仕様書 - 量子科学技術研究開発機構

ITERジャイロトロン用
低速制御装置の製作
仕様書
平成28年8月
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
核融合エネルギー研究開発部門
RF加熱開発グループ
目
1
そ欠
一般仕様
1.1
件名
1.2
目的
1.3
1
................................................................
契約範囲
1
............................................................
1.3.1
契約範囲内
....................................................
1
1.3.2
契約範囲外
....................................................
2
1.4
納期
1.5
納入場所及び納入条件
1.6
検収条件
1.フ
かし担保責任
1.8
提出図書
1.9
支給品
2
..............................................................
2
................................................
2
............................................................
2
........................................................
3
............................................................
..............................................................
1.10
貸与品
1.11
品質保証
1.12
打合せ、ホーノレドポイント、立会い、監査
5
..............................................................
............................................................
..............................
1.12.1
打合せ
1.12.2
ホールドポイント、承認ポイント及び通知ポイント
1.12.3
〕ι会;し、
1.12.4
監査
..........................................................
機密保持
..........................................................
1.13
1
................................................................
........................................................
................
........................................................
5
5
8
8
8
9
9
10
1.14
安全管理
1.15
特記事項
1.16
知的財産権及び作業内容・成果の取扱い
..........................................................
..........................................................
..............................
1.16.1
知的財産権の取扱い
..........................................
1.16.2
技術情報の開示制限
..........................................
10
10
10
10
10
1.17
免税輸入
1.18
グリーン購入法の推進
11
1.19
協議
11
..........................................................
..............................................................
11
2.技術仕様
2.1
低速制御装置の概要
2.2
制御対象機器
2.3
システム構成の概要
2.4
制御ロジック
................................................
12
......................................................
12
................................................
14
2.4.1
システムの状態管理(ステートマシン)制御
2.4.2
保護動作
2.4.3
計測信号の取得
2.4.4
PON インターフェース
2.4.5
EC SIOW Networkインターフェース
2.5
ハードウェア
....................
....................................................
..............................................
........................................
14
17
20
20
21
......................................................
2.5.1
PLC
2.5.2
PX1機器
2.5.3
プランシステムトホスト
2.6
13
.........................................................
.....................................................
ソフトウェア・開発環境
21
21
22
22
............................................
22
2.6.1
ソフトウェア開発全般
2.6.2
メモリシンボノレ・PV名
2.6.3
Self-Description Data
2.6.4
PLCプログラミング
2.6.5
CODACインターフェース
24
2.6.6
HMI
24
........................................
22
........................................
23
.......................................
23
...........................................
........................................................
23
2.フ
開発ドキュメントの作成とレビュー
24
2.8
試験検査
25
..........................................................
2.8.1
通信試験
2.8.2
システム統合試験
25
2.8.3
受入試験
25
....................................................
....................................................
25
2.9
システム完成図書
2.10
開発プロジェクトファイノレ・ソースコード
2.11
打合せ議事録
2.12
進捗報告
2.13
調達作業の遂行と作業許可及び通知
2.14
設計変更要求
2.15
不適合事項の報告
27
2.16
添付書類
27
..................................................
25
............................
26
......................................................
26
..........................................................
26
..................................
26
......................................................
27
..........................................................
添付資料
別添図]
ジャイロトロン運転システム機器の配置概略図
別添図2
低速制御システム構成参考図(1式分)
別添図3
IT肌ジャイロトロン用低速制御システム全体構成参考図
別添図4
運転モード関係図
別添図5
運転状態遷移図
別添図6
ジャイロトロン運転時の温度履歴参考図
月1俳氏一 1
イーター調達取決めに係る調達契約の品質保証に関する特約条項
牙1絲氏一 2
イーター実施協定の調達に係る情報及び知的財産に関する特約条項
別紙一3
イーター調達に係る貨物の免税輸入について
別紙一4
Π駅ジャイロトロン制御システムの概要
一般仕様
1
1.1
件名
IT駅ジャイロトロン用低速制御装置の製作
2 目的
国際熱核融合実験炉(以下「1TER」という。)では、電子サイクロトロン加熱・ 電
流駆動装置を用いて核融合プラズマ中の電子加熱及び電流駆動の制御を行う。量子
科学技術研究開発機構(以下「量研機構」という。)は電子サイクロトロン加熱・ 電
流駆動のための高パワ一電磁波源(以下「ジャイロトロン」という。)及び周辺機器
の調達を担当する。平成25年9月にジャイロトロンの調達取決め(以下「PA」と
いう。)を締結し、同装置の調達に着手している。
IT駅におけるジャイロトロンの運転のためには、超電導マグネットや補助電源を
始めとするシステム機器の制御と状態管理、冷却水マニホールド等の補器類の運転
状態監視及びデータ収集が必要である。これらの制御機能は、1T肌においては低速
御Π卸装置(Slowcontr0Ⅱer)と呼ぱれるプログラマブノレ・ロジック・コントローラ
(PLのによって実装される。特に、 1TER用ジャイロトロンにおいては、 2台のジ
ヤイロ、トロンが1台の主電源によって駆動されるため、1台の低速制御装置で2台のジ
ヤイロトロンを制御する構成を有する。また、ジャイロトロンを直接制御する装置
とは独立した安全用低速制御装置により、高電圧に対する人的安全保護の機能を実
装する。
本件においては、ジャイロトロン運転システムを構成する低速制御装置の製作を
行うものとする。
3 契約範囲
3.1 契約範囲内
(DITERジャイロトロン用低速制御装置
D 低速制御装置
4式
(2) 1T駅ジャイロトロン用低速制御装置ソフトウェア
1)低速制御装置用ソフトウェア
]式
3
1
試験検査の実施
2
システム統合試験
受入試験
1/33
(4)システム開発と試験検査に係る書類の作成
D 提出図書一式(第1章8項の記載のとおり
1.3.2 契約範囲外
第1章3項1号記載の契約範囲内に記載なきもの
4 納期
IT駅ジャイロトロン用低速制御装置
全ての機器・ソフトウェア・試験検査の実施
図書
・平成30年12月28日
1.5 納入場所及び納入条件
(D納入場所
(製作機器等)
量研機構那珂核融合研究所
JT-60付属実験棟
(提出図書)
(ハードコピー)量研機構那珂核融合研究所
RF加熱開発グループ担当者
(電子ファイノレ)量研機構那珂核融合研究所
JADA文書管理センター
(2)納入条件
持込渡し
6 検収条件
第1章5項に示す納入場所に納入後、第2章に定める試験検査及び第1章第8項
に示す提出図書の合格をもって検収とする。
7 かし担保責任
(1)検収後 1年以内に、製作上のかしが発見された場合、無償にて速やかに改修、
補修又は交換を行うものとする。
(2)補修又は新品との交換を行った場合の保証期間は、補修又は新品との交換を行
つた時点から再起算するものとする。
(3)製作品に不具合が発生しそれが受注者の責任でない場合も、問題解決のための
協議へは積極的に参加し、情報の照会には可能な限り対応すること。
(4)その他の問題、疑義が生じた場合は量研機構と別途協議を行うこととする。
2/33
1.8 提出図書
受注者は、表 1.8-1に記す図書を量研機構に提出すること。提出図書は A4/A3 サイ
ズであること。図面、スケッチ、購入仕様書、設計計算書等の技術文書は量研機構
が確認した場合でも、受注者は適切な契約履行の責任を負うものとする。
(1)提出図書は、電子ファイル及びハード=ピーを提出するとと。図書の電子化につ
いては、放射線透過試験用フィルム等のように電子化することによゆ情報が失われ
るおそれのあるもの、及び量研機構の了解を得たものは不要とする。
(2)提出図書のうち、日本語版のほか英語版も要する図書は、和英併記でも可とする。
日本語版及び英語版それぞれ作成した場合は英語版を正とする。
(3)英語版の誤記により発生した不具合・問題は、受注者の責任とする。
(4)量研機構の確認不要の図書についても、量研機構から修正の指示があれば速やか
に対応すること。
表1.8-1 提出図書の一覧
電子ファイル電子ファイル形
図書名
式
提出期限
※1
週間以内
開発工程表
契約後 4
立口
契約後 3
1
品質計画書(QP)
Ⅱ
和文
英文
1部
1部
なし
1部 1部
要
MS-office 2003
なし
要
1部
MS-office 2003
なし
1部
1部
月1」
立口
Ⅱ
1部
1
開発着手
^
MS-office 2003
1部
1部
要
1部
1部
要
1部
なし
不要
1部
要
以降又は PDF
MS-office 2003
会 い日
1部
なし
MS-office 2003
以降又は印F
1部
求する必
MS-office 2003
以降又は PDF
要が生じ
たとき、直
ちに。
3侶3
立口
1部
1
許可を要
B
以上前
Φ田※1
要
以降又は PDF
月1」
の 10 暦日
逸脱許可申 ヨ青書
立口
1部
1
キテクチャ設計書
〕ι
の確認
以降又はPDF
開発着手
〕ι釜ミ申三青圭二
なし
目1」
ー、^
言十画書
MS-office 2003
以降又は PDF
-3■..
ソフトウェアアー
システム統合試験
和文英文
Ⅱ
(MIP)※1
製作着手
量研機構
提出部数
以降又は PDF
週間以内
製作試験計画書
\」ード'ニユヒ゜
不適合報告書
(NCR)※1
報告すべ
1部
1部
MS-office 2003
1部
1部
要
なし
1部
要
2部
要
3部
不要
1部
5部
不要
3部
3部
不要
1部
なし
不要
1部
なし
要
1式
なし
要
以降又は PDF
き事項が
生じたと
き、 5 暦日
以内に。
リリースノート※
納入時
なし
1部
MS-office 2003
以降又は PDF
報告聿
統合試験
1部
1部
MS-office 2003
立口
システム
2
システム統合試験
以降又は即F
終了後速
1部
1部
MS-office 2003
立口
納入時
3
システム完成図書
Ⅱ
やかに
以降又は PDF
パッキングリスト
立口
1
納入時
1部
Ⅱ
取扱説明書
納入時
1部
MS-office 2003
以降又は PDF
1部
MS-office 2003
以降又は PDF
進捗報告書
毎月末
1部
なし
MS-office 2003
以降又は PDF
打合せ議事録
打合せ後1
1部
なし
以降又は PDF
こ
1
週間以内
MS-office 2003
再委託承諾願※2
作業開始2
なし
なし
量研機構指定様
式
週間前ま
で
※1
量研機構が指定するフォーマットに記入すること。
※2
下請負等が発生する場合、量研機構指定様式で提出すること。
(提出場所)
量研機構那珂核融合研究所 JT-60付属実験棟
なお、文書管理のため下記にもe一船H にて提出図書1部を送付する
JADA 文書管理センター
e-mail: iter-dmc@qst. go. jp
4/33
(確認方法)
「確認」は次の方法で行う。
量研機構は、確認のために提出された図書を受領したときに期限日を記載した受領印
を押印して返却する。また、当該期限までに審査を完了し、修正が必要な場合にはその
旨を指示し、修正等を指示しないときは受理したものとする。この確認は、確認が必要
な書類 1 部をもって行うものとし、受注者は、量研機構の確認後、残りの書類のコピ
ーを量研機構へ送付するものとする。なお、再委託受諾願は量研機構が確認後、書面に
より回答する。
(電子ファイルによる提出に関する留意点)
電子データを、 CD-R や DVD 等のメディアに記録して提出する場合は、メディア
のラベルを付し、黒色インクで以下の情報を記入すること。
a)契約番号と契約名を含んでいる機器
b)記録されているデータの名前、タイプ、サイズ
C)記録日
d)会社名とデータ保管者名
0)ウイルスチェック責任者の署名
提出する図書の電子ファイルは、下記の要求事項に従いウイルスチェックを実施
すること。
a)ウイルスチェック済みの新規メディアのみ使用すること。
b)使用するウイルスチェック用ソフトウェアの種類、更新の頻度又は更新日につ
いて量研機構と合意すること。
1.9 支糸合品
ITER CODAC
Core system インストーノレメディア
10 貸与品
制御対象機器の制御マニュアル
プラントシステムホストサーバー
1 品質保証
本契約の品質保証に係る要求事項は、男1絲氏一1「イーター調達取決めに係る調達
契約の品質保証に関する特約条項」に定められたとおりとする。
受注者は製作機器のうち、受注者が使用する下請け業者についても品質保証活
動を保証すること。下請け業者がこれを満たさなかった場合、受注者は下請け業
5/33
者の施設等において品質を確立絲隹持するために必要な全ての活動の責任を負う
ものとする。
・1T駅用に製作する機器の品質分類の等級に基づいて以下の要求事項がある。た
だし、 1T駅ジャイロトロン用低速制御装置を構成するPLCは品質クラス4である。
表 1.11-1
品質分類の等級に基づく 要求事項の一覧
クラス
クラス 2
クラス 3
許容され
る原子力
SIC-1/SIC-2/SR/
SIC-
安全クラ
NSR
2
SR/NSR
SR
NSR
ス
当事者間の他
設計
設計レビューと独立検証を
含む設計管理
設計レビューと検証
を含む設計管理
の合意がない
限り、設計レビ
,、
ユーは不要
ソフトウ
エア
ライフサイクル管理を含む
設計、運転に使用するソフ
トウェアの許容
使用するソフトウェ
アの同定と妥当性確
認
表 1.11-2 による
表 1.11-2 による
他の合意がな
い限り特に要
求はない
納入され
る最低限
の文書及
び記録
表 1.11-2 によ
る
当事者間の他
実施者の
監視
測定及び
検査装置
品質及び監視を含む実施者
の監査
サイト内でのレビュ
ーに限定
校正された測定及び検査装置(M釘E)の管理
の合意がない
限り、監視は不
要
妥当性確認の
ための構成さ
れた服TEの管
理
溶接の最
低限の非
破壊検査
(N. D. E.)偲,
100 %目視、表面及
び体積検査
100 %目視及び表面検
査、 20 %体積検査
100 %目視,10 %表面
及び体積検査
4.5)
