文学部 NAGAI Kazu 永井 和 ながい かず 研究課題 1 ⃝倉富勇三郎日記研究 研究課題 2 ⃝大正・昭和期の宮中研究 研究課題 3 ⃝近現代日本政軍関係の研究 PROFILE 職名 文学部 歴史学科教授 学歴 京都大学大学院文学研究科 修士課程現代史学専攻修了 (1977) 学位 博 士( 文 学 ) ( 京 都 大 学、 1993) 所属学会 史学研究会 専門分野 日本近現代史 32 業 績 【著書】 『昭和期の軍部と政治2大陸侵攻と戦時体制』三宅正樹外編/第二章「日英関係と 軍部」 /第一法規出版、1983 年 8 月、共著 『日中戦争史研究』古屋哲夫編/第四章「日中戦争と日英対立─日本の華北占領地 支配と天津英仏租界─」 /吉川弘文館、1984 年 12 月、共著 『海外視点・日本の歴史 14 富国強兵の光と影』高村直助編/第五章「太平洋問題 調査会の人々─新渡戸稲造とその弟子たち─」 /ぎょうせい、1986 年 10 月、共著 『日本議会史録』内田健三・古屋哲夫・金原左門編/第三巻第五章「日中戦争全面 化と東亜新秩序─第七一∼第七五議会」 /第一法規出版、1991 年 2 月、共著 『近代日本の軍部と政治』 /思文閣出版、420p、1993 年 5 月、単著 『近代日本のアジア認識』古屋哲夫編/ 「戦後マルクス主義とアジア認識―「アジア 的停滞性論」のアポリア―」/京都大学人文科学研究所、1994 年 3 月、緑蔭書房 より再刊、1996 年 8 月、共著 『西園寺公望伝』第 4 巻/立命館大学西園寺公望伝編纂委員会編/第 2 、3 章/岩波 書店、1996 年 3 月、共著 『東アジア史の新構築 講座東アジア近現代史』第 4 巻/片山裕・西村成雄・東ア ジア地域研究会編/「東アジア 20 世紀史のなかの日本」/青木書店、2002 年 5 月、 共著 『青年君主昭和天皇と元老西園寺』 /京都大学学術出版会、2003 年 7 月、単著 『明治維新期の政治文化』佐々木克著/「朕は汝ら軍人の大元帥なるぞ」/思文閣出 版、2005 年 9 月、共著 『京都と北京―日中を結ぶ知の架橋―』紀平英作・吉本道雅編/ 「日本現代史研究と 中国」 /角川書店、2006 年 12 月、共著 『日中戦争から世界戦争へ』 /思文閣出版、2007 年 1 月、単著 『東アジア中国外交交流史の研究』夫馬進編/ 「東アジアの「近世」問題」/京都大 学学術出版会、2007 年 3 月、共著 『日本の朝鮮・台湾支配と植民地官僚』松田利彦・やまだあつし編/ 「田中義一内閣 時の朝鮮総督府官制改定問題と倉富勇三郎」 /思文閣出版、2009 年 3 月、共著 『倉富勇三郎日記』倉富勇三郎日記研究会編第 1 ∼ 3 巻/国書刊行会、2010 年 11 月、 2012 年 6 月、2015 年 2 月、編著 『未来の大学教員を育てる 京大文学部プレ FD の挑戦』田口真奈・出口康夫・京 都大学高等教育研究開発推進センター編/ 「プレ FD 検収プログラム・コーディ ネーターの二年半」 /勁草書房、2013 年 3 月、共著 『 「慰安婦」問題を/から考える―軍事性暴力と日常世界』歴史学研究会編・日本史 研究会編/ 「軍・警察史料からみた日本陸軍の慰安所システム」 /岩波書店、2014 年 12 月、共著 『日本人「慰安婦」―愛国心と人身売買と』バウラック編(西野瑠美子・小野沢あ かね責任編集) / 「日本軍の慰安所政策について」 /現代書館、2015 年 2 月、共著 『記憶の共有をめざして 第二次世界大戦終結 70 周年を迎えて』川島正樹編/ 「日 中戦争から世界戦争へ」 /行路社、2015 年 8 月、共著 『岩波講座日本歴史』第 22 巻 大津透・桜井英治・藤井譲治・吉田裕・李成市編/ 「近世論よりみたグローバル・ヒストリー」/岩波書店、2016 年 2 月、共著 【学術論文】 「東方会の成立」/ 『史林』61 巻 4 号、1978 年 7 月、単著 「東方会の展開」/ 『史林』62 巻 1 