多気営農センターだより 平成28年8月号

平成28年
たより 9月号
稲刈りも済み農繁期は一段落しました。朝晩も涼しくなり気候もずいぶん秋
らしくなってきました。今月は秋冬野菜の定植時期となります。
果樹
柿は、手直し摘果を行います。今後、台風などの長雨により汚損果が
増える可能性があります。汚損果、日焼け果などを重点的に除去しましょう。
果樹カメムシ情報 今のところ発生量は少ないように思われますが、園地条件
などにより発生の多かった園につきましては再飛来する可能性が高いです。今
後も引き続きカメムシの発生状況には注意し、状況に応じて防除を実施して下
さい。
かき基幹防除
9月中旬
たんそ病・うどんこ病
トップジンM水和剤
1,500倍
みかん基幹防除
9月上中旬
黒点病
ジマンダイセン水和剤
600倍
カメムシ・チャノキイロアザミウマ
ロディー乳剤
2,000倍
10 月中下旬(着色期)
ハダニ類
ダニサラバフロアブル2,000倍
秋冬野菜
秋冬野菜は、定植が1日遅れると収穫は1週間遅れると言わ
れています。適期定植を心がけてください。品目によりますが、播種後20日
~30日程度が育苗期間になります。定植後は土壌が乾いているようであれば
少なくとも3日間~7日間はしっかりと潅水し苗の活着を促します。潅水のム
ラがそのまま生育のムラになるので潅水ムラのないように丁寧に行いましょう。
また、定植日の前日又は当日に薄めの液肥を入れておくと苗の動きも良くなり
おススメです。
害虫発生状況
・ハスモンヨトウ
フェロモントラップによる誘殺数も例年より早く、すでに大豆の圃場でも多数
の幼虫の発生が確認されております。幼虫が大きくなると防除も難しくなるの
で、早期の防除が必要となります。
・オオタバコガ
まだ発生の確認は特にされていませんが、今後の発生に注意が必要です。ヨト
ウ虫との同時防除が可能ですので、合わせて早期の防除をおすすめします。
おすすめ防除
キャベツ・白菜・ブロッコリー・レタスの定植前に
⇒ プレバソンフロアブル 5
100倍で希釈
セル成型育苗トレイ1箱当り
500cc を灌注
コナガ、アオムシ、ヨトウムシによる被害を長期間(約30日)抑えます。
※アブラムシ、ハムシに関しては追加防除が必要となりますので、発生した際
は一度御相談下さい。
農薬のラベルをよく読んで使用しましょう。
肥料・農薬など栽培に関するお問い合わせは
多気営農センター 39-6170 まで 担当の営農指導員が対応致します。
新しい園芸化成が発売されました。
商品名
くみあい園芸化成480
容量
15kg
単価
1,620円
苦土・ホウ素が入った園芸用化成肥料です。
様々な作物に使用でき、一袋が15kgと
なっており扱いやすくなっています。
JA多気郡ちゃぐりんフェスタ
親子で体験! ぐるぐるパンとピザを作ろう!
平成28年10月22日(土) 10:00~14:00
会場 : 明和営農センター (明和町馬之上 1415)
生地をこね、串に巻きつけたパン生地と地元産野菜をのせたピザを炭火でじっくりと
焼き上げ、焼きたてを試食。また、親子工作ではペットボトルでピークを作り、ピーク
飛ばし大会やちゃぐりんクイズなど野外体験学習をおこないます。
募集人数 : 50名 (定員になり次第、締め切りします)
募集対象 : JA多気郡管内の小学生とその家族
参加費
: 無料
申込受付 : 平成28年9月20日(火)9:00より受付開始
お申込み・お問い合わせ先
JA多気郡 生活福祉課
0596-52-3716