特殊工程
(溶接、ブ
レージン
グ,
N. D. E.)
作業員の力量及び教育訓練の記録の作成・維持
要員の育皀
力及び訓
練
6/33
QA要求事
項
特殊工程及び検査に関する
図書の品質管理の代表者の
特殊工程及び検査に
関する品質管理の代
表者の確認
承認
注言己
必要に応じた
品質管理の代
表者の確認
(1)クラス 4 のシステム及び機器は特段の QA要求事項はない。
(2)「独立」とは、基の設計者に含まれない個人、グループ、部
署、部門を意味する。「独立」はまた第三者機関を指してもよ
し、
(3)製作に適用されるコード又はIT駅機構が承認した文書が契約
の技術仕様に含まれない場合のみ、この要求が適用される。
(4)体積検査が適用できない部分には、1T訟機構の同意の上で、
製品サンプルを使用することができる。
(5)溶接された恒久的な吊り上げ部材は、吊り上げの前後で 100%
の N.D.E.検査を実施すること。
原子力安全クラスの定義
SIC-1:1TERの安全な状態を維持するための設備、機器、システム
SIC-2:インシデント及びアクシデントを防止し、検出し、緩和するための機器
で SIC-1 に含まれないもの
SR
安全に関係があるが、その機器の故障がいかなる安全機能にも影響を及ぽ
さないもの
その他
Non-SIC
表 1.11-2
項
クラス 1
クラス分類
クラス 2+SR爪SR
クラス 2+SIC 2
クラス 3+SR
①品質計画書
②製造及び検査計画
書
③要領書類
④計算ノート(設計
が含まれる場合)
⑤作業手順
⑥特殊工程の品質
(該当する場合)
7
作業員の技量
8 製作図
①品質計画書
②製造及び検査計画
目
記録
10
Ⅱ
リリースノート
認定(=検査
成績書) 注
の文書: ENI0204
と同等)に基づく
機器及び設備の追
跡可能な文書(=
検査成績書) 注
適合性の認定
材料認定及び検査
の文書: ENI0204
Type 3.1(又はそれ
と同等)に基づく
機器及び設備の追
跡可能な文書(=
フ/33
① ENI0204 Type
製作図
材料認定及び検査
Type 3.1(又はそれ
リリースノート
クラス 3+NSR
2.1(又はそれ
と同等)に基
づく適合性の
③④⑤
提出する最低
限の文書及び
品質分類に基づく提出書類
検査成績書)
注
検査成績書に要求される内容
注記
ENI0204 Type 3.1
.
.
供給する製品が要求事項を満足していることを宣言する製造者によって作成
された検査結果を含む文書
文書は、製造部門から独立した製造者のオーソライズされた検査員により検証
される。
ENI0204 Type 2.1
.
供給する製品が要求事項を満足していることを製造者が宣言する検査結果を
含まない文書
12 打合せ、ホーノレドポイント、立会い、監査
12.1 打合せ
(D 受注者は、量研機構と常に緊密な連絡を保ち、毎月1回程度の打合せを行うこ
と。本仕様書の解釈及び機器の設計・製作に万全を期すものとする。打合せ
の形態は、テレビ会議、電話会議も含めるものとする。
(2)受注者は、必要に応じて、機器製作者及び作業実施者(下請け等本仕様のー
部分等を再発注した場合の契約相手先)の技術者を打合せに出席させること
ができるものとする。
(3)これらの打合せには、1T殴機構の代表者又はIT肌機構から委託された第三者
機関の要員が参加することができるものとする。
(4)受注者は、打合せ実施後、議事録を作成し、1週間以内に量研機構に提出する
こと。量研機構は、議事録の原稿を受領後2週間以内にコメントや追記要求を
受注者に通知する。通知がない場合、議事録は同意されたものとする。受注
者及び量研機構双方の責任者の署名又は押印をした最終版を保管すること。
(5)受注者は、量研機構からの質問事項に対して速やかに回答すること。回答は
文書によることを原則とし、急を要する場合については、あらかじめ口頭で
了承を得て、後日(7日以内を原則とする)正式に提出し、承認を得ること。
(田回答文書の提出がない場合には、量研機構の解釈を優先する。
2.2 ホールドポイント、承認ポイント及び通知ポイント
製品の品質管理の一環として、以下のホールドポイント、承認ポイント及び通知
ポイントを設ける。本件の該当事項は技術仕様(第2章15項)を参照すること。
(D ホールドポイント(Hold point (以下「HP」という。))
HPでは、受注者は作業を停止し、次のステップに進む前に発注者にHPの解除を求
めなければならない。量研機構は、 HP解除申請書の中で特定されたHPに関して、
8/33
受注者から適切な文書を全て受領した日から14 暦日以内に、受注者に対し、肝
の解除の是非を判断するものとする。
(2)承認ポイント(Authorization-TO-proceed point (以下「ATPP」という。))
ATPP では、受注者は作業を停止し、次のステップに進む前に発注者にATPP の解
除を求めなければならない。量研機構は、ATPP 解除申請書の中で特定されたATPP
に関して、受注者から適切な文書を全て受領した日から7 暦日以内に、受注者に
対し、 ATPP の解除の是非を判断するものとする。
(3)通知ポイント(Notification point (以下「NP」という。))
受注者は、当該作業実施のための即のH 暦日以上前に、量研機構にそのポイント
を通知するものとする。受注者は、事前にNPを量研機構に通知することで、その
後の作業を進めることができる。
3 立会し、
(D 受注者は、契約で規定された業務を実施する全ての場所をあらかじめ通知す
るものとする。
(2)受注者は、立会いの 10 暦日以上前に、立会申請書を提出するものとする。
(3)量研機構は、必要に応じて作業に立ち会うことができるものとする。
(4)立会いには、必要に応じてIT駅機構の代表者又はIT駅機構から委託された第
三者機関の要員が参加することができるものとする。
(5)量研機構は、1T駅機構の代表者又はIT肌機構から委託された第三者機関の要
員が参加する場合は、その参加者を事前に受注者に通知するものとする。
監査
)))
(((
4
量研機構は、本契約締結後1年以内に受注者の品質保証に係る監査を行う。
前回の監査から14か月以内に再度監査を実施する。
ただし、受注者がIS09001-2008の認証を有し、当該業務の範囲について受注
者による内部監査又は第三者による監査を実施している場合は、その監査結
))
((
果について量研機構に報告するととで(2)項の監査に代えることができる。
(3)項が適用できる場合でも、前回監査から3年以内に再度監査を実施する。
本契約のうち、品質に係る重要業務をアウトソースする場合は、必要に応じ
て当該業務のアウトソース先の業務の実施状況の確認も本監査に含むことが
できるものとする。
(6)
監査の時期及び実施する範囲は、監査を実施する少なくともH日前に受注者
に通知されるものとする。
9/33
13 機密保持
受注者は、本業務の実施に当たり、知り得た情報を厳重に管理し、本業務遂行以外
の目的で、受注者及び下請会社等の作業員を除く第三者への開示、提供を行ってはな
らない。このため、機密保持を確実に行える具体的な情報管理要領書を作成・提出し、
これを厳格に遵守すること。
1.H 安全管理
・作業計画に際し綿密かつ無理のない工程を組み、材料、労働安全対策等の準備を行
い、作業の安全確保を最優先としつつ、迅速な進捗を図るものとする。また、作業遂
行上既設物の保護及び第三者への損害防止にも留意し、必要な措置を講ずるとともに、
火災その他の事故防止に努めるものとする。
・作業現場の安全衛生管理は、法令に従い受注者の責任において自主的に行うこと。
・受注者は、作業着手に先立ち量研機構と安全について十分に打合せを行った後着手
すること。
・受注者は、作業現場の見やすい位置に、作業責任者名及び連絡先等を表示すること。
・作業中は、常に整理整頓を心掛ける等、安全及び衛生面に十分留意すること。
・受注者は、本作業に使用する機器、装置の中で地震等により安全を損なうおそれの
あるものについては、転倒防止策等を施すこと。
1.15 特記事項
受注者は、1T駅調達機器には原子力関連の設計・技術が適用される場合があるため、
本件の遂行に当たっては、高い技術力及び高い信頼性を社会的に求められていること
を認識し、量研機構の規程等を遵守し安全性に配慮し業務を遂行し得る能力を有する
者を従事させること。
1.16 知的財産権及び作業内容・成果の取扱い
1.16.1 知的財産権の取扱い
本契約の知的財産権の取扱いについては、卿絲氏一2 「イーター実施協定の調達に係る
情報及び知的財産に関する特約条項」に定められたとおりとする。
1.16.2 技術情報の開示佑邨艮
(1)受注者は、本契約を実施することにより得た技術情報を第三者に対して開示しよう
とするときは、あらかじめ書面により量研機構の承認を得なければならない。
(2)量研機構が本契約に関して、その貝的を達成するため受注者の保有する技術情報を
了知する必要が生じた場合は、両者協議の上、受注者は当i亥情報を量研機構に無償
10/33
で提供するものとする。
(3)量研機構は、前項により受注者から提供を受けた技術情報については、受注者の同
意なく第三者に提供しないものとする。
1.17 免税輸入
免税輸入の取扱いについては、卿俳氏一3 「イーター調達に係る貨物の免税輸入につい
て」に定められたとおりとする。
18 グリーン購入法の推進
(D 本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関す
る法律)に適用する環境物品(事務用品、 OA機器等)が発生する場合は、これを
採用するものとする。
(2)本仕様に定める提出図書(納入印刷物)については、グリーン購入法の基本方針
に定める除氏類」の基準を満たしたものであること。
19 協議
本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じ
た場合は、量研機構と協議の上、その決定に従うものとする。
1ν33
2.技術仕様
2.1.低速制御装置の概要
IT肌ジャイロトロンの低速制御装置は、PLC を用いた制御装置であり、ジャイロトロ
ンの運転状態管理とその状態遷移制御、インターロック動作、データ収集を担う。この
低速制御装置は、ジャイロトロンの制御を行うジャイロトロンサブシステム制御装置
(Gyrotron subsystem control unit)の一部を構成するとともに、 1TER EC システム制
御系及び IT駅全体の制御系(CODAC)に接続されるため、Π駅機構の CODAC セクション
が定めた Plant control Desi8n Handbook (以下「PCDH」という。)に準拠する必要が
ある。 1TER EC システム制御系及び IT駅 CODAC については、男1絲氏一 4 「1T駅ジャイロ
トロン制御システムの概要」を参照すること。
IT駅調達機器の制御装置は、調達完了後に IT殴機構によってメンテナンスされなが
ら ITER の運用期問にわたって使用されるため、 PCDH によりハードウェアの選定とソフ
トウェアの開発方法が定められている。本件の制御装置についても、原則として PCDH
に準拠した装置として開発される必要がある。しかしながら、 PCDH は必要となる技術
を全て網羅していないため、必要に応じた拡張が求められる。
ジャイロトロンは2台を 1台の主電源で制御する関係上、これと相似した制御系が求
められている。本システムは、 1台の CPU により 2 台のジャイロトロンを制御する形態
をとり、全体としては、 8 台のジャイロトロンを制御するために、 4 式の低速制御シス
テムが使用される。
ジャイロトロンの運転に使用する機器は、ジャイロトロンが設置される建物の、3 階
と 2階に分散して配置されるため、低速制御装置は各階に配置したりモート入出力(10)
端末を通じて各機器との接続を行うシステム構成となる。りモート10 端末で収集され
た情報は、専用ネットワークを通じて CPUで処理される。
2.2.制御対象機器
低速制御装置は、以下の機器の制御を行うものとする。別添図1に各機器の設置場所
の概要を示す。
・ジャイロトロン本体(温度信号)
・超電導マグネット(コイル電源・温度計・冷凍機用圧縮機等)
・ヒーター電源
・コレクターコイノレ電源
・イオンポンプ電源
・アークセンサー
・冷却水マニホールド(流量計・圧力計・漏水検知器等)
・補助冷却機器(フロリナート冷却循環装置・オイル冷却循環装置等
・表示灯類
12/33
量研機構が指定した機器
上記に加え、低速制御装置は以下の機器とのインターフェースを有する。
・高速制御装置(Fast contr011er)
・アーク保護装置
・加速電源制御装置
・主電源制御装置
・ nER EC システム主制御装置(1TER Ec system Main contr01]er)
低速制御装置は、以下のネットワークとインターフェースを有する。
・プラント制御ネットワーク(plant operation Network。以下「PON」
という。)
・ EC SIOW Network
2.3.システム構成の概要
低速制御装置のシステム構成は 1台の CPU に対して複数のりモート10端末が専用ネ
ツトワークを介して接続する形態とする。以下に CPU端末並びに、各りモート10 端末
における信号点数の標準を示すが、拡張の可能性に備え予備の信号点を設定した上で、
システムの構成を決定すること。実際の信号点数は、契約締結後、提示するものとする。
なお、単一のりモート端末として必要な信号数を処理できない場合、複数のりモート
端末に分割して再構成するものとする。
(1)ジャイロトロン机電源機器制御端末(2F設置)
CPUモジュールを有する端末
デジタル入力:29 点
デジタノレ出力:18 点
