全 学 教 育 科 目 履修の手引き

平成26年度
全 学 教 育 科 目
履修の手引き
-日程,授業概要等-
平成25年度入学者用
基 幹 教 育 院
重要
平成25年度入学者の皆さんへ
1.平成25年度入学者の皆さんは,この冊子と同時に配布される「平成26年度全学
教育授業時間割(2年生用)」を参照し,原則として自分が所属するクラスを対象に
開講される科目の中から必要な科目を履修してください。
2.平成26年度から履修登録スケジュールが変更になります。WEB 履修登録期間は,
学期開始後第2週目ではなく,第 1 週目(+1 日)となりますので,間違えないよう
に注意して,必ず定められた期間中に履修登録を行ってください。また,履修登録
の確認・修正期間等の日程も全体的に短縮されます。詳細は,2 ページの「平成 26
年度全学教育(基幹教育)の履修登録・試験・成績スケジュール」を参照してくださ
い。
3.カリキュラム改定に伴い,平成 25 年度入学者にも影響するような取扱いの変更等
が生じた場合には,掲示にてお知らせします。掲示をよく確認し,正確な情報の収集
に努めてください。掲示の見落としのために不利益があった場合,原則として救済
措置はとりません。
1 年次に不合格となった科目の再履修をする場合
(または 1 年次に修得すべき科目を履修していない場合)
平成 26 年度入学者から新たに「基幹教育カリキュラム」が開始されます。1 年次で
履修して不合格となった科目がある場合,または 1 年次に修得すべき科目を履修して
いない場合,その単位の補足の仕方は,科目によって異なります。自分が揃えるべき単
位数・対象となる科目区分を正確に把握し,履修計画を立てるようにしてください。
詳しくは,76 ページ以降に記載されている「Ⅲ.科目の読替」をよく確認してくださ
い。履修する科目によっては,あらかじめ読替手続きが必要なものがあります。手続き
を怠ると単位が認定されない場合がありますので,よく注意してください。
— 目 次 —
全学教育(基幹教育) 学年暦 ……………………………… 1
全学教育(基幹教育)の履修登録・試験・成績スケジュール 2
全学教育(基幹教育)授業日程 ……………………………… 3
Ⅰ.全学教育の授業概要等 1.教養教育科目 2.文系基礎科目 …………………………
61
1-a.共通コア科目 …………………………
5
1-b.コアセミナー …………………………
8
1-c.文系コア科目 …………………………
9
共通基礎科目 ……………………………… 62
1-d.理系コア科目 …………………………
10
個別基礎科目 ……………………………… 68
1-e.文系コア科目の読替科目
(文系ディシプリン科目) ……………………
1-f.理系コア科目の読替科目
(理系ディシプリン科目,健康・スポーツ科目)…
3.理系基礎科目
12
15
4.情報処理科目 ……………………………… 72
1-g.少人数セミナー ………………………… 18
1-h. 総合科目 ………………………………
21
1-i.言語文化科目
Ⅱ.学習をより深めるために
-学習プログラム等の紹介- ………
73
チャレンジ21
言語文化基礎科目
西部地区五大学連携開講授業科目
英 語 …………………………………
32
夏季集中講義in早稲田大学
ドイツ語 …………………………………
35
JTW,ATW,AsTW
フランス語 ………………………………
37
中 国 語 …………………………………
39
九州大学/ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター
(QREC)提供科目
ロシア語 …………………………………
41
EU研究ディプロマプログラム(EU-DPs)
韓 国 語 …………………………………
43
ネットアカデミー2(外国語学習の支援)
スペイン語 ………………………………
45
交換留学
日 本 語 …………………………………
47
日韓米国際共同教育プログラム
言語文化自由選択科目 ……………………
48
言語文化古典語科目 ………………………
55
外国語検定試験による単位認定について…
56
放送大学授業科目による初修外国語の
再履修について …………………………
59
1-j.健康・スポーツ科学科目………………
60
Ⅲ.科目の読替…………………………………
76
伊都地区センターゾーン(全学教育・基幹教育
関連)教室等配置図 …………………………
85
この『全学教育科目履修の手引き』に掲載の授業概要とあわせて,WEB上の「シラバス」で
各授業の具体的な情報を確認し,何をどのように学ぶかを理解するようにしてください。
シラバス http://syllabus.kyushu-u.ac.jp/
― a ―
平成26年度
行
前
事
学
春
期
季
開
全学教育(基幹教育)学年暦
期
日
備
考
始 4月1日(火)
休
業 4月1日(火)~4月10日(木)
九州大学学部通則第6条第1項の規定による休業日
学 生 定 期 健 康 診 断 4月2日(水),4月3日(木),4月4日(金) 1年生(全員)の実施日【病院地区】
2年生(医学部保健学科)の実施日【病院地区】
4月8日(火)
4月18日(金),4月22日(火),4月23日(水) 2年生(医学部保健学科以外)の実施日【伊都地区】
入
学
式 4月7日(月)
新 入 生 オ リ エ ン テ ー シ ョ ン 4月7日(月)~4月10日(木)
前
学
本
期
学
授
業
記
開
念
始 4月11日(金)
九州大学学部通則第6条第1項の規定による休業日
日 5月11日(日)
前
学
期
授
業
終
了 7月30日(水)
前
学
期
定
期
試
験 7月31日(木)~8月6日(水)
前学期定期試験に係る追試験 8月7日(木)~8月13日(水)
夏
季
休
業 8月14日(木)~9月30日(火)
前
学
期
終
了 9月30日(火)
後
学
期
開
始 10月1日(水)
秋
季
入
学
式 10月2日(木)
後
学
期
授
業
開
九州大学学部通則第6条第1項の規定による休業日
始 10月1日(水)
体
育
祭 10月11日(土)
九
大
祭 11月21日(金),11月24日(月)
九州大学学部通則第6条第2項の規定による休業日
業 12月23日(火)~1月4日(日)
九州大学学部通則第6条第1項の規定による休業日
冬
季
休
冬 季 休 業 後 の 授 業 開 始 1月5日(月)
大 学 入 試 セ ン タ ー 試 験 1月17日(土),18日(日)
後
学
期
授
業
終
了 2月3日(火)
後
学
期
定
期
試
験 2月4日(水)~2月10日(火)
後学期定期試験に係る追試験 2月12日(木)~2月18日(水)
一 般 入 試 ( 前 期 日 程 ) 2月25日(水),26日(木)
九州大学学部通則第6条第2項の規定による休業日
一 般 入 試 ( 後 期 日 程 ) 3月12日(木)
九州大学学部通則第6条第2項の規定による休業日
学
後
位
学
記
授
期
与
終
式 3月25日(水)
了 3月31日(火)
(注) 九大祭については, 休業日を表示したもので,期間を示すものではない。
― 1 ―
全学教育(基幹教育)の履修登録・試験・成績スケジュール(予定)
前期開始前 4月上旬
履修計画
【学期開始前】
後期開始前 9月下旬
各自で必要な単位数等を確認。
掲示で履修上の注意事項を確認。
時間割で開講科目の確認。
シラバスで授業内容を理解。
期間外の履修登録不可。
前期 4月11日(金)~ 4月18日(金)
【第1週目】
後期 10月 1日(水)~10月 8日(水)
受講許可を受けて
履修登録
授業担当教員に受講許可を受けた科目について
学生用Webシステムで履修登録。
(学期後半開講科目もこの期間に登録)
期間外の履修登録不可。
前期 4月25日(金)~ 4月30日(水)
履修確認・修正
【第3週目前半】
後期 10月16日(木)~10月20日(月)
学生用Webシステムで履修登録内容を確認し,
変更があれば学生用Webシステムで修正。
期間外の履修登録不可。
前期 5月 9日(金)~ 5月13日(火)
最終確認
【第4週目後半】
後期 10月27日(月)~10月29日(水)
履修登録内容を確認し,変更があれば窓口に申請。
(Webでの修正不可。)
履修登録確定。これ以後の変更は原則不可。
前期 5月14日(水)~ 5月20日(火)
【第5週目】
後期 10月30日(木)~11月 6日(木)
【第8週目】
【第9週目】
前期 6月 4日(水)~ 6月10日(火)
後期 11月25日(火)~12月 1日(月)
前期 6月11日(水)~ 6月17日(火)
後期 12月 2日(火)~12月 8日(月)
前期 7月 9日(水)~ 7月15日(火)
【第13週目】
後期 1月13日(火)~ 1月20日(火)
履修中止
履修中止する科目(選択科目又は選択必修科目に
(学期後半開講科目を除く) 限る)があれば,窓口に申請。
学期前半開講科目
最終週
学期前半開講科目の教場試験
学期後半開講科目
開始
学期後半開講科目は初回授業
履修中止
(学期後半開講科目のみ)
学期後半開講科目について,履修中止する科目
(選択科目又は選択必修科目に限る)があれば,
窓口に申請。
前期 7月24日(木)~ 7月30日(水)
授業最終週
【第15週目】
授業担当教員の判断により,教場試験を実施
後期 1月28日(水)~ 2月 3日(火)
前期 7月31日(木)~ 8月 6日(水)
定期試験
【第16週目】
定期試験期間
後期 2月 4日(水)~ 2月10日(火)
前期 8月 7日(木)~8月13日(水)
【第17週目】
後期 2月12日(木)~2月18日(水)
追試験・
学習到達度再調査
前期 8月下旬~9月上旬
成績確認
後期 2月下旬~3月上旬
病気や忌引きにより受験できなかった場合は,申請
により「追試験」を受験可能。
「学習到達度再調査」は,授業担当教員の判断によ
り必要に応じて実施。
随時,学生用Webシステムで成績確認。
疑義がある場合は,担当教員へ問合せ。
※1 日程は変更される場合がありますので,公用掲示板の掲示を必ず確認してください。
※2 各事項の詳細は,『全学教育科目履修要項』と公用掲示板の掲示を参照してください。
※3 専攻教育科目の履修登録・試験等については,各学部(学科)の指示に従ってください。
― 2 ―
平成26年度【前期】 全学教育(基幹教育) 授業日程
月
三
月
0
入
学
式
31
火
四
月
7
水
木
1
2
3
8
9
10
新 入 生 オ リ エ ン テ ー シ ョ ン
金
授
業
開
始
土
日
4
5
6
11
12
13
備 考
4/1(火)~4/10(木)春季休業
4/2(水)~4/23(水)健康診断
うち1年生の該当日:4/2(水)~4/4(金)【病院地区】
2年生(医学部保健学科): 4/8(火)
2年生(医学部保健学科以外):
4/18(金),4/22(火),4/23(水)
【病院地区】
【伊都地区】
4/2(水)~4/4(金)新入生PC講習会
4/7(月)入学式
4/7(月)~4/10(木) 新入生オリエンテーション
4/8(火)大学院入学式
4/11(金)前期授業開始
4/12(土)既修得単位認定試験
1
14
15
16
17
18
19
20
2
21
22
23
24
25
26
27
3
28
29
30
2
3
4
9
10
11 5/9(金)は火曜日の授業を行う。
5/11(日)本学記念日
五
月
1
火
曜
分
4
5
6
7
8
5
12
13
14
15
16
17
18
6
19
20
21
22
23
24
25
7
26
27
28
29
30
31
8
2
3
4
5
6
7
8
9
9
10
11
12
13
14
15
10
16
17
18
19
20
21
22
11
23
24
25
26
27
28
29
12
30
1
2
3
4
5
6
13
7
8
9
10
11
12
13
14
14
15
16
17
18
19
20
15
21
22
23
24
25
26
27 7/23(水)は月曜日の授業を行う。
16
28
29
30
31
1
2
3
17
4
5
6
7
8
9
10
18
11
12
13
計
17
17
17
17
17
七
月
月
曜
分
八
月
六
月
1
7/31(木)~8/6(水)前期定期試験
8/7(木)~8/13(水)予備日(追試験・再調査等の
期間)
授業日(15回)
他の曜日の授業を振り替えて行う日
土曜・日曜・祝日及び本学が定める休業日
定期試験
予備日(追試験・再調査等を行う期間)
学期前半開講クォーター科目(8回) 4/11(金)~6/10(火)
計16回
学期後半開講クォーター科目(8回) 6/11(水)~8/ 6(水)
― 3 ―
平成26年度【後期】 全学教育(基幹教育) 授業日程
月
火
水
十
月
1
木
金
土
日
1
2
3
4
5
2
6
7
8
9
10
11
12
3
13
14
15
16
17
18
19
4
20
21
22
23
24
25
26
1
2
5
27
28
6
3
4
7
10
8
9
十
一
月
備 考
10/2(木)秋季入学式
10/11(土)体育祭
29
30
31
5
6
7
8
9
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23 11/20(木)は月曜日の授業を行う。
11/21(金)~11/24(月)九大祭
24
25
26
27
28
29
30
1
2
3
4
5
6
7
11
8
9
10
11
12
13
14
12
15
16
17
18
19
20
21
13
22
23
24
25
26
27
28
14
29
30
31 月
1
2
3
4
15
5
6
7
8
9
10
11
16
12
13
14
15
16
17
18
17
19
20
21
22
23
24
25
18
26
27
28
29
30
31
19
2
3
4
5
6
7
8
20
9
10
11
12
13
14
15
21
16
17
18
計
17
17
17
17
17
10
十
二
月
金
曜
分
月
曜
分
月
曜
分
一
二
月
11/5(水)は月曜日の授業を行う。
12/23(火)~1/4(日)冬季休業
1/13(火)は金曜日の授業を行う。
1/16(金)は休講とする。
1/17(土)・18(日)センター試験
1
2/4(水)~2/10(火)後期定期試験
2/12(木)~2/18(水)予備日(追試験・再調査
等の期間)
授業日(15回)
他の曜日の授業を振り替えて行う日
土曜・日曜・祝日及び本学が定める休業日
その他,休講とする日
定期試験
予備日(追試験・再調査等を行う期間)
学期前半開講クォーター科目(8回) 10/1(水)~12/1(月)
計16回
学期後半開講クォーター科目(8回) 12/2(火)~2/10(火)
― 4 ―
Ⅰ.全学教育の授業概要等
1. 教養教育科目
1-a.共通コア科目
共通コア科目は,九州大学が教育憲章に掲げる「人間性の原則」(The Principle of Humanity),「社会性の原則」
(The Principle of Social Responsibility)ならびに「国際性の原則」(The Principle of Global Citizenship)に基づい
て,九州大学の全学生に必須と考えられる教養の中核(コア)を初年時の学生に教授するものです。その目的は,文化や
社会,自然の中にある人間存在の成り立ちを基本から考察し,人間の尊厳や自由の価値についての理解を深め,現代の社
会的・国際的課題について考えることを通じて,爾後の市民的生活の基盤となる教養を養うことです。
共通コア科目は,A:人間性(Humanity),B:社会性(Social and Global Responsibility)の二科目から成ります。それ
ぞれの主題について三つのテーマ群を設定し,それぞれのテーマの追究を通して,主題に関する複眼的なものの見方を養
います。
B:社会性
A:人間性
A1
意識と言葉
B1 社会と制度
九州大学教育憲章
A2
歴史と文化
(1)人間性の原則
B2 平和と共生
(2)社会性の原則
(3)国際性の原則
A3
B3
生命と身体
自然と環境
各テーマの追究を通して,主題に関する複眼的なものの見方を養う
(4)
専門性の原則
各専攻課程へ
― 5 ―
Ⅰ.授業概要等: 教養教育科目(共通コア科目)
共通コア科目履修方法等
(1)履修クラスについて
共通コア科目の単位が未修得の学生は,下記の再履修クラスを履修してください。
前期:水曜1時限『社会性』,水曜2時限『人間性』
履修クラスの詳細(各タームの期間・テーマ・教員等)については,授業開始前に掲示でお知らせします。
後期については,開講日程が未定です。決まり次第,掲示にてお知らせします。
(2)授業の進め方
【『人間性』を例とした場合】
各グループ3名の教員がテーマ(「意識と言葉」,「歴史と文化」,「生命と身体」)ごとに各4回ずつ計12回
の授業を行います。ただし, 第1・第3タームの最終週はレポート作成期間とします。
授業週
第1週
授業内容等
履修ガイダンス
担当教員
○○教員
第2~第6週
第7~第10週
第11~第15週
(第1ターム)
(第2ターム)
(第3ターム)
意識と言葉
歴史と文化
生命と身体
○○教員
△△教員
□□教員
(3)評価方法
ターム毎に,出席とレポートで評価します。ただし欠席1回あたり10点減点とします。
(4)単位認定
①
3テーマ全てに合格してはじめて科目の単位が認定されます。不合格のテーマが一つでもあった場合は,当該科
目の単位は認定されません。
②
初めて履修して不合格となった場合は,不合格となったテーマのみ次学期(初履修の次の学期)に再履修し,そ
こで合格を得て,3つのテーマの合格が揃ってはじめて科目の単位が認定されます。
③
②の再履修においても不合格となった場合や②の再履修をしなかった場合は,最初に合格していたテーマの合格
は取り消されます。次々学期以降は一つの学期で3テーマ全てを再履修し,合格しなければなりません。
『人間性』を例とした場合
①
「意識と言葉」,「歴史と文化」,「生命と身体」の3つのテーマ全てに合格しなければなりません。
受講学期
当該学期
②
意識と言葉
合
格
歴史と文化
合
生命と身体
格
合
格
「人間性」の合否判定
→
合
格
当該学期(初めて履修した学期)に「意識と言葉」と「歴史と文化」が不合格になった場合は,その次の学期に
「意識と言葉」と「歴史と文化」を履修し,2テーマとも合格すれば『人間性』の単位が与えられます。
受講学期
意識と言葉
歴史と文化
当該学期
不合格
不合格
合
合
生命と身体
合
格
「人間性」の合否判定
→
不合格
→
合
↓
次 学 期
③
格
格
格
当該学期(初めて履修した学期)に「意識と言葉」が不合格で,次学期も不合格の場合や再履修しなかった場合,
次々学期以降に「意識と言葉」,「歴史と文化」,「生命と身体」の全てのテーマを一つの学期で再履修し,全て
に合格しなければなりません。
受講学期
意識と言葉
当該学期
不合格
歴史と文化
合
格
生命と身体
合
格
「人間性」の合否判定
→
不合格
→
不合格
一つの学期で3テーマ全てを再履修し3テーマ全て合格
→
合
一つの学期で3テーマ全てを再履修し1テーマでも不合格
→
不合格
↓
次 学 期
不合格
↓
次々学期以降
― 6 ―
格
Ⅰ.授業概要等: 教養教育科目(共通コア科目)
A:人間性【2単位】
教育憲章の三原則において前提とされている人間的価値への理解を深めるため,人間とは一体何なのかという基本問題
を
1.意識と言葉,2.歴史と文化,3.生命と身体
の三つの視点から考察します。1では,人間世界の基本的構成
要素である意識や言葉に関する考察を通して,人格的存在としての人間についての理解を深めることを目指します。2で
は,人間の共通世界を構成する歴史と文化に関する考察を通して,歴史的・文化的存在としての人間についての理解を深
めることを目指します。3では,身体的存在としての人間に関する最近の研究成果を概観し,人間理解をめぐる今日の問
題状況を考察します。
◇A1:意識と言葉
人間が人間を理解するということは,何をどのように理解することでしょうか。「意識と言葉」では,人間が人間を
理解するための最も基本的な手段である言葉と意識について,「思想」,「心」,「言語」などの観点から考察するこ
とで,人間の世界を成り立たせる文化や人格的存在としての人間についての理解を深めることを目指します。
◇A2:歴史と文化
人間は社会的動物です。このため,生物としての普遍的諸性質を除くと,「人間性」は本来的に多様なものです。「歴
史と文化」では,人間性を多様なものとするメカニズムについて時間的変異=「歴史」と空間的変異=「文化」の観点
から説明します。さらに,そのようなメカニズムに関する認識を,現代社会に生きてゆく上でどのように生かせるかに
ついても考えてみます。
◇A3:生命と身体
近年の科学の発展は,生命のメカニズムを次々と解明していく一方で,人間とは何かについての反省を迫り,科学技
術の意味についても新たな問いを投げかけています。本講義では,生命や身体に関する科学的な見方とそれにまつわる
実践的問題を担当教員の専門性に即して解説し,人間存在や人間性をめぐる諸問題についてより深い理解を目指します。
【
担当教員(平成26年度)
(意識と言葉)
未定
】
(歴史と文化)
未定
(生命と身体)
未定
B:社会性【2単位】
教育憲章の三原則に共通する人間の社会性への理解を深めるため,社会と人間との関わりを
和と共生,3.自然と環境
1.社会と制度,2.平
の三つの視点から考察します。1では,人間が社会を作り,社会が人間を作るという人間と
社会の関係性を,現代人が現に今生きている近代的な諸制度にそくして考察します。2では,現在,人間的諸価値が維持
されるために喫緊の課題となっている平和と共生というテーマに関して,具体的な問題状況を概観し,解決の方向性を考
察します。3では,人間の諸活動と環境破壊の関係について,具体的事例に基づいて科学的に精確に理解し,問題解決の
方向性を展望します。
◇B1:社会と制度
人間が社会を作り,社会が人間を作ります。家族,企業,市場といった諸制度,さらに国家といった社会の在りよう
や集団は,一人一人の人間とその相互関係から構築されています。しかしその中に生きる人間もまた集団の中において
自己を構築しています。このような人間と社会の相互規定性・相互構築性を社会と制度という観点から追究し,その原
理や具体的作用について説明をします。
◇B2:平和と共生
信条や文化を異にする個人や集団が,争いなく豊かに共存し,相互に学び合える世界を作り上げるには,いかなる理
念や制度が必要でしょうか。本講義は,「平和と共生」の問いに対してこれまで提示されてきた代表的解答のいくつか
を説明し,現代世界のただ中でこの問いを自分の頭で考えていくことができるようになることを目指します。
◇B3:自然と環境
現代の文明社会が直面している環境問題の具体例を取り上げ,環境問題がなぜ引き起こされることになったのか,現
代の自然科学はそれをどのように定量的に理解したのか,その理解に基づいてどのような未来が予測され,それに対す
る対策はどのようになされているのかについて説明します。それによって環境問題について事実に基づいた展望を得る
ことを目指します。
【
担当教員(平成26年度)
(社会と制度)
未定
】
(平和と共生)
未定
(自然と環境)
― 7 ―
未定
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(コアセミナー)
1-b.コアセミナー【2単位】
高校とは異なる大学における学習への適応を促進し学習意欲を向上させること,及び「読む,書く,調べる,発表す
る,討論する」等の学問を進めていく上での基礎的な能力を育成することを目的とします。そのため,担当教員の得意
な素材を用いて,文献の調べ方,日本語によるビジネスレターやレポート・論文の書き方を実践させ,大学で学んでい
くための基礎的な技能を育成することを目標とします。
コアセミナーの再履修について
コアセミナーの単位が未修得の学生は,下記の再履修クラスを履修してください。
「 コアセミナー」〔前期(水5) 担当教員:小湊 卓夫〕
授業概要は,4月以降にWEBシラバスで確認してください。
※なお,理学部数学科については,下記の専攻教育科目による読替を行います。
読替科目:
専攻教育科目「数学基礎Ⅰ」
(理学部数学科対象)
― 8 ―
Ⅰ.授業概要等: 教養教育科目(文系コア科目)
1-c.文系コア科目(平成26年度開講科目のみ)
各科目の担当教員ごとの具体的な授業計画は,WEBシラバスで確認してください。
【哲学と思想】
人類の理性的営みとはそもそも何であるのだろうか。そこにはどのような特徴があるのだろうか。古代より哲学者,思想家
とよばれる人たちが取り組み発展させてきた「知」そのもの,またそれを成り立たせてきた社会的・歴史的条件を知ることに
より,私たちは人間理性の有する偉大さとその脆弱さを教えられます。そして,そのような理性的営みの特質を理解しておく
ことは,大学において学問を学ぼうとするみなさんにとっても極めて重大な課題でありましょう。「哲学と思想」の諸科目は
多様な観点からこの問題にアプローチします。問題の問い方は
例えば,理性の働きについて理解を深めること,理性の
成果と考えられる哲学や科学の歴史性を理解すること,このような営みをする人間とは何かを考えること,等々
多様
ですが,それらはいずれも,大学で学問を学ぶもの全てに関わる問題と言ってよいでしょう。
哲
学 【2単位】
〔前期(木4)
担当教員:新島
龍美〕
人間はロゴス(言葉・理性・原理)をもつ動物です。人間は理性を用いて人生をよりよく(より快適に,より安全に,より
豊かに等々)生きるためにさまざまな知識を積み上げますが,それらは言うならば人生を生きるための道具としての知識で
す。しかし,人間のロゴスの根源的遂行とは,そのような手段には還元されることのない知を愛する営みにこそあり,それを
ギリシア人は「哲学(philosophia)」とよびました。人間がロゴスをもつ動物であるならば,ロゴスの根源的遂行としての哲
学とは,単なる抽象的な原理の学問ではなく,人間そのものの究明です。それは,決して手段に還元されることのない,その
意味では全く無用の,役に立たない営みですが,しかしこのような営みによってのみ人間は,自明な世界を再考し,深く人間
を理解するようになってきたのも事実なのです。手段となる知のみがもてはやされる現代だからこそ,哲学の声に耳を傾ける
ことがさらに重要となっているのではないでしょうか。
科学史 【2単位】
〔前期(月5)
担当教員:森田
邦久〕
読んだとおり,「科学の歴史」を研究する分野です。通常は自然科学を対象とし,それがどの様に形成されてきたかを明ら
かにすることを通して,「(自然)科学とは何だろうか」を考察します。科学の意味を広義にとり,自然を統一的に理解する営
みと理解すれば,科学史のカバーする範囲は,時代的には古代文明の発生から現代まで,地理的にはヨーロッパに限定はされ
ず中国・インド・イスラーム等の活動も含むことになります。各時代と諸文明圏での科学的営為を知ることにより,現代の私
たち が当然と思っ てい る事柄
例えば,自然法則が存在しそれは数学的に書ける,実験を行なう,科学者が研究活動をす
る,占星術は非科学だ,等々
へ新たな目が開かれるでしょう。
【政治と法】
社会的存在である人間は,相互に自らを拘束する約束事や決定を生み出すことによって,一定の安定した生活を実現し,維
持しようとしてきました。広く言えば,そのような決定のための制度や過程が政治であり,また社会生活維持のために人間が
設けてきた規範が法です。このような政治と法は,時代や社会(国家・地域)に応じて異なるものであり,人間の歴史の中で
今日に至るまでそれぞれ特徴的な展開を見せてきました。この科目では,国際・国内社会の両方を視野に入れ,政治及び法の
制度・機能の特質を学習します。その際,主権国家だけでなく,地域や国際組織などが果たす役割や可能性についても,具体
的な例を挙げながらわかりやすく解説を行っていきます。
法
学 【2単位】
〔前期(金1)
担当教員:直江
眞一〕
2001年6月に司法制度改革審議会が意見書を内閣に提出して以来,審議会の意見書に盛り込まれた内容は,法曹人口の
増加,法科大学院制度の導入,裁判員制度の導入など,着々と実現されつつある。これらは,広く,それまで必ずしも市民に
とって身近に感じられなかった「法」と,「市民」の距離を近づけようという動きであると位置付けることもできる。いま
や,法は,我々にとって,「他人事」にはできない事柄なのである。この講義では,そのような「法」について,法の非専門
家にとってもわかりやすい解説を行うことを目指す。
日本国憲法 【2単位】
〔前期(月5,火5)
担当教員:梶原
健佑〕
戦後60年のあいだ,日本という社会の最高法規であり続けている「日本国憲法」について,ここ数年,その改正も含めて
様々な議論が展開されている。文系・理系を問わず,これからの日本社会を背負っていく九大生にとって,いま憲法について
学んでおくことは極めて重要な課題の一つであるだろう。この講義では,日本国憲法をめぐる多様な問題についてわかりやす
く解説を行う。
― 9 ―
Ⅰ.授業概要等: 教養教育科目(理系コア科目)
1-d.理系コア科目(平成26年度開講科目のみ)
各科目の担当教員ごとの具体的な授業計画は,WEBシラバスで確認してください。
【生物科学】
現代の生物科学の進展を様々な分野にわたって概説する。各講義ごとに生物科学のどの分野にどのように重点を置くかが異
なる。分子生物学・細胞生物学等を中心としたミクロな分野での生物科学の進展を重点的に解説する講義,集団生物や進化や
生態といったマクロな分野での進展を重点的に解説する講義,動物・植物・昆虫・人類といった生物科学の対象としているも
のを絞り込んでの講義などを行う。生物資源・環境・保全・バイオテクノロジー・生命倫理などの現代生物科学が私たちの社
会と深く関わる問題に関連するような講義も行う。
生物科学Ⅱ【2単位】
〔前期(木4)
担当教員:田村
茂彦〕
現代の生物科学における,分子生物学,細胞生物学等のミクロな分野の基礎を概説し,遺伝子操作等を中心とした応用分野
への理解を深める。
【数
学】
現代社会では数学がいろいろな場面で働いている。高度な科学技術を支える数学から日常生活での数学的なものの考え方ま
で様々である。この科目では以下の3つの分野で各教員が数学の働きが見えるように講義をする。
数学Ⅱ【2単位】
〔前期(月2)
担当教員:吉田
寛〕
数学の特徴は,証明による厳密な議論の展開にある。この講義では数学の厳密な理論がどのように展開されるのか,具体例
を使って紹介する。
数学Ⅲ【2単位】
〔前期(木5)
担当教員:権
寧魯〕
数学は長い時間をかけて現在の形をつくってきた。しかも今でも新しい発見がある。そのような数学は,「文化としての数
学」,「自然科学とかかわりのある数学」,「コンピュータ・サイエンスと関わりのある数学」といった様相を持っている。それ
らのなかから話題を選んで講義をする。
【物理学】
I,Ⅱ,Ⅲで人文科学系,自然科学系学生を対象に物理学としての自然の捉え方,現象の観測や解析から普遍的に成立する法
則の帰結等を学ぶ。コースによっては個別的,又は,階層的に理解する。
物理学Ⅰ【2単位】(理系学部の学生は,この科目を履修できません。) 〔前期(木4) 担当教員:河合 伸〕
物理学概論
文系学生を対象として開講する。現代社会は科学・技術の知識なくしてはすまない。物理学は古代ギリシャからの歴史があ
る。自然科学に必要な論理性,方法論を物理現象の理解を通じて学ぶことは充分社会科学にも生かされる。講義での数学表現
は必要最低限とし,身のまわりの自然現象,即ち,力と運動,電気と磁気,光・熱,エネルギー等の概念を理解する。
物理学Ⅱ【2単位】
〔前期(火1)
担当教員:本庄
春雄〕
物理学入門
主として,理系学生を対象として開講する。物理学の考え方は他の自然科学を学ぶ上でも重要である。数学は高校程度と
し,力学,電磁気,熱・波動現象等全般的な現象の理解を目的とする。項目によっては最先端物理学を学び,現状を理解する。
【化
学】
現代社会において,我々は種々の化学製品に囲まれその恩恵に与っている。一方,産業などの人間活動により様々な有害汚
染物質を環境に放出し,環境問題が起こっている。エネルギー問題も脱石油社会と水素エネルギー社会の構築が構想されてお
り重要な問題になりつつある。このように,我々は常に身の回りや環境の化学物質に注意を払う必要がある。そのような背景
から,文系,理系を問わず,化学的知識や化学的なものの見方を教養として身につけておくことは安全・安心な社会の構築の
ために不可欠である。
化学Ⅲ【2単位】
〔前期(木5)
担当教員:北
逸郎〕
たとえば無機化学,有機化学,生命化学,物理化学,分析化学や理論化学などの中から21世紀の社会を支える分野の化学
を化学の基本原理に基づいて概観する。
[到達目標:新しい領域の化学を開拓する道筋を学ぶとともに,社会における化学の役割を理解する]
― 10 ―
Ⅰ.授業概要等: 教養教育科目(理系コア科目)
【地球科学】
地球は太陽系の誕生と共に生まれ,生命と共に進化してきました。現在の地球を構成する物質と環境は,固体地球と大気・
海洋及び生命の46億年にわたる相互作用によって形成されてきました。人類は地球と生命の進化の過程でつくられた,化石
燃料をはじめとするエネルギー資源や鉄・石灰石などの金属・非金属資源を利用して,現在の文明を築き上げてきました。ま
たダムや灌漑用水施設を整備し,農地面積を拡大することによって食料を増産し,爆発する人口を支えてきました。一方,地
震や火山の噴火,気象異常や気候の変動などによる自然災害を最小限に軽減するため,それらを発生させている地球のシステ
ムとメカニズムの解明に取り組んできました。このように人類は,地球上の自然を開発し利用することで,発展してきまし
た。ところが今や地球の人口は70億人を突破し,人類の営為は地球環境に影響を与える最大の因子となっています。地球環
境を今以上に悪化させることなく,自然災害を最小限に防ぎながら人類が持続的に発展していくためには,まず第1に地球と
そのシステムについての理解と知識が不可欠です。
このような21世紀初頭の地球と人類の状況を踏まえ,この科目では,私達が生まれ生活している惑星「地球」に関する基
礎的知識の修得と,「地球システム」についての理解を目指します。基本的には以下の3つの分野に分けて,複数の教員が各
自の専門領域を踏まえながら複数のテーマについて講義します。
地球科学Ⅱ【2単位】
〔前期(火1)
担当教員:中野
伸彦
/
前期(木4)
担当教員:松隈
明彦〕
理系・文系の学生を対象に,地球を構成する物質とその循環,及び岩石圏-大気圏-水圏-生物圏の相互作用が生み出す,地
球のシステムとその変動に関する基礎知識の修得を目的とする。また,地球環境と資源の問題について,地球科学的視点から
理解を深める。
地球科学Ⅲ【2単位】
〔前期(月2)
担当教員:石田
清隆〕
固体地球科学,大気海洋科学,地球・生命進化史,惑星・宇宙科学に関する最近の進歩やホットな話題と問題について体系
的に解説する。また地球規模で問題になっている環境やエネルギー,自然災害について,対象や分野を絞って具体的な事例研
究を通して理解を深める。
【図形科学】
図や図形には, 目に見える三次元の物体や空間から実際には形をもたない物事の関係性にいたるまで, つながり・ひろがり
をもつ対象を簡潔・正確に表現できる特性があり, 工学・芸術などの専門分野だけでなく, ホームページ, 機器のカタログ・
使用説明書, 地図, 組織図をはじめとして日常生活でも幅広く利用されている。本科目では, 講義や演習を通して, 図形表現
の基礎を身につけるとともに, 図・図形のさまざまな活用例を通して, 表現の特性・利点に関する理解を深める。
図形科学Ⅰ【2単位】
〔前期(火1)
担当教員:大月
彩香〕
図学や製図関連科目の受講機会がない学生を対象に,図形表現法の歴史的経緯や基本規則・作図手順など,図形に関する基
礎知識を修得すると共に, 図を用いた社会での活用事例について紹介する。
