(2016年9月11日付大阪民主新報) 年2月まで市内全 行政 7月に示された素案は 現在の行政区の合区を前 提 に、「 総 合 区 」 が 担 う 事務に応じて①「ほぼ現 行の行政区並み」(8区・ 区 )②「 一 般 市 並 み 」 いはずの「特別区設置協 票で否決されて存在しな 別区」については住民投 説明会ではこの「総合 区 」 5 案 と と も に、「 特 あります。 並 み 」( 5 区 )の 計 5 案 が (5区・8区) ③「中核市 11 をとっています。 府市共同の「副首都推 進 局 」 が、 「新しい大都 一 郎 知 事 は、「 特 別 区 」 たゆまぬ取り組みが必要 市の吉村洋文市長や松井 なります。ところが大阪 ので、次元がまったく異 止して新たに設置するも が、課題は残ったまま。 は住民投票で否決された 現 」 を 強 調 し、「 特 別 区 長 は「 副 首 都 大 阪 の 実 だ 」 な ど と 主 張 し、「 総 「 再 挑 戦 」 を 打 ち 出 す 一 合区か特別区か」の住民 日に大阪市此花区で開 都推進局」に素案の作成 案 の よ う に 扱 い、「 副 首 考えも、あらためて示し 方、「 総 合 区 」 を そ の 対 投票を任期中に実施する き、約230人が参加し ました。 ました=写真。大阪市民 を指示。 31 を対象にしたもので、来 ての住民説明会を8月 市 制 度 」 の 名 で「 総 合 一つの方法。これに対し 説明会には吉村市長と 「 特 別 区 」 は 大 阪 市 を 廃 松井知事も出席。吉村市 強化する住民自治拡充の 「 総 合 区 」 は 大 阪 市 を 定 書 」 の 内 容 を、「 参 考 残したまま、区の権限を 資料」として解説する形 区で順次開催します。 24 設置の「大阪都」構想の 副首都推進局が住民説明会 区」と「特別区」につい 「総合区」 「特別区」の2択迫る 花区) に出掛けた。 「特 に感じる▼「総合区」 いぶん昔のことのよう カ月前のことだが、ず 年5月。わずか1年4 投票が行われたのは昨 否を問う住民 協定書」の賛 「特別区設置 副首都と言っているの 住民説明会 ( 大 阪 市 此 ったのか」「何をもって と「特別区」に関する か分らない」などの素 が最初で最後ではなか 参加者から「住民投票 ある▼質疑応答では、 るかのような違和感が で亡霊がさまよってい として使われる。まる 容などが「参考資料」 の解説で、協定書の内 い。なのに「特別区」 して暮らせる街づくり からお年寄りまで安心 き進むのか。赤ちゃん らの制度いじり」に突 いを引き起こす「上か ろうか▼再び対立と争 からの叫びではないだ この男性の言葉は、心 立や分断を経験した。 夫婦の間でも深刻な対 域で、さらには親子や 投票で大阪市民は、地 が悪くなる」と▼住民 町内で仲が良い人と仲 大阪市を廃 「 特 別 区 設 置 協 定 書 」 んかになる。真面目に 止・解体する は否決され、存在しな 話をすればするほど、 り 資 料 を 見 る と、 「 一 朴な質問も出た。此花 別区」の解説を聞いた 区に住んで 年という 務の取扱い」 といっ 整」「大阪市の財産と債 た 。「 友 達 同 士 で ま と することこそ、大阪市 ないでほしい」と訴え 男性は「住民投票はし 願いに耳を傾けて実現 へ、市民に寄り添い、 部 事 務 組 合 」「 財 政 調 た、忘れかけていた用 もに言い合いするとけ の仕事ではないのか。 語が次々と登場する▼ 62
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