(2)ジャイロトロン机計測機器端末(3F設置)
リモート通信モジューノレにより CPU と接続する。
デジタノレ入力:24 点
デジタル出力:22 点
アナログ入力:88 点
JI、、
(3)ジャイロトロン地電源機器制御端末(2F設置)
リモート通信モジューノレにより CPU と接続する。
(1)端末と同じ 10構成となる。
デジタル入力
29,点
13/33
デジタル出力
18,点
(4)ジャイロトロン#2 計測機器端末(3F設置)
リモート通信モジューノレにより CPU と接続する。
(2ル諾末と同じ 10構成となる
0
デジタノレ入力:24 点
デジタル出力:22 点
アナログ入力:88 点
(5)ジャイロトロン P紅端末(2F設置)
本端末は、ホスト機材を通じて制御システムに接続される。
アナログ入力:8点
アナログ出力:4点
デジタル入出力:48 点
時刻同期ネットワーク琵EE15認:1 ポート
上記の信号端末に加え、一部の制御対象機器は、 Ethernet、 RS-232C等による通信べ
ースの制御インターフェースを有しており、適宜必要なインターフェースを設定するこ
ととする。なお、ジャイロトロンP虹端末はPLCとは直接接続されないため、本端末に
関する御Π卸プログラムの実装は、本契約には含まれないものとする。
低速制御装置は本項a) (5)で構成されるシステム 4 式をもって IT駅ジャイロトロ
ン運転システム全体に対して構成される。
参考のため、低速制御装置のシステム構成案の一例を別添図2に示すとともに、1T駅
へ調達する 8 台のジャイロトロンに対する制御システム全体の構成案を別添図3に示
す。
2.4.制御ロジック
低速制御装置は、ジャイロトロン運転システムの状態遷移管理並びに機器の状態監
視、インターロック等の機能を有するものとする。以下に、その機能の詳細を示すが、
これらの機能はPLC の CPU上のプログラムとして実装するとと。
2.4.1.システムの状態管理(ステートマシン)制御
a)運転モード
ジャイロトロン運転システムは、別添図4に示す主要な 2つのモードと 1つの試験モ
ドを運転モードとして有する。
14/33
(A)同期(synchronous)モード
ジャイロトロン運転システムが上位制御システムである EC システム制御系の支配下
として運転されるモードであり、運転指令は EC SIOW Network を介して EC Main
Contr0Ⅱer からのみ行われる。 PON又は、ローカノレの制御画面は、 PLC で得た情報を受
信するのみであり、 EC S]OW Network 以外からの運転指令は禁止される。
ジャイロトロン運転システム機器は、シーケンス状態遷移佑噺卸・インターロック動作
に基づいて制御される。さらに、主電源・加速電源を支配下に置くため、通常運転時の
運転許可指令・起動司令等を出すことができる。なお、状態遷移により定められた条件
が成立しない状態での機器を個別に制御することは許容されない。
(B)非同期(Asynchronous)モード
ジャイロトロン運転システムが上位制御システムである EC システム制御系から独立
して運転されるモードであり、運転指令はPON を介した CODACベースの制御画面又は口
ーカノレの御Ⅱ卸画面により行われる。 SIOW Network を介した EC Main contr0Ⅱeτからの
運転指令は禁止される。
ジャイロトロン運転システム機器は、シーケンス状態遷移御Ⅱ卸・インターロック動作
に基づいて制御される。さらに、主電源・加速電源を支配下に置くため、通常運転時の
運転許可指令・起動司令等を出すことができる。なお、状態遷移により定められた条件
が成立しない状態での機器を個別に制御することは許容されない。
(のデバッグΦebug)モード
ジャイロトロン運転システムが上位制御システムである EC システム制御系から独立
して運転されるモードであり、運転指令はPONを介した CODACベースの帯Π卸画面又は口
ーカノレの制御画面により行われる。 SIOW Notwork を介した EC Main contr0Ⅱer からの
運転指令は禁止される。
ジャイロトロン運転システム機器を、シーケンス状態遷移とは無関係に個別に制御す
ることが許容されるとともに、インターロック動作を無効化できる。一方で、主電源・
加速電源に対しては、運転禁止とする。
制御装置等のインストール時の機器との接続確認に用いられるモードであり、ジャイ
ロトロンの運転は行わないモードである。
(2)ジャイロトロン選択
同期モード・非同期モードにおいて、1 システムの低速制御装置配下にある 2 台
(#1,#2)のジャイロトロンについて、運転を行うジャイロトロンを以下のように選択で
きる機能を有するとととする。
・机,地両ジャイロトロン同時運転
15/33
・#1 ジャイロトロン単体での運転
・#2 ジャイロトロン単体での運転
(3)運転状態遷移
ジャイロトロンの運転に必要な機器は、運転システムの状態遷移に基づいて制御さ
れ、低速制御装置は各運転状態を実現するために各機器に対して必要なシーケンス制御
と、機器の監視を行う。運転状態遷移は、別添図5に示す状態間を遷移するものとする。
(1)停止状態(shut down)
以下の機器を除く機器が停止している状態
イオンポンプ電源
超電導マグネット冷凍機用圧縮機
超電導マグネット温度計
(1D 補機運転状態(1dle)
起動に時間を要する補器類の運転許可が出され、ジャイロトロン運転システムのし
転準備に対応する状態。
オイル冷却循環装置運転許可
ヒーター電源運転許可
(オイル冷却循環装置の正常運転が条件)
超電導マグネット電源運転許可
(超電導マグネット温度が運転範囲となることが条件)
フロリナート冷却循環装置運転許可
(フロリナート関連冷却水系の正常動作が条件)
次ステージ状態への遷移許可条件
ヒーター電源通電完了
超電導マグネット励磁完了
D 高電圧電源準備状態(Ready)
補器類の起動を受けて、高電圧電源の運転準備が許可され、ジャイロトロンの運転
こ備えている状態。
主電源起動許可(運転禁止)
加速電源起動許可(運転禁止)
コレクターコイル電源運転許可
16/33
次ステージ状態への遷移許可条件
コレクターコイノレ電源通電中
IV)ジャイロトロン運転状態(operation)
各高電圧電源により、ジャイロトロンに高電圧を印加し、ジャイロトロンから RF
ビームが出力されている状態。
主電源運転許可
加速電源運転許可
・高電圧を印加するための電源に対する運転指令は、高速制御装置にて生成す
る。そのため、低速制御装置は高速制御装置に対して運転許可を出す、運転
信号の計測、及び制御対象機器の監視を行う。
各運転状態における制御対象機器の動作条件の詳細は、契約後に提示し、確定させる
ものとする。
上記の現状のシーケンス状態を制御画面(HMI)・上位制御機器から読み取りできるよ
う、メモリ上にステータス情報をシンボルとりンクさせ保持する。
2.4.2.保護動作
(1)ジャイロトロン保護動作
ジャイロトロンが運転状態となる(1V)ジャイロトロン運転状態において、以下に示
す各項目について監視を行う。保護動作条件が検出された場合、 FastcontroHor に対
するジャイロトロンの運転許可指令を解除し(ⅡD 高電圧電源準備状態に遷移させる
0
とと
ジャイロトロン保護動作の一覧
(1-D ジャイロトロン真空度(イオンポンプ)が運転許容値以上まで上昇
イオンポンプ電流計測アナログ値がしきい値以上、又はイオンポンプからの警
報
a-2)コレクター温度が許容温度以上に超過
コレクター温度アナログ値がしきい値以上
(1-3)冷却水系の各温度上昇が許容温度以上に超過
冷却水温度アナログ値がしきい値以上
(1-4)フ口りナート系の各温度上昇が許容温度以上に超過
冷却水温度アナログ値がしきい値以上
17侶3
(2)ジャイロトロン運転システム保護動作
高電圧機器が起動状態となる(nD 高電圧電源準備状態、(1V)ジャイロトロン運転
状態において、以下に示す各項目について監視を行う。保護動作条件が検出された場合、
高電圧電源の運転許可を解除し、(1D 補機運転状態に遷移させるものとする。
ジャイロトロン運転システム保護動作の一覧
(2-D 冷却水系の各流量が許容流量以下まで低下
冷却水流量アナログ値がしきい値以下、又は流量計からの警報
(2-2)冷却水系の圧力が運転範囲を逸脱
冷却水圧カアナログ値が運転範囲を逸脱、又は圧力計からの警報
(2-3)フロリナート系の各流量が許容流量以下まで低下
フロリナート流量アナログ値がしきい値以下、又は流量計からの警報
(2-4)フロリナート系の圧力が運転範囲を逸脱
フロリナート圧カアナログ値が運転範囲を逸脱、又は圧力計からの警報
(2-5)コレクタースイープが動作停止
コレクターコイル電源の状態監視、又はスイープ波形アナログ値の評価
(2-6)制御機器の動作状態より、異常報告を受信
(2-6-D イオンポンプ電源
(2-6-2)コレクタースイープコイノレの電源
(2-6-3)アーク検出素子の電源
(2-フ)機器の異常過熱の防止のため、各所の温度が所定温度を超過
熱電対等の温度アナログ値がしきい値以上
(2-8)フロリナート冷却循環装置の異常
(2-9)ジャイロトロン周辺部漏水検知
漏水検知器の警報
(3)フロリナート系保護動作
ジャイロトロンのフロリナート冷却系及びフロリナート冷却循環装置の保護のため、
フロリナート冷却系動作時には、以下の条件監視を行い、異常が生じた場合に、フロリ
ナート冷却循環装置を停止させること。
フロリナート系保護動作の一覧
(3-1)フロリナート関係の冷却水系の流量が許容流量以下まで低下
冷却水流量アナログ値がしきい値以下、又は流量計からの警報
18侶3
(4)ヒーター保護動作
ジャイロトロンのヒーター運転の停止が必要となる以下のヒーター保護動作条件が
検出された場合、ヒーターを停止させること。
ーター保護動作の一覧
(4-D オイルタンクのオイル温度が許容温度以上に超過
オイルタンク油温計からの警報
(4-2)オイル冷却循環装置の異常
(4-3)ヒーター電源の電源異常
(4-4)ジャイロトロン真空度(イオンポンプ)がヒーター動作許容値以上まで上昇
イオンポンプ電流計測アナログ値がしきい値以上、又はイオンポンプからの警
報
(4-5)イオンポンプ電源の電源異常(全機停止)
(5)超電導マグネット保護動作
超電導マグネット運転の停止が必要となる以下の超電導マグネット保護動作条件が
検出された場合、超電導マグネットを停止させるとと。
超電導マグネット保護動作の一覧
(5-D 超電導マグネット冷凍機用圧縮機の異常
(5-2)超電導マグネット温度の上昇
コイル温度計アナログ地がしきい値を超過、又は温度計からの警報
(5-3)超電導マグネットのクエンチ
(5-4)超電導マグネットの電源・機器異常
(6)制御システム保護動作
低速制御装置本体の異常が検出された場合、ジャイロトロン及び制御対象機器の保護
が確実に行われるよう適切な運転状態に遷移させ、制御対象機器を停止させること。詳
細は、システム設計の進捗により、条件を決定する。
(D (6)の各保護条件について、保護動作の発生時は、 PLC内での自己保持などによ
り、検出した条件を外部から確認できる機能を持たせること。また、しきい値はメモリ
上に変数として設定することで、運用条件に応じた変更が可能な仕様とすること。
各保護条件の詳細は、契約後に提示し、確定させるものとする
19/33
0
2.4.3.計唄畔言号の取得
各計測データをアナログ入カモジュールで取得しPLCメモリ上に保持する。冷却水に
ついて、流量と温度上昇から冷却水で除去した機器の損失エネルギーを積算し、メモリ
に保持する。なお、積算はビームスタート中に得られるマスタートリガにより開始し、
所定の時間にわたって実行する。メモリに保持されたデータは、 1TER CODAC-core で構
成される HM1よりアクセスできるよう、所定のシンボルでりンクされるものとする。別
添図6に典型的なジャイロトロン冷却水系の温度履歴を示す。
計測対象情報
・冷却水流量(流量計信号・電流 4 20 mA:25 系統)
・冷却水温度(RTD信号・冷却水入口代表値+各系統出口
8系統
10 信号)
・コレクター温度(熱電対:16 点)
計算対象情報
・温度差
・除熱平均値
・除熱総量(積分値)
対象信号の一覧は、契約後に提示し、確定させるものとする。
2.4.4. PON インターフェース
低速制御装置で取得している計測信号とその演算値、機器の監視情報、及び状態遷移
等の全ての情報は、 nER CODAC のネットワークである PON を介して収集される。情報
の更新周期は 100郎以下である。また、 PON を介して HM1からの運転指令、運転パラメ
タ、保護条件の設定を受け付ける。これらの情報・指令を PON上で通信する EPICSPV
との間で変換する必要がある。そのために、 1TER CODAc core system が動作する低速
制御ホスト機器との間で、 PLC上のメモひ情報を送受信するとともに、ホスト機器上で
PV を送る 10C を動作させること。
なお、運転指令の受付は Asynchronous Eードのみであるため、運転モードによる許
可・不許可に対応すること。
nER CODAc core system により PLC との通信を実装するに当たり、低速制御装置と
して選定した CPU が、 1TER CODAc core system の 10C と直接通信できない場合、ゲー
トウェイとなる PLC CPU を介して通信を行うことは許容されるものとする。
インターフェースの詳細は、契約後、提示するものとする。
20/33
2.4.5. EC SIOW Network インターフェース
(A)synchronouS 運転モードにおいて EC Main contr0Ⅱer から低速制御装置を制御す
