真空技術の寄与【PDF:351KB】

J A PA N VA C U U M I N D U S T R Y A S S O C I AT I O N
ノーベル物理学賞と真空との関係
番号 受賞年
受賞者
内 容
-真空技術の寄与-
真空との関係
1
2015
梶田 隆章
Arthur Bruce McDonald
素粒子「ニュートリノ」が質量を持つことを示す
ニュートリノ振動の発見
スーパーカミオカンデ(Super-Kamiokande)の
光電子増倍管
2
2014
赤﨑 勇
天野 浩
中村 修二
高輝度で省電力の白色光源を実現可能にした
青色発光ダイオードの発明
GaN 成膜用の CVD 装置
LED の製造
3
2013
Peter Ware Higgs
François Englert
欧州原子核研究機構 (CERN) によって存在が確認された
素粒子(ヒッグス粒子)に基づく、質量の起源を説明する
メカニズムの理論的発見
CERNの大型ハドロン衝突型加速器
4
2012
Serge Haroche
David Jeffrey Wineland
個別の量子系に対する計測および制御を可能にする画期的な
実験的手法に関する業績 (量子コンピューター)
四重極イオントラップにおけるイオンのレーザー
冷却とこのイオンの量子コンピュータへの応用
5
2011
Saul Perlmutter
Adam Guy Riess
Brian P. Schmidt
遠方の超新星の観測を通した宇宙の加速膨張の発見
6
2010
Andre Geim
Konstantin Novoselov
二次元物質グラフェンに関する革新的実験
(グラフェンの製造,表面清浄化,
ドーピングなど)
7
2009
光通信を目的としたファイバー内光伝達に関する画期的業績
撮像半導体回路であるCCDセンサーの発明
CCD センサーの製造
撮像素子の製造
8
2008
素粒子物理学および原子核物理学における自発的対称性の破れの機構の発見
自然界においてクォークが少なくとも3世代以上存在することを予言する、
対称性の破れの起源の発見
高エネルギー加速器研究機構によるK中間子の
崩壊実験の観測
9
2007
Albert Fert
Peter Grünberg
巨大磁気抵抗の発見
GMR 素子の製造
スピンエレクトロニクス
10
2006
John C. Mather
George F. Smoot
宇宙マイクロ波背景放射が黒体放射の形をとること
およびその非等方性の発見
11
2005
光学コヒーレンスの量子論への貢献
光周波数コム技術を含む、レーザーに基づく精密分光法の
開発への貢献
12
2004
13
2003
14
2002
15
2001
16
2000
Roy J. Glauber
John L. Hall
Theodor W. Hänsch
David J. Gross
H. David Politzer
Frank Wilczek
Alexei A. Abrikosov
Vitaly L. Ginzburg
Anthony J. Leggett
Raymond Davis Jr.
小柴 昌俊
Riccardo Giacconi
Eric A. Cornell
Wolfgang Ketterle
Carl E. Wieman
Zhores I. Alferov
Herbert Kroemer
Jack S. Kilby
Charles K. Kao
Willard Boyle
George E. Smith
南部 陽一郎
小林 誠
益川 敏英
4件/16件
25 % 25 %
50 %
8件/16件
(フェムト秒レーザーの真空応用)
強い相互作用における漸近的自由性の理論的発見
超伝導と超流動の理論に関する先駆的貢献
プラズマ中の電磁波伝播
天体物理学への先駆的貢献、特に宇宙ニュートリノの検出
宇宙X線源の発見を導いた天体物理学への先駆的貢献
カミオカンデ(Kamiokande)の光電子増倍管
アルカリ金属原子の希薄気体でのボース=アインシュタイン
凝縮の実現、および凝縮体の性質に関する基礎的研究
ボース=アインシュタイン凝縮を実証する場
情報通信技術における基礎研究(高速エレクトロニクスおよび光エレクトロニクスに
利用される半導体ヘテロ構造の開発
情報通信技術における基礎研究(集積回路の発明)
半導体界面構造の実現
半導体集積回路素子の製造
: 真空技術を使用して
製造する新しい機能
素子
: 真空技術の使用で
発見された現象や
材料
真空技術の寄与
75 %
(全16件中)
このような技術は
他にありますか?