記者発表資料(PDF形式 154KB)

横 浜 市 記 者 発 表 資 料
平成 28 年8月 30 日
緑
区
総
務
課
緑区における「平成 28 年度(平成 27 年分)給与支払報告書」等の提出遅延について
緑区が、平成 27 年中に雇用したアルバイト職員等に関する「給与支払報告書」と「法定調書」につ
いて、本来の提出期限である平成 28 年1月末から大幅に遅れました。その後、8月1日までに「給与
支払報告書」を受給者が居住されている自治体に、「法定調書」を税務署にそれぞれ提出しました。
これにより、一部の方の平成 28 年度の住民税額等が変更される可能性があります。
関係者の皆様には多大なるご迷惑を掛け、大変申し訳ございませんでした。
1
遅延件数
(1) 給与支払報告書:1,643 枚(実人数※
1,483 人)
※ 1 年のうちに複数回のアルバイトをされた方等がいるため、提出枚数と実人数が異なります。
給与所得の源泉徴収票と同じ様式で、給与支払者が支払った年の翌年1月に対象者が居住
している自治体に提出する義務があります。緑区で平成 27 年中にアルバイトされた方等が対
象です。
(2) 法定調書:170 枚
【内訳】「給与所得の源泉徴収票」130 枚、
「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」40 枚
支払者が支払った年の翌年 1 月に所轄税務署(緑税務署)に提出する義務があります。
緑区では、「給与所得の源泉徴収票」のうち、前年中の支払金額が 50 万円を超えるもの、「報
酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」のうち、同一人に対する前年中の支払金額の合計額が
5万円を超えるものが提出の対象となります。
2
経過
1月末
担当職員は給与支払報告書等の提出について理解していたが、業務繁忙により
他の業務を優先させているうちに失念してしまいました。
7月 26 日 横浜市特別徴収センターから、未提出であることについて問い合わせがあり、
遅延が判明しました。
8月1日 給与支払報告書及び法定調書を自治体、税務署に提出しました。
8月 29 日 全対象者にお詫び文を発送しました。
3
影響
今回の給与支払報告書等の提出により、一部の方の住民税及び国民健康保険料、介護保険料、
保育施設の利用料等が変更となることが考えられます。
(1) 確定申告等をされた方
原則として、確定申告された所得の中に、今回緑区が提出した給与所得等が含まれていま
すので、住民税額等の変更はありません。
(2) 確定申告等をされておらず、平成 27 年中の給与収入金額(2か所以上で収入がある方は合
算)が 100 万円以上の方
住民税の増額あるいは非課税者から課税者に変更となる可能性があります。それに伴い、
国民健康保険料等も変更となる可能性があります。今後、住民税額に変更のある方に対して、
各自治体の税務担当部署から税額変更通知書又は納税通知書が送付されることになります。
(横浜市の納税義務者であれば、各区税務課から発送します。)
(裏面あり)
4 原因
(1) 担当職員の期限を順守するという認識が不足していました。
(2) 担当職員が一人で業務を行うことが常態化しており、また、補完するためのチェック体制
がありませんでした。
5 再発防止策
(1) 係内業務の点検を行い、係長による進捗確認を徹底します。
(2) 副担当者の役割を明確にするなど、係内におけるチェック体制を強化します。
お問合せ先
緑区総務課長
室谷
洋一
Tel 045-930-2204