るに当たり、 EC SIOW Network とよばれる Profinet による制御インターフェースを有
すること。なお、運転指令受付の運転モードによる許可・不許可に対応するとと。
インターフェースの詳細は、契約後、提示するものとする。
2.5.ハードウェア
本装置を構成するハードウェアに対しては、以下の要求事項を満たす機器を選定する
0
こと
2.5.1 PLC
PΦH に準拠するため、 SIEMENS社製 Sフシリーズの PLC機器によって構成するものと
する。なお、 PLC機器は、分散する電源計測機器からの信号を取り込むため、 profinet
などの通信により構成される複数のりモート10端末で構成される。
・ PLC CPU モジューノレ
メモリサイズ:1MB 以上(プログラム&データ)
処理時間
ビット 25nS 以下
ワード 30nS 以下
浮動小数点 0.16μS 以下
Profinet 通信インターフェースを有すること。
参考: S7-300 シリーズ:CPU 317-2 PN/DP 相当品
S7-1500 シリーズ:CPU 1515-2 PN 相当品
通イ言モジューノレ
Profinet 通信インターフェースを有すること。
参考: ET20OM 相当
デジタノレ入カモジューノレ
24V・接点による
デジタノレ出カモジューノレ
24V 出力による
2ν33
アナログ入カモジューノレ
電圧(-10 +10V)・電流(4 20mA)
測温抵抗体・熱電対
が計測対象とできること。
2.5.2. PX1ウ諾末
PX1端末は PCDH における Fastc0此roHer に準拠するため、 PX1 プラットフォーム機
器によって構成する。なお、 P灯端末はMX1通信によりホスト機材に接続される。
・ PX1 シヤーシ
Nationa1 1nstrumentS製 Pxle-1065
相当品
AC給電ケーブル付加のこと
・ MX1 通イ言モジューノレ
Nationa1 1nstrumentS 製
Pxle-pcle8361
相当品
・アナログ入出カモジューノレ
Nationa1 1nstrumentS 製 PXI-6259
相当,
以下の付属品を付加のこと
ラックマウントアクセサリ
Nationa1 1nstrumentS 製
BNC-2090
相当品
シーノレドケーブノレ
Nationa1 1nstrumentS 製
SHC68-68
相当品
・タイミング制御モジュー
Nationa1 1nstrumentS 製
PXI-6683H 相当品
2.5.2.プラントシステムホスト
プラントシステムホスト(plant syst師 Host)は 10C (PLC のメモ少清報を EPICS 通信
の PV に変換するソフトウェア)が動作するためのプラットフォームであり、1TERCODAC
、
Core system が動作する。本件では、 Red Hat Linux oS をべースとする ITER CODAc core
Sy武omが動作する PCベースのサーバーを貸与するものとする。
2.6.ソフトウェア・開発環境
本装置のソフトウェアは以下のとおりとする。なお、納入されるハードウェアに対応
したソフトウェアは、納入機器にあらかじめインストールして納入すること。
2.6.1
ソフ
ソフトウェア開発全般
トウェア開発に当たっての品質保証の観点から、 1S0152認等に定められている
22/33
ソフトウェア開発プロセスを参考にすること。また、開発環境の選定、開発手順などに
ついて、 PCDH に加え、量研機構による別途の指示がある場合は、これに従うものとす
る。
開発に当たり開発用ソフトウェアについても、バージョン管理を適切に実施するこ
と。また、開発担当者は、必要に応じてトレーニング等の受講を行い、適切な開発技量
を獲得するよう努めること。
2.6.2.メモリシンボノレ・ PV 名
低速制御装置の開発に当たり、各信号・メモリ情報には、シンボルを定義するものと
する。シンボルは、命名の系統を定め、シンボルから情報を類推できるものが望ましい。
また、 EPICS における PV名は、 PCDH に含まれる
1&C namlng
Naming convention in use for components, signa]s and variables
https://WWW. iter. org/mach/codac/plantcontrolHandbook
に定められた形式に従って、系統的に定義されること。シンボル同様、 PV 名から情報
を類推できるものが望ましい。
定義後のメモリシンボル・PV名は、実装前に量研機構の確認を得るとと。
2.6.3. self-Description Data
Π駅においては、その御Π卸システムが扱う信号情報を集約するために、
Self-Dosoription Data と称するデータ形式にて、信号、変数に関する情報を集約して
いる。低速制御装置の開発に当たっても、そこで扱う信号・変数の Solf-D郎oripti伽
Data を作成すること。
Self-Description Data については、 PCDH に含まれる
Self-description - The data requiYed for generating the plant system l&c interface
https://WWW. iter. org/mach/codac/plantcontrolHandbook
を参照すること。
なお、 self-Description Data の作成は、 1TER CODAc cor. system に含まれる開発ソ
フトウェアを使用すること。
なお、 P虹端末に関する Self-D.soription Data 作成は本契約には含まれない。
2.6.4. P上C プログラミング
PLC で動作するソフトウェアについては、 S1別ENS社 STEP7 により開発を行うものと
する。特に各機器のインターフェースに関しては、機器ごとにモジューノレ化した FC 又
は郎を使用することにより、制御対象機器の変更及び使用中止や、拡張時の増設に対
して、容易に対応できるようコーディングを行うものとする。
また、 PCDH の一部である
23/33
PLc software englneerlng handbook
https://WWW. iter. org/mach/codac/plantcontrolHandbook
に準拠するとともに、量研機構の指示に従って開発を行うものとする。
開発に使用するソフトウェアについては、バージョン管理を適切に実施すること
発担当者は、必要に応じてソフ・トウェアの研修の受講を通じて、適切な技量を獲得
持するよう努めること。
2.6.5. CODAC インターフェース
P上C のメモリ情報を PON 上の EPCIS 通信の PV に変換する 10C を始めとする CODAC ネ
ツトワークへのインターフェースソフトウェアは、 1TER CODAc core system によって
実装する。 nER CODAc core system とは、 nER の制御システム開発に特化して開発さ
れた開発プラットフォームであり、 1TER機構が開発したものを無償で配布している。
ソフトウェアの開発に当たっては、 11ER CODAc core system の開発ツーノレを用いた
開発が要請される。
ITER CODAc core system の概要と入手法については、以下の URL を参照するとと。
https://WWW. iter. or宮/mach/codac/coresystem
本件の開発に当たって、 nER CODAc core system についてはインストーノレメディア
を支給し、インターネット経由で入手するものとする。
開発に当たり ITER CODAc core syst.m についても、バージョン管理を適切に実施す
ること。また、開発担当者は、必要に応じてトレーニング等の受講を行い、適切な開発
技量を獲得するよう努めること。
2.6.6. HMI
ITER における制御システムでは、 1TERCODAccoresystem に含まれる Contro]system
Studi0 により HM1 を構成する。本件では、1TER における実際のジャイロトロン運用で
用いるH川の開発は含まれない。
しかし、今回開発を行うPLC機器の動作試験に必要となる、運転モード・運転状態遷
移の試験、収集データの確認、インターロック動作の試験を行うために必要な HM1 の
開発は範囲に含むものとする。
2.フ.開発ドキュメントの作成とレビュー
開発に先立ち、ソフトウェアアーキテクチャ設計書及びシステム統合試験計画書を提
出するものとする。提出された図書を基に量研機構と IT肌機構によって開発予定シス
テムのレビューを行い、開発開始の判断を行うこととする。
なお、1TER機構によるレビューにあたっては、受注者による説明のためにΠER機構
への出張を行うものとする。
24/33
2.8
試験・検査
本装置に関する試験・検査は以下の各項目を実施すること。
2.8.1.通信試験
開発に先立ち、想定される構成にてPLCからPON上のEPICS通信までの通信試験を実施
し、適切に通信が行うことができることを確認するとと。
試験方法は、低速制御装置が行う通信量を想定したデータセットを、PLCとプラント
システムホストの間で送受信させ、所定の通信サイクルでPLC上の情報がEPICSを介し
てアクセスできることを確認する。詳細は、契約後、協議の上決定するものとし、必
要に応じて試験用サーバーを貸与する。
2.8.2.システム統合試験
ソフトウェア開発完了後、低速制御装置1式を量研機構に持ち込み、試験装置に接
続の上、制御対象機器を適切に制御できることを確認すること。
試験方法は、制御対象機器からの信号又は模擬信号を実際に低速制御装置に導入し
た上で、状態遷移制徳、保護動作及ぴ計測信号の取得機能が正常に動作するかを確認
する。詳細は、契約後、協議を行い、システム統合試験計画書において定義するもの
とする。
2.8.3.受入試験
(1)外観検査
ゆがみ、破損及び性能を害する傷等の無いこと (目視確ヨ翻
(2)員数検査
数量に不足がないことを確認する。
2.9.システム完成図書
システム開発完了後に提出されるシステム完成図書は、本制御装置のインストール
メンテナンスを行うために必要な情報を示すこととする。
特に、以下の内容を含むこと。
1
2
PLCシステム構成図(全体構成及び部分校正)
PLC配線接続図
③④
・1/0モジュール入出力→各入出力機器情報まで(図番記載/指示要)
PLCインターロックブロック線図
入出力及び内部信号一覧表
25/33
))
((
・シンボノレリスト
使用ブロックリスト(OB, DB, FC, FB, UDT)
取扱説明書
・開発ブロック(FB 等)について
2.10.開発プロジェクトファイノレ・ソースコード
低速制御装置のソフトウェア開発で使用したプロジェクトファイル及びソース
こコ、^
ド類は、メディアにて納入するものとする。
2.11.打合せ議事録
受注者は、契約後の作業を円滑に進めるため、量研機構と第1章12項1号に定めた
打合せを行うとと。
2.12.進捗報告
受注者は、契約の全期間に渡り、毎月末に進捗報告書(書式自由)を作成し、量研機
構に提出すること。記載内容は、当該1か月の材料や機器の発注、物品の製作に関する
進捗とする。また、翌月に予定される代表的な作業項目も記載すること。
2.13.調達作業の遂行と作業許可及び通知
本仕様書第 1章 12項2号に記載のHP、ATTP 及びNP について、本件では表2.13-1 の
とおり定めるものとする。
表 2.13-1 本件で適用されるHP、 ATTP、 NP
調達作業
品質計画書(QP)
種別受注者が行う通知作業と次工程への移行条件
P
指定されたフォーマットで図書を提出する
、^
と。次工程の移行には量研機構の許可を要する。
ソフトウェアアーキテクチャ
HP
指定された図書を提出し、量研機構によるレビ
設計書・システム統合試験計
ユーを受けること。次工程の移行には量研機構
画書のレビュー
の許可を要する。
開発工程上の主要な項目
HP、
(工程表提出後、該当項目を決
ATPP
定するものとする)
又は
項目決定後に、指示するものとする。
26侶3
システム統合試験の完了
試験報告書を量研機構に提出するとと。次工程
の移行には量研機構の許可を要する。
2.14 設計変更要求
受注者が要求事項の変更を提案するときは、逸脱許可申請書①R)を作成し量研機構の
確認を得ること。
2.15 不適合事項の報告
技術要求事項に適合していない箇所が生じた場合は、不適合報告書(NC田を作成し量
研機構に提出すること。
2.16
添付書類
別添図 1 ジャイロトロン運転システム機器の配置概略図
別添図2 低速制御システム構成参考図(1式分)
別添図3 Π殴ジャイロトロン用低速制御システム全体構成参考図
別添図4 運転モード関係図
別添図5 運転状態遷移図
別添図6 ジャイロトロン運転時の温度履歴参考図
月1俳氏一 1
イーター調達取決めに係る調達契約の品質保証に関する特約条項
卿俳氏一 2
イーター実施協定の調達に係る情報及び知的財産に関する特約条項
牙1絲氏一 3
イーター調達に係る貨物の免税輸入について
別紙一4
IT駅ジャイロトロン佑噺卸システムの概要
27/33
15900
^^^
CIT0血紅SI0席 C如巨叫目
収軸キユーピクル(X田
\
^
^^^
0呂9
ITER RF建屋
制御系設備配置図
^
■
△
3FL
盟員員贋
(ジャイロトロンエリア)
呂零
収M極与丑び住号
リ^ト1/O × 16台
イオンボンプ量鼻
韻岳禪マグネット電急
アークセンサー電尋
ジャイロトロン本体信号
冷卸水マニ"卞ールド信号
捕助冷却橿昇
裏示灯
G}郡如旦SI0宥C0仙OU6
■牧熱キュービクル(寓田
口
2FL
7000^.