【情報科学】
基礎的な情報処理技術を学んだ者で,特に情報に関心の高い学生を対象に,コンピュータプログラミングとその応用や情報
科学の基礎倫理等の情報科学の基礎について講義を行う。
情報科学Ⅲ【2単位】
〔前期(月2)
担当教員:正代
隆義〕
ブラウザを通して利用する情報システムに触れる機会が多くなってきている。そのような情報システムの仕組や開発方法,
セキュリティなどに関して,演習を交えて講義する。
【健康科学】
私達が生きていくための基盤となる健康と,その健康の維持・増進に重要な役割を果たしている身体活動,運動,スポーツ
行動および体力の意義について,多様な視点から学際的に考察し,科学的理解を深めます。
健康科学Ⅲ【2単位】 〔前期(火5) 担当教員:斉藤 篤司〕
アスリートの運動能力やパフォーマンスの向上に対し,運動・スポーツ科学がどのように貢献しているのかを概説します。
― 11 ―
Ⅰ.授業概要等:文系コア科目の読替科目
1-e.文系コア科目の読替科目(文系ディシプリン科目)
文系コア科目のうち,平成26年度に開講されない科目や時間割の都合で履修できない科目は,下記の基幹教育科目「文系ディシプリン科
目」を履修してください。(詳細については,76ページ以降の「Ⅲ.科目の読替」をよく確認してください。)
「文系ディシプリン科目」を履修する場合は,受講制限が行われる場合がありますので,初回の授業に必ず出席してください。
科 目 名
哲学・思想入門
社会思想史
先史学入門
歴史学入門
文学・言語学入門
芸術学入門
単位数
授 業 概 要
備 考
(履修上の注意)
2
科目読替申請手続きが
この授業は,世界各地域・時代の哲学・思想について,九州大学の教員がそれぞ 必要。
れの西洋哲学・倫理学・インド哲学史・中国哲学史・宗教学等の専門を踏まえて行
なう講義である。哲学・思想研究は,世界や人生の原理を探求し,世界にありとあ
らゆる物事(モノ・コト)をその原理から体系的に理解しようとする学問である。一
見難解でとっつきにくいが,第一線の研究者である担当教員が高度な内容を平易に
講義する。この授業を通して,世界や人生についてより深く思索するヒントを数多
く得られるであろう。
2
人間がそのなかで生きている社会について深く考えることが社会思想だが,あら
ゆる社会思想を研究するわけにはいかないから,この授業では,何らかの理念を基
準にして,その理念が社会のなかで実現されたり改変されたり否定されたりする歴
史を考察する。その理念は,誰もが一見正しいと考えるが,かつては反対する者も
多かったし,何がその実現といえるか見解が分かれるような理念であり,たとえば
ジェンダーに関する正義や平等とか,民主主義や非暴力とか,文化や教養とかがあ
る。授業では,特定の地域と時代を選んで社会思想史を論じ,現在および過去の思
想家が書いた文章を一緒に読む。社会思想史を学ぶことは,専門的学問の入門的な
訓練であるよりも,時代の課題と取り組んだ思想家とともに社会を問い直すことで
あり,理念が容易には実現されない社会の歴史を考え直すことでありたい。
2
この授業では,古今東西さまざまな時代と地域に根ざした考古学および人類学の
研究について,九州大学が誇る学界第一線の教員がそれぞれの専門領域に基づいて
講義をすすめてゆく。それは単なる趣味的な段階の考古学・人類学への関心を,本
格的な研究として開花させてゆくためのレクチャーと言える。履修する学部1年の
皆さんには,時にはなかなかに咀嚼できないような難解な資料を目にする機会とな
るであろうが,私たちにとって人類が残した物質文化から人類の歴史を,その根源
に立って考えることは,文系・理系の専攻を超えて,人間そのものを考え続けてゆ
く最も有効な経験となるであろう。
2
2
2
科目読替申請手続きが
この授業では,高校までに学んだ日本史,世界史とはまったく異なる「大学で学 必要。
ぶ歴史学」とは,どのようなものか,九州大学の教員が,日本古代史から近代史,
また西洋史,東洋史,朝鮮史,イスラーム史など様々な専門分野を踏まえて,入門
講義をおこなうものである。過去の人間の営為は,単なる人名や出来事の集積では
ない。一見無味乾燥な個々の歴史的事実をわずかな手がかりからいかに明らかにす
るか。そして,明らかになった事実から,いかに人間社会の豊かな多様性を再構成
するか。それらを学ぶなかで,現代の我々が過去の積み重ねの中に生きていること
の意味と,その重要性を知ることができるだろう。
科目読替申請手続きが
この授業では,古今東西さまざまな時代と地域に根ざした文学および言語現象の 必要。
研究について,九州大学が誇る学界第一線の教員がそれぞれの専門領域に基づいて
講義をすすめてゆく。それは単なる趣味的な段階の文学・言語学への関心を,本格
的な研究として開花させてゆくためのレクチャーと言える。履修する学部1年の皆
さんには,時にはなかなかに咀嚼できないような難解な資料を目にする機会となる
であろうが,私たちにとって文学とは何か,そしてコトバとは何であるのかを,そ
の根源に立って考えることは,文系・理系の専攻を超えて,人間そのものを考え続
けてゆく最も有効な経験となるであろう。
この授業は,古今東西さまざまな時代と地域に生まれ,育まれた芸術を対象に,
九州大学に所属する教員が,それぞれの専門領域に基づいて,その研究成果を示し
つつ,その鑑賞と理解,学問の対象としての意義について講義する。芸術というと
どこか趣味的な世界を連想しがちであるが,人類文化の豊かな果実としての芸術の
世界を,人がどのように生み出し,また享受してきたのかについて,深いところで
考察していく。芸術は人間の営みにとって不可欠のものであり,優れた芸術に心を
動かし,その意味を深く考えていくことは,さまざまな時代と地域の価値観を理解
し,多様な学問世界へと関心を広げていくための基礎を提供することになる。
― 12 ―
Ⅰ.授業概要等:文系コア科目の読替科目
科 目 名
文化人類学入門
地理学入門
社会学入門
心理学入門
教育学入門
法学入門
政治学入門
単位数
授 業 概 要
2
文化人類学の学説史を回顧し,この学問の独自性として,われわれの暗黙の前提
となっている思考を批判的に捉えなおす視点を学ぶ。フィールド調査と民族誌を方
法論とし,また文化,社会,体系,構造などを基礎概念として展開してきた20世紀
中盤までの「古典期」にあたる文化人類学の蓄積を踏まえ,21世紀における文化人
類学の新しい可能性をも素描する。
2
地理的思考の出発点には,生活のために身近な環境をよく知るという必要性とと
もに,山の稜線や地平線の彼方に,どんな世界があるのかを知りたいと思う好奇心
があったといえるかもしれません。人類は,複雑な生業技術の開発を通じて,世界
の多様な環境に対応し,独自の地域文化を発達させてきました。また,それと同時
に各地域で営まれる経済,政治,文化,社会の諸活動は,交通・通信技術の発達な
ど,世界規模に拡大した空間関係の動態のなかに組み込まれてきました。地理学と
は,以上のような人間集団と環境,地域,空間,場所のかかわりに着目して,地球
上の諸現象を探究する学問といえるでしょう。本講義では,さまざまな地域研究を
事例としながら,地理学の基本概念や視点,方法を紹介し,地球上の人間と社会の
多様性と普遍性を理解する方法について考えます。
2
社会学(sociology )は,社会の(socio- )論理(-logy)を解き明かそうとする
学問である。その研究主題は,具体的な社会集団や社会的場面であることもあれ
ば,様々な社会現象であることもあり,あるいは,社会を分析する方法や視角であ
ることもある。家族,近隣コミュニティ,農村,都市,階層,階級,市民社会,近
代化,情報化,管理社会,格差社会,大衆文化・メディア,逸脱,福祉,社会統
計・社会調査,数理モデル構築,権力論,社会哲学的考察など,多様な課題が研究
主題となる。人が複数集まる時,そこには個人の思惑を超えた,“社会”の動きが
発生する。講義では,担当教員が取り上げた主題において,どのような社会の論理
(法則)が働いているのかを考えて行くことによって,社会学的なものの見方を学
んで行く。
2
この授業では,私たちの日常の行為や思考に関わる心理学の研究について,担当
教員がそれぞれの専門領域に基づいて講義をすすめてゆく。誰しも人の心がどのよ
うに働くかについては関心を有するであろう。これを単なる趣味的な段階からとき
放ち,本格的な研究として開花させてゆくために,順序だてた講義を行う。心理学
の成りたちを,その根源にたち返って考えることは,文系・理系の区別を超えて,
人間とは何かを考え続けてゆく力を受講者に与えるであろう。
2
2
2
備 考
(履修上の注意)
科目読替申請手続きが
今日,教育学は多様な広がりを見せている。個別に専門化してきた諸領域は,そ 必要。
れぞれにテーマやフィールドを抱え,目的も対象も異にしながら学問研究を多様化
させてきた。いまやその広がりは学際的な人間諸科学の様相をなしていると言えよ
う。それゆえに,全体としての「教育学」の姿を,従来のような「教育○○学」を
寄せ集めとして描いてしまうなら,そこから多くの貴重な実践や文脈がこぼれ落ち
ていってしまうだろう。
こうした関心のもと,本講義ではこのような教育学の多様性を最も端的に表してい
る,教育とその「周縁」とのさまざまな接続に注目していくこととする。ただし,
担当する各教員によって,「周縁」のとらえ方はさまざまに異なるものとなると考
えられる。その文脈も,社会システムや制度,メディア,地域,思想,文化,歴史
などの多様性を持ちうるだろう。しかしながら,そうした「周縁」との関係の多様
性こそが今日の教育学の姿である限り,全体を網羅する「体系的な教育学」を示す
ことよりも,ローカルな専門領域のなかでの様々な「周縁」との動態的な関係を描
くことにこそ意義があるはずである。それゆえ本講義は,教育学入門であると同時
に,教員と学生が共に教育学そのものについて考え,研究していく最前線となるだ
ろう。
科目読替申請手続きが
法学の広く奥深い世界へと受講者を誘うべく,法学の多様な分野を紹介・解説 必要。
し,あるいは法学の個別的な課題を適宜とりあげ検討する。
【キーワード】 法学,リーガルマインド,裁判
科目読替申請手続きが
政治学の基礎理論を学習するとともに,それらの理論を適用して現代政治の動態 必要。
を分析する。加えて,政治学や現代政治が直面する諸問題についても考察する。
【キーワード】 政治学,現代政治,政治学・現代政治の諸問題
― 13 ―
Ⅰ.授業概要等:文系コア科目の読替科目
科 目 名
経済史入門
単位数
2
授 業 概 要
備 考
(履修上の注意)
経済学部生は,科目読
21世紀となった現在の世界は,20世紀後半に見られた東西対立といった問題か 替申請手続きが必要。
ら,それを完全には解決しないまま,南北問題という新たな課題に直面するように
なった。豊かな国や地域がある一方で,貧しいまま発展から取り残されたような国
や地域がある。しかもその「南北格差」は,今や一つの先進国の中にも持ち込まれ
るようになってきている。そのことも無視することはできない。なぜこのようなこ
とが起こったのだろうか。実は答えは簡単ではない。経済史入門というこの授業で
は,前期に開講される西洋経済史を中心とした講義と,後期に開講される日本経済
史を中心とした講義とに分かれるが,いずれも,「歴史=暗記科目」という高校ま
での勉学で作り上げられたかも知れない固定観念を相対化することを目標としつ
つ,我々が抱える様々な現代的問題を,経済の歴史的歩みを辿ることで考察してい
く。
― 14 ―
Ⅰ.授業概要等:理系コア科目の読替科目
1-f.理系コア科目の読替科目(理系ディシプリン科目,健康・スポーツ科目)
理系コア科目のうち,平成26年度に開講されない科目や時間割の都合で履修できない科目は,下記の基幹教育科目「理系ディシプリン科
目,健康・スポーツ科目」を履修してください。(詳細については,76ページ以降の「Ⅲ.科目の読替」をよく確認してください。)
「理系ディシプリン科目,健康・スポーツ科目」を履修する場合は,受講制限が行われる場合がありますので,初回の授業に必ず出席してく
ださい。
科 目 名
身の回りの物理学
物理学の進展
基幹物理学Ⅱ
基礎化学
現代化学
生命の科学A
生命の科学B
単位数
授 業 概 要
2
例えば,「晴天の空は青く,夕焼けは赤い」という身の周りの物理現象などにつ
いて,可能な限り数式を用いない分りやすい講義を通して,自然のしくみを理解す
る学問としての物理学を学ぶ。日常経験していることを物理の視点から考察するこ
とで物理の面白さと重要性を再認識し,物理に対する興味を醸成する。
(高校物理の既履修,未履修を問わない。)
1.5
現代の物理学は高度に発達・進展し続けているので,「基幹物理学I」で学ぶ基
礎的な事柄だけでは,研究の最前線の成果を理解することは難しい。そのギャップ
を埋めるため,物性物理,非線形物理,素粒子物理,宇宙論などの最新の話題に関
し,それらを専門とする複数の教員が分かりやすく紹介する。
1.5
科目読替申請手続きが
「基幹物理学Ⅰ」では古典物理学の基礎を学ぶが,ミクロな世界は古典物理学とは 必要。
異なる量子力学の法則に従っている。また,時空概念の変革をもたらした相対性理
論は現代物理学の基礎となっている。この科目では,現代物理学への入門として,
量子力学の基礎と特殊相対性理論について講義する。
1.5
【キーワード】
化学の基礎,原子や分子の構造および物性,化学反応
【概要】
化学の基本概念に基づいて,物質の構造,性質や反応をどのように理解するかを
講義する。化学の基礎を高校レベルから復習し,大学での専門教育を理解するのに
必要な知識や理解力を鍛える。
1.5
【キーワード】
最先端の化学,化学の現状,化学の未来,社会と化学
【概要】
無機化学,有機化学,生物化学,物理化学,分析化学や理論化学などの中から2
1世紀の社会を支えるさまざまな分野の化学を,化学の基本原理に基づいて概観す
る。また,最先端の研究事例を大学,企業の研究者から学び,化学研究の未来,社
会と化学の関わりを知る。
1
1
備 考
(履修上の注意)
授業担当者の専門分野から題材をとり,一般向けの解説を通して生物に共通した
自己複製・代謝・複雑な構造と機能などの特徴を理解できるようになることを目的
に講義を行う。個々の講義内容は,次のような項目に関連したものからなる。
・生物に共通した特徴:代謝(呼吸・光合成,恒常性など)
・自己複製(DNA複製,細胞分裂,生殖,遺伝など)
・生物の複雑な構造と機能(生体を構成する分子,細胞の構造と機能,組織・器
官・個体の構造と機能,各種生理現象,免疫現象など)
科目読替申請手続きが
必要。
科目読替申請手続きが
授業担当者の専門分野から題材をとり,一般向けの解説を通して個体レベル以上 必要。
で示される生物の多様性,生物と環境との関係などを中心とした特徴を理解できる
ようになること,生物多様性の保全や生態系サービスの持続的な利用に関して考察
できるようになること等を目的に講義を行う。個々の講義内容は,次のような項目
に関連したものからなる。
・生物の多様性と生物相互の関係・生物と環境との関係
・生物相互の関係(繁殖行動など)
・生物相互の関係(食物連鎖など)
・生態系における物質循環
・生物の進化
・生物多様性の保全と生態系サービスの持続的な利用
― 15 ―
Ⅰ.授業概要等:理系コア科目の読替科目
科 目 名
基礎生物学概要
地球科学
情報科学
社会基盤としてのネッ
トワーク
単位数
授 業 概 要
1.5
細胞生物学と集団生物学の内容をコンパクトにしたものとする。高校時に生物学
未履修の学生も対象にし,生物に対する基礎的な理解を得ることを目的とする。具
体的には,生物に共通した自己複製・代謝・複雑な構造と機能などの特徴と生物の
多様性について,以下のような項目に関連した講義を行う。
・生物に共通する特徴と生物の示す多様性
・生物の最小単位としての細胞の構造と機能
・生体分子の特徴(生体低分子,生体高分子)
・生物のエネルギー代謝(呼吸)
・生物のエネルギー代謝(光合成)
・遺伝情報の発現と伝達(DNAの構造と複製)
・遺伝情報の発現と伝達(遺伝情報の発現)
・遺伝(減数分裂,メンデル遺伝の基礎)
・多細胞生物(動物・植物)の成り立ち(個体発生)
・生物の環境への応答と適応(個体レベルの生理学?感覚・神経生理?)
・生物相互の関係(繁殖行動など)
・生物相互の関係(食物連鎖など)
・生態系における物質循環など
・生物の進化
1.5
現在の地球を構成する物質と環境は,個体地球と大気・海洋および生命の46億年
にわたる相互作用によって形成されてきた。地球科学では,地球の表層,地球の実
質,化石等による生命起源の探索という3つの主要なテーマを通して,私たちが生
まれ生活している惑星「地球」の進化と実態について学び,理解を深める。
1.5
現代社会における情報通信機器の浸透は著しく,人々は好むと好まざるに関わら
ず,社会インフラとしての情報通信技術に強く依存している。したがって,複雑化
する社会情報基盤を支える情報通信技術の基本原理について正しい理解を得ること
は,次世代情報化社会を生きる大学生諸君にとって極めて重要である。この授業で
は,普段はブラックボックスとして使っている身の回りの情報通信機器の動作原理
に関心をもたせ科学的に理解させることを目的に,情報科学の基本的な事項につい
て講義する。具体的には,以下の項目から幾つかのトピックを選んで講義する。ま
た,理解を定着させるために,ノートPC等を用いた実習を随時行なう。
(A) 情報とは何か
1.文字情報に比べ画像や動画が巨大になるのはなぜか?
2.文字化けはなぜ起きるか?
3.縁の下の力持ち1「圧縮」: 情報を少ないコストで伝送/格納
4.縁の下の力持ち2「自動誤り訂正」: 情報を正確に伝送
5.縁の下の力持ち3「暗号」: 情報を安全に伝送
(B) 計算とは何か
1.コンピュータの動作原理
2.アルゴリズムの善し悪しがあなたの待ち時間を左右する
3.アプリケーションソフトウェアはなぜ時々固まってしまうのか?
4.実際のコンピュータはどのような仕組みか?
(C) 知能とは何か
1.画像認識・文字認識・音声認識はどこが難しいか?
2.自動翻訳はどこが難しいか?
3.強い将棋プログラムの開発はどこが難しいのか?
2
情報化社会を生き抜くために必要な知識と判断力を修得させることを目的とし,
現在使用されている電話, 携帯電話などの通信基盤に加えて, インターネットに関
する基本的な知識, 技術, 運用方法, 社会的な課題について論ずる。具体的には,
以下の項目について講義する。
1. 電話網の歴史
2. 固定電話網
3. 移動電話網(携帯電話,PHS,WiMaxなど)
4. コンピュータの識別(IPアドレス,MACアドレス,ドメイン名)
5. インターネットとは(歴史,特徴,LAN,WAN,通信媒体,費用など)
6. 相互接続モデル(OSIの7階層モデル,データリンク+ネットワーク層)
7. トランスポート+セッション+プレゼンテーション+アプリケーション層
8. WWW, ssh, FTP,P2Pなど
9. 電子メール(配送方法,DNS,SMTP,POP,IMAP,利用上の注意)
10. ウイルス,SPAMなど
11. SNS,Facebook,Twitter,ブログ
12. ネットワークセキュリティ,PKI
13. 電子決済(クレジット,銀行送金,FeliCa,Paypal,Square他)
14. 社会制度(構造規制,行動規制,法律,著作権など)
― 16 ―
備 考
(履修上の注意)
科目読替申請手続きが
必要。
Ⅰ.授業概要等:理系コア科目の読替科目
科 目 名
高度プログラミング
健康・スポーツ科学講
義Ⅰ
健康・スポーツ科学講
義Ⅱ
単位数
授 業 概 要
1.5
プログラミング技術を修得させることを目的とし,各学部学科で独自に選択した
プログラミング言語を用いてプログラミング演習を行なう。講義の項目はプログラ
ミング言語によって異なるが,以下のC言語の場合の講義内容に准ずる。
1.計算機環境とC言語入門
2.変数
3.if文
4.while文(1)
5.while文(2)
6.for文と配列(1)
7.配列(2)
8.関数(1)
9.関数(2)
10.ポインタと関数(1)
11.ポインタと関数(2)
12.ポインタの拡張
13.文字列とファイル
14.構造体
2
2
備 考
(履修上の注意)
科目読替申請手続きが
科学・技術の進歩は,私たちの生活を便利に,そして豊かにしましたが,その一 必要。
方で,新たな弊害を生み出しています。それらの中には,体力低下,身体活動不
足,心理社会的ストレスの増大,生活習慣病の発症などの問題が含まれています。
本講義では,このような健康に関わる諸問題の背景,誘因,および症状についての
理解を深めるとともに,身体活動,運動,スポーツがこれらの問題の解決に果たす
役割について,理論的あるいは実践的視点から解説します。この講義を通して,現
在および生涯にわたる心身の健康の維持・増進のために,また自律的な健康行動を
行っていくために何が必要なのかについての理解が深まります。
科目読替申請手続きが
心身の健康,身体活動・運動,スポーツ,およびそれらの関係性に関わる内容に 必要。
ついての講義です。本講義では,生理・生化学,医学,心理学,社会学あるいは文
化学的な観点から,健康問題や運動・スポーツに関する多様なテーマが取り上げら
れます。健康科学・スポーツ科学における研究知見や諸課題,心身トレーニングの
方法と効果,競技パフォーマンスに及ぼす心理的要因,運動によるメンタルヘルス
の向上,身体運動・スポーツの社会・文化的意味などについて,それぞれの専門分
野から深く学ぶことができます。
― 17 ―
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(少人数セミナー)
1-g.少人数セミナー【2単位】(教員名50音順記載)
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
科 目 名
少人数セミナー
少人数セミナー
少人数セミナー
少人数セミナー
少人数セミナー
少人数セミナー
少人数セミナー
◎印はオーガナイザー
開講学期
(曜日時限)
備 考
(履修上の注意)
◎池内 義秀
下條 雅敬
中野 豊
【副題:食肉加工の理論と実践-食への理解を深める-】
この少人数セミナーでは食肉の加工に関する理論を学び,さらに農学
部附属農場(糟屋郡粕屋町)の加工設備を使って燻煙製品であるベーコ
ンやソーセージ作りを行います。冷蔵設備のない時代に培われた「乾 後期(水4)
燥・塩漬・燻煙」による肉の保存技術など,日本の「農耕社会」にはな
かった食肉の文化を学び,現在の我々の食に対する理解を深めていきま
す。
講義を伊都で行
い,実習を土曜日
に農場で行いま
す。
尾方 義人
【副題:表現学】
考えや気持ちを伝達するためには,まず表現しなければなりません。
表現とは心理・感情・精神や理論などの内的側面を,外在化させ形象と
して客観化することです。それは客観的形象よって示され,表情・言
語・記号・造形物・映像・空間などによってつくられていきます。本講 後期(水1)
義では表現することを第一義におき,デザインや芸術工学あるいはもの
づくりの実践的現場で行われている事柄の基礎や基盤を理解します。更
に演習として毎回様々な表現方法を経験することで伝えることを統合的
に理解していきます。
加知 範康
【副題:地域を守る災害と防災の基本知識】
本セミナーでは,災害多発地域である九州地域の災害の状況と,国,
県,市町村の行政機関の災害への対応を学習するとともに,糸島市消防
前期(水4)
局と共同して地域での防災についての取り組みを学びます。コースの3
割程度は災害に関する講義を行い,7割程度は防災訓練の参加や見学,
応急救命講習の受講等を行います。
鎌滝 晋礼
【副題:大学1年生のためのプラズマ科学入門(2014年度)】
プラズマは私達の生活の中で様々なところで関わっている。空を見上
げ れ ば , 太 陽 や オ ー ロ ラ, また ,テ レビ のデ ィス プレ イや はや ぶさ
(JAXA)のイオンエンジンもプラズマであり,今では太陽電池の作製や医
療にもプラズマ技術が使われている。プラズマを学ぶときには,力学か 前期(水4)
ら電磁気学までの幅広い知識が必要となる。そこで,本セミナーでは,
高校物理で履修した内容の一部を,簡単な実験を通して,体感し,身に
着けながら進める。また,環境問題についても考え,議論し,知見を深
める。
鎌滝 晋礼
【副題:文系学生だって科学する!(2014年度)】
文系出身で自然現象に興味があるけど,よくわからない,とっつきに
くい,数式・記号がわからない,という学生の為の体験型科学入門。科
学的考え方や経験と知識は文系理系問わず生活の中と学生達の将来で必
後期(水4)
要になる。セミナーは,静電気を作ったり,プチサンダーを作ったり,
夕日の不思議など生活に身近にあるものにスポットを当て,簡単で楽し
める実験を通して科学を学ぶ。文系と理系の相違点や環境問題にも考え
る少ゼミである。
小山 悟
【副題:日本語教育入門】
このゼミでは,普段何気なく使っている日本語を外国語として捉え直
すことによって,日本語がどのような特徴を持った言語であるかを知
り,外国人が日本語を学ぶ際(あるいは,あなたが身近な外国人に日本
前期(水4)
語を教える際),どのようなことが問題になるのかを考えます。
授業の構成:第1部「外国語としての日本語」(知識編),第2部「日
本語授業の実際」(実践編),第3部「日本語の習得」(理論編),第
4部「グループ研究の発表」(応用編)
佐藤 剛史
【副題:大学では教えてくれない大学生のための大切なコト】
大学では教えてくれない大学生にとって必要なこと,大学生のうちに
前期(水4)
しておくべきこと,大学生にしかできないことを一緒に考えます。
後期(水4)
結婚,恋愛,出産,子育てをテーマに人生哲学を学ぶ日本ではじめての
『婚学』授業。
担当教員
授 業 概 要
― 18 ―
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(少人数セミナー)
開講学期
(曜日時限)
備 考
(履修上の注意)
少人数セミナー
【副題:Selected topics in plant conservation and evolution /
Use of English in science】
Oral presentations about conservation genetics, plant
speciation and the use of English in science. The presentations
will address current research progress and the state of
knowledge about the two former topics with emphasis on tropical
シュミット E. ecosystems. They will also include information about preparing
前期(水4)
アルフレッド scientific reports, oral presentation and proper use of English
in science. During class students are expected to discuss
contents of each presentation and to actively participate in the
practical exercises, which include making oral presentations,
listening to live English conversations, songs and oral
descriptions of situations. The time devoted to each topic can
be adjusted upon student’s request.
英語により授業を
行う。
少人数セミナー
スカリー悦子
【副題:多文化教育入門】
日本人の多くは語学習得不足が国際化教育において問題要因とされて
いる。言語習得,文化理解,そしてそのうえで直接異文化に触れ初めて
有効な国際的に相互理解が可能となる。本クラスは国際主義,世界主
義,多文化主義概論を通して現在の世界を理解する。本クラスは多文化
教育の概論を基本としながら英語,日本語も使用しながら講義をする。 前期(水4)
また英語と日本語で議論も行う機会を持つ。よって英語を話せる機会に
もなる。社会心理学面からコミュニケーションプロセスの現実課題をあ
げながら講義を進め議論も行う。 日本人学生にとっても留学生にとっ
ても文化同化過程,就職活動,国内留学,海外留学時に役立てると思わ
れる。
武内 真美子
【副題:女子学生未来工房:キャリア・ライフデザイン】
この授業は、受講者が卒業後のキャリアデザインをよりよく描けるよ
うサポートすることを目的に開講される。授業は、3つのサブセッショ
ンにより構成される。第1セッションでは、給与はどのようにして決ま
るのか?など働いていくために最小限必要な知識を労働経済学の分野か 前期(水4)
ら紹介する。第2セッションでは、育児休業制度など働く者とその家族
をサポートする諸制度を紹介する。最後に、女性が働きやすい職場と
は、大学院進学という選択肢、専門職、研究職としてのキャリアなど、
プロフェッショナルとしての長期的なキャリアを考える機会を持つ。
崔 慶原
【副題:朝鮮半島をめぐる国際関係】
本講座は,新しい米中関係の登場,日韓の政治摩擦,北朝鮮の後継体
制の行方など,朝鮮半島をめぐる国際関係を理解することを目的とす
後期(水4)
る。対立構図の歴史的な起源を探るとともに,どのような解決策が考え
られるかについて,ある一方の主張を鵜呑みにするのではなく,互いの
立場を理解し,それを皆で共有する双方向授業を行う。
◎中野 豊
知足美加子
【副題:糸島で学ぶ“命のあり方・尊さと食の連関”】
セミナーの前半では,地産地消につながる世界的社会問題や風土の文
化的背景について学び,命のあり方に向き合って,未来につづく社会デ
ザ イ ン を 共 に 探 る た め ,「 農と 命」 に関 する 講義 やア ート ・ワ ーク
前期(水4)
ショップ「未来につづく道」を行う。後半では,家畜と人間の関わりを
学び,加工・調理を実践して,人間が家畜の命をいただくことによって
得ている食料と食文化を考える。命のあり方・尊さと食の連関を根源か
ら学ぶ。
比良松 道一
【副題:「自炊塾」】
本気で「自炊」を身に付けたい学生のための実践的授業。自炊経験は
問いません。経済成長に伴う私たちの食生活の変化が,医療,福祉,農
業,環境,教育分野における様々な問題と如何に密接に関係しているか
前期(水4)
を学び,そうした問題を解決する上で個人の食料消費行動の変革が如何
後期(水4)
に大きな影響力を持つかを体感できる斬新な内容です。プロの料理研究
家や料理人,この授業を履修した先輩たちのアドバイスを受けながら,
インスタント,レトルト,冷凍食品に頼らない自炊を当たり前にできる
人に成長することを目指します。
科 目 名
少人数セミナー
少人数セミナー
少人数セミナー
少人数セミナー
担当教員
授 業 概 要
― 19 ―
講義を伊都で行
い,実習・見学を
伊都地区及び附属
農場で行います。
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(少人数セミナー)
科 目 名
少人数セミナー
少人数セミナー
少人数セミナー
少人数セミナー
担当教員
授 業 概 要
開講学期
(曜日時限)
藤原 智子
【副題:星のソムリエになろう!-星空案内人資格認定講座-】
「星を見るのが好き」という人は多いが,その星の名前や星座を知っ
ていたら,星空を見上げるのがもっと楽しくなる。この授業では星座の
起源や伝説,星信仰などの天文学の文化的な面や,太陽系や銀河系の天
体とその特性,宇宙の構造などの科学的な面を学び,星座の見つけ方や 後期(水4)
望遠鏡の使い方などの実技も行う。「星空案内人®(星のソムリエ®)※山
形大学の登録商標」は,星空案内に必要な知識や技術を身に付けた人に
与えられる資格である。本科目を受講し,認定試験に合格すれば,準案
内人資格を取得することができる。
山岡 均
【副題:簡単な計算で学ぶ天文学】
天文学に関する古今さまざまな話題・トピックを,簡単な計算や作図
等によって体験しながら理解する。科学というものは,単なる知識の集
後期(水4)
成ではなく,自ら考え,理解し,構築するものである。このことを,天
文学における例をもとに科学の進歩史を実体験することで,科学全般に
対する認識を新たなものにしてほしい。
山岸 玲子
【副題:ジェンダー論入門:身近なジェンダー】
男らしさ,女らしさというジェンダー概念は,社会的装置としてつく
られ,無意識のうちに私たち一人一人の自己形成,生き方,判断,思考
に 多大なる影響を及ぼしている。私たちはジェンダーに無関心でいら
れても,無関係ではいられない。この授業では私たちが普段何気なくお
後期(水4)
こなっている“当たり前”の事柄−−着る,食べる,遊ぶ,学ぶ,話す,
メディアする,働く,恋する,家族する等−−を社会学的且つジェンダー
的視点で解読,考察していく。「ジェンダー,ジェンダー学,フェミニ
ズムって何?」と思っている学生のみなさん,是非この問題について一
緒に考えていきましょう。
吉田 敏
【副題:先進的植物生産システム概論】
「植物工場」と称される先進的植物生産システムは,農業に関する知
識と技術だけでなく様々な領域の学術情報と産業技術を加味し,植物の
栽培条件を人為的にコントロールして高品質・高付加価値の農産物を得
後期(水1)
ようとするものである。生物環境利用推進センターの研究成果を踏ま
え,植物工場について思索を深めることをとおして,「専門的な学術的
探求と広範な知識の融和によって,新たに有用な技術を創造する」とい
うプロセスの可能性について考える。
― 20 ―
備 考
(履修上の注意)
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(総合科目)
1-h.総合科目(科目名50音順記載)
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
※集中講義の履修登録,授業期間,実施場所等の詳細については,公用掲示板の掲示でお知らせします。
科 目 名
Consciousness
Disciplines of
Education in English
(英語で学ぶ教育学)
Physiology and
Behavior – Towards
Healthy Life
単位数
2
2
2
担当教員
開講学期
備 考
(曜日時限) (履修上の注意)
Johan
LAUWEREYNS
What is the essence of being human? This course examines
the basic experience of life from various perspectives,
including science, literature, and the popular media. We
consider how people develop and express their identity,
and compare this to other forms of life, including animals
and plants. Through a discussion of phenomena such as
dreaming, illusions, and altered mind states, we explore
the boundaries of consciousness. The goal is to develop a
creative and comparative way of thinking about this topic,
in a way that facilitates discussion among people with
various backgrounds.
