日時:平成 28 年 9 月 21 日(水)14:00~16:10 場所

昨今,国立大学法人等において,基本的な情報セキュリティ対策の未実施や意識の欠如に起
因する情報セキュリティインシデント(不正アクセス,Web サイトの改ざん,情報漏えいなど)が多
発しています。 情報セキュリティインシデントは,大学の信用失墜や業務遂行に重大な影響を
及ぼすなど,大学の運営に支障をきたすことになります。また,社会に対する責任をになう観点
から,国立大学法人等においても情報セキュリティ対策の強化が重要な課題となっています。
情報セキュリティインシデントが発生した場合,被害の拡大を防止するための対策が必要です
が,それ以前に,情報セキュリティインシデントの発生を前提としたインシデント対応体制の整備
が求められています。本講演では,インシデント発生を想定し,業務を継続するレジリエントなサ
イバー攻撃対策について解説をしていただきます。
記
日時:平成 28 年 9 月 21 日(水)14:00~16:10
場所:愛媛大学総合情報メディアセンターメディアホール(松山市文京町3番)
講師:高倉 弘喜 氏
演題:インシデント発生を想定したレジリエントなサイバー攻撃対策
内容:サイバー攻撃は巧妙かつ執拗なものとなり,攻撃の完全阻止は困難なだけでなく,被害の全貌把
握にも長時間を要するようになった。その間も業務を継続するためには,サイバー攻撃による被害
を把握し,かつ,攻撃の拡大を抑え込んで,被害が及んでいない情報システムで部分的に業務を継
続するレジリエントな体制が必要となる。本講演では,その考え方について解説する。
主催:総合情報メディアセンター
講師紹介:高倉 弘喜 教授
国立情報学研究所 サイバーセキュリティー研究開発センター長
情報処理推進機構 脅威と対策研究会・脅威の分析 WG 委員長
内閣官房情報セキュリティセンター リスク評価検討委員会委員
原子力損害賠償・廃炉等支援機構 東京電力スマートメーターシステムの情報
セキュリティに関する有識者委員会委員
セミナー次第:
受 付
13:30~
メディアホール前ホワイエ
挨拶(講師紹介)
14:00~14:05 総合情報メディアセンター長 高橋寛
講 演
14:05~15:35 インシデント発生を想定したレジリエントなサイバー
攻撃対策
高倉弘喜 氏
質疑・応答
15:35~15:50
本学の取組
15:50~16:10 本学における個人情報保護の取組
総務部総務課法規チーム