●0^^
目
.0
0、.
言■冒
呂畠
量
仂口速電源エリア)
^^^
加遭電揮電鼻エリγ
g■
収M換尊及び信号
CPUX4台
リモートVO×4台
コレクターコイル電源
ヒーター電癒
甚示灯
^
^^^●
0
'ι
^^^
^
別添図1
ジャイロトロン運転システム機器の配置概略図
28/33
1πRジャイロトロン低速制御装置システム構成図(N01及びN02)
RF建屋ユf(電源エリア)
N建屋3F(ジャイロトロンエリア)
Er11Cnlcr pox)
Gyl0註onN01
痢、2
#1 GVTotfon slow con柱'011er
Slod
100
PS
CPU
SI0叫
SI015
D116X D116X
Da4、 DC1孔
Slot6
SI017
51011
1)016X 以)16質
D悦4、 DC24、
PS
SI06 Sわ16
SI017
SI0促
SI0四
S1償10
S山Ⅱ1
R如抑te D116X
DC24、
IC
Sめtユ
SJ0叫
D116其】X)16X
^NV IK、,.4、
A13κ
1■Blt
A18X
HBil
.US其
NB↓t
AISM
HBlt
A1言X
NBlt
創00
SわT4
5106
S1Ⅸ6
S1償7
Slds
SI0四
SI0110
Slm11
R血抑距
10
U8武
RTD
N言冥
RTD
N3X
R丁D
NSX
RTD
N3y
R丁D
N8叉
TC
A】3武
IC
A18冥
TC
Profi\et
#13
S1酎1
・ト12i11 CPし'
PS
. Heユtef
・C.C011
.SCMHtc0皿PR鮎ot
.Rtm0祉10
.SC入1丘伽P此IP
.flo01^【odcltcU1ユ加f
Gyt0廿onN02
#1-4
Slor2
SI0科
SI015
D116X
I×:?◆、
Slot6
Slot7
S1Ⅸ1
1刃16賀 1ぬ16冒
IXつ゛、 ^』乳
アS
SMO
S1Ⅸ4
Rt^tt D116X
10
DC才4工,
、
R'ロ^ D116冨
10
DC24、
6
PS
.b
Sldl
.CN1皿宮Htきda(flo、イA6S1ⅡC々C1如悦τ1証e)
#1-5
SI016
$1以7
S1Ⅸ3
$1劇9
S1Ⅸ10
Slotu
^16X
I×:之■V
NSX
HBjt
N8冨
14Bil
U3'
HBlt
N3χ
14Blt
U8耳
NBIT
Pr0丘Xet
#1-6
510tl
Rt訂10le 110
PS
HCユttt'C.cod
S1酎ユ
RC^忙
10
Slot■
S1償5
S】016
S島t7
SI01言
Slm9
Sbtlo
Slot11
N3寓
RTD
A1含X
RID
AN其
RTD
A18X
RTD
A18冥
RTD
NS其
IC
A皿寓
TC
U言工
IC
SC入IHC C0立中1巴550'
別添図2
低速制御システム構成参考図(1式分)
29/33
nERジャイロトロン低速制御装置システム構成図(全体)
N建屋ユF(電源エリア)
モ111elneup
Safel}'{CSN }
干10田、'゛1
n0垂゛a
Gyl0廿onN01
N建屋3f(ジャイロトロンエリア)
CI.C #1.ニ
CI.C #1
S7、PI.C( Pミ.
CI'C #1-3
n0田、'a
11.但^"110)
CI.C #14
フ、,1.C促.^ι.動)
CI.C #1.5
CιC #1'
S711.C(R゛咽t゛1め)
51.町.C促.血.ι.110】
GyrottonN02
血ot゛
CI.C 尋3-3
CI'C #3、ユ
CIC 側3
n力血la
n0丘N航
費0岳、'tl
Gyl0廿onN03
フ.P
( P )
S7.,1.C偶'皿.t.110)
.
C
CI.C #34
fコ11.s f゛ 0口打011゛,
CI'C #3-5
CI.C ガ3'
GyrotronN04
.110j
フ.1.
S7.,1.C(R.咽艇動の
5丁.,ιC 血ot゛1め)
5'.300(ロ'3b .:PNΦP)
n0丘、'a
貴0田、'a
GyrotronN05
CI.C #5-3
CI.C 似5.ユ
CI.C #5
n0金、'6
S7.PI.C(CPU)
.,1.C但.皿.1.0)
^跿
CI.C 詳S5
CI.C #54
CIC #S6
Gyr0廿onN06
GLC #フ.1
CIC #フ
動061受t
1,1口企献
Gyr0廿onN07
GyrotronN08
^●t●
別添図3
ル
GI.C #フーユ
n0岳ld
S7.P {R.卿t.
、PI'(CPI,)
GI.C #フ-3
57.PI.C(R.蜘艶110)
SI.,1.C
●t●
CI.C #74
.,ιC
■^睦
^艇
CI.C #フ.5
フ' 1 (又.血.t゛110j
IT肌ジャイロトロン用低速制御システム全体構成参考図
30/33
Shut do、Nn
Detection 0十
Alarm evont
AUXON
Detection of
A1ヨ肋 event
READY
OPERATION
Detection 0十
Alarm event
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
r1ーーーーーーーーーーーーーー
Synchronousmode
Asynchronous mode
Shut do、Nn
Detection of
A1ヨ「m event
AUXON
Dotection of
Alarm ovont
READY
OPERATION
ーーーーーーー'
Debugmode
L_______
別添図4
運転モード関係図
3ν33
Detedion of
Alarm ovEnt
N冒.ι"^1
I AI.rmL.、.11
.F恥ICMU^ r判k
.AIC 由t.ct*.
.b1剖師叩 C■f闡ι'●'
.OYrotrm S山f●C● tM中 f●Ult
1.C"^悼御●1材 t司ゆ゛点'k
.DON^.,ιEI^^'.nCザ季t就,, 1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0 0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
伽
^
r●●●
^^
^^
r、庫、^^
門^
^
、'^
'●●ザ.r"d^戚^.^制試^
APS
^^
^
C^
叩ゞ
^^
凡此ν
^^^α1
゛..,
^●力●1
,●"ザ
^
縛一
0
0
0 0
.1●●ザ
.^門^
二
0
0
0 0
門●,■
し1"A]
^
一騰
0
0
吐●^
器一
一ぷ 0
Monitoring
0 0
SY5tem5tart
^.,"
55
N.門L^^
0
Shut dow『1
{OFF〕
●、.ι瓢^
一弐 0
StatU5
^両L.一睦
・急PS PS ,.4't
・C●此10fcolps f.^
.W直t.fl.'献.'.1配tjM
^^^^^^
t1こ
^
゛^U冒.0 1
1 ・APS P5 'ムPS SW1献't
1 貞島゛mL剖.13
・11..1.rpS1剖H I
1.5CM ι 5CM C聞即r言工畢Ⅸ「点」h
・0言富Y.t^f.^ 1
1.CYずOU伽10ヨι.● f判k
^
^ー^
BI
^〔闇コ
R.・^.,ψ
↑
^L^0
Equlpment
VCB ON
ι^里"0
^^
H、PS Re゛,i
闇'モ舌U-1匡
ーーー一里.宅
,1尾U﹄*゛
R,^刷〒,
凹,
Mト゛●,3.冒一,
'PI'N増^Pf ゛.^
^事0事"^
C^=,■一P3 冒.^
\
AI
一、
$Y孝1'励堂"え
B
A
0^^
ムU、 1DLι
//.
ShutdコWn /
一一一
子一
予
ト"堂=^
5^,、^
/C
^ε1^
゛U其ε丁二博,
(AUX ON '伯LE)
0
0 0
0
0 0
Bcam oN
ιHνや$ OH opa.^〕
0 0
VCB ON
【HVPS ON Ready、
0
別添図5
運転状態遷移図
32/33
ジャイロトロン関連温度履歴及ぴ損失バワ一演算
25
^D'br゛.1
"+
20
^α「ttrad
0-OK
^VI゛wlr弔帥lt
15
,
^艇11WI
-1
10
^&jb智1゛d剣dψⅧr1Υ
'^
5
﹃子一
一、
0
0
1コ
'
0■打め↑吋勤●OW
0(br舶ま凡
0
16:19
、5
1' 26
16."