Note: The course is in English. It will be an interactive
英語により授業
前期(水4)
course, aiming to help students learn English. Students
を行う。
can ask questions in Japanese.
ヒトの本質とは何だろうか。本講義では,科学や文学,メディ
アなど幅広い視点から検討する。人間がアイデンティティをどの
ように表現・発達させ,自己と他者を区別しているのかについ
て,動物・植物との比較をしながら考察する。また,夢や幻覚,
心的状態の変化に関する議論を通して,「意識の境界」について
考える。本講義の目的は,様々な専門を持つ人々と議論し,自ら
の考えをまとめ,他者の意見と比較する能力を身に着けることで
ある。
※本講義は学生の英語学習補助を目的とした対話形式の講義であ
る。質問は日本語で行っても良い。
木村 拓也
英米の大学における「教育学入門」レベルのテキストを複数使
い,教育学の諸ディシプリンに関する英語文献を輪読する演習を
行う。文系ディシプリン「教育学入門」の内容を英語でも学びた
い,早期に分野特有の専門用語に慣れたい,海外留学や院試に備
後期(水1)
えたい,という積極的な学生を歓迎する。教育学は,哲学・歴史
学・社会学・心理学・経済学・政治学の諸ディシプリンを基盤に
する教育分析の集合体であるため,社会科学各分野の視点の違い
を学びたい学生も歓迎する。
Vishwajit
Sur
Chowdhury
In this course, the physiology and behavior of stress,
food intake and reproduction will be taught with given
emphasis to our daily life problems in this regard. As for
the teaching methods, both lecture and active learning
system will be followed. Problem-based learning (PBL)
techniques will be applied for active learning process. As
for the communication, bilingual (English and Japanese) 前期(水4) 英語により授業
facility will be provided.
後期(水4) を行う。
ストレス・摂食・生殖について,日々の生活や実社会における
問題と関連させながら,生理学および行動学の観点から考える。
授業は講義とアクティブ・ラーニングシステム形式 (problembased learning, PBL, 問題解決型授業) により進行する。授業
は英語で行うが,質問や議論は英語と日本語の両方を可能とす
る。
In this class students will learn why it is important to
シュテファン・
understand some basics of law. We will discover how law
英語により授業
ヴルブカ
後期(水4)
アントニオ・
and life interact. In addition, we will take a look at
を行う。
Law in Everyday Life
フォルマション
Science and Art
授 業 概 要
◎印はオーガナイザー
2
Johan
LAUWEREYNS
laws in different countries.
In today ’s society, science and art are often treated
as very different domains. This course examines how these
two domains can be integrated. We focus on questions such
as: What are the similarities? How can science benefit
from art, and vice versa? We discuss important examples of
people who have successfully integrated the two domains,
including Dante, Leonardo, Galilei, and Goethe. We also
consider examples of “artistic science, ” like the case
英語により授業
後期(水4)
of Einstein, or a “scientific art, ” like the movies by
を行う。
Peter Jackson. Much of this discussion will naturally
focus on concepts such as the imagination, creativity,
beauty, and truth.
Note: The course is in English. It will be an interactive
course, aiming to help students learn English. Students
can ask questions in Japanese.
(次ページへ続く)
(1/2)
― 21 ―
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(総合科目)
科 目 名
単位数
担当教員
授 業 概 要
開講学期
備 考
(曜日時限) (履修上の注意)
(前ページより)
本講義では,全く異なる分野として扱われる科学と芸術の融合
について検討する。特に①両領域の類似性,②芸術が科学にもた
ら す 恩 恵 ( ま た は そ の 逆 ) に 焦 点 を 当 て る 。 ま た , Dante ,
Leonardo ,Galilei ,Goethe などの両領域の融合に成功した人々
英語により授業
後期(水4)
について議論を行う。さらに,Einstein のような“芸術的科学”
を行う。
やPeter Jackson が制作した映画のような“科学的芸術”につい
て考察する。したがって,議論の多くは想像や創造,美,真理な
どの概念に焦点を当てる。
(2/2)
Science and Art
2
Johan
LAUWEREYNS
アカデミック・フロン
ティア
2
九州大学で現在遂行されている,または,九州大学卒業者が社
◎谷口 説男 会の様々な現場で携わっているフロンティア研究について,それ
前期(水4)
新谷 恭明 に関わるリーダー研究者が,課題の歴史的背景から現在の研究状
況,そして将来の展望や研究のもたらす未来について語る。
2
◎坂井 猛
今泉 勝己
折田 悦郎
矢原 徹一
佐藤 優
近藤 昭夫
佐々木一成
吉村 淳
吉田 敬介
鶴崎 直樹
後郷 光信
中平 賢吾
横田 雅紀
伊都キャンパスにおける環境と計画を主題に,キャンパス建設
を巡る様々な課題をどのように解決したかをわかりやすく解説す
るとともに,新しいキャンパス像,建築像に関する理解を深め
る。世界の大学キャンパスおよび九州大学のキャンパス史,自然
環境の調査,学生や教職員,市民の参画によるまちづくり,学術 前期(水4)
研究都市構想,マスタープランとフレームワークプラン,都市と
建築の計画,施設建設とマネジメントの実務,水素エネルギー利
用など,伊都キャンパスの建設プロジェクトに関与する教員がリ
レー形式で授業を担当する。
1
岡安 崇史
農業は我々の生活にとって欠くことのできない非常に重要な産
業に他ならないが,我が国ではその衰退が各地で問題となってい
る。本講義では,実際の農業現場での実習や農家との意見交換な
前期
どを通じて,農業の現状や課題を学び,自らその改善策を思考す
集中講義
る能力を習得する。
糸島地域の農業生産現場で実習しながら,上記の目標を達成する
講義です。内容説明,中間報告,最終報告は教室で行います。
2
◎原田 昌佳
平松 和昭
北野 雅治
飯田 弘
凌 祥之
古賀 信也
岡安 崇史
平井 康丸
清水 邦義
島崎 洋平
森 裕樹
糸島の農業農村環境を教材にして,水・土・緑が環境資源とし
ていかに人の生活や農業の基盤を支えているのかを学び,その理
解を通じて環境保全の大切さ,さらには人と自然環境の持続的共
生の大切さを学ぶ。複数の農学系教員によるオムニバス形式で授
前期(水4)
業を進める。本講義は糸島を対象に農業農村環境問題の基礎的知
識の習得を目指すものであるが。このような知識は学部に関係な
く,将来さまざまな場面で直面する農業農村環境問題と向き合う
上で必要となるので,幅広い学部学生の受講を望む。
2
映画は総合芸術である。映画館にはほとんど足を運んだことが
ない,あるいは面白いと思う映画はハリウッドの娯楽作くらいし
かないという方々も多いが,履修者の方々には,芸術としての映
◎鈴木 右文
画鑑賞の方法を,詳細な解説によって会得していただきたい。こ 前期前半
志水 俊広
の授業では,様々なジャンルの映画を観る機会を提供し,映画を (水4・5)
河原 大輔
分析的に鑑賞する態度を養成し,初歩的な映画評をまとめる経験
していただくことを目的としている。芸術としての映画に触れ,
教養の世界を大いに広げていって欲しい。
2
東アジア(日本,中国,韓国,北朝鮮など)の映像作品の作ら
れた時代背景,歴史,生活,文化などを予習し,映像作品を鑑賞
◎志水 俊広
後期前半
する。その後,作品の中に隠されたメッセージなどについて考え
前田秀一郎
(水4・5)
る。さらには,現代におけるアジアと日本の関係について基礎的
に学ぶとともに,そこに存在する諸問題を考える。
2
科学史において,男性科学者に比較し,女性科学者として生き
ていくことは,より狭き門であった。そこで史実・様々な文献を
通して,女性科学者たちが『如何に困難を乗り越え,輝かしい功
績を残せたのか』『その功績は科学の進歩にどのような役割を果
前期(水4)
たしたのか』等について学び,彼女たちの強い意志・当時の時代
背景を通して,『もし,自分だったらどう対処するか』『現在の
私達にできることは何か』等について討論し,『生きるヒント』
を模索する。
伊都キャンパスを科学
する
糸島農村留学
糸島の水と土と緑
映画の世界
映画を通じて見るアジ
アと日本
科学の進歩と女性科学
者
渡邊壽美子
― 22 ―
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(総合科目)
科 目 名
韓国学への招待
観察学
九大インターンシップ
九州地区国立大学間合
宿共同授業
現地で学ぶタイの言語
と文化
公共放送とコミュニ
ケーション ~NHK福岡
放送局との連携授業〜
シリコン・ヴァレー英
語プログラム
社会連携活動論
単位数
2
担当教員
授 業 概 要
開講学期
備 考
(曜日時限) (履修上の注意)
アジアのゲートウェイ福岡市に位置する九州大学。日韓海峡圏
を隔てる距離は約200キロ。もはや韓国は日本のパートナーでも
あり,ライバル。外交だけでなく,文化,経済,安全保障におい
【日韓米国際共
◎松原 孝俊 て,両国の協力関係は必須である。しかも両国は,黄砂,エネル
同教育プログラ
前期(水4)
岩渕 秀樹 ギー,FTA,少子高齢化,就職難などの共通課題を持つ。学内
ム関連科目】
外から外務省,文部科学省,一流企業など多方面の人材を伊都に
(75ページ参照)
招聘し,韓国を学び,日韓共通課題にチャレンジし,様々な学問
の魅力を知ろう!!
尾方 義人
観察は対象を知るために,それを注意深く見,その状況や様子
や変化を記述することです。そして新たな事柄を発見することで
す。これは科学の基本であり,芸術の手法でもあり,事実を確認
したというその発見と知見は広く深いクリエイティビティに確実
につながります。また,主観や客観の混在する観察をとりまと 前期(水4)
め,新たな事柄を導くことはデザイン・芸術工学の真髄でもあり
ます。講義だけでない毎回様々な事実を実際に観察しながら様々
な方法を経験することで,デザインの立場から学際的な知見とア
プローチを取得します。
2
小湊 卓夫
学生時代に実社会で必要とされる知識・技能・態度を学ぶこと
は重要である。それは「どの職業にも,講義ではなく,実際の仕
事場でしか学べないものがある。実務を経験することによって培
われた判断が(大学で学んだ)理論を補う」という効果が期待さ 後期
れるからである。そこで,私たちが学ぶ場である九州大学の実際 集中講義
の職業現場に入って,大学運営や活動の中身に触れることで,大
学で学んだ内容を社会と結びつけ今後の自身のキャリアを考える
機会として提供したい。
2
九州地区の5大学の学生・教員が一堂に集い,寝食をともにし
ながら交流を図る授業として,38回を数える伝統のある夏季集
中合宿授業です。合宿では,大学で何をどのように学ぶのかとい
◎山田 政寛
う観点から毎年テーマを決めます。決められたテーマに沿って専 前期
安田 章人
攻領域を超えて講義を受け,自由な討議を交わすことで学生と教 集中講義
員ならびに大学間の交流を深め,学生それぞれの多様な学びを自
らに統合することを目指します。また勉学だけでなく施設見学や
レクリエーションも予定しています。
2
岡﨑 智己
タイの首都・バンコックの郊外に位置するマヒドン大学・サラ
ヤキャンパスで2週間の短期留学・現地研修を行います。タイ語
後期
の学習(毎日3時間)に加え,博物館やマーケット等を訪問・見
集中講義
学(6回程度)したり,タイの伝統舞踏や料理を学ぶ文化体験ク
ラス(3回程度)を受講します。
淵田 吉男
昨年度までに
「事実を捉え伝
この科目はNHK福岡放送局との連携授業です。日頃,番組制
え る -NHK 福 岡 放
作や取材等の一線で活躍されている方々をお招きして,放送を取
送局との連携授
り巻く様々な状況についてお話しいただきます。放送のデジタル
業-」および「事
化が完了し,通信との融合が進むなか,公共サービスとしての放
実・意味・価値
送が今後どう進むべきか,意見交換をしながらともに考えていく 後期(水4)
を捉え伝えるとともに,マスコミのプロから「伝える『技』」について話を聞
NHK福岡放送局と
き,自らを「伝える」ことを実践することで,これからの学生生
の連携授業-」を
活,社会生活に求められるコミュニケーション能力向上の一助と
修得済みの場合
していただきたいと思います。
は,履修できま
せん。
2
高橋 勤
この科目は,九州大学カリフォルニアオフィスが主催するSVEP
(シリコン・ヴァレー・イングリッシュ・プログラム)の連携科
目です。SVEPではサンノゼ州立大学の語学研修プログラムと提携
して,おもに会話・作文・プレゼンテーションを学びますが,そ
後期
のほかに当地の大学教員による講義,ホームステイ,フィール
集中講義
ド・トリップ等が行なわれます。国際化社会に必要とされる語学
力を身につけるだけでなく,4週間の滞在を通してアメリカ社会
を体験し,感じ,そして交流することで,異文化理解を深めるこ
とも目的とします。
2
大学生活では授業やサークル活動のみならず,現実の社会に出
てボランティアやインターンシップを行う機会があります。それ
は学生生活のみならず社会に出てからも大きな影響をもたらしま
◎小湊 卓夫 す。そこで本授業では,講義やグループディスカッションに加
前期(水4)
加留部貴行 え,ゲストスピーカーをお呼びして,ボランティアやインターン
シップの実践例や取り組む観点を紹介していただき,自身の社会
への関わりを考察することで,社会連携活動への姿勢を培うこと
をねらいとします。
2
2
― 23 ―
このインターン
シップは9月に2週
間実施する予定で
す。なお実施にあ
たり事前・事後の
講習会がありま
す。登録や実施方
法の詳細は後日掲
示板等でお知らせ
します。
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(総合科目)
科 目 名
女性学・男性学
大学とは何か
体験的農業生産学入門
タイの言語と文化
デザイン学
テスト学への招待
日本事情
バイオエシックス
単位数
2
2
担当教員
◎野々村淑子
遠藤 雄二
稲葉美由紀
谷口 秀子
阿尾 安泰
平田 伸子
田中 陽子
富永 桂子
坂岡 庸子
◎折田 悦郎
吉岡 斉
三輪 宗弘
小湊 卓夫
白𡈽𡈽𡈽𡈽
上瀧恵里子
藤岡健太郎
井上美香子
山野 善郎
授 業 概 要
開講学期
備 考
(曜日時限) (履修上の注意)
本講義は,両性がよりよく共生しうる社会を担うために,既存
の社会や学問に遍在するさまざまな性差にかかわる既成概念や課
題についての洞察力を養うことを目的とする。労働や雇用の場,
学びの場,また私生活における問題,そうした課題に対する女性
前期(水4)
の意識や行動の歴史,逆に男性の生き方の問題,さらに文化や表
現と性差,あるいは,性差の論拠とされてきたが故に多くの問題
を孕んでいる看護や医療,保健,福祉等の身体をめぐる社会的・
政治的状況など,様々な視角から性差の問題をとらえる。
現在,東京大学・京都大学等の旧帝国大学系の大学や,早稲田
大学・慶應大学・同志社大学といった伝統的私立大学では,いわ
ゆる「自校史」教育として,各々,各大学歴史の授業が開講され
ています。実は,このような試みは,国立大学としては九州大学
が最初に始めたものであり,約15年の歴史を持っています。法人
化を迎えた国立大学は,常に自らの歴史を振り返り,有るべき姿
を模索し続ける必要があります。当科目はこのような視点に立 前期(水4)
ち,九州大学の歴史と大学を巡るいくつかの問題について考えま
す。九州大学は,1911年に設置された九州帝国大学から始まりま
したが,その前身は1903年創設の京都帝国大学福岡医科大学にあ
り,更に,明治初期の福岡医学校まで遡ります。133年を越える
伝統のある大学です。わが国の高等教育制度を踏まえながら,私
達の学ぶ九州大学の歴史や大学そのものについて考えます。
◎望月 俊宏
尾崎 行生
中野 豊
酒井かおり
本講座では,作物(イネおよび園芸作物)や家畜(牛やニワト
リ)などを対象に農業生産の実際を体験すると共に,その基盤と
なる理論,農業生産と環境との関係や食物の安全性などについて 後期
学習する。8月下旬(A日程)および9月下旬(B日程)に農学部附 集中講義
属農場(福岡県糟屋郡粕屋町および篠栗町)において,2泊3日の
宿泊集中実習・講義を実施する。
岡﨑 智己
マヒドン大学からタイ人講師を招いて開講される集中講座で
す。8月18日〜22日の5日間に1日3コマずつ計15コマの授業で
タイ語の基礎(発音・文字・基本文型)を学びます。タイの文化
前期
についても紹介されます。なお,8月25日〜9月5日(予定)にマ
集中講義
ヒドン大学・サラヤキャンパスで開講・実施される『現地で学ぶ
タイの言語と文化』(総合科目・2単位)を受講する人は必須科
目となります。
尾方 義人
デザインは美術でも工学でもありません。理系的な考え方と文
系的な考えを併せ持った幅広く統合的に考えるための論理的か
つ,やさしいわかりやすい方法です。またすべての学問において
表現・伝達・コミュニケーションが重要になります。
後期
そのような論理と表現の2つの観点からデザインを利用する手法 集中講義
を,具体的な演習を重ねながら理解し,手法を手に入れます。ま
たそれを自分たちの専門分野に生かす考え方も講義していきま
す。
木村 拓也
入学試験・就職試験・資格試験・昇格(昇任)試験等々,人生に
おいて幾度も直面する「テスト」でありながら,文理融合型であ
る「テスト学」の専門知識に接する機会は,文理で分かれる大学
の学部構成も影響し殆どない。そこで,本講義では,「テスト」
に関する哲学・歴史学・社会学・心理学・統計学の研究成果を概 前期(水4)
観した上で,「テスト理論」(test theory) と呼ばれる「テスト
評価測定技術」についての導入的な解説を行う。「テスト学」へ
受講生を誘い,自らの「テスト」体験を相対化する視点を持って
もらうことを本講義の目的とする。
2
高松 里
この授業は留学生のために開講されるが,異文化に興味がある
日本の学生にもぜひ参加して欲しい。以前から「留学生と日本の
学生は友達になりにくい」という話はよく聞く。それは出会う
チャンスがないこと,一緒に何かをする時間や場所がないこと, 前期(水4)
などが原因であると指摘されている。この授業では,コミュニ
ケーションゲームなどを用いて,留学生と日本の学生が直接話を
し,お互いに学んでいく。
2
バイオエシックスの視座から,事例研究(例 バイオエシック
スの成立背景,「健康」概念,「生命誕生・生命終焉」をめぐる
問題,[遺伝子医療]とその未来,バイオエシックス教育「理論
と実践」,専門職者としての態度,日本人に馴染むインフォ-ム
◎丸山マサ美
ド・コンセント等」)により,バイオエシックスの基礎的理解を 後期(水4)
吉住 朋晴
深め,バイオエシックスの理論と実践を検討する。臓器移植医療
の実際,病院におけるインフォ-ムド・コンセントの実際を通
し,『人間の尊厳』・『生命の尊重』を深く考究する機会とす
る。
1
2
2
2
― 24 ―
例年,受講望者数
が受け入れ可能人
数を大幅に上回る
ため,時期をずら
してA日程およびB
日程として2回開
講する。
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(総合科目)
科 目 名
遙かなる宇宙への誘い
東アジア共同体入門
東アジア社会の共通課
題は何か?Ⅰ
東アジア社会の共通課
題は何か?Ⅱ
東アジアの地域統合論
病気と社会と文化
フィールド科学研究入
門
単位数
担当教員
授 業 概 要
開講学期
備 考
(曜日時限) (履修上の注意)
2
太古の昔から,人類は頭上に広がる果てしない宇宙を見つめて
きた。人々は宇宙にどのような想いを馳せてきたのか,宇宙を知
るためにどんな挑戦をし,注意深く観察した星空から何を理解し
◎藤原 智子 てきたのか。この授業では太陽系天体,恒星や銀河など,宇宙に
花田 俊也 浮かぶ様々な天体の姿を紹介,そこで起こっている現象を最新の 前期(水4)
羽田 亨
研究成果と併せて科学的に解説するだけではなく,星座や神話,
人類の宇宙観などの文化的内容,観測機器や宇宙開発(ロケット
や人工衛星・探査機)等の技術的内容についても触れ,「宇宙」
をキーワードに幅広い内容を扱う。
2
大賀 哲
この授業では国際社会の成り立ちを「東アジア共同体」という
視角から見ていきたいと思います。東アジア共同体の議論につい
て,拙速にその良し悪しを判断するのではなく,どのような立場
の人々がどのような議論を展開しているのかをとくに国際関係
前期(水4)
論・国際政治学の立場から検討していきます。地域主義という議
論の理論的前提,その形成過程,さらに国際社会における地域主
義の規範的意義づけ等を探りながら,政治学の位相から地域主義
の意義と限界を明らかにしていきたいと思います。
松原 孝俊
九州大学と釜山大学校の学生が「キャンパス共有」しつつ,東
アジア共通課題とその解決に向けた取り組みについて,講義(理
論)とフィールドワーク(実践)を通じて学ぶ。21世紀は国境
の枠を超えて取り組むべき課題が山積みしており,国際協力をど
前期
のように構築し,対応すべきかが重視されている。1週間,両大
集中講義
学の学生は,九州大学で政治外交,環境問題,教育問題など,東
アジアの国々が抱えている様々な課題について理解を深めるとと
もに,日韓混成グループにおるディスカッションを行い,問題を
発見する力,解決する力を身につける。
【日韓米国際共
同教育プログラ
ム関連科目】
(75ページ参照)
松原 孝俊
九州大学と釜山大学校(韓国)の学生が「キャンパス共有」し
つつ,東アジア共通課題とその解決に向けた取り組みについて,
講義(理論)とフィールドワーク(実践)を通じて学ぶ。21世
紀は国境の枠を超えて取り組むべき課題が山積みしており,国際
前期
協力をどのように構築し,対応すべきかが重視されている。1週
集中講義
間,両大学の学生は,釜山大学校で国際経済,地域統合,地域経
済協力など,東アジアの国々が抱えている様々な課題について理
解を深めるとともに,日韓混成グループにおるディスカッション
を行い,問題を発見する力,解決する力を身につける。
【日韓米国際共
同教育プログラ
ム関連科目】
(75ページ参照)
松原 孝俊
"Unity brings strength 。″(統合は力をもたらす)--欧州のEU
に続き,東南アジア諸国 は2020年にASEAN 共同体実現を目標と
する。そこで,日韓,そして東アジアは?東アジアは北朝鮮問題
【日韓米国際共
や,歴史,領土問題などの懸案を抱えており,地域統合について
同教育プログラ
後期(水4)
は懐疑的な声も少なくない。しかし,各国が未来を共有し,地域
ム関連科目】
統合を促進する共同イニシアチブを発揮できるかが問われてい
(75ページ参照)
る。このような観点から,地域統合に向けての各国の取り組みを
理解し,国家の枠を超えた連携・統合のプロセスについて探る。
2
山本 和彦
コレラやハンセン病,炭疽など,古い時代からヒトと関わりが
深く,社会や文化や歴史に大きな影響を与えてきた病気,エイズ
やプリオン病,拒食症,うつ,薬物依存症など,現代のヒトを脅
かし,社会や文化に大きな影響を与えつつある病気を取り上げ
後期(水4)
て,これらの病気の概念と,病気とヒトの格闘の歴史を講義し,
病気と社会と文化の関わりについて論じる。これを通じて,医
学・医療・福祉などについて,幅広い視野を獲得することを目的
とする。
2
◎古賀 信也
大槻 恭一
笠原 玉青
大賀 祥治
榎木 勉
智和 正明
内海 泰弘
菱 拓雄
久米 篤
田代 直明
及川 信
吉国 通庸
鬼倉 徳雄
後藤 貴文
髙橋 秀之
吉田茂二郎
野外活動を主体とした集中合宿形式の講義・実習を通じて,人
間や生物との関わりについて学びます。
■実施時期:8月~9月
<前期開講>
①里山プログラム(福岡演習林)
②山岳森林生態プログラム(宮崎演習林)
③アクアフィールドプログラム(津屋崎水産実験所)
<後期開講>
④体験的家畜生産生態学プログラム(久住高原農業実験実習場)
⑤夏の北海道プログラム(北海道演習林)
⑥屋久島プログラム(屋久島町)
■実施時期:2月
<後期開講>
⑦冬の北海道プログラム(北海道演習林)
計7つのプログラムを各地で開講します。いずれか一つのプログ
ラムが受講可能です。
1
1
2
― 25 ―
前期
集中講義
後期
集中講義
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(総合科目)
科 目 名
フィールドワーク国際
協力
分子の科学
放射線とは何だろう
か?
