平成 28 年 8 月作成 待機児童の解消や0歳~5歳児の一貫した教育・保育の提供などによる子育て支援の充 実を図るため、平成31年4月に、市立百舌鳥こども園(現百舌鳥保育所)、認定こども園 百舌鳥幼稚園及びこども園保育所を統合し、幼保連携型認定こども園として社会福祉法人 又は学校法人に設置・運営を移管します。 1 移管方法 設置・運営(経営)の主体を社会福祉法人又は学校法人に移管します。 (移管先法人は、既存、新規、市内、市外の別を問いません。) 2 設置・運営主体の選定 (1)移管先法人の決定は、公募による選考方式とします。 (2)移管先法人は、堺市社会福祉審議会条例に基づき設置された堺市幼保連携型認定こども園 等認可審査部会において、外部の有識者を含めた委員が、専門的、客観的な視点から書類審 査・面接審査を行い、市が選考します。 3 民営化後の概況 (1)土 地 :市有地 (2)建 物 :移管を受けた法人が、0~2歳児用として西園舎(北区百舌鳥赤畑町5707-2)と、3~5歳児用として東園舎(北区百舌鳥赤畑町5-704) を整備(新築・一部改修等)します。 (3)移管後の利用定員等 認定区分 年齢 単位:人 0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 計 1号認定子ども 33 45 45 123 2号認定子ども 42 43 43 128 3号認定子ども 9 20 30 計 9 20 30 学級数 <参考> 百 舌 59 75 88 88 310 3学級 3学級 3学級 9学級 平成28年度の各施設認可定員 鳥 所 90人 認定こども園百舌鳥幼稚園 140人 こ ど も 園 保 育 所 43人 合 保 育 計 273人 1 (4)施設整備イメージ 平成28年度現在 市立こども園保育所 市立認定こども園百舌鳥幼稚園 市立百舌鳥こども園(百舌鳥保育所) H29.3 下旬~市立百舌鳥こども園(百舌鳥保育所)仮設園舎 平成31年度から 東園舎(3~5 歳) 私立幼保連携型認定こども園 百舌鳥保育所仮設園舎 西園舎(0~2 歳) 4 移管後の教育・保育内容等 引 ○基本的な教育・保育内容 き ○教育・保育の提供日や提供時間 継 ぐ 内 容 サ ー ビ ス 拡 充 内 容 ○特別支援保育の実施 ○給食の提供、食育の推進 ○年間行事 ○子育て支援事業 ○職員配置 ○利用者負担(保育料など) ○0~5歳児の教育・保育及び家庭 における支援を一体的に提供 ○遊戯室や子育て支援室などの設置 ○一時預かりの実施 ○休日保育の実施 ○3 号認定子どもの定員枠拡充 ○3 歳児の 1 号認定子どもの定員枠 新設 ○1 号認定子どもへの自園調理によ 2 る給食提供など 5 移管にあたっての諸条件 移管にあたっては、これまでの3施設で行われてきた特色ある教育・保育を基礎とし、その 質の維持・向上を図るため、移管後も継続しておこなう教育・保育内容や事項を提示した「百 舌鳥こども園・認定こども園百舌鳥幼稚園・こども園保育所の統合・移管により幼保連携型認 定こども園を運営するための諸条件」の履行を移管先法人に対して義務づけます。 6 教育・保育の引継ぎ、共同教育・保育 職員が入れ替わるなどしても、児童が安心して落ち着いた生活を送れるよう、3施設での教 育・保育内容を法人にきめ細やかに伝えるため、移管前に「教育・保育の引継ぎ、共同教育・ 保育」を行います。 7 移管後の市の関与 (1)教育・保育の質の維持・向上のため、他の民間認定こども園などと同様に運営にかかる経 費に補助金を支出し、施設の運営を支援します。 (2) 「移管条件が守られているか」 、 「幼保連携型認定こども園教育・保育要領を基本に教育・保 育がおこなわれているか」などをチェックし、必要に応じ指導を行います。 (3)移管後に保護者アンケートを実施し、フォローアップに努めます。 (4)定期的に施設を訪問し、児童の様子や運営内容について確認や指導を行います。また、本 庁には『相談窓口』を設置します。 8 今後の主な予定 ・法人募集説明会(8月) 平成28年度 ・移管先法人決定(12月) ・百舌鳥保育所が仮設園舎へ一時移転(3月下旬~30年度) ・百舌鳥保育所が幼保連携型認定こども園(公立)に移行。施設名称「百舌 平成29年度 鳥こども園」に変更。 (4月) ・現百舌鳥保育所敷地において西園舎整備工事 平成30年度 平成31年度 ・こども園保育所が整備後の西園舎に一時移転 ・現百舌鳥幼稚園敷地において東園舎整備工事 ・私立幼保連携型認定こども園開設(東西園舎に分かれ教育・保育を提供開 始) 3
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