今月は「朝食の大切さを知ろう」です。

平 成 2 8 年 5 月
宮崎市立 東大宮小学校
たんご
せっく
緑のさわやかな季節になりました。新学期が始まり、早くも一か月
が過ぎ新しい学年にも慣れてきた頃ではないでしょうか。5月は緊張
たんご
今月は
がほぐれてほっとすると同時に、季節の変わり目で疲れの出やすい時
端午とは、中国で「月はじめの午(うま)の日」という
です。栄養のバランスのとれた食事と十分な睡眠で体調をととのえま
意味があり、もともとは悪日でした。そこで、災いをはら
しょう。
うために『しょうぶ』や『よもぎ』を用いていました。そ
「朝食の大切さを知ろう」です。
朝食は1日のはじめに食べる食事なので、単に栄養素をとるだけでなく、体を
目覚めさせる働きもあります。胃腸などの内臓を活発に働かせ、血流をよくし、
体温を上昇させ、排便もスムーズに行われるようになります。
また、脳にもエネルギーが補給されるため、朝食を食べるとしっかり勉強をす
ることができます。
れが日本に伝わり、しょうぶ湯などの風習が生まれまし
た。この日には、
『ちまき』や『かしわもち』を食べます。
ちまきも中国から伝わったもので、現在は笹でくるむのが
かや
普通ですが、本来は茅の葉で巻いていました。
「りっちゃんサラダ」
朝食の働き
ニューです。主食のごはんやパンにはエネルギーとなる炭
水化物が含まれています。主菜となる卵や肉、魚などには
体をつくるもとになるたんぱく質、副菜となる野菜や果物
などはビタミンが多く含まれます。これらをそろえること
で、自然と栄養のバランスがとれてきます。
「菓子パンだけ」や「ふりか
けごはんだけ」の場合は少しず
つでも、もう1品増えるように
心がけてみましょう。
●朝食を食べたくなるポイント●
★夜更かしをしない。 ★毎日決まった時間に食べる。
★少しでも食べる習慣を付ける。 ★夜食をひかえる。
にのっていた「サラダで元気」というお話に
出てくるサラダです。
朝食の内容について振り返ってみたことはありますか?
理想は「主食+主菜+副菜(汁物・飲み物)」がそろったメ
このサラダは以前、小学校の国語の教科書
<材料4人分>
○キャベツ
○きゅうり
〇にんじん
〇ハム
〇ホールコーン
〇トマト
〇きざみこんぶ
〇かつお節
〇酢
〇サラダ油
〇砂糖
〇薄口醤油
〇塩
〇こしょう
大1枚
1/3本
2~3㎝
2枚
大さじ3
1/6個
1.5g
1g
小さじ1強
小さじ1/2
小さじ1強
小さじ1強
ひとつまみ
少々
※調味料はめやす量です。
<作り方>
①
キャベツ・にんじんは千切り、きゅう
りは輪切りにする。
②
ハムとトマトは1㎝角に切る。
③
ホールコーンは水けをきっておく。
④
①をさっとゆで、冷まして水けをしっ
かりきっておく。
⑤
調味料をよく混ぜておく。
⑥
②~④の材料と⑤を和える。
⑦
きざみこんぶとかつお節を加えて、軽
く混ぜ、出来上がり。