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THE MEDICAL & TEST JOURNALニュース 【2016/9/11号】
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今年4月の診療報酬改定で、保険医療機関間の連携による病理診断の要件が見直された
。昨年7月に国会答弁で外部委託の結果を病理の専門性を持たない医師が診断することの
是非が問われたことが背景といわれる。検体検査もゲノム医療の実現により、より高度に
なっている。正確なデータをいかに診断・治療に生かすのか、医師など専門家が果たす役
割は大きい。高度な検査をどのように保険に反映させるのか、十分な議論が望まれる。
(と)
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【最新号 2016年9/11号のご案内】
◆〈国立感染研〉東南アへのJANIS導入を支援 まずベトナム 5年内に稼働
国立感染症研究所は、政府の薬剤耐性(AMR)対策の一環として、日本国内で稼働して
いる「院内感染対策サーベイランス(JANIS)」を東南アジア各国に導入する取り組みを
始める。まずベトナムと導入について政府間で合意する見通しで、5年以内の運用開始を
目指す。今後JANISの導入・稼働へ向けて現地の病院検査部への技術支援や人材育成など
を行う。
◆全衛連・15年度精度管理調査
・HbA1c、生血試料で測定値の差縮小 凍結乾燥品に比べ
・AST値の変動ないことを事前確認 高木氏「試料の扱い 注意を」
・尿検査、外部委託なお22施設
◆〈研究10カ年戦略〉肝発がん・再発予知の検査法を開発 戦略会議が見直し案
◆〈厚労など3省〉研究3指針を改正へ、個人情報を保護 改正法施行で見直し案
◆〈第5回日臨技北日本支部医学検査学会〉次世代医療の扉を開くToki ~臨床検査イノ
ベーション~
会期:2016年10月1日(土)~2日(日)
―(学会長)渡邊 博昭・新潟県臨床検査技師会長
◆<リポート>第17回日本検査血液学会学術集会
・HTLV-1感染者、減少も都市部に拡散 高齢化に伴いATL発症率が上昇
第17回日本検査血液学会学術集会が8月6、7日の両日、福岡市内で開かれた。6日のテク
ニカルセミナー「ATL診療の最前線と未来」では、ヒトTリンパ向性ウイルスI型(HTLV-1
)感染者は減少傾向となっているにもかかわらず、全国の都市部に拡散している傾向であ
ること、さらに高齢化に伴い成人T細胞白血病(ATL)の発症率が高まっていることが報告
された。同セミナーでは、HTLV-1やATLの最新の検査方法や判定法についても示された。
・がんの種類でVTEかDICを発症 悪性腫瘍に合併する血栓止血異常で報告
・NGSによりゲノミクスは飛躍的に発展 がんや未診断疾患に幅広く利用
・好中球系細胞の新分類基準採用26% 近畿地区でアンケート調査を実施
◆好評連載〈ゲノム医療と臨床検査:ヒト遺伝子検査の現状と課題〉連載Vol.12
次世代シークエンシング(NGS):米国とわが国における規制(2016年夏バージョン)
―登勉氏(三重大学名誉教授)
◆NEWSヘッドライン
・〈新専門医制度延期〉基本領域のダブルボード認めるべき 日医・横倉会長が見解
・〈厚労省ワーキング〉CVD・脳卒中の急性期診療体制の検討開始 必要人員に検査技師
・〈富士経済調査報告〉世界の検査市場 2020年に704億ドル 成長率は年2.4%を予測
・〈開催〉製造販売承認等に係る講習会(10月28日、11月9日)
・〈東京医歯大〉特別選抜、検査学専攻にも
・〈テクノメディカ、2016年3月期決算〉売上高90億強と減収減益 採血管準備装置の販
売単価が低下
・〈栄研化学〉結核とマラリアの検査、独社と販売契約
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・超音波検査技術教本 定価(本体4,600円+税)/2015年7月刊
・循環機能検査技術教本 定価(本体4,600円+税)/2015年8月刊
・神経生理検査技術教本 定価(本体4,600円+税)/2015年8月刊
・神経生理検査症例集 定価(本体3,700円+税)/2015年9月刊
・検体採取者のためのハンドブック 定価(本体2,300円+税)/2016年3月刊
・呼吸機能検査技術教本 定価(本体4,200円+税)/2016年8月刊
・超音波検査症例集 定価(本体5,500円+税)/2016年8月刊
・呼吸機能検査症例集 定価(本体2,800円+税)/2016年8月刊
・臨床検査技師のための臨床研究・治験ハンドブック 定価(本体2,400円+税)/2016年
8月刊
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