16:関
16:↓'
16:35
損失パワ一演算
禎分時間
祖失.パワ一仙
別添図6
17m
17:16
釦bw{rd叩 H
ジャイロトロン冷却水温度トレンド(長パルス)
ジャイロト目ン冷却水温度(短パルス)
フセノト補正量
17心ユ
δ T1五it = Tout・ T山
E高ICPXPXQX(TO
tlot゛ETal
PI0"=E /tpube
ジャイロトロン運転時の温度履歴参考図
33/33
別紙1
イーター調達取決めに係る調達契約の品質保証に関する特約条項
本契約については、契約一般条項によるほか、炊の特約条項(以下「本特約条項」とい
う。)による。
(定義)
第1条本契約において「協定」とは、「イーター事業の共同による実施のためのイータ
国際核融合エネルギー機構の設立に関する協定」をいう。
2 本契約において「イーター機構」とは、協定により設立された「イーター国際核融
エネノレギー機構」をいう。
3 本契約において「加盟者」とは、協定の締約者をいう。
4 本契約において「国内機関」とは、各加盟者がイーター機構への貢献を行うに当た
て、その実施機関として指定する法人をいう。
5 本契約において「フランス規制当局」とは、イーター建設地であるフランスの法令1
基づき契約物品に関して規制、許認可を行う権限を有する団体をいう。
(品質保証活動)
第2条乙は、本契約書及びこの契約書に附属する仕様書(以下「契約書等」という。
要求事項に合致させるため本契約内容の品質を管理するものとする。
(品質保証プログラム)
第3条乙は、本契約の履行に当たっては、乙の品質保証プログラムを適用する。このプ
ログラムは、国の登録を受けた機関により認証されたもの(1S09001-2008等)で、かつ、
本特約条項に従って契約を履行することができるものと,、る。ただし、これによること
ができないときは、甲により承認を得た品質保証プログラムを適用することができる。
(品質重要度分類)
第4条乙は、適切な製品品質を維持するため、安全性、信頼性、性能等の重要度に応じ
て甲が定める本契約内容の等級に従って管理を実施しなければならない。契約物品の等
級及び等級に応じた要求事項は、仕様書に定める。
(疑義の処置)
第5条乙は、本契約書等に定める要求事項に疑義又は困難がある場合には、作業を開始
する前に甲に書面にて通知し、その指示に従わなければならない。
(逸脱許可)
第6条乙は、契約物品について、契約書等に定める要求事項からの逸脱許可が必要と'思
われる状況が生じた場合は、当該逸脱許可の申請を速やかに甲に提出するものとする。
甲は、乙からの申請に基づき、当該逸脱許可の諾否について検討し、その結果を乙に通
知するものとする。
(不適合の処理)
第7条乙は、契約物品が契約書等の要求事項に適合しないとき又は適合しないことが見
込まれるときは、遅滞なくその内容を甲に書面にて通知し、その指示に従わなければな
らなし、。
(重大不適合の処置)
第8条乙は、重大不適合が発生した場合、直ちにその内容を甲に報告するとともに、プ
ロジェクトへの影響を最小限に抑え、要求された品質を維持するため、その処置方法を
検討し、速やかに甲に提案し、その承認を得なければならない。
(作業場所の通知)
第9条乙は、本契約締結後、本契約の履行に必要なすべての作業場所を特定し、本契約
に係る作業の着手前に、甲に書面にて通知するものとする。当該通知には、本契約の履
行のために、乙が本契約の一部を履行させる下請負人の作業場所を含む。
(受注者監査)
第10条甲は、乙に対して事前に通知することにより、乙の品質保証に係る受注者監査
を実施できるものとする。
(立入り権)
第11条乙は、本契約の履行状況を確認するため、甲、イーター機構、本契約の活動に
関連する日本以外の加盟者の国内機関、フランス規制当局及びそれらから委託された第
三者が、第9条に基づき特定した作業場所に立ち入る権利を有することに同意する。
2 前項に定める立入り権に基づく作業場所への立入りは、契約書等に定める中間検査等
への立会い及び定期レビュー会合への参加の他、乙に対して事前に通知することにより、
必要に応じて実施するととができるものとする。
(文書へのアクセス)
第12条乙は、甲の求めに応じ、本契約の適切な管理運営を証明するために必要な文書
及びデータを提供するものとする。
(作業停止の権β周
第13条甲は、乙が本契約の履行に当たって、契約書等の要求事項を満足できないこ
が認められる等、必要な場合は、乙に作業の停止を命じることができる。
2 乙は、甲から作業停止命令が発せられた場合には、可及的速やかに当該作業を停止し、
甲の指示に従い要求事項を満足するよう必要な措置を講ずるものとする。
(下請負人に対する責任)
第14条乙は、下請負人に対し、本契約の一部を履行させる場合、本特約条項に基づく
乙の一切の義務を乙の責任において当該下請負人に遵守させるものとする。
(情報のイーター機構等への提供)
第15条乙は、本契約の履行過程で甲に伝達された情報が、必要に応じてイーター機構
及びフランス規制当局に提供される場合があることにあらかじめ同意するものとする。
Special Terms and conditions on Quality ASS11rance for the contract relating to the
(the
ITER A宮reement between Japan Atomic Ener套y A牙ency(JAEA) and
Company)
T11is contractis subjectto the f0110wingprovisionsin addition to the GeneralTer血S a11d
Conditions ofthe contract:
1. De611ition
1.1 The terln "A套ree皿ent" shaⅡ血ean "Agree血.ent on the Establishment ofthe lTER
International Fusion Ener部 or号anization for the Joint lmplementation of the
ITER project."
1.2 The tern〕"1T回R or牙al)izatiod' shaⅡ m.ean the lTER lnternational Fusion Ener牙y
Or宮al)ization that has been established pursuant to theA牙reement.
1.3 The ternl"Member(S)" shaⅡ m.ean the partyGes)to theAgeement.
1.4 The ter皿"Dom.estic A牙ency" sha11 mean the le套al entity desi即ated as a11
implement血宮 a牙encyby eachMembertl)roU曾h W11ich the MembershaⅡProvideits
Contributions to the lTER or今a11ization.
1.5 The ternl"French Re今口latory Authority' shaⅡ mean bodies auth01.ized to re曾Ulate,
Per血t,1icense al)d approve in ways related to the contractitem. under the laws and
regulations ofthe French Republic where the lTER construction site is located.
2. Qua]ityAssuranceActivities
The company sha11be responsible forthe quality contr010fthe item under t11is contract
to ensure its codormity with the req11irements oftMs contract and other speci丘.cations
attached thereto (herei11a丘er referred to as "contract DOCU血entation")
3. QualityASS11rance pr0牙ram.
The company shaⅡ ensure that a quality assurance pr0牙ra血 ShaⅡ apply in its
Perform.ance of tMs contract. The pr0套raln certi6.ed by a nationa11y registered
accreditation or今a11ization (such as ls09001-2008) and enable the company to perform
tMs contract according.to the special Terms and conditions is required to be used.
However, in the event that such a prograln is not available for the compa11y, a quality
assurance pr0号ram ofthe company approved by JAEAmay be usedinitsstead.
4. Quality classi負Cation
In order to perform appropriate controlin ter血S of quality assurance, the com.pany
Sha11 ensure that qua1北y assurance activities are perforlned based on a graded
approach in accordance with the levels ofsafety, reliability and quality ofthe item. The
Classi6Cation of the item and the requirements of each class sha11 be de負τled in the
Speci6.cations.
5. Questions or Doubts
In case of any questions or doubts W北h reference to the req11ire血ents set forth in the
Contract Documentation,the company sha11So noti67 JAEAand seek itsinstructionS 加
Writin宮Prior to the start ofwork under tl)is contract.
6. Deviation Request
In the event that the company deemS 北 necessary to obtain pern〕ission for departure
丑0血 the requirements set forth in the contract Documentation, the company shaⅡ
imm.ediately subnlit deviation request to JAEA. JAEA sha11 noti67 the com.pany ofits
approvalor disapproval a丑er reviewin牙 the request.
フ. Non、C01)form.ance
When the 北em does not comply with, or is estimated not to comply W北h, the
requirementssetforth in the contract Documentation,the c0血.pany shaⅡ noti丘 JAEA
Of the details of such non"C011formance and seek its instructions in writin牙 Without
delay
8. Major Non、C011formance
In the event of any major non、C01)for血ance, the company shaⅡ iln血ediately noti丘 its
detailsto JAEAand submit a remedialplan and seek the approvalofJAEAto miηimize
the ne牙ative impact ofsuch non'codormance and maintain the required quality ofthe
itenl.
9. workin今 Places
The com.pany shaⅡ noti丘 JAEA ofa11 Workin宮 Places necessary for the performance of
tMs contract, includin曾, but not limited to, premises and/or facilities of the company
and/or its suppliers and/or subcontractors, prior to the start of the work under tlds
Contract.
10. Audit
JAEA, with prior notice to the c0血Pany, may auditthe company to veri今'the status of
its quality assurance in the performance oftl)is contract.
11. Ri宮ht ofAccess
11.1 The company shaⅡ aaree that (D JAEA,(Ⅱ) the lTER or宮a11ization,伍D the other
Domestic Agencies concerned and (iv) the French safety Authority or a third party
nominated by the fore牙oin套, have a ri曾ht ofaccess to the worMn曾 Places identi丘ed
in accordance withArticle 9 in orderto con6.rm the status ofthe performance oft11is
Contract.
11.2 Access to the work血g places based on the ri今ht de6.ned in the previous paragraph,
Sha11 be required not only for the purpose as speci6ed il) the contract
Documentation, such asintermediate inspections and periodic review meetin今S, but
also for other purposes, as required, by 宮iV血今 Prior notice to the c0血.pany
12.Accessto Docum.ents and Data
The com.pany sha11 Provide JAEA, atits request, with documents and data necessary
for certi6血g its proper m.ana音em.ent oftl)is contract.
13. stop workAuthority
13.1 JAEAis authorized to order the company to stop the work under this contractin
Case JAEA dee血S it necessary to do so,includin牙 but notlim此ed to the case where
JAEA judges that the c0血Pany cannot fU16Ⅱ the requirements set forth in the
Contract Documentation.
13.2 The c0血Pany sha11Stop the work as soon as practicable upon receipt ofsuch order
fr0血 JAEA and take measures necessary for fU161Ⅱn今 the req11irements in
accordance with the hlstructionsto be given by JAEA.
14. suppliers and subcontractors
In the eventthatthe c0血.pany has part ofthis contract performed by suppliers and/or
Subcontractors, the company sha11, on its own responsibility, cause them. to fU1丘.Ⅱ a110f
its obli今ationS 山lder the specialTerms and conditions.
15. provision of111formation to the lTER or宮al)ization, etc.
The c0血Pany shaⅡhereby a曾reethatthei11formation transferred丑,0血 the companyto
JAEA in the course ofthe performance oft11is contract may be provided to the lTER
Or曾al)ization and the French RegulatoryAuthority, as required.