水の科学
身近な地球環境の科学
リスクサイエンス
倫理学としての日本人
論・日本文化論
単位数
担当教員
授 業 概 要
開講学期
備 考
(曜日時限) (履修上の注意)
2
大賀 哲
国際交流や国際協力の事例を学びながら,国際社会の働きを理
解し,地球市民として必要とされる多様性や思考力を身につける
ことをねらいとしています。開発や経済格差,人権,平和,移
民,難民などの課題を取り上げ,フィールドワークとして小学校
後期
でのワークショップを予定しています。世界の課題・問題点,問
集中講義
題の原因や背景(政治・経済・社会・環境),自分,家族,地
域,国,世界のそれぞれのレベルでの取り組みを考えながら,小
学生を相手にフィードバックすること(教えることを通して学
ぶ)がねらいです。
2
◎吾郷 浩樹
辻 正治
新藤 充
永島 英夫
佐藤 治
菊池 裕嗣
岡田 重人
狩野 有宏
奥村 泰志
藤田 克彦
松本 健司
砂田 祐輔
田原 淳士
金川 慎治
樋口 博紀
物質の究極の構成要素である分子の性質・化学反応性や合成法
など分子科学の研究の現状を,3日間の集中講義形式で紹介しま
す。1日目は,二人の講師が分子科学の最先端の研究成果をそれ
ぞれ90分ずつ分かりやすく講義します。2日目と3日目は,受講し
後期
た学生が実際に研究室に入り,先端設備に触れて動かし,先端分
集中講義
子科学の発展の内容を体験的に学びます。本授業には,無機化学
から有機化学まで様々な専門を有する約10の研究室が参加するの
で,学生はその中から興味を持った一つの研究室を選び実験を行
うことができます。
2
◎續 輝久
豊福不可依
佐々木雅之
平田 秀紀
工藤 和彦
百島 則幸
古市 正人
身近なところに存在する「放射線」並びに「放射性同位元素」
に対する理解からスタートし,主として医科学系の応用に重点を
おいて講義を構成します。これまであまり学ぶ機会がなく,主に
マスメディアからの受身的な「放射線に対する理解」を基に判断
後期
することが多かったと思います。東日本大震災に伴う東京電力福
集中講義
島第一原子力発電所からの放射線・放射性物質の大量放出・拡散
事故を受けて,今後,如何にして「放射線」並びに「放射性同位
元素」と向き合うのか等を含めて科学的に考える契機となるよう
に,話題を提供します。
2
◎石橋純一郎
吉村 和久
横山 拓史
広城 吉成
西山 浩司
大橋 弘範
藤野 泰寛
異なる専門分野の教員がそれぞれの立場から「水」についての
科学的な話題を提供する。(1) 地球における水の起源と大気・海
洋の進化,(2) 地球表層での天然水の化学, (3) 陸上と海底の 後期(水4)
温泉と熱水循環系, (4) 身近な地下水環境, (5) 水環境と水資
源, (6) 水の基礎化学
2
◎西山 浩司
島岡 隆行
島谷 幸宏
出光 一哉
久場 隆広
糸井 龍一
広城 吉成
清野 聡子
大嶋 雄治
笠原 玉青
紙谷 聡志
川村 隆一
矢原 徹一
我々の身の回りでは多様な地球環境問題が存在する。この科目
では,気候変動,エネルギー,ヒートアイランド,水循環,河
川・海洋・森林の環境,土壌及び水質の汚染,廃棄物,生態系,
生物多様性などのテーマで,学内の13名の専門家による入門的な
講義(文系の学生にも配慮した講義)を実施する。この講義で 前期(水4)
は,① 各々の地球環境問題に対して,どのような解決策・軽減
策があるのか学ぶ。そして,② テーマ別のレポート課題を通し
て,自分の意見をまとめる習慣を身につけるとともに文章作成能
力を向上させることを目標とする。
2
高度な科学文明の恩恵を最大限に享受する現代社会において,
化学物質,放射性元素,ウイルス,細菌,アレルゲン,動植物の
毒,重金属元素など様々な要因がヒトを含む動物一般に,多種多
◎下東 康幸
様な有害なリスク要因となり,生命の安全性や生活の安心・安全
野瀬 健
性のみならず,地球環境生態系を脅かしている。この総合科目 後期(水4)
松島 綾美
「リスクサイエンス」では,こうしたリスク要因をはじめ,自然
劉 暁輝
災害,越境汚染,内分泌撹乱,テロ,化学・生物兵器等を含めた
総合的な「リスク」について科学(サイエンス)の立場から概括
し,共に考えることを目標とする。
2
いわゆる「日本人論・日本文化論」と倫理学との間には,どち
らも「私たちがすでに知っている(はず)のこと」を改めて自覚
的に考え直す試みだという点で,大きな共通点がある。その意味
で両者はともに,特殊な専門知識を必要とせず誰でも議論に参加
できるという特徴がある。この授業では,「現代日本に住まう私 後期(水4)
たち自身の生き方」という倫理的問題について,日本人論の古典
を主な手がかりとしながら,皆で議論し考察してみたい。授業に
受講者の意見が随時反映されるので,積極的な参加を期待する。
また留学生も大いに歓迎する。
飯嶋 裕治
― 26 ―
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(総合科目)
総合科目(QREC提供科目)
※「QREC」は九州大学ロバートファン/アントレプレナーシップ・センターの略称です。(74ページ参照)
※最新シラバスはQREC HP(http://www.qrec.kyushu-u.ac.jp/educations/syllabus)で確認して授業に臨んでください。
◎はオーガナイザー,複数地区の場合は遠隔講義で実施(*○○地区:メイン講義室)
科 目 名
アントレプレナーシッ
プ入門
アイデア・ラボⅠ
単位数
2
担当教員
◎五十嵐伸吾
玉置 浩伸
授 業 概 要
アントレプレナーシップの基礎を学ぶ。アントレプレナー
シップとは「変化を探し,変化に対応し,変化を機会として活
用する」ことである(Drucker,1993) 。起業機会を発見あるいは
創造し,それを創造性に富むアイデアで翻訳あるいは拡充強化
することで具体化していくプロセスである。本講義では,この
プロセスに沿いながら,起業機会の発見やアイデア創出,具体
化の方法論の基礎を学ぶ。講義では必要な知識の伝達に加え
て,ワークショップやグループワーク等を組み合わせた学生参
加型の体験的な学習を重視する。
多くのアイデアの中から,精査,選択の過程を経て実際に実
行できるものは1つだけ。そうであれば,最初に出来るだけ多
くを創出できなければ成果は得られない。本講義では身近な材
料を用いながら,発散的技法を使い短時間で多くのアイデアを
創出した上で,収束手法により最適なアイデアを選択する演習
を行う。アイデア創出をグループ単位で行うことで,より良い
解決策を発案するために,どのようにグループを刺激し活性化
するかグループ・ダイナミクスのスキル向上の機会を合わせて
提供する。
開講学期
(曜日時限)
前期前半
(水4・5)
*伊都地区
箱崎地区
大橋地区
筑紫地区
前期後半
後期後半
(水4・5)
備 考
(テキスト)
(参考図書)
ティナ・シーリグ
『20歳のときに知っ
ておきたかったこ
と』(阪急コミュニ
ケーションズ),田
路則子・露木恵美子
『ハイテク・スター
トアップの経営戦
略』(東洋経済新報
社),ウィリアム・
バイグレイブ/アン
ドリュー・ザカリキ
ス『アントレプレ
ナーシップ』(日経
BP社)
(参考図書)
ティナ・シーリグ
『20歳のときに知っ
ておきたかったこ
と』(阪急コミュニ
ケーションズ),
ジェーン・フルト
ン・スリー,IDEO
『考えなしの行動』
(太田出版),星野
匡『発想法入門』
(日経文庫;日本経
済新聞社)
2
五十嵐 伸吾
2
高性能な製品が売れるとは限らない。市場に受け入れられる
フィリップ・コト
性能,価格等を適切にバランスさせて初めて売れる商品とな
ラー『コトラーの
る。本講座では,「テクノロジー・マーケティングⅠ」でマー 前期前半 マーケティング・コ
◎ジェフリー・
ケティングの基礎を習得していることを前提としてマネジメン (水4・5) ンセプト』(東洋経
シュナック
済新報社),石井淳
ト・ゲームを使用することで,履修者は企業経営者の立場から
牧野 恵美
製品開発,販路の選択,価格の決定,人事配置,広告・調査等 伊都地区 蔵・廣田章光『1か
らのマーケティン
を実際にゲームの中で実際に意思決定することで体験的に製品
グ』(碩学舎; 第3
開発を含めたマーケティングを学ぶ。
*伊都地区
箱崎地区
大橋地区
筑紫地区
(参考図書)
テクノロジー・マーケ
ティング
版)
アントレプレナーシッ
プ・マネジメントⅡ
ハイテク・アントレプ
レナーシップ
2
2
玉置 浩伸
五十嵐 伸吾
起業及び社内起業に必要な基礎知識を座学およびケース・ス
タディ(英文教材も含む)を通じて学ぶ。アントレプレナー
シップ・マネージメントⅠと併せて受講することで,全般的な
知識が身につくよう設計されており,Ⅱでは主にマーケティン
グ,企業倫理,経理・財務,販売,資本市場を中心に学習す
る。最終回は講師の日米両国における起業体験を話す。
QREC科目の実践編の一つ。これまで学んだ起業機会の認知,
その起業機会を活用するためのアイデア創出,潜在市場の分
析,ビジネスモデルの検討,事業化のための戦略の立案,実際
の組織の立ち上げなどを全体化,統合化を行う。特に本科目で
は技術を基礎とする技術シードに焦点を集め,知的財産権(IP)
やトレードシークレットなどを駆使し,大手を中心とする競合
相手に対して競争の主導権を握りながらどのように事業を立ち
上げるかを演習形式で学習する。ケーススタディー学習を多用
し,実際の技術シードによる演習も2つ程度試みる。
― 27 ―
前期後半
(水4・5)
テキストは特に指定
伊都地区
しない。
*箱崎地区
大橋地区
筑紫地区
(参考図書)
キャスリーン・アレ
ン『科学者が『起
業』で成功する方
前期
法』(日経BP社),
(隔週) ウィリアム・バイグ
レイブ/アンド
(金6・7) リュー・ザカリキス
『アントレプレナー
箱崎地区 シップ』(日経BP
社),エリック・
リース『リーン・ス
タートアップ』(翔
泳社)
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(総合科目)
科 目 名
キャリア・デザイン
アントレプレナーシッ
プ・ファイナンスⅠ
イノベーション・マネ
ジメント
アントレプレナーシッ
プ・マネジメントⅠ
デザイン思考
ソーシャル・アントレ
プレナーシップ
戦略的デザイン思考
単位数
2
2
2
2
1
2
2
担当教員
授 業 概 要
開講学期
(曜日時限)
備 考
(テキスト)
(参考図書)
セス・ゴーディン
『「新しい働き方」
ができる人の時代』
(三笠書房),稲盛
和夫『働き方』(三
笠書房),マーカ
ス・バッキンガム/
ドナルド・クリフト
ン『さあ,才能に目
覚めよう』(日本経
済新聞社)
牧野 恵美
2010年度までの「起業家セミナーⅠ」を改編。アントレプレ
ナーシップを考える前提として,「働く」ことの意義や目的と
は何か,いかに自らのキャリアを設計していくか,そのために
はどのような考え方,知識,行動,アプローチが必要なのかを
履修学生一人一人が考える契機を提供する。外部講師を招聘し
現実に即した事例に基づき招聘講師との直接的な対話及びワー
クショップ等,体験的な教育方法を取り入れる。働き甲斐のあ
る仕事を自らの手でデザインするjob-crafting 理論を重視し,
各自の強み診断や静物写真を使った演習などを実施する。
玉置 浩伸
特に起業を念頭におき,会計・財務を学習する。仕訳の基礎
から始め,財務諸表の作成方法,財務分析,創業時の資本政 前期前半
策,ベンチャーキャピタルからの資金調達を想定した企業価値 (土1・2) テキストは特に指定
しない。
算定まで,幅広い知識をつけると共に,より高度な財務を学習
するアントレプレナーシップ・ファイナンス(後期)への導入 箱崎地区
とする。
朱 穎
技術革新のスピードが目覚しく,企業間競争が激化している
前期
中,企業はいかに研究開発投資に見合う収益を実現していくか
(隔週) は重要な課題である。画期的な新製品は単に顧客ニーズのみに
ジェフリー・ムーア
(2002)『キャズム』
基づいて生み出されるものではなく,技術力をテコにした価値
(土3・4)
(翔泳社)
創造を必要としている。本講義は経営学の観点からイノベー
ション・マネジメントおよび市場創造の基礎知識を紹介し,
箱崎地区
「技術と市場」の基礎フレームワークを学んで行く。
山田仁一郎
前期
(参考図書)
アントレプレナーシップの視点から,基本的な経営学の概
(隔週) ウィリアム・バイグ
念,特に製品開発,組織論,戦略論を学ぶ。毎回,基本的な概
レイブ/アンド
念の提示とともにケースメソッドに基づく討議を行う。グルー (土3・4) リュー・ザカリキス
プワークに基づく,事前のケース分析などの予習を踏まえ,授 (日1・2) 『アントレプレナー
シップ』(日経BP
業中は全体の議論で理解を深めていく。
箱崎地区 社)
平井 康之
デザイン思考は,アメリカのデザイン事務所アイデオによっ
て提唱され世界に広がった「すべての人に開かれたデザイン手
法」である。人々のニーズ,テクノロジー,ビジネスの視点か
前期
ら,チームで課題を発見し,解決策を考えるアプローチであ
後期
り,デザインの専門を越えてビジネスや教育で実践されてい (土日8回)
る。本授業は,「戦略的デザイン思考」の受講のための入門編 集中講義
であり,ファシリテーション,ラピッドプロトタイピング,
チームワーク,アイデア発想手法の初歩を学ぶ。
大橋地区
前期は9月に,後期は2月後半に大橋サテライトにてワーク
ショップ形式の集中講義で行う。
谷川 徹
先進国たる我国においても,雇用,教育,環境,医療,高齢
前期
化,過疎化,都市問題等,解決すべき様々な社会的課題が山積
(週末及び
している。本授業では,東日本大震災の被災地における社会的
8月集中)
課題に焦点を当て,受講者にその解決に向けた具体的提案と実
現プロセスを実体験させ,社会的課題解決能力と意欲を醸成す
箱崎地区
る。 また「デザイン思考」の手法を取り入れ,東北地域で数
学外フィールド
日間のフィールドスタディを行う他,学外講師を招聘し組織
スタディ
論,ファイナンス法,マーケティング,ビジネスモデルの基礎
について,九大構内で集中講義,ワークショップを実施する。
◎谷川 徹
平井 康之
デザイン思考は,アメリカのデザイン事務所アイデオによっ
て提唱され世界に広がった「すべての人に開かれたデザイン手
法」である。本授業で学ぶスキルは,ファシリテーション,ラ
ピッドプロトタイピング,チームワーク,アイデア発想手法で 後期(夏季)
あり,専攻,コースを越えたプロジェクト遂行に必要なスキル 集中講義
プリント配布
を9月後半にワークショップ形式の集中講義で学ぶ。アイデオ
東京オフィス(IDEO Tokyo)からメンバーを迎えて運営・実施 大橋地区
する予定である。本授業履修には事前に「デザイン思考」の受
講が望ましい。また英語でのコミュニケーション力が必要であ
る。
― 28 ―
前期後半
(金5・6)
*伊都地区
箱崎地区
大橋地区
筑紫地区
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(総合科目)
科 目 名
Global Seminar
(English)
コーポレート・アント
レプレナーシップ
アントレプレナーシッ
プ入門
アントレプレナーシッ
プ機会認知
Technology
Marketing(English)
単位数
1
2
担当教員
授 業 概 要
開講学期
(曜日時限)
未定
This is a special lecture by an educator in
Entrepreneurship Field. QREC will invite an excellent
educator from overseas universities every year. Students
can learn directly from him/her in English. But,
speaking English is second thing. You can discuss with 前期(夏季)
excellent educator about the latest hot issue in the
集中講義
field. QREC plans the themes of the lecture, for
example, Social Entrepreneurship, Idea Generation,
Design Thinking, Technology-based Innovation so on.
Please check details of the year on the QREC web-site.
玉置 浩伸
社内起業及び企業内ベンチャーキャピタルに関し,座学およ
びケース・スタディ(英文教材も含む)を通じて学ぶ。独立ベ
ンチャーと比較し,企業内ベンチャーは資本を得やすいなどの
メリットがある反面,株式の持分,人事異動,給与体系,イン
センティブの設計,母体である部署のマネージメントの変化へ
の対応など,特有のイシュ-が存在し,それらに対応するため
に適切な組織設計を求められる。ケース・スタディでは国内外
の多様な企業の取り組みを紹介し,ベスト・プラクティスを習
得することを講義の目標とする。
後期
(隔週) (金6・7)
伊都地区
*箱崎地区
大橋地区
筑紫地区
備 考
(テキスト)
テキストは特に指定
しない。
(参考図書)
ティナ・シーリグ
『20歳のときに知っ
ておきたかったこ
と』(阪急コミュニ
ケーションズ),田
路則子・露木恵美子
『ハイテク・スター
トアップの経営戦
略』(東洋経済新報
社),ウィリアム・
バイグレイブ/アン
ドリュー・ザカリキ
ス『アントレプレ
ナーシップ』(日経
BP社)
◎牧野 恵美
高田 仁
アントレプレナーシップの基礎を学ぶ。アントレプレナー
シップとは「変化を探し,変化に対応し,変化を機会として活
用する」ことである(Drucker,1993) 。起業機会を発見あるいは
創造し,それを創造性に富むアイデアで翻訳あるいは拡充強化
することで具体化していくプロセスである。本講義では,この
プロセスに沿いながら,起業機会の発見やアイデア創出,具体
化の方法論の基礎を学ぶ。講義では必要な知識の伝達に加え
て,ワークショップやグループワーク等を組み合わせた学生参
加型の体験的な学習を重視する。
2
五十嵐 伸吾
(参考図書)
ジェーン・フルト
ン・スリー,IDEO
アントレプレナーシップ・プロセスの出発点は「機会
『考えなしの行動』
(Opportunity )」であり,「機会」を認識できるか否かは個
(太田出版),星野
人によって異なる。本講義では,先入観は排除し,観察力を養 後期前半 匡『発想法入門』
うことで自分の周囲にある様々な「変化」を読み取り,それを (水4・5) (日経文庫;日本経
済新聞社),パトリ
どのような「機会」に活用できるかを検討していく。本講義は
知識伝達を目的とするものではない。様々なワークショップを 伊都地区 シア・ライアン・マ
ドソン『スタン
行い,グループワークの過程を通じて履修者各自が自ら学び,
フォード・インプロ
態度を身に付ける機会を提供する。
バイザー:一歩を踏
み出すための実践ス
キル』(東洋経済)
2
This intensive course is the equivalent of
“Technology Marketing ” offered in Japanese but will be
(参考図書)
conducted in English. The best products are not
Mohr, Sengupta &
necessarily the best selling products. For a product to
Slater,
sell, they must be optimized for the market it serves,
後期後半 『Marketing of
◎牧野 恵美
striking a balance between features and price. Students (水4・5) High-Technology
ジェフリー・
Products and
will play a sophisticated marketing management game in
シュナック
which stock prices change according to market
伊都地区 Innovations』
(Pearson New
performance. Executive decisions on product development,
International
distribution, HR, marketing and sales will be simulated
Edition)
and tested to encourage experiential learning of major
marketing theories.
2
― 29 ―
後期前半
(水4・5)
*伊都地区
箱崎地区
大橋地区
筑紫地区
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(総合科目)
科 目 名
単位数
担当教員
授 業 概 要
開講学期
(曜日時限)
備 考
(テキスト)
(参考図書)
ニュービジネス・クリ
エーション
2
◎五十嵐伸吾
玉置 浩伸
エリック・リース
QREC科目の応用編の総まとめの科目。これまで学んだアイデ
『リーン・スタート
ア創出,組織,戦略/マーケティング,ファイナンスなど知
アップ』(翔泳
識,ノウハウなどを実践的に応用する。本講義では,実際の技
後期
術シードの提供を受け,その技術から前掲の知識等を適宜活用
(隔週) 社),アレックス・
オスターワルダー他
してビジネスプラン(BP)の作成を目指す。ただし,リーン・ス
『ビジネス・モデ
タートアップを前提に,早い段階でMVP(必要最低限機能)を (土1・2)
ル・ジェネレーショ
作り,それを潜在顧客に提示することでフィードバックを得
ン』(翔泳社),ス
て,BPを書き換えるプロセスを体験的に学ぶことに重点を置 箱崎地区 ティーブ・ブランク
く。最終講義では実際の投資家・技術提供者にBPの評価を得
『スタートアップ・
る。
マニュアル』(翔泳
社)
アントレプレナーシッ
プ・セミナー
アントレプレナーシッ
プ・オーガニゼーショ
ン
アントレプレナーシッ
プ・マーケティング
ロバート・ファン/ア
ントレプレナーシッ
プ・プログラム
QRECインターン
シップ
2
2
2
2
2
(参考図書)
五十嵐 伸吾
QREC科目の基礎編の1つ。一線で活躍する8人のゲスト講師
を招聘し,直接,その外部講師達と議論あるいはワークショッ
プを通しての相互交換により,社会と学生個々との接点を作
り,あるいは社会と自分(学生個々)との距離を測る機会を提
供する。講義は毎回,学生有志による企画委員を募り,テーマ
の選定,講師の選定・交渉等を一任する。つまり,毎回,学生
の目線に近いテーマ,講師を選定し学生にとってのホットイッ
シューを議論する。
黒木 正樹
企業,公的機関,NPOに限らず事業規模を拡大し,かつ,高
い効果を達成するためには「組織的」な運用が不可欠となる。
後期
(参考図書)
しかも,組織の誕生期には経営資源,特に人材は少数しか確保
(隔週) Stephen P. しえないが,組織の成長とともに組織の構成員に求められるも
Rubbins(高木晴夫
の,あるいは構成員のタイプは変化が必要となり,また,組織 (土3・4) 訳)『組織行動のマ
ネジメント』(ダイ
を運用する方法自体も変更しなければいけない。このような少
人数から大きな人数まで,どのようにチーム(組織)を立ち上 箱崎地区 ヤモンド社)
げ,そのチームを運営していくかを学ぶ。
牧野 恵美
「アントレプレナーシップ・マネジメントⅠ」及び「同Ⅱ」
で学習したマーケティングの基礎をより発展させる。ケースス
後期
(参考図書)
タディー,ワークショップを多用し,演習を中心 とし てSTP
(隔週) セス・ゴーディン
マーケティング,消費者行動などのテーマを中心に実践的マー
『パーミッション・
ケティングを体験的に学習する。270万部以上売れた小説『も (土1・2) マーケティング』
(海と月社)
しドラ』を事例として分析し,マーケティングの本質について
考察する。ソーシャルメディアを駆使した最新のマーケティン 箱崎地区
グ手法についても紹介,従来型マーケティングと対比する。
谷川 徹
起業家精神,移民文化,国際的ハイテクビジネスのメッカ,
シリコンバレーにおいて1週間,現地で活躍する起業関係者,
NPO主宰者,米国で働く研究者やエンジニア等,多彩な方達を
講師に迎え,またスタンフォード大学等の学生や留学生等とも
交流,更には典型的な米国企業等(実績:Google等)も訪問する
プログラムです。日本と全く異なる異文化の地で様々な人たち
と交流し,自らの生き方と比較することにより自らのキャリア
形成を考え,新たなことにチャレンジする意欲・意識を高める
機会を提供しようとすることを目的としています。
玉置 浩伸
本 演 習 講 義 は QREC 修 了 証 明 書 (http://www.qrec.kyushuu.ac.jp/educations/certificate) を取得可能となった年度に
受講可能となる。例えば,当該年度に後に選択科目二単位及び
QRECインターンシップを取得すれば修了証明の要件を満たす場
合などである。インターンシップ受入先は,担当教員のアドバ
イスの下,学生が自力で探すことを前提とする。期間につい
て,インターンシップ受入先が国内の場合は二週間程度を想定
するが,海外の場合は受入先の事情により一ヶ月程度の長期と
なる可能性がある。また,海外の場合,英語力に最低基準を設
けることもある。詳細については個別にガイダンスを行う。
― 30 ―
後期後半 マーカス・バッキン
(金5・6) ガム&ドナルド・ク
*伊都地区
*箱崎地区
大橋地区
筑紫地区
後期
集中講義
箱崎地区
シリコンバレー
福岡市内
リフトン『さあ才能
(じぶん)に目覚め
よう』(日本経済新
聞社),エドガー・
シャイン『キャリ
ア・アンカー』(白
桃書房)
1~2月:事前講義
3月上旬:現地講義
3月下旬:総括講義
Ⅰ.授業概要等:教養教育科目(総合科目)
総合科目(学士課程国際コース(IUPE)開講科目)
○ 学士課程国際コース全学教育科目の一般学士課程学生への開放について
九州大学では,学士課程国際コース(IUPE: International Undergraduate Program in English)で開講している英語
による全学教育の授業を,一般学士課程学生へ開放しています。「英語で学ぶ」機会を増やすことで,その後の海外留学
等を含めた国際的学修活動に資することを期待しています。
【対象とする国際コースの全学教育科目】
学士課程国際コースにおける科目区分
文系コア科目
(Humanities and Social Science
Core Subjects)
理系コア科目
(Natural Science Core Subjects)
総合科目(Integrated Subjects)
言語文化科目
(Language and Culture Subjects)
理系基礎科目
(Fundamental Natural Science
Subjects)
科目名・単位数
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
法学入門(Introduction to Law)
【2単位】
(科目名未定)
経済学入門(Introduction to Economics)
【2単位】
心理学入門(Introduction to Psychology)
【2単位】
哲学入門(Introduction to Philosophy)
【2単位】
日本史入門(Introduction to Japanese History)
【2単位】
異文化コミュニケーション(Intercultural Encounters)
【2単位】
グローバル・イシュー(地球規模の問題)
(Global Issues)
【2単位】
① 環境地球科学(Environmental Geoscience)
【2単位】
② プロジェクトマネージメント(Project Management)
【2単位】
① 日本への適応について(Adjusting to Japan)
【2単位】
② 社会のなかの言語とコミュニケーション
(Language and Communication in Society)
【2単位】
① アカデミック・ライティングとプレゼンテーションⅠ
(Academic Writing and PresentationⅠ)
【1単位】
② アカデミック・ライティングとプレゼンテーションⅡ
(Academic Writing and PresentationⅡ)
【1単位】
③ 議論法とディベートⅠ(Argumentation and DebateⅠ)
【1単位】
④ 議論法とディベートⅡ(Argumentation and DebateⅡ)
【1単位】
① 微分積分学・同演習 A(Calculus A)
【1.5 単位】
② 微分積分学・同演習 B(Calculus B)
【1.5 単位】
③ 線形代数・同演習 A(Linear Algebra A)
【1.5 単位】
④ 線形代数・同演習 B(Linear Algebra B)
【1.5 単位】
⑤ 力学基礎・同演習 A
(Fundamentals of Mechanics and Exercises A)
【1.5 単位】
⑥ 力学基礎・同演習 B
(Fundamentals of Mechanics and Exercises B)
【1.5 単位】
⑦ 電磁気学基礎(Elements of Electromagnetism)
【2単位】
⑧ 熱と波動論基礎
(Elements of Waves and Thermal Physics)
【2単位】
⑨ 基礎化学(Basic Chemistry)
【2単位】
⑩ 基礎無機化学(Fundamental Inorganic Chemistry)
【2単位】
⑪ 基礎有機化学(Fundamental Organic Chemistry)
【2単位】
【2単位】
⑫ 生物学入門(Introductory Biology)
⑬ 基礎細胞生物学(Fundamental Cell Biology)
【2単位】
※詳細なシラバス(授業計画)は,全学教育ホームページ
(URL:http://rche.kyushu-u.ac.jp/IUPE/IUPE-Syllabus.html)を参照してください。
【科目履修条件について】
1 年生後期(第2学期)以上で,原則 TOEFL 490 点以上の英語運用能力を有する学生が履修できます。
ただし,授業への受け入れの最終判断は,授業担当教員が行います。
【科目の認定および成績の取扱いについて】
1)国際コースの全学教育科目を一般学士課程における「総合科目」として認定します。
2)科目名は,国際コースの英語科目名の前に「IUPE」を記したものとなります。
例)基礎化学 → IUPE Basic Chemistry
3)成績は A, B, C, D, F の 5 段階で評価されますが,GPA には算入されません。
※ 履修登録時期・方法等の詳細については,履修登録期間前に掲示板で確認してください。
― 31 ―
1-i.言語文化科目
言語文化基礎科目
【 英
語 】
(1)英語の履修の仕方
英語を選択する場合は,以下の場合に従い必要単位数を満たさなければならない。
A.第1外国語として履修する場合:(
学 部
必要単位数
)は単位数
第 1 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
7
1年次に英語Ⅰ(1),英語ⅡA(1),英語ⅡB(1),英語ⅢA(1)を各1単位(計4
単位)履修すること。
2年次では,英語ⅢB(1)を1単位,英語Ⅳ(各1)を2単位(計3単位)履修する
こと。
理・医・
歯・薬・
工・芸工・農
6
1年次に英語Ⅰ(1),英語ⅡA(1),英語ⅡB(1),英語ⅢA(1)を各1単位(計4
単位)履修すること。
2年次では,英語ⅢB(1)を1単位,英語Ⅳ(1)を1単位(計2単位)履修するこ
と。
医学部医学科,生命科学科の学生は,2年次後期に科学英語演習(1)を病院地区,
医学部保健学科の学生は,2年次に医用英会話(1),医用外国語(1)を病院地区,
工学部機械航空工学科の学生は,2年次後期以降に技術英語(1)を伊都地区,
芸術工学部の学生は,2年次後期以降に学術英語A(1),学術英語B(1)を大橋地
区で履修すること。
21世紀
プログラム
7
1年次に4単位,2年次に3単位,計7単位を履修すること。
文・教・
法・経
B.第2外国語として履修する場合
学 部
必要単位数
第 2 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
文・教・
1年次及び2年次に,計5単位を履修すること。ただし,同一科目を重複して履
5
法・経
修することはできない。
理・工・
1年次及び2年次に,計4単位を履修すること。ただし,同一科目を重複して履
4
芸工・農
修することはできない。
21世紀
5
1年次に3単位,2年次に2単位,計5単位を履修すること。
プログラム
C.総合選択履修方式として履修する場合
必要単位数を越えて言語文化基礎科目(英語Xを除く)を履修し,単位を修得した場合,総合選択履修方式に
よる修得単位とすることができる。
(2)英語履修上の諸注意
a.時間割表または受講者名簿の掲示によってクラスの指定が行われている科目は,指定クラスで受講すること。
b.学生がクラスを選択できる場合は,別に要領を掲示するので注意すること。
c.21世紀プログラムの学生については,履修方法を別に指示する。(21世紀プログラム学生の手引きを参照
すること。)
(3)再履修について
当該学期において言語文化基礎科目(英語Ⅰ,英語ⅡA,英語ⅡB,英語ⅢA,英語ⅢB,英語Ⅳ)の単位
を取得できなかった学生は,第2学期目以降に原則として「英語X」で再履修(不足単位を補充)すること。
再履修については,各学期の開始にあわせて英語科が面接・受講クラスの指定などを行うので,必要な手続
きについての掲示(当該学期開始前に掲示する)を見落とさないようにすること。(毎年,手続きを怠り再履修
を次の学期に延期せざるをえない学生がいる。)
言語文化基礎科目の未修得単位を言語文化自由選択科目で補うことはできない。
― 32 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(英 語)
(4)外国語検定試験による単位の認定
・ 外国語検定試験の結果に基づいて,言語文化研究院の教員による審査を実施して単位を認定します。
・ 対象となる試験は,TOEFL,TOEICの2つです。認定の時期は春期と秋期の年2回です。
認定基準,具体的な手続き方法等の詳細については,56ページを参照してください。
(5)授業概要
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
英語ⅢB(第3学期開講,週1回,1単位,伊都地区)
英語リスニング・リーディング上級および文法の訓練を行います。
学内でedunetに接続できるように設定したノートPC等を授業初回から持参すること。
英語Ⅳ(第3,4学期開講,週1回,各1単位,伊都地区,箱崎地区,病院地区)
多様な題材を用いたリスニング・リーディング,文学・評論の鑑賞,日英・英日間の翻訳,スピーチ・ディス
カッションなどを,選択して学びます。
英語X(週1回,各1単位,伊都地区,箱崎地区)
上記の英語科目の単位を取得できなかった学生に対して開講します。大人数のクラスではありますが,英語基
礎項目の徹底指導を行い,厳しい成績評価を行います。この科目を履修できるのは,原則として単位を取得でき
なかったクラスで三分の二以上授業に出席した学生です。
英文読解演習B(第3学期開講,週1回,1単位,伊都地区)
この科目は21世紀プログラムの学生を対象としたクラスで,エッセイや時事問題などの高度な英文を講読し,
分析的あるいは批判的な読解力を修得することを目的とします。
英文作成演習B(第4学期開講,週1回,1単位,伊都地区)
この科目は,21世紀プログラムの学生を対象としたクラスで,パラグラフ・ライティング,エッセイ・ライ
ティングを学習し,英語による論理的な文章作成法を修得することを目的とします。
医 用 英 会 話(第3学期開講,週1回,1単位,病院地区)
保健学科2年生を対象としたクラスです。主として医療現場で役立つ英会話を学習します。受付,薬局,各科
の名称,及び病院の案内の仕方から診察室での患者との会話,さらには,薬の名前,体の名称,病名といった医
学英語まで幅広く学びます。
医 用 外 国 語(第4学期開講,週1回,1単位,病院地区)
国際的に活躍できる医療人を育成するため,そのコミュニケーションの基礎となる英語を中心とした外国語を
学習します。前半では,英語によるプレゼンテーションの手法,特にスライド,OHP等の作成法,及びそれを
用いた発表について学びます。また,医用英語の基礎となる英語論文の読み方,文献検索,論文の作成方法,投
稿の仕方,修正の方法などについて学びます。後半では,各専攻に分かれ,それぞれの専門分野で実際に使われ
ている英語を中心とした外国語を学びます。
科 学 英 語 演 習(第4学期開講,週1回,1単位,病院地区)
医学部医学科,生命科学科の学生を対象として開講します。医学専門用語を覚え,チームベースドラーニング
(TBL)によるチームワークと英語での医学倫理のディスカッションを目的とします。
― 33 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(英 語)
技 術 英 語(第4学期以降開講,週1回,1単位,伊都地区)
主として機械工学・航空宇宙工学で必要となる技術英語の習得を目的とします。単なる専門用語の羅列ではな
く,技術的な文章をどのように読み(数式の読み方も含む),書き,また,どのように話すかを,工学部機械航空
工学科教員が指導します。
学 術 英 語 A
(環境設計学科・工業設計学科:第5学期開講,週1回,1単位,大橋地区)
(画像設計学科・音響設計学科・芸術情報設計学科:第4学期開講,週1回,1単位,大橋地区)
芸術工学部生を対象として,学科別に開講します。専門書を読みこなすための基礎力養成を目的として,各専門
分野の英文の読解演習を中心に,英語の総合的教育を行います。
学 術 英 語 B(第6学期開講,週1回,1単位,大橋地区)
芸術工学部生を対象として,学科別に開講します。専門分野の英語文献の読解力・表現力を高めることを目的
として,学術英語Aよりも高度な内容の,各専門分野の代表的論文や最新動向の記事などに取り組みます。
科目の読替について
英語Ⅰ,ⅡA,ⅡB,ⅢAの単位を修得していない場合は,「英語X」で再履修してください。
休学や留学により下記科目が未履修の場合に限り,各未履修科目の読替科目を履修できます。
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
英語Ⅰ,英語ⅡA,英語ⅡB,英語ⅢA,英文読解演習A,英文作成演習A
【
担当教員(平成26年度) 】
アームストロング,M.
アレレス,J.
石 田
修
井 上 奈良彦
上 田 和 夫
内 田
諭
大 島 久 雄
大 津 隆 広
河 原 大 輔
北 原 辰 巳
黒 河 周 平
坂 本 博 康
白 鳥 裕 介
スーズィ コーナ
鈴 木 右 文
* スピア,A.
田 中 俊 也
谷 口 秀 子
津 森 不二夫
土 居 義 岳
中 島 祥 好
八 谷 まち子
福 島 綾 子
藤 井 美 男
ポール ユルチス
マッカーシー,T.
山 下 友 子
吉 永 幸 靖
綿 貫 茂 喜
石 井
明
岩 宮 眞一郎
内 田 孝 紀
岡 本 太 助
金 ヨンキュ
潮 崎 智 美
杉 本 美 貴
高 木 英 行
田 村 良 一
藤
紀里子
林
灯
ブリュワー,ジョナサン
松 村 瑞 子
吉 村 治 郎
石 井 達 朗
ヴァン・アーツル,S.
浦 濱 喜 一
* 高
蓉 蓉
クイン,B.T.
志 水 俊 広
鈴 木 右 文
高 橋
勤
* チェイス,C.R.
徳 見 道 夫
樋 口 重 和
ペインター,アンドリュー
* 馬 渡 悠佳子
レ イ カ ー , S ..
* 石 井 有希子
上 岡 玲 子
江 口
巧
包 清 博 之
グイン,M.
下 條 恵 子
須 長 正 治
* 田 口
純
* 因
京 子
富 松
潔
フォルマション,A.
ベノム キャリー
保 田 幸 子
レイメン,G.
