授業科目名 現代アートプロジェクト演習2 担当教員名 吉岡 恵美子、吉本 直子 開講曜日・講時 土曜3限 土曜4限 サブタイトル 現代アートの現場:表現領域・社会的実践の広がりに触れる 授業の目的・到達目標 ・現代アートにおける表現領域の広がりについて知ることができる。 ・現代アートにおける社会的実践の現場に触れ、現代アートと協働する現場について知ることができる。 ・私にとって現代アートとは何かを考えることができる。 授業の概要 既存の枠を越えて拡張する現代アートの世界。アーティストたちは、専攻・分野という枠を超えて表現を模索する。アートと社 会とを繋ぐ実践の場も、美術館、ギャラリー、オルタナティブ・スペース、芸術祭など、それぞれの役割を担いながら先進的な 試みを続けている。 本授業では、瀬戸内の自然と文化を背景として現代アートが競演する「瀬戸内国際芸術祭2016」と、その一つの会場である 高見島(京都精華大学が企画)におけるサイトスペシフィックな作品展開を知り、一泊二日(あるいは二泊三日)の学外見学 を通して体験する。さらには、市内のギャラリー、オルタナティブ・スペース、アーティスト・スタジオを訪問し、現場に触れるこ とで、表現領域の広がりと社会的実践の場の広がりについて体感する。 授業計画 <学内授業> おおむね隔週開講の予定。初回授業は、10月1日。 第1回 現代アートの現場①:地域とアート―瀬戸内国際芸術祭と高見島プロジェクト 第2回 現代アートの現場②:高見島プロジェクト出品作家によるレクチャーとディスカッション 第3回 ギャラリーの社会的実践:ギャラリストによるレクチャーとディスカッション 第4回 京都ギャラリー見学 第5回 オルタナティブ・スペースの社会的実践:活動者によるレクチャーとディスカッション 第6回 京都アーティスト・スタジオ見学 <学外授業> 原則必修。11月4日~6日頃(1泊2日あるいは2泊3日)の予定 第7~15回 「瀬戸内国際芸術祭2016」作品鑑賞ツアー(予定) 授業外学習の指示(予習・復習・課題等) 毎回の授業テーマを「参考WEBサイト」に挙げたインターネットサイトや、資料館等を活用し、予習してください。 評価方法・評価基準 レポート:30% 学外学習への参加:40% 質疑応答への積極度:30% 履修条件・留意点及び受講生に対する要望 学内授業は、おおむね隔週を予定。授業日および授業内容の詳細は初回授業にて連絡します。変更が生じる場合は、セイ カ・ポータルサイトにて告知するので確認してください。 学外授業は、週末や休日に行われるので留意しましょう。学外授業は、原則必修となります(交通費・宿泊費の個人負担が ありますので注意してください。参加不可の場合は応相談)。 購入必須テキスト(授業内で配付するプリント類を除く) 特になし 参考文献・作品等(購入不要:より深く授業内容を理解するための有用資料) 予習のための参考資料、おすすめ展覧会情報を授業内にて知らせます。積極的に活用し、予習してください。 参考WEBサイト(サイト名・URL) 「瀬戸内国際芸術祭」 http://setouchi-artfest.jp/
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