地域包括ケア病棟のお知らせ

地域包括ケア病棟のお知らせ
あま市民病院
合い言葉は、 おうちへかえろう
⃝
地域包括ケア病棟ってどんなところ?
地域包括ケア病棟とは、病状が落ち着いても、自宅での生活に不安がある方が、安
心して自宅で生活ができるように、リハビリや食事のトレーニングなどの退院支援
を行う病棟です。
⃝
どんな人が対象なの?
1
入院後に、病状が安定したら
•高度急性期や急性期からの受け入れ
高度な医療を提供する病院や病棟での急性
期の治療を終えた方の受け入れ
2
かかりつけ医から受け入れ
•在宅や施設で療養中の方の受け入れ
3
その他
•その他、地域包括ケア病棟で受け入れが可
能な疾患の方
-1-
⃝
入院をしたら、なにをするの?
入院
(カンファレンス)
• 主治医から、治療計画と退院までの予定を「入院
診療計画書」でご説明します。
• 治療の成果を検討し、患者さま・ご家族との話し
合いを行います。
生活復帰
支援
• おうちで暮らす気持ちの準備や、必要な心身機能
の回復を行います。
• 必要な治療に加え、リハビリや食べるための訓練、
栄養指導、薬の調整などを行います。
生活準備
相談
• 介護サービス利用など、自宅での生活準備の相談
患者さま・ご家
族とご相談
退院
⃝
• 最初に、心身の様々な機能や状態を評価します。
• ご自宅での生活再開
入院費用はいくら?
患者さまの状況によりそれぞれ異なりますので、詳細は医事課までお問い合わせく
ださい。※入院期間は最長60日です。
-2-
⃝
食事のトレーニング
え ん げ
嚥下リハビリテーションのご紹介
お口から食べるよろこびを
!! 食べたり飲み込んだりが、難しくなっていませんか?
!! 食事中に、むせこんだりしていませんか?
!! 食べることを、あきらめている人はいませんか?
お口から、食べたり飲んだりすることが、うまくできなくなることを、
せっしょく・えんげ
せっしょく・えんげ
「摂食・嚥下障害」といいます。当院では、「摂食・嚥下障害」でお悩みの方へ、
評価と食形態調整やリハビリテーションを、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・
摂食嚥下障害看護の認定看護師のチームで行っています。
えんげ
えんげ
えんげ
当院での評価は、嚥下スクリーニングテスト、耳鼻科医による嚥下内視鏡、嚥下造
影検査を行っています。嚥下造影検査とは、レントゲンをあてながら、バリウムの
入った検査用食品を、実際にお口から食べていただいて、お口から食べる機能に異
常がないかを調べる検査です。
ごえんせい
近年は誤嚥性肺炎というだけで、食事を禁止されている事
例も多く、食べるチャンスを無くしてしまった方がいらっ
しゃいます。
私たちは、ひとりでも多くの方が、自身のお口から食べら
れるようになることを、あきらめません。一口でもお口か
ら食べられるような方法を検討し、お口から食べ続けるサ
ポートに力を入れた取り組み、『食べるためのリハビリ』
を行っています。
認定看護師による『飲み込み・食べる相談窓口』
摂食嚥下障害看護の認定看護師による『飲み込み・食べる相談』を実施していま
す。相談料は無料で、毎週水曜日
受付時間は 13:00 ∼ 15:00 です。
ご相談の際には、地域医療連携室までお尋ねください。
-3-
⃝
リハビリのご紹介
患者様の状態に合わせた機能障害の回復と、在宅・社会復
帰の目標に向け支援を行っていきます。
リハビリテーションでは、医師を中心とした各専門職か
ら構成されるチーム医療により患者様・ご家族様と一緒
に問題解決に取り組んでまいります。
医師
管理
栄養士
医療
相談員
看護師
患者様
ご家族
薬剤師
理 学 療 法 ( PT)
理学療法とは病気やケガなどにより身体に障害を負った
方々に対し、主に基本動作能力(起き上がる、座る、立
つ、歩く等)に必要な運動能力の改善を「運動療法」
「物理療法」を用い、治療することで生活の質(QOL)
の向上を図って行くことをいいます。
作 業 療 法 ( OT)
食べたり、入浴したり、人の日常生活に関わるすべての
諸活動を「作業」と呼んでいます。作業療法では、基本
的な運動能力から応用的な動作能力(食事・家事・トイ
レ等)、社会の中に適応する能力までを維持・改善し
「その人らしい」生活の獲得を目標にします。
お問い合わせ先はこちら
〒490-1111 愛知県あま市甚目寺畦田 1 番地
地域医療連携室
TEL 052-444-0050(代表)
FAX 052-462-0655
詳しくは、ホームページをご覧ください。
-4-
作業
療法士
理学
療法士