*印は非常勤講師
― 34 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(ドイツ語)
【 ドイツ語 】
(1)ドイツ語の履修の仕方
ドイツ語を選択する場合は,以下の場合に従い,必要単位数を満たさなければならない。
A.第1外国語として履修する場合:(
)は単位数
学 部
必要単位数
第 1 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
文・教・
ドイツ語I(2),ドイツ語Ⅱ(2)を履修し,加えてドイツ語Ⅲ(各1),ドイツ語
法・経・
プラクティクムⅠ(1),ドイツ語プラクティクムⅡ(1)のうちから3単位を
7
21世紀
履修すること。
プログラム
ドイツ語I(2),ドイツ語Ⅱ(2)を履修し,加えてドイツ語Ⅲ(各1),ドイツ語
理・工・
プラクティクムⅠ(1),ドイツ語プラクティクムⅡ(1)のうちから2単位を
6
芸工・農
履修すること。
B.第2外国語として履修する場合:(
)は単位数
学 部
必要単位数
第 2 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
文・教・
ドイツ語I(2),ドイツ語Ⅱ(2)を履修し,加えてドイツ語Ⅲ(各1),ドイツ語
法・経・
5
プラクティクムⅠ(1),ドイツ語プラクティクムⅡ(1)のうちから1単位を
21世紀
履修すること。
プログラム
理・医・歯・
薬・工・
4
ドイツ語I(2),ドイツ語Ⅱ(2)を履修すること。
芸工・農
C.総合選択履修方式として履修する場合
必要単位数を越えて言語文化基礎科目を履修し,単位を修得した場合,総合選択履修方式による修得単位とす
ることができる。
(2)ドイツ語履修上の諸注意
a.ドイツ語Ⅰ(2)とドイツ語Ⅱ(2)は必ず受講しなければならない。
b.ドイツ語Ⅰ(2)とドイツ語Ⅱ(2)は,週2回の授業が行われる。これらの授業は原則として指定されたク
ラスで受講すること(指定クラスについては,公用掲示板に発表する)。指定クラス以外のクラスで受講を希望
する場合(時間割上やむをえない場合,日本人教員のみのクラスに指定されたが外国人担当クラスでの受講を
強く希望する場合など)は,受講希望クラスの担当教員に申し出て了解を得ること。
c.ドイツ語Ⅲならびにドイツ語プラクティクムⅠ,Ⅱのクラスは,各自の興味と学習目標に応じて自由に選択す
ることができる。
(3)再履修の仕方
科
目
名
単位
取得制限単位
再
履
修
の
仕
方
1.ドイツ語Ⅰを再履修することが原則。
ド イ ツ 語 I
2.ドイツ語Ⅲ・ドイツ語プラクティクムⅠまたはⅡを履修し
2
1
てもよい。
1.ドイツ語Ⅱを再履修することが原則。
2.ドイツ語Ⅲ・ドイツ語プラクティクムⅠまたはⅡを履修し
ド イ ツ 語 Ⅱ
1
てもよい。
1.ドイツ語Ⅲを再履修することが原則。
ド イ ツ 語 Ⅲ
1
2.ドイツ語プラクティクムⅡを履修してもよい。
ドイツ語プラクティクムⅠ
1
1
ドイツ語プラクティクムⅠを再履修することが原則。
ドイツ語プラクティクムⅡ
1
1
ドイツ語プラクティクムⅡを再履修することが原則。
※ 放送大学授業科目による再履修の仕方は59ページを参照してください。
※ 再履修に関する注意
言語文化基礎科目の未修得単位を言語文化自由選択科目で補うことはできない。
― 35 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(ドイツ語)
(4)外国語検定試験による単位の認定
外国語検定試験の結果に基づいて,言語文化研究院の教員による審査を実施して単位を認定します。詳細は,
57ページを参照してください。
(5)授業概要
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
ド イ ツ 語 Ⅲ(第3学期開講,週1回,各1単位,伊都地区)
ドイツ語Ⅰ・ドイツ語Ⅱで修得したドイツ語の基礎的な運用能力をさらに発展させるために,やや高度な文法
事項及び文型,ヒアリングや会話をさまざまな方法で学びます。各担当教員がさまざまな授業内容・授業方法の
クラスを開講しますので,第2学期中に教室で配布される資料や掲示等を熟読して受講希望クラスを選択し,受
講手続きに遺漏のないよう注意してください。
ドイツ語プラクティクムⅡ(第3学期開講,週1回,1単位,伊都地区)
1年次に学んだドイツ語の文法をもう一度きちんと整理して再学習したい人のためのクラスです。単なる知識
としての文法ではなく,PCを使ったドリルによって各文法項目を確実に身につけることを目標とします。
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
ドイツ語Ⅰ,ドイツ語Ⅱ,ドイツ語プラクティクムⅠ
【
担当教員(平成26年度) 】
岡 野
進
カスヤン,A.S.
栗
山
― 36 ―
暢
恒
川
元
行
津
村
正
樹
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(フランス語)
【 フランス語 】
(1)フランス語の履修の仕方
フランス語を選択する場合は,以下の場合に従い必要単位数を満たさなければならない。
A.第1外国語として履修する場合:(
)は単位数
学 部
必要単位数
第 1 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
文・教・
フランス語I(2)を履修し,加えてフランス語Ⅱ(各1),フランス語Ⅲ(各
法・経・
7
1),フランス語プラティクⅠ(1),フランス語プラティクⅡ(1)のうちから
21世紀
5単位を履修すること。
プログラム
フランス語I(2)を履修し,加えてフランス語Ⅱ(各1),フランス語Ⅲ(各
理・工・
6
1),フランス語プラティクⅠ(1),フランス語プラティクⅡ(1)のうちか
芸工・農
ら4単位を履修すること。
B.第2外国語として履修する場合:(
)は単位数
学 部
必要単位数
第 2 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
文・教・
フランス語I(2)を履修し,加えてフランス語Ⅱ(各1),フランス語Ⅲ(各
法・経・
5
1),フランス語プラティクⅠ(1),フランス語プラティクⅡ(1)のうちから
21世紀
3単位を履修すること。
プログラム
理・医・歯・
薬・工・
芸工・農
フランス語I(2)を履修し,加えてフランス語Ⅱ(各1),フランス語Ⅲ(各
1),フランス語プラティクⅠ(1),フランス語プラティクⅡ(1)のうちから
2単位を履修すること。
4
C.総合選択履修方式として履修する場合
必要単位数を越えて言語文化基礎科目を履修し,単位を修得した場合,総合選択履修方式による修得単位とす
ることができる。
(2)フランス語履修上の諸注意
a.フランス語Ⅰ(2)とフランス語Ⅱの文法クラス(1)は必ず履修しなければならない。
b.フランス語Ⅰは,週2回の授業が行われる。この授業は指定されたクラスで受講しなければならない(指定ク
ラス割については公用掲示板を参照のこと)。
c.フランス語Ⅱは,フランス語Ⅰに引き続いて文法を学習するクラスと,応用力の基礎を学ぶクラスに分かれ
る。文法クラスは指定されたクラスで受講しなければならないが,応用クラスは,受講生が極端に多くない限り,
原則として自由にクラスを選択できる。応用クラスの授業内容については,各教員のシラバスを参照のこと。
d.フランス語Ⅲ,フランス語プラティクは,受講生が極端に多くない限り,原則として自由にクラスを選択でき
る。授業内容については,各教員のシラバスを参照のこと。
e.最大単位数は,フランス語Ⅰは2単位,フランス語プラティクⅠ・Ⅱは,それぞれ1単位である。それ以外は,
最大単位数の制限は特にないので,どのような選択をしようと自由である。
(3)再履修の仕方
科
目
名
フ ラ ン ス 語 Ⅰ
※
※
※※
単位
1
取得制限単位
2
再
履
修
の
仕
方
1.フランス語Iを再履修することが原則。
2.フランス語Ⅱ・Ⅲ,フランス語プラティクⅠ・Ⅱを履修してもよい。
フ ラ ン ス 語 Ⅱ
1
1.フランス語Ⅱを再履修することが原則。
2.フランス語Ⅲ,フランス語プラティクⅠ・Ⅱを履修してもよい。
フ ラ ン ス 語 Ⅲ
1
1.フランス語Ⅲを再履修することが原則。
2.フランス語プラティクⅡを履修してもよい。
フランス語プラティクⅠ
1
1
人数制限を行うこともある。
フランス語プラティクⅡ
1
1
人数制限を行うこともある。
放送大学授業科目による再履修の仕方は59ページを参照してください。
再履修に関する注意
① 再履修する場合は,希望するクラスの担当教員に願い出て,その指示に従うこと。
② 言語文化基礎科目の未修得単位を言語文化自由選択科目で補うことはできない。
フランス語の授業に関する質問,要望等は,言語文化研究院の阿尾・佐藤典子教員 まで。
― 37 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(フランス語)
(4)外国語検定試験による単位の認定
外国語検定試験の結果に基づいて,言語文化研究院の教員による審査を実施して単位を認定します。詳細は,
57ページを参照してください。
(5)授業概要
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
フ ラ ン ス 語 Ⅲ(第3学期開講,週1回,各1単位,伊都地区)
実用的会話能力,比較的高度な作文能力,幅広い読解能力を総合的に修得する。
フランス語プラティクⅡ(第3学期開講,週1回,1単位,伊都地区)
実践的会話能力,自然な速度でのリスニングなどの練習を通じて高度なコミュニケーション能力を修得する。
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
フランス語Ⅰ,フランス語Ⅱ,フランス語プラティクⅠ
【
担当教員(平成26年度) 】
阿 尾 安 泰
* ボシール,J. C.
* 毛
利
潔
* 山
下
広
一
* リシュー,C.
*印は非常勤講師
― 38 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(中国語)
【 中 国 語 】
(1)中国語の履修の仕方
中国語を選択する場合は,以下の場合に従い必要単位数を満たさなければならない。
A.第1外国語として履修する場合:(
)は単位数
学 部
必要単位数
第 1 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
文・教・
法・経・
中国語I(2),中国語Ⅱ(2)を履修し,加えて中国語Ⅲ(各1),中国語会
7
21世紀
話(1),中国語LL(1)のうちから3単位を履修すること。
プログラム
理・工・
中国語I(2),中国語Ⅱ(2)を履修し,加えて中国語Ⅲ(各1),中国語会
6
芸工・農
話(1),中国語LL(1)のうちから2単位を履修すること。
B.第2外国語として履修する場合:(
)は単位数
学 部
必要単位数
第 2 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
文・教・
法・経・
中国語I(2),中国語Ⅱ(2)を履修し,加えて中国語Ⅲ(各1),中国語会
5
21世紀
話(1),中国語LL(1)のうちから1単位を履修すること。
プログラム
理・医・歯・
薬・工・
4
中国語I(2),中国語Ⅱ(2)を履修すること。
芸工・農
C.総合選択履修方式として履修する場合
必要単位数を越えて言語文化基礎科目を履修し,単位を修得した場合,総合選択履修方式による修得単位とす
ることができる。
(2)中国語履修上の諸注意
a.中国語Ⅰ,Ⅱは週2回の授業が行われる。この授業は原則として指定されたクラスで受講しなければならない。
b.中国語Ⅲは原則として指定されたクラスで受講しなければならない。なお,重複履修する場合は異なるテキス
トのクラスを選択すること。
c.授業時間割等の関係でやむを得ず指定クラス以外のクラスで受講しなければならない場合は速やかに担当教員
に申し出て,その了解を得ること。他クラス受講は,担当教員の了承を得た時のみ許可される。
(3)再履修の仕方
科
※
※
目
名
単位
取得制限単位
再
履
修
の
仕
方
1.中国語Iを再履修することが原則。
中 国 語 I
1
2
2.中国語Ⅲ,中国語会話,中国語LLを履修してもよい。
1.中国語Ⅱを再履修することが原則。
中 国 語 Ⅱ
1
2.中国語Ⅲ,中国語会話,中国語LLを履修してもよい。
中 国 語 Ⅲ
1
中国語Ⅲを再履修することが原則。
中 国 語 L L
1
1
人数制限のため,再履修できない。
中 国 語 会 話
1
1
人数制限のため,再履修できない。
放送大学授業科目による再履修の仕方は59ページを参照してください。
再履修に関する注意
① 再履修する場合は,授業担当教員に願い出ること。
② 言語文化基礎科目の未修得単位を言語文化自由選択科目で補うことはできない。
(4)外国語検定試験による単位の認定
外国語検定試験の結果に基づいて,言語文化研究院の教員による審査を実施して単位を認定します。詳細は,
57ページを参照してください。
― 39 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(中国語)
(5)授業概要
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
中 国 語 Ⅲ(第3学期開講,週1回,各1単位,伊都地区)
この科目は,中国語Ⅰ,Ⅱで学んだ事項をもとにしつつ,さらに進んで中国語の応用力を養成することを目的
にします。以下のような点が,具体的な目標となります。
① やや程度の高い書面語中心の文章を教材にして,文法力と語彙力の強化をはかります。
② まとまった口語文の聞き取り練習を通じて,口語力の強化をはかります。
③ 正確な発音,聞き取り,作文などの徹底した訓練を行い,運用力の養成につとめます。
中 国 語 会 話(第3学期開講,週1回,1単位,伊都地区)
この科目では実践的な会話力の向上をはかります。毎時間「生の中国語」に接することにより中国語に慣れる
とともに,さらに進んでやや高度なコミュニケーションの手段としての中国語能力,ことに発信型の中国語能力
強化を目的とします。
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
中国語Ⅰ,中国語Ⅱ,中国語LL
【
担当教員(平成26年度) 】
* 秋 山 久 枝
* 奥 野 新太郎
李
麗 君
* 甲
斐
雄
一
中里見
敬
* 李
大
年
*印は非常勤講師
― 40 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(ロシア語)
【 ロシア語 】
(1)ロシア語の履修の仕方
ロシア語を選択する場合は,以下の場合に従い必要単位数を満たさなければならない。
A.第1外国語として履修する場合:(
)は単位数
学 部
必要単位数
第 1 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
文・教・
法・経・
ロシア語I(2),ロシア語Ⅱ(2)を履修し,加えてロシア語Ⅲ(各1),
7
21世紀
ロシア語フォーラム(1)のうちから3単位を履修すること。
プログラム
ロシア語I(2),ロシア語Ⅱ(2)を履修し,加えてロシア語Ⅲ(各1),
理・工・
6
ロシア語フォーラム(1)のうちから2単位を履修すること。
芸工・農
B.第2外国語として履修する場合:(
)は単位数
学 部
必要単位数
第 2 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
文・教・
法・経・
ロシア語I(2),ロシア語Ⅱ(2)を履修し,加えてロシア語Ⅲ(各1),
5
21世紀
ロシア語フォーラム(1)のうちから1単位を履修すること。
プログラム
理・医・歯・
薬・工・
4
ロシア語I(2),ロシア語Ⅱ(2)を履修すること。
芸工・農
C.総合選択履修方式として履修する場合
必要単位数を越えて言語文化基礎科目を履修し,単位を修得した場合,総合選択履修方式による修得単位とす
ることができる。
(2)ロシア語履修上の注意
a.第1学期目に開講されるロシア語Ⅰ及び第2学期目に開講されるロシア語Ⅱは週2回の授業が行われる。
ロシア語Ⅰ,ロシア語Ⅱは,「月・5-水・5」,「水・5-金・5」の2クラスのうち,どちらかを受講す
ること。(水・5は両クラスの合同授業となる。)
b.ロシア語の授業で使用するテキスト,辞書,参考書及び成績評価の方法などについては開講時に説明する。
c.授業時間割等の関係で他クラス受講を希望する場合は,担当教員に申し出ること。
(3)再履修の仕方
科
単位
取得制限単位
ロ シ ア 語 I
2
2
ロ シ ア 語 Ⅱ
2
2
ロ シ ア 語 Ⅲ
1
ロシア語フォーラム
1
※
①
②
目
名
再
履
修
の
仕
方
1.ロシア語Iを再履修することが原則。
2.ロシア語Ⅱ・Ⅲ・ロシア語フォーラムを履修してもよい。
1.ロシア語Ⅱを再履修することが原則。
2.ロシア語Ⅲ・ロシア語フォーラムを履修してもよい。
1.ロシア語Ⅲを再履修することが原則。
2.ロシア語フォーラムを履修してもよい。
ロシア語フォーラムを再履修することができる。
再履修に関する注意
再履修する場合は,授業担当教員に願い出ること。
言語文化基礎科目の未修得単位を言語文化自由選択科目で補うことはできない。
(4)外国語検定試験による単位の認定
外国語検定試験の結果に基づいて,言語文化研究院の教員による審査を実施して単位を認定します。詳細は,
57ページを参照してください。
― 41 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(ロシア語)
(5)授業概要
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
ロ シ ア 語 Ⅲ(第3学期開講,週1回,各1単位,伊都地区)
初級文法の学習を終えた学生を対象とした授業です。本格的なテクストの読解,音声教材の聴きとり,会話表現
の口頭練習,ロシア語作文などに取り組むことで,ロシア語の総合的な運用能力(「読む」,「聞く」,「話す」,「書
く」)を高め,同時により高度な文法事項を修得します。
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
ロシア語Ⅰ,ロシア語Ⅱ,ロシア語フォーラム
【
担当教員(平成26年度)
佐 藤 正 則
】
― 42 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(韓国語)
【 韓 国 語 】
(1)韓国語の履修の仕方
韓国語を選択する場合は,以下の場合に従い必要単位数を満たさなければならない。
A.第1外国語として履修する場合:(
)は単位数
学 部
必要単位数
第 1 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
文・教・
法・経・
韓国語I(2),韓国語Ⅱ(2)を履修し,加えて韓国語Ⅲ(各1),韓国語フォ
7
21世紀
ーラム(1)のうちから3科目(3単位)を履修すること。
プログラム
理・工・
韓国語I(2),韓国語Ⅱ(2)を履修し,加えて韓国語Ⅲ(各1),韓国語フォ
6
芸工・農
ーラム(1)のうちから2科目(2単位)を履修すること。
B.第2外国語として履修する場合:(
)は単位数
学 部
必要単位数
第 2 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
文・教・
法・経・
韓国語I(2),韓国語Ⅱ(2)を履修し,加えて韓国語Ⅲ(各1),韓国語フォ
5
21世紀
ーラム(1)のうちから1科目(1単位)を履修すること。
プログラム
理・医・歯・
薬・工・
4
韓国語I(2),韓国語Ⅱ(2)を履修すること。
芸工・農
C.総合選択履修方式として履修する場合
必要単位数を越えて言語文化基礎科目を履修し,単位を修得した場合,総合選択履修方式による修得単位とす
ることができる。
(2)韓国語履修上の諸注意
a.韓国語Ⅰ・Ⅱともに原則的に指定されたクラスで受講しなければならない。なお,授業時間割等の関係でや
むを得ず指定クラス以外のクラスで受講を希望する場合には,速やかに担当教員に申し出て,その了解を得る
こと。
b.各韓国語科目の授業で使用するテキスト,辞書,参考書,及び成績評価の仕方等は開講時に説明する。
(3)再履修の仕方
科
※
※
目
名
単位
取得制限単位
再
履
修
の
仕
方
1.韓国語Iを再履修することが原則。
韓
国
語
I
2
1
2.韓国語Ⅱ・Ⅲ・韓国語フォーラムを履修してもよい。
1.韓国語Ⅱを再履修することが原則。
1
韓
国
語
Ⅱ
2.韓国語Ⅲ・韓国語フォーラムを履修してもよい。
1.韓国語Ⅲを再履修することが原則。
1
韓
国
語
Ⅲ
2.韓国語フォーラムを履修してもよい。
韓国語フォーラム
1
韓国語フォーラムを再履修することが原則。
放送大学授業科目による再履修の仕方は59ページを参照してください。
再履修に関する注意
① 再履修する場合は,授業担当教員に願い出ること。
② 言語文化基礎科目の未修得単位を言語文化自由選択科目で補うことはできない。
(4)外国語検定試験による単位の認定
外国語検定試験の結果に基づいて,言語文化研究院の教員による審査を実施して単位を認定します。詳細は,
57ページを参照してください。
― 43 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(韓国語)
(5)授業概要
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
韓 国 語 Ⅲ(第3学期開講,週1回,各1単位,伊都地区)
この科目では,多くの「文法的な型」を用いた文型練習をはじめとする会話・ヒアリング,さらには作文に主
眼をおき,「徹底的に」トレーニングを行い,発信型韓国語運用能力の向上をめざします。
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
韓国語Ⅰ,韓国語Ⅱ,韓国語フォーラム
【
担当教員(平成26年度) 】
李
相 穆
辻 野 裕
紀
* 朴
順
伊
*印は非常勤講師
― 44 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(スペイン語)
【 スペイン語 】
(1)スペイン語の履修の仕方
スペイン語を選択する場合は,以下の場合に従い必要単位数を満たさなければならない。
A.第1外国語として履修する場合:( )は単位数
学 部
必要単位数
第 1 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
文・教・
法・経・
スペイン語I(2),スペイン語Ⅱ(2)を履修し,加えてスペイン語Ⅲ(各
7
21世紀
1),スペイン語フォーラム(1)の中から3単位を履修すること。
プログラム
理・工・
ス ペ イ ン 語 I ( 2 ), ス ペ イ ン 語 Ⅱ ( 2 ) を 履 修 し , 加 え て ス ペ イ ン 語 Ⅲ
6
芸工・農
(1),スペイン語フォーラム(各1)から2単位を履修すること。
B.第2外国語として履修する場合:(
)は単位数
学 部
必要単位数
第 2 外 国 語 と し て の 単 位 の 取 り 方
文・教・
法・経・
ス ペ イ ン 語 I ( 2 ), ス ペ イ ン 語 Ⅱ ( 2 ) を 履 修 し , 加 え て ス ペ イ ン 語 Ⅲ
5
21世紀
(1),スペイン語フォーラム(1)の中から1単位を履修すること。
プログラム
理・医・歯・
薬・工・
4
スペイン語I(2),スペイン語Ⅱ(2)を履修すること。
芸工・農
C.総合選択履修方式として履修する場合
必要単位数を越えて言語文化基礎科目を履修し,単位を修得した場合,総合選択履修方式による修得単位とす
ることができる。
(2)スペイン語履修上の諸注意
a.スペイン語Ⅰは週2回の授業が行われる。この授業は原則として指定されたクラスで受講しなければならない。
b.第1外国語,第2外国語としてのスペイン語Ⅱは文法と会話の授業が週1回ずつ行われるが,両方とも指定さ
れたクラスで受講しなければならない。
c.各科目の内容,テキスト,辞書,参考書及び成績評価等については全学教育科目個別シラバスに記載されてい
る。また,開講時にもあらためて説明がある。
d.授業時間割等の関係でやむを得ず,指定クラス以外のクラスで受講しなければならない場合は速やかに担当教
員に申し出てその了解を得ること。他のクラスの受講は担当教員の了承を得たときのみ許可される。
(3)再履修の仕方
科
再
履
修
の
仕
方
1.スペイン語Iを再履修することが原則。
ス ペ イ ン 語 Ⅰ
2
2
2.スペイン語Ⅱ・スペイン語Ⅲのうちから2科目(2単位)
を履修してもよい。
1.スペイン語Ⅱを再履修することが原則。
ス ペ イ ン 語 Ⅱ
1
2
2.スペイン語Ⅲ・スペイン語フォーラムのうちから2科目
(2単位)を履修してもよい。
1.スペイン語Ⅲを再履修することが原則。
スペ イ ン語Ⅲ
1
2.スペイン語フォーラムを履修してもよい。
1.スペイン語フォーラムを再履修することが原則。
スペイン語フォーラム
1
2.スペイン語Ⅲを履修してもよい。
※ 放送大学授業科目による再履修の仕方は59ページを参照してください。
※
※※
目
名
単位
取得制限単位
再履修に関する注意
① 再履修する場合は,授業担当教員に願い出ること。
② 言語文化基礎科目の未修得単位を言語文化自由選択科目で補うことはできない。
スペイン語の授業に関する質問,要望等は,阿部([email protected]) まで。
(4)外国語検定試験による単位の認定
外国語検定試験の結果に基づいて,言語文化研究院の教員による審査を実施して単位を認定します。詳細は,
57ページを参照してください。
― 45 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(スペイン語)
(5)授業概要
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
スペイン語Ⅲ(第3学期開講,週1回,各1単位,伊都地区)
スペイン語Ⅰ・Ⅱで修得した基礎的文法知識をもとに,スペイン語の「作文力」「読解力」「会話力」の向上を
目指します。「作文力」養成のクラスは,スペイン語Ⅰ・Ⅱで修得した文法の知識を用いた短文作成の練習を重ね,
スペイン語による手紙や簡単な報告文が書けるようになることを目的としています。「読解力」養成のクラスは,
比較的容易なスペイン語で書かれた文学作品等を教材として用いながら,スペイン語を正確に読む能力を身につ
けることを目指します。「会話力」養成のクラスは,スペイン語を母語とする教員が担当し,スペイン語Ⅰ・Ⅱで
修得した知識をもとに,基礎的なスペイン語運用能力の開発を行います。
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
スペイン語Ⅰ,スペイン語Ⅱ,スペイン語フォーラム
【
担当教員(平成26年度) 】
阿 部 俊 大
* ミニーニョ,J.
山
村
ひろみ
*印は非常勤講師
― 46 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化基礎科目(日本語)
【 日 本 語 】
(1)日本語の履修の仕方
日本語を選択する場合は,以下の場合に従い必要単位数を満たさなければならない。
A.第1外国語として履修する場合
科 目 名
学
部
文・教・法・経
日
本
語
(外国人留学生対象)
理・工・
芸工・農
B.第2外国語として履修する場合
科 目 名
学
部
文・教・法・経
日
本
語
(外国人留学生対象)
理・医・歯・
薬・工・
芸工・農
第 1 外 国 語 と し て の 履 修 方 法
日本語Ⅰ~Ⅶの合計7単位を次のように履修
第1学期
第2学期
第3学期
2単位
2単位
3単位
日本語Ⅰ~Ⅶの合計6単位を次のように履修
第1学期
第2学期
第3学期
2単位
2単位
2単位
第 2 外 国 語 と し て の 履 修 方 法
日本語Ⅰ~Ⅶの合計5単位を次のように履修
第1学期
第2学期
第3学期
2単位
2単位
1単位
日本語Ⅰ~Ⅶの合計4単位を次のように履修
第1学期
第2学期
2単位
2単位
(2)日本語履修上の諸注意
日本語Ⅱ~Ⅳは,2単位を上限とし修得することができる。
履修上の諸注意は必要があれば,公用掲示板に掲示されるので注意すること。
(3)再履修の仕方
再履修の者は,なるべく早い時点で単位を修得すること。
(4)授業概要
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
日 本 語 Ⅴ(第3学期開講,週1回,1単位,伊都地区)留学生対象
分野別クラスで,社会文化を学ぶ。
日 本 語 Ⅵ(第3学期開講,週1回,1単位,伊都地区)留学生対象
分野別クラスで,社会科学を学ぶ。
日 本 語 Ⅶ(第3学期開講,週1回,1単位,伊都地区)留学生対象
分野別クラスで,自然科学を学ぶ。
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
日本語Ⅰ,日本語Ⅱ,日本語Ⅲ,日本語Ⅳ
【
鹿
担当教員(平成26年度)
島 英 一
* 吉 川
】
達
― 47 ―
言語文化自由選択科目
言語文化基礎科目を(原則として)履修し終わった人に対して,より高度な語学力を修得するための実践的,実用的
な少人数の授業です。多様な学習目的に対応した授業科目をアラカルト方式で開講しますので,希望に応じて自由に選
択することができます。また,初めて新しい外国語を履修する人に対する授業科目として「入門(又は速修)○○語」
も用意されています。なお,この言語文化自由選択科目は学部生向けの授業です。定員に余裕がある場合に限り,大学
院生,教職員にも開放されます。
授業は,言語文化研究院箱崎分室(箱崎地区旧工学部3号館)及び伊都地区で行われます。
「言語文化自由選択科目」の単位は,総合選択履修方式の単位として認定されますが,認められる単位数に関しては,
学部・学科により異なりますので,『全学教育科目履修要項』の「各学部・学科の履修細目」で確認してください。
なお,「言語文化基礎科目」(平成17年度以前入学者:「言語文化科目Ⅰ」)の単位としては認定されません。
(1)履修の仕方
次の①~③の手順で受講申込と履修登録をしてください。
① 言語文化自由選択科目開講案内を各学部等学生係,伊都地区基幹教育教務係,言語文化研究院箱崎分室で学期
開始前に配付しますので,受講にあたって参照してください。
言語文化研究院箱崎分室ホームページ(http://www.flc.kyushu-u.ac.jp/~flcbr/)にも掲載しています。
② 単位修得希望の有無にかかわらず,言語文化研究院箱崎分室で受講申込みをしてください。
ただし,伊都地区開講の英語科目の受講希望者で,箱崎分室で申込みをすることが困難な場合はEメールでも
申込み可能です。 Eメールアドレス:[email protected]
※ 英語科目を受講する場合は,クラス分けのためのプレイスメントテストを受けてください。ただし,過去3
年以内のTOEIC,TOEFLのスコアをプレイスメントテストの点数として使用することもできます。詳細は開講案
内で確認してください。
③ 単位修得を希望する場合は,「学生用Webシステム」で履修登録を行ってください。
(2)授業概要
【 英
語 】
※ 英語の言語文化自由選択科目はすべて2年生以上を対象としています。
授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
英語会話Ⅰ(前・後期開講,週1回,2単位,箱崎分室・伊都地区)
語彙,文法力を向上させることにより,英語による意志疎通をスムーズに行う実践的英語コミュニケーション能
力の養成をはかります。
英語会話Ⅱ(前・後期開講,週1回,2単位,箱崎分室・伊都地区)
政治・社会・経済・科学等の諸分野における専門的な内容について自由に会話ができるように英語コミュニケー
ション能力の養成をはかります。
英語プレゼンテーションⅠ(前・後期開講,週1回,2単位,箱崎分室・伊都地区)
英語による効果的なプレゼンテーションのあり方を理解し,パブリック・スピーキングの基礎を学びます。一般
的な内容についてのスピーチ,ディスカッション,ディベートなどさまざまな場面のスピーキング能力の養成をは
かります。
英語プレゼンテーションⅡ(後期開講,週1回,2単位,箱崎分室・伊都地区)
英語プレゼンテーションⅠの内容に関してさらに高度な訓練を行います。専門的な内容についてのスピーチ,デ
ィスカッション,ディベートなどさまざまな場面のスピーキング能力の養成をはかります。
― 48 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化自由選択科目(英語・ドイツ語)
英語リスニングⅠ(前・後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
英語によるニュースを中心とした教材を用いて,自然な速さの英語が理解できるような,聴解力の養成をめざし
ます。
英語リスニングⅡ(前・後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
政治・社会・経済・科学等の諸分野における専門的な内容についての講義や講演,及びテレビドラマやドキュ
メンタリーや映画等を教材として用いて,高度な聴解力の養成をめざします。
英語ライティングⅠ(前期開講,週1回,2単位,箱崎分室・伊都地区)
英文パラグラフの書き方を踏まえた上で,一般的な内容についての英文エッセイの構成と執筆法を学びます。
英語ライティングⅡ(前・後期開講,週1回,2単位,箱崎分室・伊都地区)
論文の構成と執筆法の基礎を学びます。研究論文を執筆するのに必要な論理的思考能力や論理的文章構成能
力の養成をめざします。
英語リーディングⅠ(前・後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
英字新聞や英文雑誌などの記事を読みこなす能力の養成をめざします。時事英語を中心に読みますが,人文科学・
社会科学・自然科学の諸分野の記事を読むこともあります。
英語リーディングⅡ(前・後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
新聞や雑誌の記事だけでなく単行本も含んだ大量の英文を早く正確に読む能力の養成をめざします。
英語リーディングⅢ(前・後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
専門的な題材についての高度な内容の文献を中心に正確に読解する力の養成をめざします。
英語テスト・テイキング(前・後期開講,週1回,2単位,箱崎分室・伊都地区)
TOEFLやTOEICなどの国際的に通用する英語検定試験のスコアを上げるために必要な能力の養成をめざ
します。同じ学期に複数開講する場合は,一方をTOEFL受験のためのクラス,他方をTOEIC受験のための
クラスに分けることもあります。
【
担当教員(平成26年度) 】
稲 葉 美由紀
岡 本 太 助
ペインター,アンドリュー
レイカー,S.
グイン,M.
ローウェンスタイン,M.
鈴
木
隆
子
* ターナー,P.
*印は非常勤講師
【 ドイツ語 】
※ ドイツ語の言語文化自由選択科目は2年生以上を対象としています。
授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
ドイツ語中級Ⅰ(週1回,2単位,箱崎分室)〔平成26年度は開講しない。〕
言語文化基礎科目で学んだドイツ語を継承・発展させ,さらに高度なドイツ語の総合的運用能力の涵養をめざ
します。ドイツ語検定3級に合格する力をつけることを目標とします。
ドイツ語中級Ⅱ(後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
言語文化基礎科目及びドイツ語中級Ⅰで学んだドイツ語を継承・発展させ,さらに高度なドイツ語の総合的運
用能力の涵養をめざします。ドイツ語検定3級及び2級に合格する力をつけることを目標とします。ドイツ語中級
Ⅰを履修していない人も受講できます。
― 49 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化自由選択科目(ドイツ語)
ドイツ語オーラル演習Ⅰ(前期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
特にドイツ語の聞き取り能力と発話能力の養成をめざして,基礎的な学習を行います。文字情報をとおしての
ドイツ語よりも音声機能としてのドイツ語の処理に重点を置きます。
ドイツ語オーラル演習Ⅱ(週1回,2単位,箱崎分室)〔平成26年度は開講しない。〕
ドイツ語オーラル演習Ⅰの内容をさらに高め,特にドイツ語の聞き取り能力と発話能力のさらなる向上をめざ
します。様々なテーマや状況を設定し,文字情報を通してのドイツ語よりも音声機能としてのドイツ語の処理に
重点を置きます。
ドイツ語読解演習Ⅰ(前期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
ドイツ語の文章を正確に読解し,日本語に翻訳するための理論を学び,それを様々な教材を用いて実践します。
大学院を受験する際にドイツ語が必要な人に適した授業です。
ドイツ語読解演習Ⅱ(週1回,2単位,箱崎分室)〔平成26年度は開講しない。〕
ドイツ語読解演習Ⅰの内容をさらに高め,様々なジャンルの文章や高度な文献を読解する能力を養成します。
ドイツ語表現演習Ⅰ(週1回,2単位,箱崎分室)〔平成26年度は開講しない〕
ドイツ語のライティング能力の基礎的な力を養成します。ドイツ語で会話をするときも,実は私たちは即座に
独作文をしているのだと考えることもできます。様々な構文や言い回しを修得してドイツ語による表現力を伸ば
します。
ドイツ語表現演習Ⅱ(週1回,2単位,箱崎分室)〔平成26年度は開講しない。〕
ドイツ語表現演習Ⅰの内容をさらに高め,ドイツ語によるライティング能力を養成します。やや複雑な構文や
ドイツ語特有の言い回しを修得してドイツ語による表現力をさらに伸ばします。
ドイツ語発音演習(前期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
日本人には難しいドイツ語の個々の発音や文レベルでの強弱アクセント,高低アクセントなどを含むドイツ語
のリズムを学習し,正確に発音できるように実践的練習を行います。
ドイツ語リスニング演習Ⅰ(後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
ドイツ語の文章を聞き取る際に必要なポイントを学びながら,実践的な練習を行い,リスニング能力の向上を
めざします。
ドイツ語リスニング演習Ⅱ(週1回,2単位,箱崎分室)〔平成26年度は開講しない。〕
ドイツ語リスニング演習Ⅰの内容をさらに高め,文章のスピード,内容,話す人などを多様化し,さまざまな
シチュエーションのドイツ語に対応できるリスニング能力を養成します。
入門ドイツ語(後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
第3外国語等として,初めてドイツ語を学習する人を対象にした科目です。発音および基本的な文法,やさしい
文章を学ぶ初歩から始めますが,授業の密度・進度は,半年でドイツ語検定4級に合格するレベルに目標を置きま
す。ドイツ語を第1・第2外国語に選択していない学生を対象としています。
ドイツ語圏の言語と文化(後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
ドイツはもとよりスイスやオーストリアなどのドイツ語が話されている地域の文化・歴史・社会などを多方面か
ら学びます。様々なメディアから教材を選択します。
【
担当教員(平成26年度) 】
岡 野
進
カスヤン,A.S.
