月次重点項目シリーズ No.22 平成 28 年8月号 続報!中小機械の固定資産税減税 ① ② ③ 7月1日以後に新品の機械装置の取得予定はありませんか? 機械装置のリース取引についても適用ができないか検討しましたか? 太陽光発電設備や自ら製作するものも適用できないか検討しましたか? 機械装置の固定資産税が1/2に! 太陽光発電設備や蓄電設備も対象! 平成 28 年7月1日以後に中小企業者が取得する新 機械装置として左の①∼③の要件を満たす太陽光 品の機械装置については、工業会の証明書の入手や経 発電設備や蓄電設備についても、減税の対象となりま 営力向上計画の申請・認定により、原則3年間、固定 す。 資産税(償却資産税)が2分の1に減税されます。 ただし、 「経営力向上計画」を作成し、事業分野別の ①取得価額が1台 160 万円以上 主務大臣に申請するため、単に設備が要件に該当する ②販売開始から 10 年以内 だけでなく、経営力の向上に資する点を明らかにする ③旧モデル比で生産性が年平均1%以上向上 必要があるとされています。 前回の7月号では制度の概要をご説明しましたが、 7月25日に中小企業庁からQ&Aが出るなど、さら に情報が公開されたため、続報をお送りします。 その他の適用の可否 上記のほか、申請書類の作成の手引きやQ&Aによ れば、次のように適用の可否が示されています。 内 リース取引やレンタルも対象! ルも対象となります。 資産税の負担者が異なるため、次のとおりとなります。 借り手側 所有権移転外 リース取引 貸し手側 ○ × ○ × 国・地方公共団体から補助金を受け たもの 資本的支出(既に有する資産の修 理・改良等のために行った支出) ○ ○ ○ × 制度の内容、申請書類の作成の手引き、記載例、Q& A等については、中小企業庁のホームページで常に最 オペレーティング リース取引・ 製作するもの オーダーメイド品 ただし、リース取引の内容によって機械装置の固定 リース取引(※) 適用の可否 取得(購入)するもの以外に、自ら 機械装置の固定資産税減税は、リース取引やレンタ 所有権移転 容 新情報を入手下さい。 × ○ レンタル (※)リース会社が納税する場合は、 「貸し手側」で適用可 ◎ 経営サポート「経営強化法による支援」 http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kyoka/
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