随意契約事前確認公募

随意契約事前確認公募
平成28年9月1日
国立研究開発法人海洋研究開発機構
分任契約担当役
経理部長
池川
和彦
(公印省略)
1.公募に付する事項
(1)事業名:観測航海支援作業(CREST)
(2)募集の趣旨
本件は、平成 28 年度研究船利用公募課題「西部北太平洋亜寒帯域の海洋酸性化の
進行とその影響の解明」の研究観測航海(期間:平成 28 年 11 月 10 日~11 月 25 日)
において、CREST 研究課題「北太平洋域における低次生態系の動的環境適応に基づ
いた新しい生態系モデルの開発」の研究課題を実施するため、航海事前事後及び航海
中の支援業務を求めるものである。
以下の応募条件を満たし、本業務を提供できる「特定事業者」を契約の相手方とす
る予定であるが、当該特定事業者以外の者で下記の応募条件を満たし、本業務の実
施を希望する者の有無を確認する目的で、参加希望書類の提出を求めるものである。
なお、公募の結果、応募条件を満たすと認められた者がいない場合は、当該特定
事業者との契約手続へ移行するが、応募条件を満たすと認められる応募者がいる場
合には、特定事業者と当該応募者に対し、新たに企画書・技術審査資料等の提出を
要請し、競争契約手続きへ移行することとする。
(3)業務概要
別添仕様書のとおり。
2.公募に応募するものに必要な資格に関する事項
(1)予算決算及び会計令(昭和 20 年勅令第 165 号)第 70 条及び第 71 条の規定に該当
しない者であること。
(2)平成 28・29・30 年度 全省庁統一競争入札参加資格において「役務の提供等」を
取得している者であること。
(3)契約担当役等から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。
(4)本公告に示した業務を指定する日時、場所に十分に履行できることを証明した者
であること。
(5)本公告に示した業務の全部若しくはその主たる部分を第三者に委任、又は請け負
わせる者でないこと。
3.応募要件
本業務においては、以下の項目を満たすこと。
(1) 国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下、当機構という)が指定するデータ・
サンプル取得用特殊装置(CTD 採水システム、各種化学分析、及び海水試料前処理
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システムなど)の運用管理・安全な運用を計画的に過不足及び遅滞なく実施でき
る能力を有すること。
特に、この度の研究観測航海においては、以下の用務における高い技術も必要と
する。
・航海事前事後作業:CTD 採水システム整備、船上実験機材の準備等、機器類調整。
・船上支援:クリーンニスキンボトルの取扱、基礎生産測定実験及び機器類調整
及び運用管理。
クリーンニスキンボトルに関しては、汚染を取り除くための試薬洗浄方法、取扱
技術に精通し、基礎生産力測定実験を実施することが出来、かつ実施経験がある
こと。
(2)研究支援における物理・化学・生物・地質・工学などの分野で事前準備や事後のデ
ータ・サンプル処理、解析、並びに観測データの品質評価やそれらに関するメタ情
報も含めたデータベース構築・提供業務までを含め、研究者と一体となった迅速且
つ円滑な研究支援業務を実施できる能力を有すること。
4.応募方法
(1)公募の期間
平成28年9月1日(木)から平成28年9月12日(月)
(2)本公募の条件を満たし、参加を希望する者は、本公告2.及び3.に示す資格及
び要件を満たすことを証明する資料を添付の上、以下の期日までに5.まで提出す
ること。
期限
平成28年9月13日(火)
12:00必着
(郵送可能ただし、書留郵便等記録が残るものに限る)
(3)上記資料の様式は任意(ただし、用紙サイズはA4版又はA3版とする。
)とする
が、応募事業者の意思決定が確認できる書類とする。
(4)上記資料の提出があった場合、当機構は、業務遂行確認審査を行い、当該応募者
が応募資格等を満たすと認められた場合には書面にて通知するとともに、特定事業
者と当該応募者に対して、企画書・技術審査資料等の提出を要請し、競争契約手続
きへ移行する。
(5)上記資料について、当機構から説明及び追加資料の提出を求められた場合は、そ
れに応ずる義務を負うものとする。これらの義務を履行しない者の資料は、公募要
件を満たすことを証明する資料として認めない。
(6)その他
1)手続きにおいて使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨とする。
2)上記資料の作成及び提出に係る費用は応募者の負担とする。
3)提出された資料は、業務遂行確認審査以外に応募者に無断で使用しない。
4)一旦受理した資料は返却しない。
5)一旦受理した資料の差し替え及び再提出は認めない。
6)資料に虚偽の記載をした場合は、当該応募者の資料を無効とするとともに、取引
停止措置を行うことがある。
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5.連絡先
〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2番地15
国立研究開発法人海洋研究開発機構
経理部契約第2課
TEL:046-867-9122
山本
藍子
FAX:046-867-9125
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仕様書
1.