号、1979 年 1 月、単著 「一九三九年の排英運動」/『年報近代日本研究』5 号、1983 年 11 月、単著 「人員統計よりみた明治期日本陸軍(1)─『陸軍省年報』 『陸軍統計年報』の分析」/ 『富山大学教養部研究紀 要』18 巻 2 号、1986 年 2 月、単著 「東アジアにおける国際関係の変容と日本の近代─<中華帝国体制>の解体と<近代帝国主義体制>の成立」/ 『日本史研究』289 号、1986 年 9 月、単著 「人員統計よりみた明治期日本陸軍(2)─『陸軍省年報』 『陸軍統計年報』の分析─」/ 『富山大学教養部研究 紀要』19 巻 2 号、1987 年 2 月、単著 「軍人首相内閣論─分類と時期区分─」/『史学雑誌』96 巻 10 号、1987 年 10 月、単著 「軍人と内閣」/ 『富山大学教養部研究紀要』20 巻 2 号、1988 年 2 月、単著 「江口圭一論─『十五年戦争小史』によせて─」/『歴史学研究』580 号、1988 年 5 月、単著 「軍人と官僚─一五年戦争期の現役将校の官界進出」/『年報近代日本研究』10 号、1988 年 11 月、単著 . 「内閣官制と帷幄上奏─初期内閣における軍事勅令制定の実態─」/『富山大学教養部研究紀要』21 巻 2 号、 1989 年 2 月、単著 「日本軍の華北占領地統治計画について」/『人文学報<京大人文研>』64 号、1989 年 3 月、単著 「張作霖爆殺事件と田中義一首相の上奏─粟屋憲太郎氏の所見への疑問─」/『日本歴史』510 号、1990 年 11 月、 単著 「昭和天皇は統帥権の運用を誤ったか─大江志乃夫著『張作霖爆殺』を評す─」/『立命館史学』11 号、1990 年 11 月、単著 「「輔弼」をめぐる論争―家永三郎・永井和往復書簡―」/ 『立命館文学』521 号、1991 年 6 月、単著 「近代史の視点─日本の近代はいつから始まるのか─」/『日本思想史研究会会報』12 号、1994 年 11 月 「久邇宮朝融王婚約破棄事件と元老西園寺」/『立命館文学』542 号、1995 年 12 月、単著 「西園寺公望はいかにして最後の元老となったのか」/ 『京都大学文学部研究紀要』37 号、1997 年 3 月、単著 「陸軍慰安所の創設と慰安婦募集に関する一考察」/『二十世紀研究』1 号、2000 年 12 月、単著 「太政官文書よりみた天皇万機親裁の成立─統帥権独立制度成立の理由をめぐって─」/ 『京都大学文学部研究 紀要』41 号、2002 年 3 月、単著 「補論・久邇宮朝融王婚約破棄事件と元老西園寺」/『日本思想史研究会会報』20 号、2003 年 1 月、単著 「柳田国男、官界を去る」/『立命館文学』578 号、2003 年 2 月、単著 「万機親裁体制の成立―明治天皇はいつから近代の天皇となったか」/『思想』557 号、2004 年 1 月、単著 「特集「「近世化」を考える」によせて」/『歴史学研究』836 号、2008 年 1 月、単著 「日比谷焼打事件と倉富勇三郎」/『立命館文学』605 号、2008 年 3 月、単著 「文献研究と情報技術―史学・古典学の現場から―」林晋、永井和、宮崎泉/『人工知能学会誌』25 巻 1 号、 2010 年 1 月、共著 「波多野敬直宮内大臣辞職顛末―1920 年の皇族会議」/『立命館文学』624 号、2012 年1月、単著 「SMART-GS を利用した倉富勇三郎日記の翻刻と倉富家所蔵史料について」永井和、川嵜陽/ 『二十世紀研究』 13 号、2012 年 12 月、共著 「覚書:満洲事変後の冀察方面における領事館警察の増殖について」/『人文学報〈京大人文研〉』106 号、2015 年 3 月、単著 「「慰安婦」問題 破綻する「日本軍無実論」」/『世界』873 号、2015 年 9 月、単著 KYOTO TACHIBANA UNIVERSITY 33
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