 問題点等を確認し、じ後の施策等の資としています。 ミス・ワールド ワールド日本代表選考に伴う自衛隊生活体験支援を実施しました。 部隊現況把握では、訓練の視察や各課程教育の実視、 准曹士との懇談等を通じて、各部隊の状況を確認するとと 集合写真 陸上幕僚長訓示 市街地戦闘訓練 隊旗授与 Civil-Military Cooperation/Public Relations ミス・ワールド候補者が生活体験 陸上自衛隊最先任上級曹長は、各方面隊や学校、大直 1 2 3 4 29人の日本代表候補者に対する生活体験では、規律性、協調 性、チームワーク、メンタリティーの向上を目的として、基本教 練や救急法、野外訓練(担架搬送)等の体験が行われました。 参加した候補者からは、「自衛隊の厳しさを身を持って知るこ とができました。チームワークの大切さを学びました。」と感想が 聞かれました。 1 1 2 3 4 担架搬送体験の準備完了報告をする候補者 救急法体験 喫食体験 担架搬送体験 3 1 2 1 陸士Gpとの懇談(7普連) 2 教育現場の実視(臨床検査技師課程:衛生学校) 15 ARMY No.74 3 駐屯地隊員への講話(下志津) 4 CSM課程学生に対する説示(西混団) 4 2 3 4 ARMY No.74 16 民生支援・広報活動等 Civil-Military Cooperation/Public Relations インフォメーション Information 駒井 蓮さん、池田 純矢さん出演の 自衛官募集CMを好評配信中! おれ、 自衛官になる。 わたし、 その気 持ちが、この国を守るチカラになる。 陸海空自衛官募集 ? なぜ 自衛官 自衛官募集 検索 自衛官募集ホームページで公開中! 1 Point 平成28年度自衛官募集CM (男性編(陸上)、女性編(海上、航空)) Point 3 メイキング映像及びインタビュー Point 2 平成28年度自衛官募集Webムービー 「心の葛藤、決意への自問自答を」 Point 4 2016自衛官募集ソング 「半径10メーターの世界」 (イトヲカシ) 縁故募集をよろしくお願いします! 詳しくは ホームページで 自衛官募集ホームページ スマートフォン モバイル http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/index.html ※オリンピック関連写真転載禁止 17 ARMY No.74 ARMY No.74 18
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