JA全中 Monthly Report

Report
5月
JA全中 Monthly
併せてJA全中ホームページ(http://www.zenchu-ja.or.jp/)もご覧ください。
奥野会長 5月定例会見・会長からのメッセージ
5 月12日JA全中会長の定例会
見が行われました。奥野会長から
は、①熊本地震での農業復興対策、
② 5 月 4 ~ 6 日、ザンビアで開かれ
た世界農業者機構(WFO)総会へ
の出席、③JAグループの輸出拡大
に向けた今後の取り組み、④伊勢志
摩サミット等についてあいさつを行
いました。
要な選果や集出荷作業に取り組
んでいます。
世界農業者機構(WFO)総会
「ありがとうございました」とお
では、小規模農家、多様な家族
礼を申し上げました。
経営の所得増が農協の原点にあ
熊本に赴き、熊本県中央会の
るとあらためて感じました。J
会長のほか、現地のJAの組合
Aグループは農家の求めにどの
長や役職員の話を聞きました。
ように応えるかという原 点を、
農業なので一朝一夕に復旧・復
自己改革で追求していきます。
興とはいきません。例えば酪農
では、衛生管理対策の施設に多
額な費用がかかり、すぐに元通
熊本の農家の皆さんに元気に
りにはなりません。現場の声を
なってもらうため、JAビルの
聞き、被害実態を把握した上で
ミノーレで「熊本まるしぇ」を
対応していきます。全中として
開きました。大盛況で、抱える
は、職員を熊本県中央会に派遣
ように大きなスイカを購入して
して、全国の連合会やJAに対
いただいた女性もいらしたので
して支援要請を行い、人手が必
会長メッセージはJAグループのウ
ェブサイト(http://org.ja-group.jp/
message)にも掲載しています。
ミノーレで「熊本応
援まるしぇ」を開催
5 月12~13日、 J A ビ ル の 農
業・農村ギャラリー「ミノーレ」で
伊勢志摩サミットで
国産食材 PR
25日の英字紙ジャパンタイムズの
「熊本を食べて応援! JAまるし
サミット特集にも国産農畜産物の
ぇ」を開催しました。トマト、メロ
PR を掲載しました。
ン、スイカなどの農畜産物の販売を
伊勢志摩サミットでのJAグルー
はじめ、JAグループ支援隊の取り
JAグループは、5 月26、27日
プの取り組みに関して、詳しくは、
組みをパネルで伝えました。12日、
に開催された伊勢志摩サミットにお
本誌 7 月号で紹介します。
奥野会長が会場を訪れ、メディアの
いて、国産農畜産物の PR を行いま
した。首脳によるレセプションディ
ナーをはじめ、首脳夫人の昼食会
熊本地震 JAグル
ープ支援隊を派遣
取材に対して、
「困難なときだから
こそ、協同組合の力で熊本農業の復
興に取り組みたい」と語りました。
へ食材を提供しました。また、26
14
日、各国の報道関係者が利用するメ
熊本地震の
ました。農家や従業員が被災し、避
ディアセンターのダイニングにおい
発生を受け、被
難生活の影響や農業用倉庫、選果設
て、奥野会長が PR を行いました。
災地の営農を
備に大きな被害が出る中、手作業で
また、サミット開催に合わせて、
支援するため、
の野菜の選果、箱詰めなど、現場の
奥野会長と鈴木英敬・三重県知事
JAグループは
要望を聞きながら活動しています。
が 対 談 を 行 い、25日 の 中 日 新 聞
4 月 25 日 か ら
4 月21日、奥野会長が熊本県に
(東京新聞)に掲載しました。奥野
ボランティア活
出向き、全国機関を代表して、JA
会長は「JA組織を挙げて、世界で
動を行う支援隊を派遣しています。
グループ熊本災害対策本部に対し
戦える農畜産物を増やし、輸出拡大
ナスやトマトなど春野菜の出荷ピー
て災害見舞金を贈呈したほか、被災
に向けたプラットフォームづくりを
ク を 迎 え た 産 地 で 5 月12日 ま で、
JA(JAかみましき、JA熊本市)
進める」と語りました。また、イン
延べ約840人(20都道府県のJA、
を訪問し、支援に関する要望等を伺
バウンド(訪日観光)対策として、
連合会、中央会)が支援に取り組み
いました。
月刊 JA
2016/06