対話に徹してこそ解決へ - 日本共産党東京都委員会

絶対に許せない――北朝鮮の核実験
対話に徹してこそ解決へ
共産党・笠井 が質問
衆院
議員
日本共産党の笠井亮議員(衆院東京比例ブロック選出)は9月
14日、衆院外務委員会で、北朝鮮による核実験強行に対し、対話
に徹した平和的解決のあり方について提起しました(右写真)。
国際社会が一致して制裁実施を
笠井氏は、北朝鮮による核実験について、核・ミサイル開発の放
棄を求めた累次の国連安保理決議や6カ国協議の共同声明、日
朝平壌宣言に違反する暴挙だと糾弾しました。
その上で笠井氏は、北朝鮮を6カ国協議の対話のテーブルにつ
かせるために国際社会が一致して制裁を厳格に実施するなど、努
力強化の重要性を強調しました。
実際、北朝鮮への制裁履行に関
する報告書を提出した国は国連加盟193カ国のうち49カ国にとど
まります
(右グラフ参照)
。
笠井氏は、
日本政府がいっそう政治的・外交的イニシアチブを発
揮するべきだと要求。
岸田外務大臣は「非常任理事国としてしっか
りと働きかけを行っていきたい」
と述べました。
北朝鮮に核放棄を迫るためにも
制裁履行報告書提出は
4分の1にとどまる
(国連加盟国193カ国中)
提出
49カ国
未提出
144カ国
核兵器禁止条約の交渉開始を
笠井氏はより根本的には、
「核兵器禁止・廃絶条約の国際交渉開始の方向に進むことが、北朝鮮に核開
発の口実を失わせ、核開発放棄を迫る上で一番強い立場に立つことになる」
と強調し、被爆国である日本の
政府が先頭に立つよう求めました。
政治的・外交的解決へ全力!
! 核兵器の廃絶を
核兵器廃絶をめざす国際世論、被爆者の
願いをふみにじる北朝鮮の暴挙は絶対に
許せません。
北朝鮮に核・ミサイル開発を放棄させる
ための政治的・外交的努力がすすむよう全
力をあげます。
ご意見・ご要望は 03-3370-0311、FAX 03-3370-0471
2016年9月号外 日本共産党東京都委員会の見解を紹介します。
発行 / 東京民報社(港区芝 1-4-9 平和会館5階)1965 年 11 月 12 日第三種郵便物認可
参議院議員
(東京選挙区選出)
やまぞえ・たく
弁護士・31歳
山 添 拓