別添2
イーター実施協定の調達に係る報及び知的財産に関する特約条項
本契約については、本契約一般条項によるほか、次の特約条項(以下「本特約条項」という。)による。
(定義)
弟 1条
本契約において「知的財産権」とは、次の各号に掲げるものをいう。
(1)
特許法(昭和34年法律第121号)に規定する特許権又は特許を受ける権利
(2)
実用新案法(昭和34年法律第123号)1こ規定する実用新案権又は実用新案登録を受ける権利
(3)
匠法(昭和34年法律第125号)に規定する匠権又は意匠登録を受ける権利
(4)
商標法(昭和34年法律第127号)に規定する商標権又は商標登録を受ける権利
(5)
半導体集積回路の回路配置に関する法律(昭和60年法律第43号)1こ規定する回路配置利用権
又は回路配置利用権の設定の登録を受ける権利
(6)種苗法(平成10年法律第83号)に規定する育成者権又は品種登録を受ける地位
(フ)著作権法(昭和45年法律第48号)に規定するプログラムの著作物及びデータベースの著作物
の著作権
(8)外国における、第1号から第7号に記載の各知的財産権に相当する権利
(9)不正鼓争防止法(平成5年法律第47号)に規定する営業秘密に関して法令により定められた権
利又は法律上保護される利益に係る権利(以下「営業秘密」という。)
2 本契約において「情報」とは、法律による保護を受けることができるか否かを問わず、発明や発見の
記述のみならず、公表されている資料、図、意匠、計算、報告その他の文、研究開発に関する
記録された資料又は方法並びに発明及び発見に関する説明であって、前項に定義する知的財産権を除い
たものをいう。
3 本契約において「発明等」とは、特許権の対数となるものについては発明、実用新案権の対諒となる
ものについては考案、意匠権、商標権、回路配置利用権及びプログラム等の著作権の対象となるものに
ついては 1作、育成者権の対象となるものについては育成並びに営業秘密を使用する権利の対象となる
ものについては案出をいう。
4 本契約において「北的な知的財産権」とは、本契約の締結前に取得され、開発され、若しくは 1出
された知的財産権又は本契約の範囲外において取得され、開発され、若しくは創出される知的財産権を
いう。
5 本契約において「背皐的な営業秘密」とは、背泉的な知的財産権のうちの営業秘密をいう。
6 本契約において「生み出された知的財産権」とは、本契約の行の過程で、乙が単独で又は甲と共同
で取得し、開発し、又は創出した知的財産権をいう。
7 本契約において「協定」とは、「イーター事業の共同による実施のためのイーター国際核融合エネル
ギー機の設立に関する協定」をいう。
8 本契約において「附」とは、協定の「情報及び知的財産に関する附属」をいう。
9 本契約において「イーター機」とは、協定により設立された「イーター国際核融合エネルギー機構」
をいう。
10 本契約において「加盟者」とは、協定の締約者をいう。
11 本契約において「国内機関」とは、各加盟者がイーター機構への貢献を行うに当たって、その実施
機関として指定する法人をいう。
12 本契約において「団体」とは、国内機関又はイーター機が協定の目的のために物品又は役務の提
供に関する契約を締結する団体をいう。
3 本契約において「理事会」とは、協定第6条に定める「理事会」をいう。
4 本契約において「特許等」とは、特許、登録実用新案、登録意匠、登録商標、登録回路配及び登
録品種の総称をいう。
(情報の普及)
第2条乙は、加盟者又は国内機関が、本契約の実施により直接に生じる"報(著作権の有無を問わない。)
を非商業上の利用のため翻訳し、製し、及び公に頒布する権利を有することに同意する。
2 乙は、前項により作成される著作権のある著作物の写しであって公に頒布されるすべてのものには、
著作者が明示的に記名を拒否しない限り、著作者の氏名を明示することに同一する。
(発明等の報告)
第3条乙は、本契約の履行の過程で発明等を 1出した場合には(以下、かかる発明等を「本発明等」と
いう。)、本発明の詳細とともに、速やかに甲に書面により報告するものとする。
2 乙は、甲が前項の本発明の詳細を含む報告をイーター機及び加盟者に提供すること、並びに、甲が
自ら実施する核融合の研究開発に関する活動のため必要とする合において乙以外の日本の団体に提供
することに、あらかじめ同一する。
(生み出された知的財産権の帰属等)
第4条本発明等に係る知的財産権は、乙に帰属する。ただし、本発明等が甲乙共同で 1出したものであ
る場合、当該本発明等に係る知的財産権は甲及び乙の共有となる。
2 前項ただしきの甲及び乙の共有に係る知的財産権について、甲及び乙は、知的財産権の持分、費用
分担、その他必要な事項を協議の上、別途取決めを締結するものとする。
3 乙は、甲及び乙の共有に係る当該知的財産権を自ら又は乙が指定する者が実施する場合、甲及び乙の
持分に応じてあらかじめ定める不実施補償料を甲に支払うものとする。
(発明等の取扱い)
第5条乙は、本発明等に関し、①特許等の登録に必要な手続を行うか、(iD営業秘密として管理する
か、又は、(iiD(D若しくはaDのいずれも行わないかという取扱いについて速やかに決定の上、甲に
決定内容を面により報告する。ただし、当該本発明等が甲乙共同で創出したものである
^
園、
甲及び
乙は、上記(Dないし(iiDの取扱いについて別途協:の上決定する。
2 乙は、前項にづく本発明等の取扱いに関する決定内容について、甲がイーター機構及び加盟者に提
供すること、並びに甲が自ら実施する核融合の研究開発に関する活動のため必要とする場合において乙
以外の日本の団体に提供することに、あらかじめ同意する。
3 乙は、乙が第1項の(iiDの取扱いをすることを決定した本発明等について、甲又はイーター機構の
求めがあった合は、当該本発明等の知的財産権を甲又はイーター機構に承継させるものとする。
(背景的な知的財産権の認定)
第6条乙が本契約の行の過程で利用する背景的な知的財産権は、甲及び乙が別途締結する覚(以下
という。)に定める。に定めのない知的財産権であって、本契約の履行の過程で利用される
ものは、 生み出された知的財産権とみなす。
2 乙は、
に掲げる知的財産権の内容に変更が生じたときは、速やかに当該変更内容を甲に書面によ
2 / 6
り報告するものとする。
3 乙は、本契約締結後に本契約の行の過程で利用すべき背的な知的財産権の存在が判明したときは、
速やかに、当該背景的な知的財産権が、本契約の囲外において存在することを証明する具体的な証拠
とともに、本契約締結前に報告できなかった正当な理由を甲に面により報告するものとする。
4 甲は、前項の報告を受けた場合は、乙から提出された証拠及び理由の妥当性を検討の上、必要に応じ
て、甲乙協二の上、の改訂を行うものとする。
5 乙は、本条にづく報告について、甲がイーター機及び加盟者に提供すること、並びに甲が自ら実
施する核融合の研究開発に関する活動のため必要とする場合において乙以外の日本の団体に提供するこ
とに、あらかじめ同意する。
6 乙は、本契約の行の過程で背的な知的財産権を利用する合は、必要な実施権又は利用権を確保
し、甲並びに契約物品の提供を受けるイーター機構及び関連する他の加盟者が、支障なく当該物品を使
用することができるようにしなければならない。甲並びにイーター機構及び関連する他の加盟者が当該
背景的な知的財産権に関し、第三者から知的財産権侵の苦情を受けた場合には、乙は自己の責任と費
用でその苦情を防御又は解決し、当該苦"1こ起因する損失、損又は経費のすべてを補償し、甲並びに
イーター機構及び関連する他の加盟者に対して何らの損害も与えないものとする。
(背泉的な知的財産権の帰属)
第7条本契約は、背的な知的財産権の1
について何ら変更を生じさせるものではない。
(創出者への補償等)
第8条乙は、乙の従業者又は役
を、適用法令に従い、乙の費用と
(以下「従業者等」という。)が創出した本発明等に係る知的財産権
任において従業者等から承継するものとする。
(生み出された知的財産権の実施)
第9条生み出された知的財産権の実施権の許諾(利用権の付与を含む。以下同じ。)については、次の
各号による。
(1)乙は、甲が自ら実施する研究開発に関する活動のために、平等及び無差別の原則に基づき、当該
生み出された知的財産権の取消し不能な、非排他的な、かつ、無償の実施権を甲に許諾する。当該実
施権は、甲が第三者に再実施を許諾する権利を伴う。
(2)乙は、公的な支援を得た核融合の研究開発に関する計画のため、平等及び無差別の原則に基づき、
当該生み出された知的財産権の取消し不能な、非排他的な、かつ、無償の実施権を加盟者及びイータ
一機構に許諾する。当該実施権は、イーター機構及び加盟者が第三者仂口盟者については、それぞれ
の領域内の第三者に限る。)に再実施を許諾する権利を伴う。
(3)乙は、核融合の商業上の利用のため、平等及び無差別の原則に基づき、生み出された知的財産権
の非排他的な実施権を加盟者に許諾する。当該実施権は、加盟者が第三者(それぞれの領域内の第三
者に限る。)に再実施を許諾する権利を伴う。当該実施権の許諾に係る条件は、乙が第三者に対して
当該生み出された知的財産権の実施権を許諾するときの条件よりも不利でないものとする。
(4)乙は、生み出された知的財産権の核融合以外の分野における利用を可能にするため、加盟者、国
内機関、団体及び第三者と商業上の取決めを締結することが奨励される。
2 前項の生み出された知的財産権が甲と乙の共有に係るものである場合、甲と乙は、共同して同項に基
づく実施権の許諾を行う。
3 乙は、第1項に規定する実施権及び再実施を許諾する権利の許諾の記録を保持し、甲の求めに応じこ
れを甲に提供する。乙は、上記記録に変更がある合は、各年の上半期については、7月15日までに、
下半期については翌年の1月15日までに甲に報告を提出する。
4 乙は、甲が当該記録をイーター機及び加盟者に提供すること、並びに甲が自ら実施する核一合の研
究開発に関する活動のため必要とする場合において乙以外の日本の団体に提供することに、あらかじめ
同意する。
5 乙は、非加盟者の第三者に対し、生み出された知的財産権の実施権を許諾する場合には、理事会が全
会一致で決定する規則に従うものとし、甲の前の同を得て行うものとする。当該第三者への実施権
の許諾は、平和的目的のための使用に限り行うものとする。ただし、当該規則の決定までは、非加盟者
の第三者に対する当該実施権の許諾は認めない。
6 乙は、イーター機構又は加盟者に対して直接実施許諾できない理由があるときには、甲が第1項第2
号及び第3号に基づきイーター機構又は加盟者に再実施を許諾するための権利を伴う、生み出された知
的財産権の取消し不能な、非排他的な、かつ、無償の実施権を甲に許諾するものとする。
(背皐的な知的財産権の実施)
第10条乙が契約物品その他仕様に定める納入品に用いる背景的な知的財産権の実施権の許諾につ
いては、次の各号による。
(1)乙は、当該背皐的な知的財産権けこだし、背皐的な営業秘密を含まない。)が次のいずれかの要
件を満たすときは、甲が自ら実施する核融合の研究開発に関する活動のために、平等及び無差別の原
則にづき、当該背的な知的財産権の取消し不能な、非排他的な、かつ、無償の実施権を甲に許諾
する。当該実施権は、甲が研究機関及び高等教育機関に再実施を許諾する権利を伴う。
イイーター施設を建設し、運転し、及び利用するために必要とされること又はイーター施設に関連
する研究開発のための技術を用いるために必要とされること。
ロイーター機構に提供される契約物品を保守し、又は修理するために必要とされること。
ハ公的な調達に先立ち理事会が必要であると決定する場合において必要とされること。
(2)乙は、当該背的な知的財産権け二だし、背的な営業秘密を含まない。)が次のいずれかの要
件を満たすときは、公的な支援を得た核融合の研究開発に関する計画のため、平等及び無差別の原則
に基づき、当該背景的な知的財産権の取消し不能な、非排他的な、かつ、無償の実施権を加盟者及び
イーター機構に許諾する。当該実施権は、イーター機構が再実施を許諾する権利並びに加盟者がそれ
ぞれの領域内において研究機関及び高等教育機関に再実施を許諾する権利を伴う。
イイーター施設を設し、運転し、及び利用するために必要とされること又はイーター施設に関連
する研究開発のための技術を用いるために必要とされること。
ロイーター機に提供される契約物品を保守し、又は修理するために必要とされること。
ノ\
公的な調達に先立ち理事会が必要であると決定する合において必要とされること。
(3)乙は、当該背皐的な営業秘密が次のいずれかの要件を満たすときは、当該背的な営業秘密(イ
ーター施設の建設、運転、保守及び修理のための手引又は訓練用教材を含む。)の取消し不能な、非
排他的な、かつ、無償の利用権をイーター機に付与する。当該利用権は、イーター機構が、協定の
情報及び知的財産に関する附属第4.2.3条(b)に基づき、その下三負人に再利用権を付与す
る権利及びフランス規制当局に当該背夙的な営業秘密を伝達する権利を伴う。
イイーター施設を建設し、運転し、及び利用するために必要とされること又はイーター施設に関連
4 / 6
する研究開発のための技術を用いるために必要とされること。
ロイーター機構に提供される契約物品を保守し、又は修理するために必要とされること。
ハ公的な調達に先立ち理事会が必要であると決定する合において必要とされること。
イーター施設に対して規制当局が要請する安全、品質保証及び品質管理のために必要とされるこ
と。
(4)乙は、当該背景的な営業秘密が次のいずれかの要件を満たすときは、加盟者が公的な支援を得た
核融合の研究開発に関する計画のため、金銭上の補償を伴う私的契約によって、当該背泉的な営業秘
密の商業上の利用権の付与又は当該背泉的な営業秘密を用いた契約物品と同一の物品の提供を求めた
場合には、当該契約締結のため最善の努力を払うこととする。当該利用権の付与又は物品の提供に係
る条件は、乙が第三者に対して当該背皐的な営業秘密の利用権を付与し、又は当該背的な営業秘密
を用いた同一の物品を提供するときの条件よりも不利でないものとする。当該利用権が付与される場
合には、当該利用権は、利用権者が契約上の義務を履行しない場合にのみ取り消すことができる。
イイーター施設を建設し、運転し、及び利用するために必要とされること又はイーター施設に関連
する研究開発のための技術を用いるために必要とされること。
ロイーター機に提供される契約物品を保守し、又は修理するために必要とされること。
