拡大・印刷(御文・通解・語句)

か
えん
じょう
ごう
しょ
可延定業書
さん ぜん
しこう
け
きょう
よわい
986㌻
1175㌻
ほ
しか
行目~ 行目
行目~ 行目
14 14
三千
たま
宙をさす。
ちゅう
いち にち
かい
惜
活
だい
いのち
こ
せ
かい かん
く
いのち
ぜん
どく
う
ここでは三千大千世界のこと。古代インドの世界観で全宇
さん ぜん だい せん せ
るべし、あらをしの命や・をしの命や
せ給いぬ一日もい き て を は せ ば 功 徳 つ も
だ・たけさせ給はず、而して法華経にあわ
たま
そうろう
12 12
命は三千にもすぎて候・而も齢もいま
いのち
御
書
全
集
編
年
体
御
書
いのち
せん ぜん だい せん
せ
き
かい
あま
ご
たから
ぜん
とうと
ねん れい
命は三千大千世界の財よりも尊いの
と
です。しかも富木尼御前は、年齢もま
だ、それほどとっているわけではあり
ません。
うえ
い
その上、法華経にあわれたのです。
なが
どく
つ
1日でも長く生きていらっしゃるな
く
いのち
お
いのち
ら、それだけ功徳が積もるのです。
お
ああ、惜しい命です。惜しい命で
す。