電源制御システム改造のための制御伝送系の整備 仕様書 国立研究

電源制御システム改造のための制御伝送系の整備
仕様書
Upgrade of transmission devices for power supply control system
平成28年7月
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
核融合エネルギー研究開発部門
NB加熱開発グループ
1.一般仕様
1.1 件名
電源制御システム改造のための制御伝送系の整備
1.2 目的
量子科学技術研究開発機構(以下「量研機構」という。)核融合エネルギー研究開発
部門では、老朽化した既存の電源制御システム改造の一環として、電源設備を制御する
現場機器PLC制御システムの整備を進めている。現場機器制御PLCシステムは電源設
備を適切なタイミングで制御する機能を有し、制御信号は制御信号伝送系で電源設備に
伝送される。本仕様は、現場機器PLC システムを正確かつ高速に動作させるために行
う制御伝送系の整備の一環として、高耐ノイズ機器の設計、製作及び据付・配線を行う
作業一式である。
B①②③円
契約範囲
高耐ノイズ機器の設計
高耐ノイズ機器の製作
高耐ノイズ機器の据付
試験検査
1式
1式
1式
1式
配線
1.4 納期
平成29年3月17日
1.5 納入場所及び納入条件
(1)納入場所
茨城県那珂市向山 801-1
那珂核融合研究所核融合エネルギー研究開発部門
中央制御室
(2)納入条件
据付後渡し
1.6 検収条件
第1章5項に示す納入場所にて、員数検査、外観検査及び第2章5項に定める試験
検査及び第1章8項に示t提出図書の合格をもって検収とする。
1.7 かし担保責任
検収後1年以内に脱着及び交換上のかしが発見された場合、無償にて速やかに、補
修を行うものとする。
1.8 提出図書
書
名
提出時期
部数
作業工程表
作業開始前
3部
設計報告書
作業開始前
3部
確認図
製作開始前
3部
試験検査要領書
試験検査開始前2週間前までに
3部
確認
要要要要
図
納入時
作業実施要領書
契約締結後速やかに
作業報告書
作業終7後速やかに
完成図
作業終了後速やかに
{"咋作業開始2週問前まで
部部部部
3333
試験検査成績書
不要
要
不要
不要
1部
要
なお、必要に応じて電子媒体(1式)を提出すること。
(提出場所)
量研機構那珂核融合研究所核融合エネルギー研究開発部門
NB加熱開発グル
ープ
(確認方法)
「確認」は炊の方法で行う。
量研機構は、確認のために提出された図書を受領したときは、期限日を記載した受
領印を押印して返却する。また、当該期限までに審査を完了し、確認しない場合に
は修正を指示し、修正等を指示しないときは、確認したものと,、る。ただし、再委
託承諾願は、量研機構確認後、書面で回答する。
1.9 支給品
現地作業に必要な電力(AC1φ10OV、 AC3φ20OV)を無償で支給する。
1.10 貸与品
なし
1.Ⅱ品質管理
本件に係る作業は、全ての工程において、以下の事項等について十分な品質管理を行
うこととする。
・管理体制
・設計管理
・外注管理
・材料管理
・工程管理
・試験・検査管理
・不適合管理
・記録の保管
・重要度分類
・監査
1.12適用法規・規格基準
受注者は、作業を実施するに当たり、以下の法令、規格、基準等を適用又は準用して
1テうこと。
・労働基準法
・労働安全衛生法
電気事業法
電気用品安全法
電気工事士法
日本工業規格(ⅡS)
日本電気工業会標準規格(正M)
日本電気規格調査会標準規格(正C)
日本電気協会規格内線規定(正AC・80OD
電気設備技術基準
その他受注業務に関し、適用又は準用すべき全ての法令
規格・基準
1.B 機密保持
受注者は、本業務の実施に当たり、知り得た情報を厳重に管理し、本業務遂行以外の
目的で、受注者及び下請会社等の作業員を除く第三者への開示、提供を行ってはならな
い。このため、機窟保持を確実に行える具体的な情報管理要領書を作成・提出し、これ