ハ公的な調達に先立ち理事会が必要であると決定する場合において必要とされること。
(5)乙は、当該背皐的な知的財産権について、加盟者が核融合の商業上の利用のため、当該背的な
知的財産権の実施権の許諾を受けること又は当該背景的な知的財産権を用いた契約物品と同一の物品
の提供を求めた場合には、当該要求の実現のため善の努力を払うこととする。当該背泉的な知的財
産権の実施権は、当該加盟者の領域内にある第三者による核融合の商業上の利用のために当該加盟者
が再実施を許諾する権利を伴う。当該背的な知的財産権の実施権の許諾に係る条件は、乙が第三者
に対して当該背的な知的財産権の実施権を許諾するときの条件よりも不利でないものとする。当該
背泉的な知的財産権の実施権は、実施権者が契約上の義務を履行しない場合にのみ取り消すことがで
きる。
(6)乙は、前号に定める目的以外の商業上の目的のため、加盟者から求めがあった場合は、当該背皐
的な知的財産権が次のいずれかの要件を満たすときは、当該背的な知的財産権の実施権を許諾する
ことが奨励される。乙が、当該背的な知的財産権の実施権を当該加盟者に許諾する場合には、当該
背景的な知的財産権の実施権は平等及び無差別の原則に基づき許諾されるものとする。
イイーター施設を建設し、運転し、及び利用するために必要とされること又はイーター施設に関連
する研究開発のための技術を用いるために必要とされること。
ロイーター機構の提供される契約物品を保守し、又は修理するために必要とされること。
ハ公的な調達に先立ち理事会が必要であると決定する合において必要とされること。
2 前項の背的な知的財産権が甲と乙の共有に係るものである
^
^、
甲と乙は、共同して当該背皐的な
知的財産権の実施権の許諾を行う。
3 乙は、第1項に規定する実施権及び再実施を許諾する権利の許諾の記録を保持し、甲の求めに応じこ
れを甲に提供する。乙は、上記記録に変更がある合は、各年の上半期については7月15日までに、
下半期については翌年の1月15日までに甲に報告を提出する。
4 乙は、甲が当該記録をイーター機構及び加盟者に提供すること、並びに甲が自ら実施する核融合の研
究開発に関する活動のため必要とする場合において乙以外の日本の団体に提供することに、あらかじめ
同意する。
(知的財産権の1缶属の例外)
第11条乙は、本契約の目的として作成される提出類、プログラム及びデータベース等の紬入品に係
る著作権は、すべて甲に帰属することを認め、乙が著作権を有する場合(第8条に基づき従業者等から
承継する場合を含む。)であっても、乙は、かかる著作権(著作権法第21条から第28条までに定める
全ての権利を含み、日本国内における権利に限らない。)を甲に譲渡する。かかる^渡の対価は、本契
約に定める請負の対価に含まれる。
2 前項の規定により著作権を乙から甲に譲渡する場合において、当該著作物を乙が自ら H乍したときは、
乙は、著作者人格権を行使しないものとし、当該著作物を乙以外の第三者が創作したときは、乙は、当
該第三者に著作者人格権を行使しないように必要な措置を講じるものとする。
(下請負人に対する責任)
第12条乙は、本契約一般条項の規定に従い、下三負人に対し本契約の一部を履行させる場合、本特約
条項に基づく乙の一切の務を乙の任において当該下三負人に遵守させるものとする。
(有効期間)
第13条本契約一般条項の定めにかかわらず、本特約条項の定めは協定の終了後又は日本国政府の協定
からの脱退後も効力を有する。
(言語)
第14条本特約条項に定める乙から甲への書面による報告は、和文だけでなく、英文でも提出すること
とし、両文は等しく正文とする。
(疑義)
第 15条
本特約条項の解釈又は適用に関して疑義が生じた
6 / 6
^
^、
協定の規定が本特約条項に先する。
別紙3
イーター調達に係る貨物の免税輸入について
イーター事業の共同による実施のためのイーター国際核融合エネルギー機構の特権及び
免除に関する協定(イーター協定)に基づき、イーターに係る貨物の日本国内機関(JADA)
及びメーカー・商社による輸入関税及び引取りに係る内国消費税の免税輸入を可能とする
例外的な措置について、以下の要件等を遵守することで免税法令の適用対象となることが
出来ま司、。
免税適用のための要件
)免税適用となる貨物
・イーター活動(R&D及びクォリフィケーションを含む)のためだけに使用される物品
を適用対象と司、る。
・この内、完成品(本契約における納入品を言う)のみを適用対象とする。
・ただし、8割方以上完成している物品については、ほぼ完成品の輸入とみなし、適用
対象とする。
②免税適用とならない貨物
・原材料及び資機材、並びに製作治具等。
・本契約締結日よりも前に輸入した物品。
・上記(1)に該当する物品と該当しない物品とが混在して輸入され、別個に通関申告が
出来ない場合。
疑義が生じる場合には、輸入前に量子科学技術研究開発機構(以下「量研機構」という。)
担当者と別途協議するものとする。
2.必要な手続き
(1)1.(1)に該当する貨物を輸入する際には、輸入手続きを開始する前に必ず量研機構の契
約担当者に申し出ること。免税適用に疑義がある場合も同様とする。
(2)受注者は、輸入申告前に量研機構から発行される「確認書」の正本を受領し、輸入通
関書類と併せて申告すること。
3
契約に係る注意事項
・免税輸入通関のためには、通関申告前に、量研機構から通関を予定している税関に連
絡する必要がある。(その際、輸入通関書類及び「確認書」(写し)の提出をしている)。
・契約に際しては、免税を加味しない金額で契約を実施するが、免税が適用された場合
には、免税相当額を減額して支払うこととし、事前に書面をもって確認する。
・免税適用可否については、通関する担当税関が最終判断を担うが、(1)にて免税適用と
なりうる貨物に関しては、免税となるよう誠意をもって量研機構担当者と協力するこ
と。
2.免税適用法令一抜粋(参考)
①関税定率法(外交官用貨物等の免税)
第十六条左の各号に掲げる貨物で輸入されるものについては、政令で定めるところに
より、その関税を免除する。
本邦にある外国の大使館、公使館その他これらに準ずる機関に属する公用品。但
し、外国にある本邦のこれらの機関に属する公用品についての関税の免除に制邦艮
を附する国については、相互条件による。
②輸入品に対する内国消費税の徴収等に関する法律(免税等)
第十三条次の各号に掲げる課税物品で当該各号に規定する規定により関税が免除さ
れるもの(関税が無税とされている物品については、当該物品に関税が課されるものと
した場合にその関税が免除されるべきものを含む。第三項において同じ。)を保税地域
から引き取る場合には、政令で定めるところにより、その引取りに係る消費税を免除す
三
る。
関税定率法第十六条第一項各号(外交官用貨物等の免税)に掲げるもの
以上
別紙4
ITERジャイロトロン制御システムの概要
1.1TER CODAC アーキテクチャ
旦
ITER CODAC のアーキテクチャを下図に示す。
C
Hi9h P自"α1"窒n帥 NetW伽ks fHPN}
T111,e conlm
CヨⅡorl
則ork {TC聞
Syrldlro「めUS Da也 N恰^休イSDN)
Aι,dtwV脚eo ,゛etwork tAVN}
Dala Atch1兆 Network (DA,'】
Ce11加1
CODAcsyS地'n/
MinicoDAC
3y含t帥■
C府π卵11nle110d
C色nt1ヨ1Safew
Nglwork (CIN)
Ne1樹Ⅸk tclN}
P地ntoN怡力0'1 NetworklpoN)
Plant system l&C
P,3m oP樹ヨ1瑚INetworkイPON)
P諸nt
Sy工胎m
H^t
F^
CO"虹01胎r
声^
Sめ樹
Con智0
CO
鴇
認
一"
Sゆ玲1
h熊剖語伐
S如W
Cor斡m1如r
S叩n創
Ir^^
^
AdU310tS 3nd serls0給
図1
IT肌制御系全体のアーキテクチャ
CODAC
通常の制御システムである。個別のプラントの機器を制御する制御装置群と、中央制御装置群
に分けられている。プラント機器の制御装置群には、低速制御装置(S]OWC飢tr0Ⅱer)・高速制
御装置(Fast c0武r01]er)・プラントシステムホス(plant systemHost)・その他機器(COTS)が含
まれ、プラントを構成する個別のハードウェアの制御に用いられる。一方で、中央制御装置群に
は、データストレージシステムや、プラズマ制御システム(plasma c0武rolsystem/PCS)などが
含まれる。
Inter]ock
装置の保護を目的とした制御システムであり、CODAC系とは独立したハードウェア・ネットワ
ークにより構成される。保護対象となる機器に応じて、正C61508 における SILに類似した IT駅
Intet}ock lntegration Level (31L)が定義され、これに応じた機器選定が必要となる。
Safety
IT駅における安全システムは、人的保護を目的としたもの(occupationsafety)と原子炉保安
を目的としたもの(N-safety)に分類される。両社とも、 CODAC 系・1nter]ock 系統は独立したハ
ドウェア・ネットワークにより構成される。
2.1T駅 EC システム制御系アーキテクチャ
IT駅 EC システムは、 1TER の電子サイクロトロン加熱を行うためのプラントであり、即源
(Gyrotron)、高電圧電源、伝送系、入射装置(L釦ncher)により構成される。プラントを構成する
個男1」機器は、 EC システムの Subsystem とされ、個男1」の制御系(subsystem control unit / SCの
を有する。日本は、RF 源であるジャイロトロンと、入射装置のーつである水平ポートランチャ
ーを調達する。
Π駅ECシステム制御系のうち、ジャイロトロン用のSCUに関係する制御アーキテクチャを下
図に示す。制御系はいくつかの制御装置がネットワークで接続された構成をしている。
CODAC Network
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
fc Main contr011er
HMI
Plant sY5tem H05t
Minl coDAC
Slowcontr011er l
Fa5tcontr011er
ι一ーー
S7PLC
I
^^
PON Ethernet
EC SIOW Netwo『k
戸
^^^
^^^^^
^
^^^^^
Gyrotron scu
Fast contr011er
SI0、N contr011er
{1ndustri31 Pの
Pxl devlce
S滄na11nteげace
^^^^
S7 PLC
PLCRemote lo#1
PI.C REmote lo #2
^^
^
^
図口口図ロロロ図
Gyr0廿on operation system H/、NS
図2
Π駅 ECシステム柳Π卸系のアーキテクチャ
3.1T殴 EC システム御仟卸系の構成機器
3.1.低速制御装置(S]ow contr011er)
PLCを使用した制御装置であり、10omS周期の比較的遅い制御を行う。低速の信号収集に加え、
プラントの状態管理や機器監視インターロックのような比較的高い信頼性が要求される機能が
実装される。
3.2.高速制御装置(Fast controHer)
PCベースの制御装置であり、10omSより短い周期での制御を行う。高い時間分解能が必要な実
験データ収集や、タイミング精度が必要な同期制御に適用される。
3.3.アーークf呆言董生妄便t (Arc protection unit)
アーク保護装置は、高周波による放電(アーク)からジャイロトロンや伝送系を保護するため、
放電の検出後、1μS 以内にジャイロトロンを停止するための装置である。放電の検出にあたっ
て、高速での信号処理を行うため、 FP磁を用いている。
3.4.プラントシステムホスト(plant system Host)
ITERCODAccoresystemのサービスが動作する PCベースのサーバーである。低速制御装置で
ある PLC のメモ少情報を EPICS 通信に変換するソフトウェアなど、制御システムを CODAC に接
続するために必要な各種サービスを動作させる。
3.5. EC Main contro]1er
ジャイロトロン制御システムの上位制御システムにあたる。個別の Subsyst飢制御装置と同
様に、低速御Π卸装置・高速制御装置などで構成される。1T駅のプラズマ運転において、プラズ
マ御Ⅱ卸システムによる全プラントの統括運転などでは、 EC Main contr0Ⅱer を通じてジャイロ
トロンに対する制御指令が下される。
4.1T訟 ECシステム制御系で使用されるネットワーク種別
4.1. plant operation Network (PON)
IT駅全体の制御システムに張り巡らされる Ethemet によるネットワークであり、すべての制
御機器が接続された基本となるネットワークである。HM1 やデータ収集系への接続に使用され
る。信号情報は、 EPICS通信の PV としてやり取りされる。
4.2. EC SIOW Network
PLC間通信に使用される産業用Ethemet を使用したネットワークであり ECシステムプラン
、
ト内の低速制御装置間の通信に使用される。 EC システムプラントの制御用のPLCには、SIEMENS
にはSフシリーズが想定されているため、 profinet が候補となっている。
4.3. EC Fast Network
EC システム内の高速制御装置の間の lkHZ 程帯域程度での同期運転のために使用されるネッ
トワークである。1T駅ではSDNと呼ぱれる光Ethomot 回線とUDP通信を用いた高速同期用のネ
ツトワークが定義されているが、同様のソフトウェアを利用したシステムである。ただし、ECシ
ステム内では、光Eth改net 回線にかわり、通常のEthernet を使用することが想定されている。
4.4. synchronous Data Network (SDN)
Π駅全体にて、1kHZ程帯域程度での同期運転のために使用されるネットワークである。10Gbps
の光Ethernot 回線とUDP通信を用いた高速同期用のネットワークである。
4.5. Time control Network (TCN)
制御装置間の時刻同期を行うための専用ネットワークである