2016 年度版 みんなが欲しかった! 税理士 【簿記論】 の教科書&問題集

2016 年度版 みんなが欲しかった!
【簿記論】
税理士
の教科書&問題集
第 66 回本試験出題実績
簿記論 第一問
問1:合否を分けるほどに重要な問いです。ここで、8割近く得点しないと非常に厳しい戦いとなります。
問2:問題文を注意深く読むことが要求される問題です。簡単に解答できる箇所を探し少なくとも4割は確保すべき問題です。
出題形式
(1)前TB勘定残高
問1
(2)決算整理仕訳
(3)売上原価の算定
問2
仕訳問題
大区分
小区分
①総記法
②3分法
③売上原価対立法
①総記法
商品売買 ②3分法
③売上原価対立法
①その都度後入先出法
②年次総平均法
③最終仕入原価法
①減価償却
×2年3月31日 ②貸倒引当金
③違反金の支払い
①減価償却
×3年3月31日 ②貸倒引当金
税効果会計
③その他有価証券
×4年4月1日 ①その他有価証券
①減価償却
②貸倒引当金
×4年3月31日
③その他有価証券
④圧縮記帳(積立金方式)
特徴
・解答用紙、見かけない形
・永久差異あり
・実効税率の変更あり
・圧縮記帳は取崩し不要
-1-
ランク
A
A
A
A
A
A
C
B
C
コメント
テキスト該当箇所
(2016年度)
・3分法と売上原価対立法
⇒落とせない問題
・総記法も正解したい問題
テキ①P31
テキ①P50/2級の範囲
テキ①P29
テキ①P31
テキ①P50/2級の範囲
テキ①P29
・年次総平均法が解答できれば十分
テキ①P47
・3分法と売上原価対立法
⇒落とせない問題
・総記法も正解したい問題
テキ①P218
テキ①P218
テキ①P211
・永久差異や税率の変更の判断に苦戦する問題 テキ①P218
C
・×4年3月31日の「その他有価証券」と「圧縮記 テキ①P218
C 帳(積立金方式)」は正解したい問題
テキ②P91
C ⇒変更後の税率を適用することが明らかで、かつ、 テキ②P91
他の問いと連動していないため。
テキ①P218
C
テキ①P218
A
テキ②P91
A
テキ②P190
A:絶対に落としてはいけない問題
B:できれば落としたく問題
C:解けなくてもよい問題
B
簿記論 第二問
問1:(1)は合否にかかわる問題です。(2)は所有権の判定やリース料の前払いなどうっかりミスをしやすい問題となっていますが、①は正解し、問1で7割を確保したい問題です。
問2:(1)、(2)①は合否にかかわる問題です。(2)②は論点を知っていれば挑戦してもよいでしょう。問2は、6割から7割程度確保したい問題です。
問3:資産除去債務のキャッシュ・アウト・フローを算定できないと解答できません。期待値の計算方法がわからない場合は、飛ばしてかまいません。①が正解できればラッキーくらいに考えましょう。
出題形式
大区分
小区分
(1)所有権移転外ファイナンス・リース取引
問1
仕訳問題
リース
(2)所有権移転ファイナンス・リース取引
ランク
①リース取引開始時
②リース取引開始期の期末
①資産売却とリース取引開始時
②リース取引開始期の期末
③リース取引最終期の期末
(1)市場販売目的のソフトウェア制作費の分類
問2
問3
仕訳問題
仕訳問題
ソフトウェア
資産除去債務
(2)ソフトウェアの償却
A
A
A
B
B
コメント
テキスト該当箇所
(2016年度)
・落とせない問題
テキ②P201
・応用問題
⇒ただし①は正解したい
テキ②P209
テキ②P224
A
・落とせない問題
テキ③P18
①×2年3月31日
A
・落とせない問題
テキ③P18
②×3年3月31日
C
・応用問題
テキ③P18
テキ③P29
・「加重平均した期待値」の計算方法がわかれば資
料の与えられ方は丁寧なので簡単
・計算方法がわからなければ問3全滅
C ・①を正解しないと解答できない。
テキ③P110
C ・①を正解しないと解答できない。
テキ③P103
A:絶対に落としてはいけない問題
B:できれば落としたく問題
C:解けなくてもよい問題
①資産除去債務発生時
(キャッシュ・フローの算定)
C
②見積り変更時
③履行時
-2-
簿記論 第三問
有価証券・有形固定資産・リース取引・為替予約など資料の後半の論点が点数を稼ぎ易い論点です。一方、商品売買は資料の読み取りを含め非常に難しい問題となっています。
問題の取捨選択をし商品売買が関連する項目以外にいかに時間割くことができたかが合格点を取るための必須事項です。
第3問は5割強ほど点数を確保したい問題です。
出題形式
大区分
普通預金
商品売買
売掛金・買掛金
投資有価証券
貸倒引当金
後TBの穴埋め
有形固定資産
リース取引
退職給付引当金
為替予約
新株予約権付社債
消費税
法人税等
税効果会計
小区分
ランク
コメント
小切手の回収
仮払金の精算
売上割戻
収益の認識基準
払出単価の算定
収益性の低下
その他資本剰余金からの配当
その他有価証券の期末評価
その他有価証券の減損処理
外貨建満期保有目的債券の期末評価
(償却原価法・定額法)
貸倒懸念債権
破産更生債権
一般債権
取得原価の推定
減価償却費の算定
圧縮記帳(積立金方式)
固定資産の売却
減損処理
所有権移転外ファイナンスリース
退職給付引当金の算定
繰延ヘッジ
外貨建新株予約権付社債
決算時の処理
決算時の処理
A
A
C
・落とせない問題
・落とせない問題
・資料の読み取りが難しい
C
・捨て問
A
・落とせない問題
A
A
C
A
A
A
A
A
A
B
A
C
A
C
・破産更生債権は正解したい問題
・個別貸倒引当金繰入額はできれば正解したい問題
・リベートの論点が関連してくる
繰延税金資産・繰延税金負債
C
・ミスなく集計することが難しい
テキスト該当箇所
(2016年度)
テキ②P15
2級の範囲
テキ①P15
テキ①P74
テキ①P46
テキ①P50
テキ②P103
テキ②P91
テキ②P100
テキ④P33
・落とせない問題
・落とせない問題
・できれば正解したい問題
・落とせない問題
・難問
・落とせない問題
・他の論点を正解する必要あり
A:絶対に落としてはいけない問題
B:できれば落としたく問題
C:解けなくてもよい問題
-3-
テキ②P53
テキ②P53
テキ②P53
テキ③P302
テキ②P146
テキ②P190
テキ②P159
テキ②P233
テキ②P209
テキ③P69
テキ②P129
テキ①P194
テキ①P202
テキ①P218
テキ②P91