田
畑
義
― 50 ―
之
津
村
正
樹
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化自由選択科目(フランス語・中国語)
【 フランス語 】
※「入門フランス語」以外のフランス語の言語文化自由選択科目は2年生以上を対象としています。
授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
入門フランス語(前・後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
入門者を対象とし,短期間でフランス語文法の基礎を修得することをめざします。フランス語再入門(recyclage)
としても積極的に活用してください。フランス語を第1・第2外国語に選択していない学生を対象としています。
フランス語作文コース(後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
フランス語の基礎を修得した学生を対象に,フランス語らしいフランス語を綴るためのポイントを手ほどきしま
す。
フランス語読解コース(前期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
フランス語の基礎を修得した学生を対象に,フランス語をより正確に,より深く味読するためのコツを伝授しま
す。大学院受験に第2外国語が必要な学生に最適です。
フランス語実用会話(前・後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
フランス語をひととおり学んだ学生を対象に,実践的会話能力のさらなる向上をめざします。フランス人講師が
担当します。
【
担当教員(平成26年度) 】
阿 尾 安 泰
* 木 下
樹
親
佐
藤
典
子
* リシュー,C.
*印は非常勤講師
【 中 国 語 】
※中国語の言語文化自由選択科目は2年生以上を対象としています。
授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
入門中国語Ⅰ(前期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
中国語を学んだことがない人を対象とします。内容は中国語Ⅰに準じます。中国語を第1・第2外国語に選択し
ていない学生を対象としています。
入門中国語Ⅱ(後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
入門中国語Ⅰに続く科目です。内容は中国語Ⅱに準じます。中国語を第1・第2外国語に選択していない学生
を対象としています。
中国語口語Ⅰ(前期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
中国語のやや高度な会話能力の修得を目的とします。
中国語口語Ⅱ(週1回,2単位,箱崎分室)〔平成26年度は開講しない。〕
中国語口語Ⅰの基礎の上に,さらなる会話能力の向上をめざします。
中国語聞き取りⅠ(週1回,2単位,箱崎分室)〔平成26年度は開講しない。〕
中国語のやや高度な聞き取り能力の修得を目的とします。内容は原則として言語文化基礎科目の中国語LLの次
の段階にあたります。
中国語聞き取りⅡ(後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
中国語聞き取りⅠの基礎の上に,聞き取り能力を発展させることをめざします。
【
担当教員(平成26年度)
中里見
敬
李
】
麗
君
― 51 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化自由選択科目(ロシア語・韓国語)
【 ロシア語 】
※「入門ロシア語Ⅰ,Ⅱ」はロシア語を第1・第2外国語に選択していない学生を対象としています。
集中講義の実施日程等は決定次第,掲示でお知らせします。
入門ロシア語Ⅰ(前期開講,集中講義,2単位,箱崎分室)
ロシア語をはじめて学ぶ学生を対象としたロシア語入門の授業です。
ロシア語の文字の読み方・書き方からはじめて,文法の基礎を学びます。また,簡単な会話の表現を勉強し,音声
教材を用いた聞き取り,発音練習をおこないます。
入門ロシア語Ⅱ(前期開講,集中講義,2単位,箱崎分室)
入門ロシア語Ⅰに引き続いて基本的な文法と会話表現を学びます。
【
担当教員(平成26年度)
佐 藤 正 則
】
【 韓 国 語 】
※韓国語の言語文化自由選択科目は2年生以上を対象としています。
授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
入門韓国語(前期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
入門者を対象にして,短期間で韓国語の基礎をマスターすることをめざして開講された科目です。正確な発音と
基本的な文法を学びながら,発信型外国語能力の獲得ができるように工夫します。韓国語を第1・第2外国語に選
択していない学生を対象としています。
韓国の言語と文化(後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
福岡とは一衣帯水の地にある朝鮮半島に関して,言語の基本から歴史・文化・生活習慣に至るまで平易に解説し
ます。この科目では,韓国語の総合的運用能力の向上をめざす学生諸君の積極的な参加を希望します。2年生以上
を対象としています。
【
担当教員(平成26年度) 】
李
相 穆
松 原 孝
俊
― 52 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化自由選択科目(スペイン語・その他)
【スペイン語】
※スペイン語の言語文化自由選択科目は2年生以上を対象としています。
授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
入門スペイン語(前期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
スペイン語の初心者を対象にした科目です。スペイン語の文字,発音から始めて文法の基礎をひととおり学習し
ます。スペイン語を第1・第2外国語に選択していない学生を対象としています。
総合スペイン語演習(週1回,2単位,箱崎分室)(平成26年度は開講しない。)
スペイン語の総合能力(聞く・話す・読む・書く能力)をスペイン語圏で製作された最新の教材(DVD等)を用
いて養成していきます。
表現スペイン語(後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
スペイン語の文法知識をひととおり身につけた人を対象にした作文クラスです。特に,日本人がスペイン語を使
用する際に間違えやすい項目に焦点をあて,それらを正しく使いこなせるよう和文西訳/西文和訳の練習を行って
いきます。
時事スペイン語(後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
スペイン語圏で発行された新聞・雑誌の精読を通して,スペイン語圏の現状及び日本とスペイン語圏の関係,さ
らには国際社会の動向がスペイン語圏においてどのように捉えられているかを考察していきます。
スペイン語圏の言語と文化(前期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
スペイン語の総合能力(聞く・話す・読む・書く能力)のうち,特に「聞く」「読む」力の向上とスペイン語圏
の社会・文化的多様性を理解することを目的とします。
【
担当教員(平成26年度)
* 土
屋
亮
】
* フジヨシ ミヨコ
山
村
ひろみ
*印は非常勤講師
【インドネシア語】
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
入門インドネシア語Ⅰ(前期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
インドネシア語を初めて学習する人を対象にした科目です。インドネシア語はインドネシア共和国の共通語とし
て多くの人々に話されており,マレーシアで話されているマレーシア語と,シンガポールとブルネイで話されてい
るマレー語とも非常によく似た言語ですので,それらの隣国でも通じます。表記は,アルファベットで,しかもロ
ーマ字読みすればだいたい通じるので発音も構造も比較的簡単です。
文字の発音から始め,初歩的な文法や文章を使ってインドネシア語の日常会話や旅行の時役に立つ会話の修得を目
標とします。授業は,口頭の練習問題を中心に進めます。
入門インドネシア語Ⅱ(後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
入門インドネシア語Ⅰに引き続き,さらに一歩進んだインドネシア語の基本的な文法や構文とインドネシア人に
出会ったらすぐに使える生きたインドネシア語の修得を目標とします。基本的な構文を覚えて,学んだ語彙を使っ
て,様々な場面の会話を作って練習し,よりスムーズにインドネシア語でのコミュニケーションをはかるようにめ
ざします。また,会話の背景にあるインドネシアの文化や生活習慣にも随時触れていきたいと思います。
【
担当教員(平成26年度)
* 遠藤 ファビオラ
】
*印は非常勤講師
― 53 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
言語文化自由選択科目(その他)
【イタリア語】
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
入門イタリア語Ⅰ(前期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
イタリア語を初めて学習する人を対象とします。文字,発音,文法の基礎を学習しながら,実用的なイタリア語
の修得を目的とします。
発音と表記,定冠詞と不定冠詞,名詞と形容詞の変化,“essere”と“avere”動詞を使った色々な表現,動詞
(不規則動詞も含めて)の現在形,関係代名詞,副詞など。
入門イタリア語Ⅱ(後期開講,週1回,2単位,箱崎分室)
前期における学習内容の理解を深めながら,中級レベルまでのイタリア語文法(過去形や進行形など)を学習し
ます。単なる文章の暗記ではなく,文法の基礎知識を応用し,作文や会話を可能にすることが目的です。
【
担当教員(平成26年度)
* マローネ,L.
】
*印は非常勤講師
【オランダ語】
※全学年を対象としています。集中講義の実施日程等は決定次第,掲示でお知らせします。
速修オランダ語Ⅰ(集中講義,2単位,箱崎分室)〔平成26年度は開講しない。〕
オランダ語を初めて学習する人を対象にした科目です。オランダ語はオランダやベルギーなどで話されており,
英語やドイツ語によく似た言語です。初歩的な文法や簡単な文章の習得を目標とし,対話形式の練習を中心に授業
を進めます。日本ではあれだけ多くの人が英語やドイツ語を学習しているのに,オランダ語のできる人はごくわず
かしかいません。皆さんもオランダ語を学んでみませんか?
速修オランダ語Ⅱ(前期開講,集中講義,2単位,箱崎分室)
「速修オランダ語Ⅰ」に引き続き,基礎的な文法や平易な文章の習得を目標とし,対話練習を通して,日常的な
コミュニケーション能力の向上をめざします。「速修オランダ語Ⅰ」を履修した人か同程度の学力のある人を対象
にします。
【
担当教員(平成26年度)
田 畑 義 之
】
【エスペラント】
※全学年を対象としています。集中講義の実施日程等は決定次第,掲示でお知らせします。
速修エスペラントⅠ(集中講義,2単位,箱崎分室)〔平成26年度は開講しない。〕
エスペラントを初めて学習する人を対象にした科目です。エスペラントは1887年にポーランドの眼科医ザメンホ
フ博士によって作られた人工国際語です。人工語なので不規則変化や例外がなく,非常に習得しやすい言語です。
ヨーロッパ言語の構造に興味がある人,今まで学習した外国語がものにならなかったが,何か日本語以外の言語が
話せるようになりたい人,英語とアメリカへの一極集中に不満な人にお勧めです。
速修エスペラントⅡ(前期開講,集中講義,2単位,箱崎分室)
「速修エスペラントⅠ」を履修した人か同程度の学力のある人を対象にします。「速修エスペラントⅠ」に引き
続き,さらに進んだ文法学習,会話練習の他にリスニングの訓練や,読解演習を予定しています。ザメンホフの生
涯,エスペラント原作文学,言語帝国主義等についても随時触れていきます。
【
担当教員(平成26年度)
田 畑 義 之
】
― 54 ―
言語文化古典語科目
総合選択履修方式の対象科目として言語文化古典語科目を選択履修することができます。
授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
【ギリシア語】
古典ギリシア語Ⅰ(前期開講,週1回,1単位,伊都地区)
ヨーロッパ思想・文化の源流を語った言葉に挑戦してみませんか。古典ギリシア語を学び知ることは,ヨーロッ
パ思想・文化の源流(古代ギリシアの哲学や文学や歴史書,そして,新約聖書など)という豊かな世界の扉を開き
その世界に直接触れるための鍵を手に入れることと言えるでしょう。また,古典ギリシア語は言語的に西洋の言葉
に大きな影響を及ぼしており,そのことを通して,私たちに馴染みのある言葉の中にも古典ギリシア語に由来する
言葉があります。例えば,ドラマ,リズム,ハーモニー,オーケストラ,エンジェル,フィロソフィー,エコノミ
ーなど多数あります。古典ギリシア語を知っていることは,それらの言葉や言葉一般のより深い理解につながるこ
とでしょう。
古典ギリシア語Ⅰでは,古典ギリシア文字に慣れ,基本的な古典ギリシア文を読むことができるようになること
を目標とします。
古典ギリシア語Ⅱ(後期開講,週1回,1単位,伊都地区)
古典ギリシア語Ⅱでは,古典ギリシア文字に慣れること,古典ギリシア文を読むことができるようになることに
加え,更に,古典ギリシア語文法の全体を掴むことを目標とします。
【
担当教員(平成26年度)
* 村 田 剛 一
】
*印は非常勤講師
【ラテン語】
ラテン語Ⅰ(前期開講,週1回,1単位,伊都地区)
西洋で「古典」というとき,古代ギリシア・ローマの古典を指します。西洋では古典の学習がかつて教育の中心
をしめ,現代に至るまで西洋文化の一つの重要な伝統となっています。また,ラテン語はフランス語,スペイン語,
イタリア語などいわゆるロマンス語の元になった言語でもあります。
授業では,教科書の練習問題や教材用ラテン語を通じて,古典作品にも触れつつ,ラテン語の基礎を勉強します。
単語の様々な変化活用が学習の中心になりますので,最初はとまどうかもしれませんが,ラテン語はかなり規則的
です。ラテン語Ⅰの学習範囲は,名詞・形容詞の主要変化と動詞の直接法(各時制能動受動)の活用です。
ラテン語Ⅱ(後期開講,週1回,1単位,伊都地区)
ラテン語Ⅰの学習範囲既習者が,ラテン語原典を読むために更に必要となる事項を学習します。学部進学後,原
典を読む演習に参加したり,研究上ラテン語文献を解読できるようになることが目標です。
ラテン語は18世紀くらいまで学術上の国際語でしたし,西洋ではそれほど遠くない時期まで博士論文をラテン
語で書くことになっていました。そのため,さまざまな分野でラテン語による重要な文献があります。
文法事項のほかにも,長文に慣れておくことが必要ですので,古典(ウェルギリウス『アエネーイス』など)を
平易に書き改めた教材用ラテン語を用いてできる限りたくさん読む練習をします。
【
担当教員(平成26年度)
* 國 越 道 貴
】
*印は非常勤講師
― 55 ―
外国語検定試験による単位認定について
【英
語】
英語の検定試験の成績を言語文化基礎科目の単位として認定します。
(1)認定対象の検定試験
TOEFL(Test of English as a Foreign Language)
TOEIC(Test of English for International Communication)
※ TOEFL-ITP テスト(Institutional Testing Program)及び TOEIC-IP テスト(Institutional Program)は,九州大学
を通して受験したものを対象とします。
(2)検定試験成績の有効期限
検定試験成績の取得時期が,申請締切日より遡って2年以内のものに限ります。
(3)申請手続きと認定方法
申請の詳細については,別途掲示でお知らせします。
認定方法については,提出された「単位認定申請書」(基幹教育課基幹教育教務係で配付)と「認定試験の認
定証(成績証明書)」により書類審査が実施されます。
(4)申請時期および認定学期
年に2回(春期と秋期)申請を受け付けし,それぞれ前期と後期の単位として認定します。
〔春期〕 申 請 時 期: 在学生(2年生以上)・・・1月末~3月初旬
単位認定学期: 前期
〔秋期〕 申 請 時 期: 8月~9月上旬
※申請期間は掲示でお知らせします。
単位認定学期: 後期
(5)認定科目・単位数等
① 既修得単位の認定,海外研修による単位の認定及び以前に英語の検定試験による単位の認定等がなされた
場合,その認定単位の合計が4単位に達した者については,検定試験による単位の認定は行いません。
② 単位の認定を希望する科目を既に修得している場合,その科目の認定は行いません。
③ 申請は在学期間中2回まで可能ですが,一度認定された単位の変更・取消はできません。
【認定科目・単位数一覧表】
(※平成17年度以前入学者の取扱はこの一覧と異なりますので,基幹教育教務係に問い合わせください。)
認
定
対
象
検
定
TOEFL(ITPを含む)
Paper(PBT) Internet (iBT)
試
験
TOEIC
(IPを含む)
認 定 科 目
平成19年度以降
平成18年度
(単位数)
入学者の評価
入学者の評価
520 ~ 549 点
68 ~ 78 点
645 ~ 729 点
英語ⅡB(1)
R(80点)
優(80点)
550 ~ 569 点
79 ~ 87 点
730 ~ 789 点
英語ⅡB(1)
R(90点)
優(90点)
英語ⅡB(1)
R(90点)
優(90点)
英語ⅢB(1)
R(80点)
優(80点)
570 ~ 599 点
88 ~ 99 点
790 ~ 874 点
※ いずれか1科目(1単位)のみの申請も可
600 点以上
100 点以上
875 点以上
英語ⅡB(1)
R(90点)
優(90点)
英語ⅢB(1)
R(90点)
優(90点)
※ いずれか1科目(1単位)のみの申請も可
・ 平成19年度以降入学者(GPA制度適用学生)については,評語は「R」(GPA算出対象外)としてのみ認定
されます。
(平成26年4月現在)
― 56 ―
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
外国語検定試験による単位認定について
【初修外国語】(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語・ロシア語・スペイン語)
更なる学修意欲の向上を図るため,初修外国語における外国語検定試験の一定以上の成績を評価し,言語文化基礎
科目の単位として認定します。
(1)認定対象の検定試験
その内容が十分な実績と社会的評価を持つものとして,言語文化研究院の教員が外国語ごとに選定し,予め対
象として定めた外国語検定試験について認定します。
試験の詳細は,「(5)認定科目・単位数等」の一覧表を参照してください。
(2)検定試験成績の有効期限
検定試験成績の取得時期が,申請締切日より遡って2年以内のものに限ります。
(3)申請手続きと認定方法
申請の詳細については,別途掲示でお知らせします。
認定方法については,提出された「単位認定申請書」(基幹教育課基幹教育教務係で配付)と「認定試験の認
定証(成績証明書)」による書類審査及び面接審査を実施し認定します。
(4)申請時期および認定学期
年に2回申請を受け付けし,それぞれ前期と後期の単位として認定します。
〔第1期〕 申 請 時 期: 7月下旬~8月上旬
※申請期間は掲示でお知らせします。
単位認定学期: 前期
〔第2期〕 申 請 時 期: 卒業予定者 1月上旬 / 卒業予定者以外 1月下旬~2月上旬
単位認定学期: 後期
(5)認定科目・単位数等
① 各外国語で認定する単位数は,既修得単位の認定,海外研修による単位の認定及び放送大学授業科目(外国
語)による認定単位数を含めて,4単位を上限とします。
② 修得単位数が2単位までと定められている科目については,その制限を超えて単位認定は行わないものとし
ます。
【例】「ドイツ語Ⅰ」をすでに1単位修得済みでドイツ語検定試験4級の成績を取得した場合は,本学の「ド
イツ語Ⅰ」の修得制限単位は2単位までであるため,1単位しか単位認定されません。
③ 過去に単位認定された時に使用した成績を,再度,単位認定の申請に使用することはできません。
④ 受験した外国語検定試験の成績発表が単位認定申請期間終了後になる場合は,その次の申請期間に申請して
ください。その場合は,外国語検定試験を受験した学期の単位ではなく,申請があった学期の単位として認
定します。
⑤ 認定する科目の評価は,書類審査及び面接審査により決定されますが,平成19年度以降入学者(GPA制
度適用学生)については,評語は「R」(GPA算出対象外)として認定されます。また,平成18年度以前
入学者については,「優」,「良」,「可」のいずれかの評語で認定されます。
【対象となる外国語検定試験及び認定科目・単位数一覧(1/2)】
外国語名
外国語検定試験
検 定
レベル
ドイツ語技能検定試験(独検)
ドイツ語
フランス語
)内は1科目の単位数
4級
ドイツ語Ⅰ(1)
3級
ドイツ語Ⅱ(1)
オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験
A1
ドイツ語Ⅱ(1)
( Ö SD)
A2
ドイツ語Ⅲ(1)
フランス語教育振興協会検定試験(仏検)
4級
フランス語Ⅰ(1)
3級
フランス語Ⅱ(1)
準2級
フランス語Ⅲ(1)
フランス国民教育省フランス語資格試験
DELF A1
DELF A2
中国語
認 定 科 目
(
日本中国語検定協会中国語検定試験
― 57 ―
い ず れ フランス語Ⅱ(1)
か一つ フランス語Ⅲ(1)
フランス語Ⅲ(1)
準4級
中国語Ⅰ(1)
4級
中国語Ⅱ(1)
(平成26年4月現在)
認定上限
単位数
2
2
2
2
1~2
2
2
2
1
2
2
2
Ⅰ.授業概要等:言語文化科目
外国語検定試験による単位認定について
【対象となる外国語検定試験及び認定科目・単位数一覧(2/2)】
外国語名
外国語検定試験
検 定
レベル
ハングル能力検定協会ハングル能力検定試験
韓国語
大韓民国教育科学技術部認定韓国語能力試験
(TOPIK)
ロシア語
)内は1科目の単位数
5級
韓国語Ⅰ(1)
4級
韓国語Ⅱ(1)
3級
韓国語Ⅲ(1)
初級
韓国語Ⅱ(1)
中級
韓国語Ⅲ(1)
高級
韓国語Ⅲ(1)
ロシア語能力検定委員会ロシア語能力検定試験
4級
ロシア語Ⅱ(2)
3級
ロシア語Ⅲ(1)
ロシア連邦教育科学省認定ロシア語検定試験
入門
ロシア語Ⅱ(2)
基礎
ロシア語Ⅲ(1)
日本スペイン協会スペイン語技能検定
スペイン語
認 定 科 目
(
5級
スペイン語Ⅱ(1)
4級
スペイン語Ⅲ(1)
スペイン文部省外国語としてのスペイン語検定試験
A1
スペイン語Ⅱ(1)
(DELE)
A2
スペイン語Ⅲ(1)
認定上限
単位数
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
・ 「○○語Ⅱ」を認定できる検定レベルでは「○○語Ⅰ」を,「○○語Ⅲ」を認定できる検定レベルでは「○○語Ⅰ」,「○○
語Ⅱ」の単位認定の申請をすることもできます。ただし,一つの検定レベルで認定上限単位数より多く申請することはでき
ません。
〔例1〕ドイツ語技能検定試験3級を取得している場合,「ドイツ語Ⅰ」と「ドイツ語Ⅱ」から合計して2単位まで申請でき
ます。
〔例2〕オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験( Ö SD)のA2を取得している場合,「ドイツ語Ⅰ」,「ドイツ語Ⅱ」,
「ドイツ語Ⅲ」から合計して2単位まで申請ができます。
・
認定上限単位が「1~2」単位とある場合は,2単位の単位認定を申請しても面接審査の結果により1単位のみの認定に
なる場合があります。
※
外国語検定試験の申込方法,申込・試験・成績発表のそれぞれの時期は各自で確認してください。
― 58 ―
放送大学授業科目による初修外国語の再履修について
全学教育が主に伊都キャンパスで開講されているため,2年次以降の主として専攻教育を履修する学生については,
初修外国語(ドイツ語,フランス語,中国語,韓国語,ロシア語,スペイン語)の再履修が専攻教育科目の時間割の
都合上難しくなるケースがあります。このため伊都キャンパスでの初修外国語の再履修が難しい場合に限り,一部の
科目について放送大学で開講される授業科目を履修することにより再履修することができます。
この再履修制度を利用するためには,大学が指定する手続きを行う必要がありますので,注意してください。
ただし,放送大学からの成績報告の時期が卒業予定者の卒業判定時期に間に合わないため,卒業予定の最終学期に
ついては,この制度による再履修はできません。
(1)申込みについて
放送大学授業科目については,本学と放送大学との単位互換協定に基づき放送大学の特別聴講学生として履修し
ます。よって,別途お知らせする所定の手続きを経た場合にのみ履修が認められます。申込みの詳細は掲示でお知
らせしますので,見落としのないように注意してください。
申込み時期は,前期(放送大学の第1学期)は1月下旬,後期(放送大学の第2学期)は7月中旬です。
なお,授業料については,予算の枠内で九州大学が負担します。また,入学料は必要ありません。
(2)履修の仕方
履修は,1学期15回の放送授業および印刷教材によって行い,学期中1回の通信指導提出,学期末の単位認定
試験に合格することにより単位を修得します。
放送授業については,各キャンパス(伊都,箱崎,病院,大橋)の図書館に設置された放送教材(DVD・CD),
テレビ・ラジオ放送,放送大学ホームページからのインターネット配信などを利用して視聴できます。
単位認定試験については,各学期末に本学の定期試験や授業に差し支えない曜日時限に,伊都キャンパスで実施
されます。
(3)単位認定の方法
放送大学からの成績報告に基づき,本学の言語文化研究院の教員が書類審査等を実施し,予め定められた科目と
して単位を認定します。
平成19年度以降入学者(GPA制度適用学生)については,評語は「R」(GPA算出対象外)として認定され
ます。また,平成18年度以前入学者については,「優」,「良」,「可」のいずれかの評語で認定されます。
(4)放送大学での再履修対象科目
外国語名
ド イ ツ 語
フランス語
中
国
語
韓
国
語
ロシア語
放送大学授業科目名(単位数)
ドイツ語入門Ⅰ(2)
ドイツ語入門Ⅱ(2)
フランス語入門Ⅰ(2)
フランス語入門Ⅱ(2)
中国語入門Ⅰ(2)
中国語入門Ⅱ(2)
韓国語入門Ⅰ(2)
韓国語入門Ⅱ(2)
本学での認定科目名(単位数) 認定単位数
ドイツ語Ⅰ(1)
1~2
ドイツ語Ⅱ(1)
1~2
フランス語Ⅰ(1)
1~2
フランス語Ⅱ(1)
1~2
中国語Ⅰ(1)
1~2
中国語Ⅱ(1)
1~2
韓国語Ⅰ(1)
1~2
韓国語Ⅱ(1)
1~2
※平成21年度より放送大学のロシア語は開講されないため,再履修する場合には,
各学期開始前までに言語文化研究院のロシア語担当教員に相談してください。
スペイン語
初歩のスペイン語(2)
いずれ
か一つ
スペイン語Ⅰ(2)
スペイン語Ⅱ(1)
2
1~2
※ 修得単位数が2単位までと定められている科目については,その制限を超えて単位認定は行わないものとします。
【例】「ドイツ語Ⅰ」をすでに1単位修得済みで放送大学の「ドイツ語入門Ⅰ(2)」を修得した場合には,本学の
「ドイツ語Ⅰ」の修得制限単位は2単位までであるため,1単位しか単位認定されません。
― 59 ―
Ⅰ.授業概要等:健康・スポーツ科学科目
1-j.健康・スポーツ科学科目
健康・スポーツ科学科目は,身体運動やスポーツを媒介に,生活の基本である健康・体力に関する正しい知識と,健
康づくりの具体的方法に関する知識や実践能力を獲得し,生活習慣やストレス病,急増する心の問題に柔軟に対応して
社会生活をおくっていくための能力を身につける科目です。講義と実習の有機的な連携を図りながら,4(6)年一貫
教育の観点から開講されています。「健康・スポーツ科学演習」は全学部で必修科目です。この演習では健康・体力づ
くりの実践的な方法論を学習し,また健康の意味や意義,運動やスポーツが心理的・身体的健康に及ぼす効果などにつ
いて学びます。
1年次後期以降,身体運動科学実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ(Ⅲ・Ⅳは3年次以上対象),健康・スポーツ科学講義Ⅰ・Ⅱが
開講されます。すべてが選択科目です。講義では,スポーツや身体運動に関して,生理学,心理学,社会学的な観点か
ら多様なテーマが取り上げられます。身体運動やスポーツについての最新の情報を,より専門的に学ぶことができます。
実習では,運動の継続化・生活化のために様々な身体運動やスポーツが教材として取り上げられ,実践的な指導が行わ
れます。
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
身体運動科学実習Ⅱ 【1単位】(前期開講,伊都地区)
運動処方の実践,競技力向上,スポーツの文化的享受等を主旨とします。身体運動やスポーツが,心身の健康づくり
やその維持に有効であることは,広く認められています。しかしながら,それらを定期的に継続して実施していくこと
はなかなか困難なことでもあります。本実習では,身体運動・スポーツが人々の健康に対して有する意義について理解
し,「身体運動の生活化」を図ることを目的に,多様な形態の身体運動やスポーツを実施します。
身体運動科学実習Ⅲ 【1単位】(伊都地区)(箱崎地区)
生涯にわたってスポーツを実践していくための基礎的能力や態度を養成することが本実習の目的です。技能の高度化
をめざすことを通じて,健康づくりや生涯スポーツへの動機づけとその継続的実践を推進していくための方法を学習す
ることになります。3年生以上が対象です。
身体運動科学実習Ⅳ 【1単位】(伊都地区)(箱崎地区)
生涯にわたってスポーツを実践していくための基礎的能力や態度を養成するとともに,さらには生涯学習社会におい
てスポーツの学習が有する意味,意義などについて理解を深めます。また,人々の健康づくりや生涯スポーツへの動機
づけとその継続的実施を推進していくためのノウハウについても学びます。3年生以上が対象です。
健康・スポーツ科学講義Ⅱ 【2単位】(前期開講,伊都地区)
健康,身体運動,スポーツに関わる専門的内容についての講義です。本講義では,スポーツや身体運動に関して,生
理学,生化学,心理学,社会学的な観点から多様なテーマが取り上げられます。トレーニングの方法と効果,競技パフ
ォーマンスに及ぼす心理的要因,運動によるメンタルヘルスの向上,身体運動の社会・文化的意味などについて,それ
ぞれの専門分野から深く学ぶことができます。
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
健康・スポーツ科学演習,身体運動科学実習Ⅰ,健康・スポーツ科学講義Ⅰ
【
担当教員(平成26年度)
* 井
杉
* 山
上
山
崎
佳
将
透
生
幸
内
西
* 山
】
田
村
津
若
秀
満
希
樹
代
大
* 東
柿
哲
和
朗
樹
斉
* 藤
藤
木
篤
賢
司
二
* 佐
* 森
藤
部
広
昌
徳
広
*印は非常勤講師
― 60 ―
2.文系基礎科目
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
現代社会/現代史
【2単位】
(平成26年度前期のみ再履修クラスを開講する。それ以降は読替科目を履修すること。)
文系の学問の発展は一定の歴史的な背景のもとで進むことを踏まえ,専攻課程を学ぶための基礎となる近現代の歴史