を厳格に遵守すること。
N安全管理
)一般安全管理
作業計画に際し綿密かつ無理のない工程を組み、材料、労働安全対策等の準備行
い、作業の安全確保を最優先としつつ、迅速な進捗を図るものとする。
15 グリーン購入法の推進
(D 本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関す
る法律)に適用する環境物品(事務用品、 OA機器等)が発生する場合は、これを
採用するものとする。
(2)本仕様に定める提出図書(納入印刷物)については、グリーン購入法の基本方針
に定める絲氏類」の基準を満たしたものであること。
1.16 協議
本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じ
た場合は、量研機構と協議の上、その決定に従うものとする。
技術仕様
1 一般事項
(D 作業に当たっては量研機構の担当者と密接に連絡をとり、量研機構と受注者間で
相違のないようにすること。
(2)規定された作業の要求事項を確実に把握して作業すること。
(3)作業及び試験は十分な実績を持った規格、基準等に基づいて行うこと。
(4)制御盤内での作業は、内部機器に損傷を与えないように注意すること。
(5)量研機構の構内への入退域及び物品、車両等の搬出入に当たっては、量研機構所
定の手続を遵守,、ること。
2.2 作業内容
高耐ノイズ機器の設計
22.1
π、60SA用電源設備PLCシステムは正確かつ高速に動作させる必要があるため、本シ
ステムにおいて使用す、る制御伝送系を構成する高耐ノイズ機器の設計を行うこと。本機
器は入力と出力を絶縁できる構造とし、入出力信号は端子台で受ける構造とすること。
製作する高耐ノイズ機器の仕様を以下に示す。
仕様
信号点数
入力
出力
信号線取合い
数量
70,点/ユニット
0 10V,、5 →・5V
0 10V,、5 ・1-5V
端子台
4ユニット分
高耐ノイズ機器の製作
第2章2項第1号で設計した高耐ノイズ機器の製作を実施すること。本機器は信号1
点につき 1台製作することとし、全70 点をまとめて 1つのユニットで納入すること。
作業詳細を以下に示す。なお、本機器の製作に当たっては、既存制御盤の調査を十分に
実施した上で製作すること。
①本機器は既存制御盤内に収められる構造とし、設置する上で加工等が必要な場合は
量研機構と協議の上実施すること。
②入出力信号の取合いは端子台とすること。
2.22
高耐ノイズ機器の据付・配線
第2章2項第2号で製作した高耐ノイズ機器を既存制御盤に据え付けること。作業詳
細を以下に示す。
①据付に当たり、既存制御盤に収められている絶縁アンプユニット及び配線の取外し
を行うこと。図 1に既存絶縁アンプユニットの外形図を示す。
②既存の配線はコネクタ接続になっているため、コネクタを分解し、圧着端子及び信
号名タグを新たに取り付けること。
③絶縁アンプユニットを取り外した箇所に新たに製作した高耐ノイズ機器を据え付
け、圧着端子及び信号名タグを取り付けたケーブルを本機器の端子台に接続tるこ
2.23
と。
試験検査
23.1
一般事項
23
(D 受注者は、本件に関する機器、設備の性能及び信頼性を保証する確認のための試験
検査を量研機構への引渡し前に実施すること。
(2)試験、検査開始前に試験検査要領書を作成し量研機構の確認を得ること。
(3)試験、検査に使用,、る測定器類は、校正されたものであること。
単体試験・検査
工場又は現地にて以下の試験・検査を実施すること。
①工場及び現地で機器の据付後、高耐ノイズ機器ユニットの入出力特性を確認し、誤
差が別途指定する許容値内であることを確認すること。
②外観、締付け、配線について試験検査要領書に基づき相違がないことを確認するこ
232
と。
③据付・配線完了後に本機器が正常に動作することを確認すること。
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