件名: 観測航海支援作業(CREST)
2.
概要:本業務は、平成 28 年度研究船利用公募課題「西部北太平洋亜寒帯域の海洋酸性化
の進行とその影響の解明」の研究観測航海(期間:平成 28 年 11 月 10 日~11 月 25 日、
首席研究者:地球環境観測研究開発センター 藤木徹一主任技術研究員)において、同セ
ンターの Sherwood Lan Smith 主任研究員が代表となっている CREST 研究課題「北太
平洋域における低次生態系の動的環境適応に基づいた新しい生態系モデルの開発」の研
究課題を実施するため、航海事前事後及び航海中の支援業務を行うものである。
3.
数量:一式
4.
履行場所:
(1) 深海潜水調査船支援母船「よこすか」YK16-16
(2) 横須賀本部(神奈川県横須賀市夏島町 2−15)
(3) 上記以外に当機構が指定する場所
5.
履行期限:平成 29 年 1 月 6 日(金)
6.
仕様:以下の通り、研究観測航海支援作業を行う。
(1)
観測航海に係るデータ・サンプル取得用特殊装置(以下、調査機器類*1)の
保守点検・調整作業、積込・荷受作業(梱包作業含む)及び運用管理を行う。
(2)
船上・陸上における観測・実験・分析作業支援(航海前・航海後を含む)を行
う。
1)本航海において CTD 観測・採水補助を行い、取得した海水サンプルにつ
いて、基礎生産測定実験を行う。観測・採水・実験に必要となる前処理や標準
試薬の調製、装置の保守・整備・機能向上も含む。
・航海事前事後作業:
CTD 採水システム整備、船上実験機材の準備等及び調査機器類調整作業
・船上支援:
クリーンニスキンボトル取扱、基礎生産測定*2、機器類調整及び運用管理
*1 調査機器類:CTD 採水システム、各種化学分析装置及び海水試料
前処理システムなど)を主に取り扱う。
*2 基礎生産測定:基礎生産測定実験とろ過作業の補助を行う。
2)調査機器類を運用してデータ・サンプルを取得し、JAMSTEC が定め
るデータ・サンプル取扱規程及び関連規程類に従い、データ・サンプルの処
理、品質管理、解析、データベース構築等に関わる調整及び取り纏めを行う。
(3)
事前の会議等に出席し、航海中の支援業務についての詳細内容を確認する。
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航海期間:平成 28 年 11 月 10 日(横須賀)~11 月 25 日(横須賀)
(4)
*一連の支援作業は天候及び航海スケジュールに伴うものとする。
7.
検査:本仕様書にもとづき、当機構担当者立会いのもと、支援作業完了をもって検
収とする。
8.
保証:業務遂行中、受注者の責任に帰すべき事由により事故が発生し、当機構が損
害を被った場合には、遅滞なくその損害発生の事実・損害の状態及び範囲等
事故の経過及び結果を口頭並びに文書で当機構に報告すること。また、受注
者は誠意を持って当機構と協議し現状復旧すること。
9.
提出物:分析データ(野帳類含む) 一式
作業報告書
10.
一部
守秘義務:本業務を逐行中に知り得た事項について、発注者の承諾を得た場合を
除き、他に漏らしてはならない。
11.
個人情報の預託有無:無
12.
その他:
(1)一連の作業中に、作業実行が困難になる事が発生した場合には、当機構担当
担当者に速やかに連絡をすること。
(2)支援業務に必要な消耗品は発注者が準備する。
(3)乗船に係る諸経費は受注者が負担すること。
(4)緊急時には、速やかに対応・処置を行うとともに当機構担当者に報告し、速
やかに、報告書を提出すること。
(5)本仕様書及び作業実施において記載無いように疑義が生じた場合には、当機
構担当者と協議の上、その取扱を決定するものとする。
以上