と社会に関する基本的知識の修得を目的とする。また,現代社会を歴史的に理解することを通して,国際化時代に生き
る市民にふさわしい豊かな歴史的教養の涵養を目指す。
【
担当教員(平成26年度)
】
オーガスティン,M
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
人文学入門,教育学入門,政治の世界,法の世界,経済学入門
― 61 ―
3.理系基礎科目
(共通基礎科目)
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
【 数
数
理
学 】
統
計
学
【2単位】
この科目では,確率の基本的な諸概念から出発して,ランダムな現象を捉える確率分布モデルのいくつかを紹介しそ
の性質を学びます。その上で,データから母集団分布の特性について推論を行う統計的推測の基本的な考え方と,統計
的推定,検定について学びます。さらに,データの構造や特徴を把握し情報を有効に抽出し分析するための手法として,
分散分析及び回帰分析の基本を学びます。内容は下記項目から取捨選択します。
1.確率とその基本的な性質
2.離散型確率変数(二項分布,ポアソン分布)
3.連続型確率変数(一様分布,指数分布,正規分布の基本的な性質)
4.現象のモデル化(母集団分布,母平均,母分散,母標準偏差)
5.統計的推定(標本平均,標本分散,点推定,区間推定)
6.統計的仮説検定(平均の検定,分散の検定)
7.分散分析(一元配置を中心とした分散分析の基本)
8.回帰分析(相関係数,線形モデル,最小二乗法)
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
微分積分学・同演習A,微分積分学・同演習B,微分積分学
線形代数・同演習A,線形代数・同演習B,線形代数
【
担当教員(平成26年度) 】
坂 田 年 男
笹 渕 祥
一
西
井
龍
― 62 ―
映
前
園
宜
彦
松
井
秀
俊
Ⅰ.授業概要等:理系基礎科目(共通基礎科目)(物理学)
【 物 理 学 】
力学基礎・同演習B【1.5単位】
※
力学基礎・同演習A,B(各1.5単位)は,工学部
対象の科目です。
地球環境工学科,エネルギー科学科及び機械航空工学科
運動の記述,運動方程式を解くこと,エネルギー・運動量・角運動量の保存法則などの物理的概念を身に付け
させることを目標に,質点,質点系,及び剛体に関する力学の基本的事項を学ぶ。
1.ニュートンの運動方程式とその解法,いろいろな力が働く場合についての運動
2.保存力,保存力場,力学的エネルギー
3.運動量,運動量保存の法則等
4.運動の相対性,慣性系,非慣性系
5.万有引力
6.2質点,質点系,重心運動
7.角運動量,角運動量保存則
8.剛体のつりあい
電
磁
気
学
【2単位】
専攻教育の授業内容との連携及び個別入試の受験科目選択の状況等に配慮して,次の2つの種類のクラスを設けます。
(イ).個別入試で受験科目として物理を選択した者を対象とするクラス
(ロ).(イ)以外を対象とするクラス
(イ).個別入試で受験科目として物理を選択した者を対象とするクラス
場という考え方を中心に,電気,磁気現象および電気回路の基礎的事項を学ぶ。
1.静電界,クーロンの法則,ガウスの法則,静電場のエネルギー
2.誘電体,誘電分極
3.定常電流,オームの法則
4.磁石と磁性体,磁気分極,磁気モーメント
5.電流と磁場,ビオ・サバールの法則,アンペールの法則
6.電磁誘導とマクスウエル方程式
7.準定常電流と交流回路
8.電磁波
(ロ).(イ)以外を対象とするクラス
基本的に(イ)と同じ内容を,3,7,5,4,1,2,6の順で進める。進捗状況によって8)も含める。
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
力学基礎・同演習,力学基礎・同演習A
【
担当教員(平成26年度) 】
安 達 千波矢
池 田 晃
* 巨 海 玄 道
河 辺 哲
高 橋 昭 彦
野 呂 哲
裕
次
夫
池 田
雉 本
羽 田
伸
信
夫
哉
亨
井 上 卓 見
木 村 康 之
浜 本 貴 一
井
近
林
上
藤
昌 睦
孝 広
健 司
*印は非常勤講師
― 63 ―
Ⅰ.授業概要等:理系基礎科目(共通基礎科目)(化学)
【 化
学 】
無 機 物 質 化 学
【2単位】
科学および科学技術の急速な進歩に伴い,あらゆる分野での活動に物質に対する認識の重要性がますます高まってい
ます。日常生活においても,用いる物質の性質や環境問題など化学に関係する事象を理解する必要性が増加しています。
そのために,物質(化合物)の成り立ちや性質を理解する基本的原理や考え方を教授する“化学”を教養科目として学
びます。
無機物質化学では,まず元素の周期表に基づき原子の電子構造と周期律との関係を理解,次に原子同士を結びつける
化学結合についての基礎を学び,化学結合と相当する代表的な無機化合物の性質との関係を修得します。さらに,現代
社会を支える,あるいは21世紀に重要となると考えられる無機化合物を紹介し,構造や物性について概観します。こ
の科目を修得後,有機物質化学を履修できるように計画されています。
[到達目標:無機化合物の構造や性質を,定性的ではあるが電子状態を基礎に理解できるようになる]
1.原子および元素の存在度
2.原子の電子構造と周期律
3.イオン結合とイオン結晶
4.量子化学に基づく共有結合の理解
5.分子の電子構造と結合エネルギー
6.分子の電子構造と分子の形
7.水素結合,分子間力
8.金属結合と金属の特性
9.トピックス
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
有機物質化学
【
担当教員(平成26年度)
高 橋 和 宏
】
― 64 ―
Ⅰ.授業概要等:理系基礎科目(共通基礎科目)(生物学)
【 生 物 学 】
集 団 生 物 学
【2単位】
生物総体・集団としての特徴である多様性についての基本的な理解を与えるために,以下のような項目の解説を行う。
1.地球上の多様な生物の概観
2.種・遺伝子プール・遺伝的多様性
3.固体の行動と生物の適応
4.種間の相互作用・生物集団の動態・生態系
5.生物の進化
6.生物多様性とその保全
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
細胞生物学
【
担当教員(平成26年度) 】
荒 谷 邦 雄
岩 見 真
吾
粕
谷
英
― 65 ―
一
Ⅰ.授業概要等:理系基礎科目(共通基礎科目)(実験)
【 実
験 】
自 然 科 学 総 合 実 験 【2単位】
理系学生として共通基盤となる諸科学の基礎的知識を実験を通して体得させ,理系共通の必須の素養を涵養し,広い
視野を持った学生として育成する。
・地球・環境の観察と理解
・物質の理解
・生命の理解
物理分野
この物理系の実験科目では2人1組で実験を行います。3種目あり,それぞれ地球をとりまく自然界における物理
現象の測定を通じて物理法則を学ぶと共に,実験で用いる装置の基本的操作や実験の精度(最確値や誤差の計算及び
有効数字の決定法など)や実験報告書の作成法などについても学びます。この実験を通じて地球を取り巻く自然界で
生じている物理現象に関して考察します。
[到達目標:実験を通じて物理現象を理解すると共に自然科学総合実験の報告書の作成法を修得する。自然界における物
理現象の観察,考察する態度を身につける。]
1.ボルダの振子の周期の測定から地球の重力加速度を求める。
2.ヤング率の測定を通じて物質の固さを求める。
3.放射温度計を用いてタングステンフィラメントの温度測定と電気抵抗の温度変化を知る。
化学分野
この科目は個人実験です。独力で化学実験を実体験することを通じて,化学反応を理解するとともに実験で用いる器
具の基本的な使用法,化学実験の基本操作,報告書の作成法について学びます。また,自然科学総合実験を通じて,自
然界で起こっている化合物の溶解と沈殿に関して考察します。実験は,陽イオンの定性分離分析です。沈殿生成の条件
の違いに基づいて金属イオンを3つのグループに分け,それぞれのグループの中で沈殿反応や錯形成反応を利用して金
属イオンを確認します。また,アルカリ,アルカリ土類金属イオンについては,炎色反応を行うとともに原子スペクト
ルを測定することで,炎色反応(原子発光)の基礎原理を学びます。
[到達目標:実験を通じて,難溶性塩の沈殿・溶解反応の原理,元素の検出法を理解するとともに,自然科学実験の報告
書の作成法を修得する。自然界における化学現象を観察,考察する態度を身につける]
1.定性分析の概要の説明,炎色反応および原子スペクトル測定
2.塩酸からの難溶性塩化物および酸性溶液からの難溶性硫化物の分離と確認
3.アルカリ性溶液からの難溶性硫化物・水酸化物の分離と確認
4.未知試料溶液中の陽イオンの同定
地学分野
地球は,隕石を起源物質として形成され,現在はコア,マントル,地殻,海洋,大気,という成層構造を形成してい
ます。この様な成層構造が地球の進化過程で形成された基本的な原理を実験を通して理解します。地球の起源物質であ
る,隕石及び岩石(マントルと地殻を構成する岩石)をルーペを用いて観察し,太陽系星雲中で形成された隕石および,
地球の進化過程で形成された岩石の構成鉱物及び組織(構成鉱物の空間分布パターン)の違いを理解しそれを科学的に
記述する方法を学びます。また,浮力の原理を用いて不定形の岩石サンプルの密度の測定を行ない,地表付近での,大
陸と海洋の成り立ちについて考察します。これらの実験によって,地球惑星の形成と進化過程における,物質の密度の
重要性を認識します。
[到達目標:地球の起源物質と地球の構成している岩石について,形態,化学組成,密度といった側面から理解する。
地球の進化と構成における密度と浮力の重要性とアイソスタシーの原理を理解する。]
1.隕石,岩石試料,及びそれらを構成している鉱物の裸眼及びルーペによる観察と不定形岩石試料の密度決定
― 66 ―
Ⅰ.授業概要等:理系基礎科目(共通基礎科目)(実験)
生物分野
生物科学分野の実験では,生物を構成する基本単位である細胞の形態と機能・細胞が集まってできあがる多細胞生物
の組織の構成・細胞分裂の過程を,実際の生物試料を材料として顕微鏡を使った観察・計測によって理解することを目
的とします。また,遺伝子の実体であるDNAの2重らせん構造の解明と遺伝子発現・複製のメカニズム(セントラル
ドグマ)の解明,それらの知識を基礎とした遺伝子操作技術などの進展が,私たちの実生活や生命観・人間観に大きな
影響を与えています。さらに,近年の生物学は様々な生物のゲノム情報を元にして新たな発展を遂げつつあります。そ
こで,こうしたDNAを中心とした生命科学技術の一端を理解するために,生物材料からDNA分子を抽出し,特定の
遺伝子の一部をPCR(Polymerase Chain Reaction)法によって増幅させて検出する実験を体験してもらいます。
[到達目標:観察・実験によって,生物の基本構成単位である細胞と遺伝子の実体であるDNAについて理解を深める。
その過程で,顕微鏡を使った観察・計測,生物試料の取扱,分子生物学実験などを実際に体験することによって,生物
科学における実験的手法の基本を身につける。]
1.顕微鏡の使用方法,動物組織切片の観察
2.生きた植物細胞の観察
3.細胞分裂過程の観察
4.DNAの抽出とPCRによるDNA断片の増幅
【
担当教員(平成26年度)
物理分野
鎌 滝 晋 礼
* 西 谷 龍 介
】
子
子
佐
光
合
田
紀
暁
親
弘
末
栁
原
澤
大
実
幹
穂
* 西
山
大 橋 弘 範
原 田 賢 介
岡
藤
上
野
吉 広
泰 寛
北
山
田
逸
鉄
郎
兵
地学分野
上原 誠一郎
佐 野 弘 好
鹿 島
宮 本
加
藤
工
清
川
昌
一
生物分野
一 瀬 博 文
古 賀 誠 人
手 島 康 介
広 津 崇 亮
大 橋 英 治
阪 上 宏 樹
土 井 道 生
本 城 賢 一
化学分野
宇都宮
竹 原
聡
公
* 河 辺 幸
藤 原 智
薫
知 治
川 口 栄 男
猿 渡 悦 子
中 條 信 成
松 田
修
楠 見 淳 子
巢 山 慶太郎
仁田坂 英 二
横 田 慎 吾
田 昭
岡
彦
均
久
下
理
坂
井
卓
栗 原
武 宮 淳
平 松 千
暁
史
尋
*印は非常勤講師
― 67 ―
(個別基礎科目)
※授業の詳細をシラバス(http://syllabus.kyushu-u.ac.jp)で確認して授業に臨んでください。
【 数
学 】
微 分 積 分 続 論
【2単位】
この科目では,微分積分学・同演習A,B(及び線形代数・同演習A,B)に続く内容として,多変数関数の重積分
とその応用,線積分,面積分,グリーンの定理,ガウスの定理などの基本事項を選択的に学びます。
1.多重積分の定義と性質
2.多重積分の変数変換
3.多重積分の応用(体積,曲面積)
4.線積分,グリーンの定理,ガウスの定理
基礎数学演習Ⅲ
【1単位】
この科目では,将来,数学のより高度な知識とより深い理解を必要とする学生を対象にして,線形代数・微分積分の
演習を通して,数学の基礎力をつけることを目指します。線形代数,微分積分の科目とは独立した演習科目ですが,内
容はそれらに配慮しながら進められます。下記各項目より取捨選択した演習問題を,学生が適宜,黒板の前で解答する
ほか,小テストとして解答することもあります。
重積分とその応用(面積,体積の計算,変数変換,グリーンの定理等),
線形代数と微積分の融合(写像の微分,合成写像の微分,条件付き極値問題の解法等)
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
基礎数学演習Ⅰ,基礎数学演習Ⅱ
【
担当教員(平成26年度) 】
岩 瀬 則 夫
大 西 俊 郎
幸 﨑 秀 樹
白 井 朋 之
服 部
新
樋 上 和 弘
村 川 秀 樹
吉 田
寛
隠 居 良 行
杉 山 由 恵
廣 島 文 生
― 68 ―
神 本
丈
趙
康 治
深 井 康 成
川 島 秀 一
中 村
徹
藤 田 敏 之
Ⅰ.授業概要等:理系基礎科目(個別基礎科目)(物理学・化学)
【 物 理 学 】
熱と波動論基礎
【2単位】
演習を交えながら,前半で,熱現象,後半で振動・波動現象を学ぶ。
1.温度,熱力学第0法則,絶対温度
2. 熱と熱力学第1法則,熱容量,比熱
3. 熱力学第2法則とエントロピー,可逆過程,不可逆過程
4. 気体分子運動論
5. 単振動,減衰振動,強制振動,連成振動
6. 波動方程式
7. 波の干渉,回折,回折格子,平面波,球面波
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
現代物理学入門
【
担当教員(平成26年度) 】
大 瀧 倫 卓
加 藤 喜 峰
橋 本 典 明
松 村
晶
【 化
迫 田 直 也
水 野 大 介
笹
岡
孝
司
鴇
田
昌
之
学 】
基礎化学結合論
【2単位】
化学の基本概念の1つである量子化学的なものの見方・考え方の定量的理解(数学を用いる)を目的とします。すべ
ての物質の化学的性質は,その物質の構成単位である微視的な粒子(原子・分子)の性質によって決まるという観点か
ら講義します。
[到達目標:量子の世界(つまり微視的粒子の世界)を支配する法則の概要とその化学への応用を学び,物質の構造や
化学反応性など化学の基礎となる問題を定量的に理解する方法論の基礎を修得します。]
1.物質を構成する粒子
2.量子の世界の基本法則
3.原子の電子構造と元素の周期律
4.化学結合の理論
5.分子の形
― 69 ―
Ⅰ.授業概要等:理系基礎科目(個別基礎科目)(化学・地学・生物学)
基礎化学熱力学
【2単位】
物質の状態とその変化を理解するのに,単独の原子・分子を取り扱う量子化学と並んで,アボガドロ数程度の原子・分
子の集団が示す熱力学的性質を用いることが可能です。この講義では熱力学の基本法則に基づき,化学反応や分子の集
合状態の変化などの現象を自由エネルギー変化の観点から捉え,変化の方向や平衡状態がどのように決まるかを学びま
す。下記の内容を専門分野に応じた演習を交えながら講義します。
[到達目標:化学的現象を熱力学的に捉える方法論を修得する。]
1.内部エネルギー変化(熱力学第1法則)
2.エントロピー変化(熱力学第2法則)
3.自発的変化の方向と平衡状態・自由エネルギー
4.物質量の変化に伴うエネルギー変化
5.化学平衡の条件
【
担当教員(平成26年度) 】
秋 山
良
佐々木 茂
【 地
男
関
谷
博
原
田
賢
介
米
村
弘
明
学 】
地 球 科 学 概 論
【2単位】
地球の構成と構造および地球環境をつくっている地球のシステムに関する基礎知識を習得し,グローバルで総合的な
地球科学の考え方を理解することを目的としている。以下の7章で構成されている。
1.地球環境を構成する水・大気・温度
2.プレートテクトニクス
3.地球・地殻の構成と組成
4.岩石の風化と土壌の形成
5.地球の熱収支と大気の大循環
6.海洋の構成と大循環
7.気候システムとその変動
【 担当教員(平成26年度) 】
小山内
康 人
狩 野
彰
宏
【 生 物 学 】
分
子
生
物
学
【2単位】
遺伝子・DNAを中心とした分子生物学の基礎を解説し,その応用としての遺伝子工学・バイオテクノロジーの基本
的理解を与えるために,以下のような項目について解説する。
1.遺伝子の概念とその実体
2.遺伝子の構造と機能(DNA・RNAの構造,DNA複製・転写・RNAプロセッシング・翻訳など)
3.生物個体の遺伝子の総体,ゲノム
4.遺伝子発見の調節(転写・翻訳調節,翻訳後の調節など)
5.遺伝子操作の基礎(制限酵素,プラスミド,遺伝子クローニング,遺伝子の組み換えと導入など)
6.遺伝子操作の利用(遺伝子組み換え作物・動物,遺伝子診断・治療など)
【 担当教員(平成26年度) 】
飯 田
弘
井 藤
酒 井 謙 二
釣 本
敏
彰
樹
上
古
平
屋
正
成
― 70 ―
道
人
日下部
宜
宏
小
柴
琢
己
Ⅰ.授業概要等:理系基礎科目(個別基礎科目)(図学)
【 図
基
学 】
礎
製
図
【2単位】
図学を履修した諸君は,機械装置やその部品,土木構造物やイメージした建築空間とその付随施設などを,二次元平
面上の図形として表現できることでしょう。しかし,これらを実際につくるには,この図形に対象物のサイズや配置,
用いる材料や加工方法・表面性状などの情報を付加し,設計者と製作者の間の情報伝達手段として活用できる“図面”
を作成する必要があります。
基礎製図では,図面を理解し作成するために必要な基礎知識を,講義と実習を通じて修得します。
すなわち,工業系設計・製図が重要な学科については,図面に関する国際的な取決め事項(ISO・JIS製図関連
規格)や図面に特有の慣用的表現法・作図技法などを中心とした講義項目,また環境系設計・製図に重みを置く学科で
は,コンセプト・イメージスクラップ・エスキース・外部空間の構成や建築物の構成要素・植栽・造園に関わる講義項
目が準備されています。
これらの講義内容をより確実に身につけるため,文字・線の練習,ねじや継手など機械要素部品の写図・スケッチ及
び製図,建築図面や造園図面のコピー,イメージスクラップの作成,外部空間の改造提案に関するプレゼンテーション
用図書・模型の作成・製作と発表,実在する建築物の実測と製図など多くの実習課題の中から,各学科の最適課題につ
いて主に製図器械を用いて製図実習を行います。
空 間 表 現 実 習
【2単位】
図面を読むことは,建物や都市空間に関わるものにとっては,必ずやらなければならないことです。図面を読み,建
築物の内部空間,外観,都市空間などを具体的に把握することが必要です。
建築系空間表現実習では,図面をもとに建築外観透視図と建築模型を作製します。またその過程で建築空間の立体的
な表現法を修得します。
環境系空間表現実習では,基礎的な建築とランドスケープの知識や空間の読み取り,またその表現技法について学び
ます。
工業系空間表現実習では,透視図法および製図の基礎技能を学んだ上で,インテリア空間と空間を構成する要素(家
具など)相互の関係の表現方法を養います。
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
図学
【
担当教員(平成26年度) 】
秋 田 直 樹
* 家 原
森 田 昌 嗣
山 口
英
生
悟
* 内
田
貴
久
曽我部
春
香
平
井
康
之
*印は非常勤講師
― 71 ―
4.情報処理科目
科目の読替について
下記科目を履修する必要がある学生は,76頁~(科目の読替)を参照の上,読替科目を履修してください。
情報処理演習Ⅰ,情報処理演習Ⅱ,情報処理演習Ⅲ,情報処理演習Ⅳ,情報処理演習Ⅴ
― 72 ―
Ⅱ.学習をより深めるために-学習プログラム等の紹介-
九州大学では,学生皆さんの日頃の学習の幅が広まり異なる学問分野どうしの関連が強まるように,各学部のカリキュ
ラムに加えて,次のような学習プログラムを設けています。異なる分野にふれ,理解して,より優れた力を身につけるた
めにも挑戦してみてください。
チャレンジ21
チャレンジ21とは,自分の専門分野の学修に加えて,関連する周辺領域の学問分野や異なる学問分野の学修,留学に
よる海外の大学での学修等を通し,意欲的で自主的な学修活動にチャレンジする学生の学修を奨励するため学修プログラ
ムです。チャレンジ21には「学際コース」と「国際コース」の2つのコースがあります。
(1)「学際コース」
卒業までの間に自分の所属する学部の卒業要件を満たしながら,それに加えて所属学部以外の学部が提供する学修コ
ースを履修し,自分の専門分野に加えてもう一つの専門性の修得を目指すコースです。「人文学」,「教育学」,「法
学」,「経済学」,「理学」,「芸術工学」の6領域があり,それぞれ体系的に構成された科目群が準備されています。
(2)「国際コース」
九州大学が提供する交換留学制度や短期語学研修プログラムを活用し,海外の大学での学習経験を踏まえて,帰国後
は九州大学留学生センターが提供する留学生のための科目を留学生とともに履修したり,留学中の修得科目を21世紀
プログラムが提供する科目として認定を受けることなどにより,国際感覚を高めたことが認定される学修コースです。
これらのコースの修了が認定されれば,卒業時に自分の所属する学部の学位記に加え,本学が独自に認定する『チャ
レンジ21修了証』が九州大学総長から授与されます。
チャレンジ21への参加申請は,2年もしくは3年の前期終了後に申請書を提出することが必要となります。
申請時には次の全てを満たすことが必要です。
①全学教育科目を各学部の卒業要件として指定している単位数より8単位以上多く修得していること。
②成績が優秀(GPA 2.8 程度を目安とします)であること。
③学際コースのうち,「人文学」「教育学」「法学」「経済学」の領域を希望する場合は,各領域指定の文系基礎
科目を修得していること。(「理学」「芸術工学」の場合は,基礎科目の履修義務はありません。)
また,申請条件や修了認定条件,申請書類,申請先,申請期間等の詳細については,下記Webページを参照してく
ださい。(例年10月頃下記Webページに掲載)
http://rche.kyushu-u.ac.jp/c21/
〔問い合わせ先〕(伊都地区)学務部学務企画課
西部地区五大学連携開講授業科目(単位互換科目及び共同開講科目)
福岡西部地区に位置する九州大学,西南学院大学,中村学園大学,福岡大学,福岡歯科大学は,連携協定を締結し,連
携開講授業科目(単位互換科目及び共同開講科目)を設けています。これは,本学の学部学生が西南学院大学,中村学園
大学,福岡大学,福岡歯科大学が提供する科目及び五大学が共同で開講する科目を履修することができ,その大学や授業
担当教員の成績評価を踏まえ,本学の単位として認定される制度です。本学にはない他大学の特色ある科目等を履修する
ことができ,単位を修得した場合は,全学教育科目の総合科目の単位として認定されます。
対象となる科目及び履修登録方法は,3月下旬に公用掲示板での掲示により案内します。
〔問い合わせ先〕(伊都地区)学務部学務企画課
― 73 ―
Ⅱ.学習をより深めるために
夏季集中講義 in 早稲田大学
学生交流の一環として,早稲田大学が提供する集中講義を本学の学生が受講することができます。早稲田大学の授業を
受けるだけでなく,他大学の教員や学生と知り合い,幅広い人脈や活動の場をもつなど,本人の心がけ次第で有意義な機
会となることでしょう。
早稲田大学のキャンパスでの受講となり,交通費や滞在費は各自負担となりますが,授業料は必要ありません。
(ただし,
一部科目において実習料がかかります。
)単位を修得した場合は,全学教育科目の総合科目の単位として認定されます。
対象となる科目及び履修登録方法は,6月上旬に公用掲示板での掲示により案内します。
〔問い合わせ先〕(伊都地区)学務部学務企画課
JTW(Japan in Today’s World)
ATW(Asia in Today’s World)
AsTW(ASEAN in Today’s World)
JTWは留学生センターが海外からの交換留学生を主な対象として開講し,英語で日本の文化や社会について幅広く学
ぶ科目です。
ATWは留学生センターが外国人短期留学コースの一環として夏季集中で実施する九州大学サマーコースで開講する科
目です。
AsTWは留学生センターがアセアン加盟国に所在する大学において春季集中で実施する短期海外留学コースで開講す
る科目です。
JTW,ATW,AsTWはいずれも全学教育科目の総合科目としての履修が可能です。授業はすべて英語で行われ,
ディスカッションやレポート作成もすべて英語で行う必要があります。
開講科目の概要は『全学教育科目 高年次履修のための手引き』などを参照し,履修条件及び受講登録方法は掲示で確認
してください。
〔問い合わせ先〕JTWは(箱崎地区)国際部留学生課,ATWとAsTWは(箱崎地区)国際交流推進室
九州大学/ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)提供科目
QRECでは次の5つのタイプの人材の育成を目指しています。
・自ら機会を発見・創造して,目標と道筋を構想する能力がある人材
・新たな価値創造に対して積極的に挑戦する人材
・個人として自立意識を持つ人材
・社会や世界を幅広く俯瞰できる知識と能力を持つ人材
・知識を社会で活かす意欲と具体的価値を創造する能力がある人材
このような人材育成のため,QRECでは,基礎編12科目,応用編8科目,実践編7科目を開講して学年をおって履
修する,また様々なプログラムやセミナーにより,体系的かつ段階的に構成された日本初の統合的なアントレナーシップ
教育プログラムを設けています。その各々の授業では,学部を問わず,また学部1年生から大学院生まで履修可能ですの
で,様々な分野や経験の異なる学生と接することになるでしょう。
QREC提供科目を履修し,単位を修得した場合は,科目により全学教育科目の総合科目または高年次教養科目の単位
になります。開講科目及び履修登録方法は,掲示あるいはQRECホームページ(http://www.qrec.kyushu-u.ac.jp)を
参照してください。
なお,QREC科目群のうち,指定の科目及び科目数を履修した場合,希望者に対してQRECの「修了証明書」が発
行されます。
〔問い合わせ先〕(箱崎地区)九州大学/ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)
― 74 ―
Ⅱ.学習をより深めるために
EU 研究ディプロマプログラム(EU-DPs)
卒業要件の必要単位を満たしながら,EU(欧州連合)についての体系的な学習,研究の機会を提供する EU 研究修了証
書プログラムです。EU-DPs の目的は,EU-DPs として開放されている科目を計画的に取得することによって,EU の制度,
機能,歴史などの基本的知識を習得すること,特定の分野・課題の研究を通じて,EU についての学問的な理解を深める
ことです。
学部レベルと大学院(修士課程)レベルを対象にした2つのプログラムで構成され,それぞれの修了要件を満たした学生
には,欧州連合代表部より認可された「EU 研究修了証書」が授与されます。
EU-DPs に登録して,開講されている授業に出席している学生が,EU 域内の大学に交換留学する場合や,サマーコース,
短期語学研修等に参加する場合は,EUIJ 九州の奨学金に応募する資格があります。
また,EU-DPs では,単位互換協定により,西南学院大学及び福岡女子大学の対象科目を履修することができます。
EU-DP の対象となる科目,修了に必要な単位数,履修登録方法は,EUIJ 九州の日本語版ホームページの「教育プログラ
ム」のページを参照してください。
(http://www.euij-kyushu.com/jp/home/index.html)
〔問い合わせ先〕(箱崎地区)EU センター(EUIJ 九州事務局), (伊都地区)学務部学務企画課
ネットアカデミー2(外国語学習の支援)
Net Academy2は 大学院言語文化研究院が情報統括本部の技術協力のもとに管理・運営する,コンピュータネットワー
クを利用した英語学習システムです。どのような教材か,実際に確かめて,大いに利用してください。詳細は以下のホー
ムページを参照してください。
九州大学ネットアカデミー2 ホームページ(http://gogaku.kyushu-u.ac.jp/)
利用は学外からも可能で,学内無線LAN経由の利用も可能です。
交換留学
九州大学が海外の大学と締結した学生交流の覚書に基づき,1年以内の期間で締結先大学に留学する制度。留学中は在
学の扱いとなり,九州大学に授業料を納めていることにより,留学先大学では授業料を徴収されません。留学先大学で取
得した単位は,帰国後,所属学部に申請して認められれば九大での単位として取り扱うことができます。また,給付型の
奨学金や渡航費補助等もあります。
交換留学制度の詳細,交換留学できる大学などは,国際部発行の『留学のすすめ』や国際部ホームページを参照してく
ださい。
〔問い合わせ先〕(箱崎地区)国際部留学生課
日韓米国際共同教育プログラム
日韓米国際共同教育プログラムとは,米国のハワイ大学,韓国の釜山大学と主管となり2年を1クールとして実施す
るグローバル人材育成のための「国際体験型」のプログラムです。
1年目は韓国の延世大学,高麗大学,
釜山大学と,日本の九州大学,西南学院大学,鹿児島大学の合計6校が共同で実施し,2年目には,米国のハワイ大
学が加わります。 1年目はソウル,釜山,福岡,鹿児島の4都市で実施し,2年目はハワイでフィールドワーク,企業
でのプレゼンテーション,英語による特別講義とディスカッションを実施します。
[本プログラムの特長]
①日韓及びグローバル課題へ挑戦する(英語による講義とディスカッション)
②現地で多様な視点に接する(インターンシップ,フィールドワーク)
③次世代リーダーに必要なグローカル視点を体得する
詳細は,日韓米国際共同教育プログラムのホームページ(http://rcks.isc.kyushu-u.ac.jp/kaikyo/)を参照してく
ださい。
〔問い合わせ先〕(箱崎地区)韓国研究センター 国際共同教育連携室
― 75 ―
Ⅲ 科目の読替
平成26年度入学者から新たに基幹教育カリキュラムに改定されました。平成25年度までに修得できなかった科目を履修する場合は,
本ページ以降に記載されている科目の読替一覧で,読替科目を確認の上,履修計画を立てるようにしてください。
なお,読替科目の中には,複数の読替科目がある場合があります。各人の履修計画によっては,読み替える科目が異なりますので,そ
の場合は,申請の手続きが必要です。手続きの詳細については,別途掲示でお知らせしますので,掲示に注意してください。
※1 読替一覧の表中,未修得科目の欄がグレーになっている科目は平成26年度に開講する全学教育科目です。
※2 「読替に関する注記」欄に記述のない科目については,読替申請手続きは不要です。
1.共通コア科目
平成26年度前期は,水曜1限に「社会性」,水曜2限に「人間性」を開講します。
平成26年度後期以降は,基幹教育科目に読替科目を設定せず,再履修者数に応じて,伊都地区において「人間性」,「社会性」の再履修
クラスを開講します。
2.コアセミナー
基幹教育科目に読替科目を設定せず,再履修者数に応じて,伊都地区において「コアセミナー」の再履修クラスを開講します。
平成26年度前期は,水曜5時限に「コアセミナー」を開講します。
なお,理学部数学科については,下記の専攻教育科目による読替を行います。
読替科目:専攻教育科目「数学基礎Ⅰ」(理学部数学科対象)
文系コア科目の未修得科目欄がグレーの科目は平成26年度前期に開講します。開講されていない科目や時間割の都合で履修できない
科目は下表にある開講科目を修得することにより,読み替えられます。読替申請手続きが必要な科目があります。
全学教育科目
区分
未修得科目
読替科目となる基幹教育科目
単位数
区 分
開講科目
読替に関する注記
単位数
哲学
2
← 文系ディシプリン科目 哲学・思想入門
2
読替手続 文系コア科目「哲学」,文系基礎科目
「人文学入門」のいずれかを選択。
き必要
思想史
2
← 文系ディシプリン科目 社会思想史
2
科学史
2
← 高年次基幹教育科目 科学の歴史
2
古典の世界
2
← 文系ディシプリン科目 文学・言語学入門
2
文学
2
← 文系ディシプリン科目 文学・言語学入門
2
読替手続 文系コア科目「古典の世界」,「文学」,
文系基礎科目「人文学入門」のいずれ
き必要
かを選択。
芸術
2
← 文系ディシプリン科目 芸術学入門
2
2
← 文系ディシプリン科目 先史学入門
2
歴史の認識
2
← 文系ディシプリン科目 歴史学入門
2
歴史と社会
2
← 文系ディシプリン科目 歴史学入門
2
読替手続 文系コア科目「歴史の認識」,「歴史と
社会」,文系基礎科目「人文学入門」の
き必要
いずれかを選択。
文化人類学
2
← 文系ディシプリン科目 文化人類学入門
2
2
← 文系ディシプリン科目 地理学入門
2
2
← 文系ディシプリン科目 教育学入門
2
読替手続 文系コア科目「教育学」,文系基礎科目
「教育学入門」のいずれかを選択。
き必要
2
← 文系ディシプリン科目 心理学入門
2
先史学
人文地理学
文
系
コ 教育学
ア
科 心理学
目
文系コア科目「政治学」,文系基礎科目
政治学
2
← 文系ディシプリン科目 政治学入門
2
読替手続 「政治の世界」のいずれかを選択。
※法学部生は専攻教育科目「政治学
き必要
入門」とも読替可能。
文系コア科目「法学」,文系基礎科目
法学
2
← 文系ディシプリン科目 法学入門
2
読替手続 「法の世界」のいずれかを選択。
※法学部生は専攻教育科目「法学入
き必要
門」とも読替可能。
日本国憲法
社会学
経済学
2
← 高年次基幹教育科目 日本国憲法
2
2
← 文系ディシプリン科目 社会学入門
2
2
← 文系ディシプリン科目 経済史入門
― 76 ―
2
経済学部
生のみ読 ※経済学部生は専攻教育科目「経済
替手続き 史入門」とも読替可能。
必要
Ⅲ.科目の読替
4.理系コア科目
理系コア科目の未修得科目欄がグレーの科目は平成26年度前期に開講します。開講されていない科目や時間割の都合で履修できない
科目は下表にある開講科目を修得することにより,読み替えられます。読替申請手続きが必要な科目があります。
単位数に※がついている科目では,授業及び課題により読替科目の単位数に相当する学習を課します。
全学教育科目
区分
未修得科目
読替科目となる基幹教育科目
単位数
区 分
開講科目
← 理系ディシプリン科目 基礎生物学概要
生物科学Ⅰ
読替に関する注記
単位数
1.5※
2
生命の科学A(1単位)
← 理系ディシプリン科目 +
生命の科学B(1単位)
生物科学Ⅱ
2
生物科学Ⅲ
2
数学Ⅰ
2
読替科目なし。(再履修者数により開講する場合がある。)
数学Ⅱ
2
読替科目なし。(再履修者数により開講する場合がある。)
数学Ⅲ
2
(理学部専攻教育科目)数学Ⅲ
物理学Ⅰ
2
← 理系ディシプリン科目 身の回りの物理学
物理学Ⅱ
2
← 理系ディシプリン科目 物理学の進展
1.5※
物理学Ⅲ
2
← 理系ディシプリン科目 基幹物理学Ⅱ
1.5※
化学Ⅰ
2
化学Ⅱ
2
← 理系ディシプリン科目 基礎化学 1.5※
化学Ⅲ
理
系 地球科学Ⅰ
コ
ア 地球科学Ⅱ
科 地球科学Ⅲ
目
図形科学Ⅰ
2
← 理系ディシプリン科目 現代化学
1.5※
← 理系ディシプリン科目 地球科学
1.5※
2
・「生命の科学A」と「生命の科学B」の
両科目を履修登録している場合,また
読替手続 は一方の単位を修得済みの場合に読
き必要 替申請可能。
・「生命の科学A」と「生命の科学B」の
両科目とも修得した際に単位を認定。
2
理系コア科目「物理学Ⅲ」,理系基礎科
読替科目なし
読替手続 目「熱と波動論基礎」,「現代物理学入
き必要 門」のいずれか1科目を選択。
2
2
読替手続
左の未修得科目から1科目を選択。
き必要
2
2
読替科目なし
図形科学Ⅱ
2
読替科目なし
図形科学Ⅲ
2
読替科目なし
情報科学Ⅰ
2
← 理系ディシプリン科目 社会基盤としてのネットワーク
情報科学Ⅱ
2
← 理系ディシプリン科目 高度プログラミング
1.5※
情報科学Ⅲ
2
← 理系ディシプリン科目 情報科学
1.5※
読替手続 科目「情報処理演習Ⅴ」のいずれか1科
き必要 目を選択
健康科学Ⅰ
2
2
・「健康・スポーツ科学講義Ⅰ」を履修し
た場合は,理系コア科目「健康科学Ⅰ
~Ⅲ」,健スポ科目「健康・スポーツ科
読替手続 学講義Ⅰ」のいずれか1科目を選択。
き必要 ・「健康・スポーツ科学講義Ⅱ」を履修し
た場合は,理系コア科目「健康科学Ⅰ
~Ⅲ」,健スポ科目「健康・スポーツ科
学講義Ⅱ」のいずれか1科目を選択。
2
理系コア科目「情報科学Ⅲ」,情報処理
健康科学Ⅱ
2
健康科学Ⅲ
2
健康・スポーツ科学講義Ⅰ
または
← 健康・スポーツ科目
健康・スポーツ科学講義Ⅱ
― 77 ―
Ⅲ.科目の読替
5.少人数セミナー,総合科目
少人数セミナーと総合科目は下表にある開講科目を修得することにより,読み替えられます。
全学教育科目
区分
少人数
セミナー
未修得科目
読替科目となる基幹教育科目
区 分
単位数
開講科目
読替に関する注記
単位数
少人数セミナー
2
← 総合科目 オープン科目 少人数セミナー
2
社会と学問
2
← 総合科目 フロンティア科目 アカデミック・フロンティア
2
大学とは何か
2
← 総合科目 フロンティア科目 大学とは何か
2
九州大学の歴史
2
← 総合科目 フロンティア科目 九州大学の歴史
2
2
← 総合科目 フロンティア科目 女性学・男性学
2
2
← 総合科目 フロンティア科目 日本事情
2
2
読替科目なし
2
読替科目なし
2
← 総合科目 フロンティア科目 社会連携活動論
ジェンダー 総
合 日本事情
科 日本語の世界
目
国際交流論
社会連携活動論
← 総合科目
上記以外の開講科目
フロンティア科目
2
同一授業内容の科目について単位修得済みの場
合は履修できません。
各開講科目
オープン科目
6.健康・スポーツ科学科目
健康・スポーツ科学科目の単位は,以下の開講科目を修得することにより読み替えられます。
単位数に※がついている科目では,授業及び課題により読替科目の単位数に相当する学習を課します。
読替科目となる基幹教育科目
全学教育科目
区分
区 分
単位数
健康・スポーツ科学演習
2
← 健康・スポーツ科目 健康・スポーツ科学演習
2
← 健康・スポーツ科目 健康・スポーツ科学講義Ⅰ
2
読替手続 Ⅰ」と理系コア科目「健康科学Ⅰ~Ⅲ」
き必要 のいずれか1科目を選択。
2
← 健康・スポーツ科目 健康・スポーツ科学講義Ⅱ
2
読替手続 Ⅱ」と理系コア科目「健康科学Ⅰ~Ⅲ」
き必要 のいずれか1科目を選択。
1
← 健康・スポーツ科目 身体運動科学実習Ⅰ
1
1
← 健康・スポーツ科目 身体運動科学実習Ⅱ
1
1
← 健康・スポーツ科目 身体運動科学実習Ⅲ
1
1
← 健康・スポーツ科目 身体運動科学実習Ⅳ
1
単位数
1※ 健スポ科目「健康・スポーツ科学講義
ー
健 健康・スポーツ科学
康 講義Ⅰ
・
ス
ポ
健康・スポーツ科学
講義Ⅱ
ツ
科
学 身体運動科学実習Ⅰ
科
目 身体運動科学実習Ⅱ
身体運動科学実習Ⅲ
開 講 科 目
読替に関する注記
未修得科目
身体運動科学実習Ⅳ
健スポ科目「健康・スポーツ科学講義
― 78 ―
Ⅲ.科目の読替
7.文系基礎科目
文系基礎科目の単位は,以下の開講科目を修得することにより読み替えられます。
全学教育科目
区分
未 修 得 科 目
読替科目となる基幹教育科目
単位数
区分
←
2
現代社会Ⅱ
2
現代社会Ⅲ
2
現代社会Ⅳ
2
現代史Ⅰ 2
現代史Ⅱ
2
現代史Ⅲ
2
←
現代史Ⅳ
2
←
哲学・思想入門
2
読替手続 文系コア科目「哲学」,文系基礎科目「人文学入
門」のいずれかを選択。
き必要
←
歴史学入門
2
読替手続 文系コア科目「歴史の認識」,「歴史と社会」,文
系基礎科目「人文学入門」のいずれかを選択。
き必要
2
読替手続 文系コア科目「古典の世界」,「文学」,文系基礎
科目「人文学入門」のいずれかを選択。
き必要
2
読替手続 文系コア科目「教育学」,文系基礎科目「教育学
入門」のいずれかを選択。
き必要
2
読替手続 文系コア科目「政治学」,文系基礎科目「政治の
世界」のいずれかを選択。
き必要
←
←
2
読替に関する注記
単位数
現代社会Ⅰ
←
現代社会/現代史
開 講 科 目
←
←
←
高
年
次
基
幹
教
育
科
目
左の開講科目から1科目を履修。
読替手続
き必要
・左の開講科目から1科目を履修。
・高年次教養科目「文系主題科目Ⅳ」,文系基礎
科目「現代社会/現代史」のいずれかを選択。
左の開講科目から1科目を履修。
文
系
基
礎
人文学入門
科
目
2
ィ
文
← 系 文学・言語学入門
デ
シ
← プ 教育学入門
リ
ン
← 科 政治学入門
目
教育学入門
2
政治の世界
2
法の世界
2
←
法学入門
2
読替手続 文系コア科目「法学」,文系基礎科目「法の世界」
のいずれかを選択。
き必要
経済学入門
2
←
経済学入門
2
経済学部
生のみ読 ※経済学部生は専攻教育科目「経済学入門」とも
替手続必 読替可能。
要
8.理系基礎科目
理系基礎科目の単位は,以下の開講科目を修得することにより読み替えられます。
単位数に※がついている科目では,授業及び課題により読替科目の単位数に相当する学習を課します。
全学教育科目
分野
未 修 得 科 目
読替科目となる基幹教育科目
単位数
微分積分学・同演習A
1.5
微分積分学・同演習B
1.5
区分
開 講 科 目
単位数
←
微分積分学・同演習A
1.5
←
微分積分学・同演習Ⅰ
1.5
←
微分積分学・同演習B
1.5
微分積分学・同演習Ⅱ
1.5
2
微分積分続論
2
基礎数学演習Ⅰ
1
←
数学演習ⅠA
1
基礎数学演習Ⅱ
1
←
数学演習ⅠB
1
基礎数学演習Ⅲ
1
←
数学演習Ⅱ
1
微分積分学
2
線形代数・同演習A
1.5
数
線形代数・同演習B
学 線形代数
1.5
2
ィ
数理統計学
← 理
← 系
デ
←
← シ
プ
← リ
ン
←
科
← 目
微分積分学
1.5※
線形代数・同演習A
1.5
線形代数・同演習B
1.5
線形代数
1.5※
数理統計学
1.5※
微分積分学・同演習Ⅲ
1.5※
― 79 ―
読替に関する注記
左の開講科目から1科目を履修。
左の開講科目から1科目を履修。
Ⅲ.科目の読替
全学教育科目
分野
未 修 得 科 目
力学基礎・同演習
読替科目となる基幹教育科目
単位数
3
区分
開 講 科 目
←
基幹物理学ⅠA(1.5単位) + 基幹物理学ⅠA演習(1単位)
計3
←
力学基礎・同演習A
1.5
理
← 系
デ
・「基幹物理学ⅠA」と「基幹物理学ⅠA演習」を
履修登録した場合,または一方の単位を修得済
みの場合に読替申請可能。
・「基幹物理学ⅠA」と「基幹物理学ⅠA演習」の
読替手続 両科目とも修得した際に単位を認定する。
2.5※
・「力学基礎・同演習」,「力学基礎・同演習A,B」
き必要
のいずれかを選択。
・「力学基礎・同演習A」と「力学基礎・同演習B」
の両科目の再履修は,「基幹物理学ⅠA」と「力学
演習」を履修することもできる。
基幹物理学ⅠA
シ
プ
リ
← ン 力学演習
科
目
1.5
←
力学基礎・同演習B
1.5
物
理
学
電磁気学
2
←
読替に関する注記
・「力学基礎・同演習A」,「力学基礎・同演習B」
ィ
力学基礎・同演習A
+力学基礎・同演習B の両科目
単位数
読替手続 のいずれかを選択。
・両科目を再履修する場合は「基幹物理学ⅠA」
き必要
と「基幹物理学ⅠA演習」,または「基幹物理学Ⅰ
A」と「力学演習」を履修すること。
1※
「電磁気学」,「熱と波動論基礎」のいずれかを選
択。
読替手続 「電磁気学」と「熱と波動論基礎」の両方を再履修
1.5※
き必要
する場合は,「電磁気学」は「基幹物理学ⅠB」で
基幹物理学ⅠB
再履修すること。
←
熱と波動論基礎
「電磁気学」,「熱と波動論基礎」のいずれかを選
択。
読替手続 「電磁気学」と「熱と波動論基礎」の両方を再履修
1.5※
する場合は,「熱と波動論基礎」は「基幹物理学
き必要
Ⅱ」または工学部専攻教育科目「振動・波動論基
礎」を履修すること。
基幹物理学ⅠB
2
専攻
← 教育 (工学部専攻教育科目)振動・波動論基礎
2
←
基幹物理学Ⅱ
1.5※
現代物理学入門
2
←
基幹物理学Ⅱ
1.5※
無機物質化学
2
←
無機物質化学
1.5※
化 有機物質化学
学 基礎化学結合論
2
←
有機物質化学
1.5※
基礎化学熱力学
2
細胞生物学
2
2
理
← 系 基礎化学結合論
デ
←
基礎化学熱力学
1.5※
ィ
1.5※
地球科学概論
2
シ
プ
← リ
← ン
科
← 目
図学
図
基礎製図
学
空間表現実習
2
←
図形科学
2
←
空間表現実習Ⅰ
2
2
←
空間表現実習Ⅱ
2
2
←
自然科学総合実験
2
生
集団生物学
物
分子生物学
地球科
学
実験
自然科学総合実験
2
2
←
読替手続 理系コア科目「物理学Ⅲ」,理系基礎科目「熱と波
動論基礎」,「現代物理学入門」のいずれか1科
き必要
目を選択。
細胞生物学
1.5※
集団生物学
1.5※
分子生物学
1.5※
最先端地球科学
1.5※
1.5※
9.情報処理科目
情報処理科目の単位は,以下の開講科目を修得することにより読み替えられます。
全学教育科目
区分
未 修 得 科 目
読替科目となる基幹教育科目
単位数
1
情 情報処理演習Ⅱ
報 情報処理演習Ⅲ
処
理 情報処理演習Ⅳ
科
目
情報処理演習Ⅴ
1
1
1
1
開 講 科 目
理
系
← デ プログラミング演習
ィ
情報処理演習Ⅰ
区分
シ
プ
リ
ン
← 科 情報科学
目
― 80 ―
単位数
読替に関する注記
1
読替手続
左の未修得科目から1科目を選択。
き必要
1.5
読替手続 理系コア科目「情報科学Ⅲ」,情報処理科目「情
報処理演習Ⅴ」のいずれか1科目を選択。
き必要
Ⅲ.科目の読替
10.言語文化科目
第1外国語,第2外国語の単位は,以下の言語文化基礎科目を修得することにより読み替えられます。
未修得科目欄がグレーになっている科目は平成26年度に開講します。平成27年度以降は,下表の開講科目を履修することにより読み替えられます。
◎ 英語(第1・第2外国語の科目)
英語Ⅰ,ⅡA,ⅡB,ⅢA,ⅢB,Ⅳが不合格となった場合の再履修は,「英語X」の対応科目である「学術英語1・再履修」を履修してくださ
い。学期開始前に受講申請が必要です。
全学教育科目
区分
基言
礎文
未 修 得 科 目
英語X
読替科目となる基幹教育科目
単位数
1
区分
開 講 科 目
基言
← 礎 文 学術英語1・再履修
単位数
1
休学や留学により,英語Ⅰ,ⅡA,ⅡB,ⅢA,ⅢB,Ⅳを未履修の場合に限り,各未修得科目に対応する開講科目を履修できます。学期
開始前に受講申請が必要です。
全学教育科目
区分
未 修 得 科 目
英語Ⅰ
読替科目となる基幹教育科目
単位数
1
英語ⅡA
言
語 英語ⅡB
文
化 英語ⅢA
基 英語ⅢB
礎
科
目
区分
学術英語1・リーディング・リスニングA
1
←
学術英語1・リーディング・リスニングB
1
学術英語1・ライティング・スピーキングA
1
学術英語1・CALL-A
1
学術英語1・ライティング・スピーキングB
1
学術英語1・CALL-B
1
学術英語2・リーディング・リスニング
1
1
←
1
←
1
←
1
←
1
単位数
←
←
英語Ⅳ
開 講 科 目
←
言
語
文
化
基
礎
科
目
学術英語2・ライティング・スピーキング
1
←
学術英語2・オーラル・コミュニケーション
1
←
学術英語2・テストテイキング
1
読替に関する注記
左の開講科目から1科目を履修。
左の開講科目から1科目を履修。
以下の英語科目が未修得の場合は,各科目に対応する開講科目を履修してください。
全学教育科目
区分
言
語
文
化
基
礎
科
目
未 修 得 科 目
読替科目となる基幹教育科目
区分
単位数
開 講 科 目
単位数
読替に関する注記
英文読解演習A
1
←
学術英語2・リーディング・リスニング
1
英文読解演習B
1
←
学術英語2・リーディング・リスニング
1
英文作成演習A
1
←
学術英語2・ライティング・スピーキング
1
英文作成演習B
1
←
学術英語2・ライティング・スピーキング
1
読替手続き ・21世紀プログラム対象
・左の未修得科目から1科目を選択
必要
技術英語
1
←
学術英語3・個別テーマ
1
工学部機械航空工学科対象
医用英会話
1
←
学術英語3・個別テーマ
1
医用外国語
1
←
学術英語3・個別テーマ
1
読替手続き ・医学部保健学科対象
・左の未修得科目から1科目を選択
必要
学術英語A
1
←
学術英語3・個別テーマ
1
学術英語B
1
←
学術英語3・個別テーマ
1
読替手続き ・芸術工学部対象
・左の未修得科目から1科目を選択
必要
科学英語演習
1
←
学術英語3・個別テーマ
1
医学部医学科・生命科学科対象
言
語
文
化
基
礎
科
目
読替手続き ・21世紀プログラム対象
・左の未修得科目から1科目を選択
必要
◎ 初修外国語等(第1・第2外国語の科目)
全学教育科目
区分
言
語
文
化
基
礎
科
目
未 修 得 科 目
読替科目となる基幹教育科目
区分
単位数
ドイツ語Ⅰ
1
←
ドイツ語Ⅱ
1
←
ドイツ語Ⅲ
1
←
ドイツ語プラクティクムⅠ
1
←
ドイツ語プラクティクムⅡ
1
←
フランス語Ⅰ
1
←
フランス語Ⅱ
1
←
フランス語Ⅲ
1
←
フランス語プラティクⅠ
1
←
フランス語プラティクⅡ
1
←
中国語Ⅰ
1
←
中国語Ⅱ
1
←
中国語Ⅲ
1
←
中国語LL
1
←
中国語会話
1
←
開 講 科 目
単位数
言
語
文
化
基
礎
科
目
ドイツ語Ⅰ
1
ドイツ語Ⅱ
1
ドイツ語Ⅲ
1
ドイツ語プラクティクムⅠ
1
ドイツ語プラクティクムⅡ
1
言
語
文
化
基
礎
科
目
フランス語Ⅰ
1
フランス語Ⅱ
1
フランス語Ⅲ
1
フランス語プラティクⅠ
1
フランス語プラティクⅡ
1
言
語
文
化
基
礎
科
目
中国語Ⅰ
1
中国語Ⅱ
1
中国語Ⅲ
1
中国語実践Ⅰ
1
中国語実践Ⅱ
1
― 81 ―
読替に関する注記
Ⅲ.科目の読替
全学教育科目
区分
言
語
文
化
基
礎
科
目
未 修 得 科 目
読替科目となる基幹教育科目
単位数
区分
ロシア語Ⅰ
2
←
ロシア語Ⅱ
2
←
ロシア語Ⅲ
1
←
ロシア語フォーラム
1
←
韓国語Ⅰ
1
←
韓国語Ⅱ
1
韓国語Ⅲ
1
韓国語フォーラム
1
言
語
← 科文
← 目化
基
礎
←
スペイン語Ⅰ
2
←
スペイン語Ⅱ
1
←
スペイン語Ⅲ
1
←
スペイン語フォーラム
1
←
日本語Ⅰ
1
←
日本語Ⅱ
1
←
日本語Ⅲ
1
←
日本語Ⅳ
1
←
日本語Ⅴ
1
←
日本語Ⅵ
1
←
日本語Ⅶ
1
←
言
語
文
化
基
礎
科
目
言
語
文
化
基
礎
科
目
言
語
文
化
基
礎
科
目
開 講 科 目
読替に関する注記
単位数
ロシア語Ⅰ(1単位×2科目)
2
「ロシア語Ⅰ」を2科目履修登録している場
読替手続
合,または1単位修得済みの場合に読替申
き必要
請可能。
ロシア語Ⅱ(1単位×2科目)
2
「ロシア語Ⅱ」を2科目履修登録している場
読替手続
合,または1単位修得済みの場合に読替申
き必要
請可能。
ロシア語Ⅲ
1
ロシア語フォーラム
1
韓国語Ⅰ
1
韓国語Ⅱ
1
韓国語Ⅲ
1
韓国語フォーラム
1
スペイン語Ⅰ(1単位×2科目)
2
スペイン語Ⅱ
1
スペイン語Ⅲ
1
スペイン語フォーラム
1
日本語Ⅰ
1
日本語Ⅱ
1
日本語Ⅲ
1
日本語Ⅳ
1
日本語Ⅴ
1
日本語Ⅵ
1
日本語Ⅶ
1
「スペイン語Ⅰ」を2科目履修登録している場
読替手続
合,または1単位修得済みの場合に読替申
き必要
請可能。
外国人留学生対象
◎言語文化自由選択科目
言語文化自由選択科目は平成26年度まで開講しますが,平成27年度以降は下表の開講科目を修得することにより読み替えられます。
下表の科目は,言語文化研究院箱崎分室または伊都地区センターゾーンで開講します。
全学教育科目
読替科目となる基幹教育科目
区分
未 修 得 科 目
区分
開 講 科 目
単位数
英語会話Ⅰ
2
←
学術英語ゼミ・オーラル・コミュニケーション
2
英語会話Ⅱ
2
←
学術英語ゼミ・オーラル・コミュニケーション
2
←
学術英語ゼミ・ライティング・スピーキング
2
←
学術英語ゼミ・オーラル・コミュニケーション
2
←
学術英語ゼミ・ライティング・スピーキング
2
学術英語ゼミ・オーラル・コミュニケーション
2
学術英語ゼミ・リーディング・リスニング
2
学術英語ゼミ・オーラル・コミュニケーション
2
学術英語ゼミ・リーディング・リスニング
2
学術英語ゼミ・オーラル・コミュニケーション
2
学術英語ゼミ・ライティング・スピーキング
2
英語プレゼンテーションⅠ
英語プレゼンテーションⅡ
英語リスニングⅠ
言
語
文
化
自
由
選
択
科
目
単位数
2
2
2
←
←
←
←
言
語
文
化
基
礎
科
目
英語リスニングⅡ
2
英語ライティングⅠ
2
←
英語ライティングⅡ
2
←
学術英語ゼミ・ライティング・スピーキング
2
英語リーディングⅠ
2
←
学術英語ゼミ・リーディング・リスニング
2
英語リーディングⅡ
2
←
学術英語ゼミ・リーディング・リスニング
2
英語リーディングⅢ
2
←
学術英語ゼミ・リーディング・リスニング
2
英語テスト・テイキング
2
ドイツ語中級Ⅰ
2
ドイツ語読解演習Ⅰ
2
ドイツ語表現演習Ⅰ
2
ドイツ語圏の言語と文化
2
ドイツ語中級Ⅱ
2
ドイツ語読解演習Ⅱ
2
ドイツ語表現演習Ⅱ
2
ドイツ語オーラル演習Ⅰ
2
ドイツ語発音演習
2
ドイツ語リスニング演習Ⅰ
2
ドイツ語オーラル演習Ⅱ
2
ドイツ語リスニング演習Ⅱ
2
入門ドイツ語
2
←
読替に関する注記
学術英語ゼミ「オーラル・コミュニケーショ
ン」,「ライティング・スピーキング」,「リーディ
読替手続
ング・リスニング」のいずれかを履修し,各科
き必要
目に対応する未修得科目から1科目を選
択。
読替科目なし
ドイツ語表現・読解演習Ⅰ
2
読替手続
左の未修得科目から1科目を選択。
き必要
ドイツ語表現・読解演習Ⅱ
2
読替手続
左の未修得科目から1科目を選択。
き必要
ドイツ語オーラル・リスニング演習Ⅰ
2
読替手続
左の未修得科目から1科目を選択。
き必要
←
ドイツ語オーラル・リスニング演習Ⅱ
2
読替手続
左の未修得科目から1科目を選択。
き必要
←
入門ドイツ語Ⅰ
2
←
入門ドイツ語Ⅱ
2
←
←
←
言
語
文
化
自
由
選
択
科
目
― 82 ―
「入門ドイツ語Ⅰ,Ⅱ」のいずれか1科目のみ履修できる。
Ⅲ.科目の読替
全学教育科目
区分
言
語
文
化
自
由
選
択
科
目
未 修 得 科 目
読替科目となる基幹教育科目
単位数
区分
開 講 科 目
単位数
←
入門フランス語Ⅰ
2
←
入門フランス語Ⅱ
2
←
フランス語読解・作文コース
2
2
←
フランス語実用会話
2
2
←
入門中国語Ⅰ
2
入門中国語Ⅱ
2
←
入門中国語Ⅱ
2
中国語口語Ⅰ
2
←
中国語オーラル・リスニング演習Ⅰ
2
中国語聞き取りⅠ
2
←
中国語表現・読解演習Ⅰ
2
中国語口語Ⅱ
2
←
中国語オーラル・リスニング演習Ⅱ
2
中国語聞き取りⅡ
2
←
中国語表現・読解演習Ⅱ
2
入門ロシア語Ⅰ
2
←
入門ロシア語Ⅰ
2
入門ロシア語Ⅱ
2
←
入門ロシア語Ⅱ
2
入門韓国語
2
入門韓国語Ⅰ
2
入門韓国語Ⅱ
2
韓国の言語と文化
2
←
スペイン語圏の言語と文化
2
←
入門スペイン語
2
入門フランス語
2
フランス語作文コース
2
フランス語読解コース
2
フランス語実用会話
入門中国語Ⅰ
←
←
言
語
文
化
自
由
選
択
科
目
読替科目なし
スペイン語圏の言語と文化
2
入門スペイン語Ⅰ
2
←
入門スペイン語Ⅱ
2
←
読替に関する注記
「入門フランス語Ⅰ,Ⅱ」のいずれか1科目のみ履修でき
る。
読替手続
左の未修得科目から1科目を選択。
き必要
「入門韓国語Ⅰ,Ⅱ」のいずれか1科目のみ履修できる。
「入門スペイン語Ⅰ,Ⅱ」のいずれか1科目のみ履修でき
る。
表現スペイン語
2
←
表現スペイン語
2
時事スペイン語
2
←
入門スペイン語Ⅱ
2
総合スペイン語演習
2
←
総合スペイン語演習
2
入門インドネシア語Ⅰ
2
←
入門インドネシア語Ⅰ
2
入門インドネシア語Ⅱ
2
←
入門インドネシア語Ⅱ
2
入門イタリア語Ⅰ
2
←
入門イタリア語Ⅰ
2
入門イタリア語Ⅱ
2
←
入門イタリア語Ⅱ
2
速修オランダ語Ⅰ
2
←
速習オランダ語
2
速修オランダ語Ⅱ
2
読替手続
左の未修得科目から1科目を選択。
き必要
速修エスペラントⅠ
2
速修エスペラントⅡ
2
←
速習エスペラント 2
読替手続
左の未修得科目から1科目を選択。
き必要
◎言語文化古典語科目
言語文化古典語科目は下表の開講科目を修得することにより読み替えられます。
下表の科目は,伊都地区センターゾーンで開講します。
全学教育科目
区分
古
言
典
語
語
文
科
化
目
未 修 得 科 目
読替科目となる基幹教育科目
単位数
ラテン語Ⅰ
1
ラテン語Ⅱ
1
古典ギリシア語Ⅰ
1
古典ギリシア語Ⅱ
1
区分
← 古
言
← 典語
語
← 科文
化
← 目
開 講 科 目
単位数
ラテン語Ⅰ
1
ラテン語Ⅱ
1
古典ギリシア語Ⅰ
1
古典ギリシア語Ⅱ
1
― 83 ―
読替に関する注記
Ⅲ.科目の読替
11.高年次教養科目
高年次教養科目は平成27年度まで開講します。ただし,平成27年度は高年次基幹教育科目と同時開講になります。
平成28年度以降は下表にある開講科目を修得することにより読み替えられます。読替申請手続きが必要な科目があります。
全学教育科目
区分
未修得科目
課題科目Ⅰ
課題科目Ⅱ
読替科目となる基幹教育科目
区 分
単位数
2
2
課題科目Ⅲ
2
課題科目Ⅳ
2
課題科目Ⅴ
2
文系主題科目Ⅰ
2
文系主題科目Ⅱ
2
文系主題科目Ⅲ
2
文系主題科目Ⅵ
文系主題科目Ⅶ
理系主題科目Ⅰ
理系主題科目Ⅱ
2
2
← 高年次基幹教育科目 グローバル化とアジア経済
2
多文化共生社会における言
← 高年次基幹教育科目
語と文化
2
← 高年次基幹教育科目 文化と社会の理論
2
← 高年次基幹教育科目 社会統計学
2
← 高年次基幹教育科目 社会調査法Ⅰ
2
← 高年次基幹教育科目 社会調査法Ⅱ
2
← 高年次基幹教育科目 研究と倫理
2
← 高年次基幹教育科目 リスクマネジメント
2
← 高年次基幹教育科目 環境調和型社会の構築
2
← 高年次基幹教育科目 グリーンケミストリー
2
← 高年次基幹教育科目 自然災害と防災
2
← 高年次基幹教育科目 医療と倫理
2
← 高年次基幹教育科目 科学の基礎(哲学的考察)
2
← 高年次基幹教育科目 芸術学概論
2
← 高年次基幹教育科目 音楽・音響論
2
東アジアと日本-その歴史と
現在-
2
← 高年次基幹教育科目 現代史Ⅰ
2
←
現代史Ⅱ
2
男女共同参画
2
読替手続 高年次教養「文系主題科目Ⅳ」,文系
基礎科目「現代社会/現代史」のいず
き必要
れかを選択。
読替科目なし
←
2
読替に関する注記
読替科目なし
2
2
単位数
← 高年次基幹教育科目 EU論基礎-制度と経済
←
高 文系主題科目Ⅳ
年
次
教
養 文系主題科目Ⅴ
科
目
開講科目
知的財産と産学連携マネー
← 高年次基幹教育科目
ジメント
グローバル化時代の平和と安
←
全の秩序学
←
技術と産業・企業
2
2
2
← 高年次基幹教育科目 金融と経済
2
←
2
ビジネス統計学
2
← 高年次基幹教育科目 生物の多様性と人間文化
2
2
← 高年次基幹教育科目 医療統計学
2
読替科目なし
理系主題科目Ⅲ
2
理系主題科目Ⅳ
2
← 高年次基幹教育科目 環境問題と自然科学
2
理系主題科目Ⅴ
2
← 高年次基幹教育科目 地球の進化と環境
2
理系主題科目Ⅵ
2
← 高年次基幹教育科目 仮想空間の図学
2
理系主題科目Ⅶ
2
← 高年次基幹教育科目 脳情報科学入門
2
理系主題科目Ⅷ
2
← 高年次基幹教育科目 Brain and Mind
2
← 高年次基幹教育科目 認知心理学
2
ボランティア活動Ⅰ
1
← 高年次基幹教育科目 ボランティア活動Ⅰ
1
ボランティア活動Ⅱ
1
← 高年次基幹教育科目 ボランティア活動Ⅱ
1
インターンシップⅠ
1
← 高年次基幹教育科目 インターンシップⅠ
1
インターンシップⅡ
1
← 高年次基幹教育科目 インターンシップⅡ
1
― 84 ―
左の4科目を履修するためには予め総合科目「社会
連携活動論」の単位を修得すること。
バ
ス
道
路
側
1501
1216
1215
情
報
学
習
室
▲
ビッグオレンジ側
伊都共通事務部
基幹教育課
レポートボックス
▼
EV
階段
EV
階段
1304
EV
階段
スロープ
:立入り禁止
※(遠):遠隔操作システム設置教室
▲ :出入口
1305
▼
1階
2101
▲
2205
2206
▼
▲
2301
2階
センター3号館へ
▼
2302
バ
ス
道
路 3階
側
▲
2401
2402
▼
EV
EV
EV
階段
EV
▼
ピロティ
吹抜
吹抜
吹抜
新入学生サポートルーム
2107
2108
▲ ▲
2204 2203
2207 2208
▼
2303 2304
福祉型トイレ
2102
階段
階段
階段
2403 2404
▲
中庭側
カフェテリア
調整池側
▼
▲ ▲
中庭側
2202 2201
2209 2210
調整池側
▼ ▼
中庭側
2305 2306
調整池側
▲
中庭側
嚶鳴天空広場
2405
調整池側
階段
吹抜
階段
EV
EV
階段
階段
吹抜
1号館へ
渡廊下
EV
EV
吹抜
▼
▼
▲ ▲
2106 2105
2103 2104
▼
▲ ▲
2216 2215
2211 2212
▼
※(遠)
2307 2308
2406 2407
正面入口
▲
2214
2213
▼
▲
2310
2309
▼
▲
2409
2408
▼
南
プ
ス
ロ
(ビッグさんど)
生活支援施設
工
学
部
側
▲印:出入口
※(遠):遠隔操作システム設置教室
階段
階段
福祉型トイレ
階段
福祉型トイレ
階段
福祉型トイレ
北
第1
講義室
第2
講義室
▼▼
正 面 玄 関
▲
中庭側
ビッグオレンジ側
講師控室
学生支援課
中庭側
▼
▼
学務部事務室
1306
1303
渡廊下
2号館へ 1404
工
学
部
側
4階
▼▼
面接室
グループ
EV
▼
1307
※(遠)
※(遠)
ビッグオレンジ側
1308
※(遠)
1302
中庭側
1405
EV
階段
センター2号館
第5
講義室
第3
講義室
第4
講義室
▼▼
福祉型トイレ
学生相談室
階段
▲
1階
1209
EV
▼
1407
1403
EV
階段
▼
1210
階段
EV
▼
1408
ビッグオレンジ側
1402
中庭側
ビッグオレンジ側
1505 地学実験室
1406
第2物理実験室
第1物理実験室
教員控室
1504
1503
中庭側
ビッグオレンジ側
▼
21世紀プログラム関係
1219
1217
1218
福祉型トイレ
階段
EV
EV
EV
1605 第2生物実験室 1604 第1生物実験室
1603 化学実験室
階段
椎木講堂3階
▼
1220
1309 第1製図室
第2製図室
1301
階段
階段
EV
中庭側
▼
2階
3階
1409
1401
情 報
管理室
iCube
1502
1607
1608
情 報
相談室
4階
5階
1602
1601
階段
▼
▼
▼
▼
6階
▼
▼▼
▼
▼
▼
― 85 ―
▼
▼▼
▼
▼
▼
▼
▼
▼
▼▼
▼
▲
ー
▼▼
センター1号館
伊都地区センターゾーン(全学教育・基幹教育関連)教室等配置図
▼▼
▲