開催概要(PDF:187KB) - 関東経済産業局

平成28年8月25日
関東経済産業局
「EPA(経済連携協定)活用セミナー」及び
「海外安全対策セミナー」を開催します
EPA(経済連携協定)は、関税の撤廃・削減、サービス貿易の自由化、投資環境の整備など、幅広い分
野で企業にメリットがある内容を盛り込んだ国際協定です。それら協定の利点や活用方法を解説するとと
もに、先行的に利用する企業が、自らの経験を基に EPA の活用事例を紹介します。併せて、2016 年版不公
正貿易報告書の概要、貿易救済措置制度や新興国における課税問題等についてご説明いたします。
また、第2部では、海外進出企業の安全対策に関するセミナーを開催します。海外に渡航・滞在する日
本人・日本企業の安全対策に関する外務省の取組や、企業が検討すべきリスク対応策等を解説します。
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
開催概要
◆日時:平成 28 年 9 月 15 日(木)13:30~17:00(受付開始 13:00~)
◆会場:さいたま新都心合同庁舎1号館 1階多目的室
(住所:さいたま市中央区新都心1番地1)
◆主催:経済産業省 関東経済産業局
◆対象:企業、支援機関、自治体等
◆定員:100 名(参加無料、事前申込み制)
◆プログラム
第1部 EPA(経済連携協定)活用セミナー 13:30~15:45
(1)EPA/FTA(経済連携協定/自由貿易協定)交渉の動向と利活用について
我が国は、RCEP、日中韓 FTA、日 EU・EPA 等、主要な貿易相手国との経済連携交渉を推進していま
す。これらの交渉の現状や、本年 2 月に署名した TPP、既に 17 か国との間で発効している EPA/FTA
の概要や活用方法を紹介します。
説明者:経済産業省 通商政策局 経済連携課
(2)EPA 活用事例のご紹介
曙ブレーキ工業株式会社 ご担当者様
(3)2016 年版不公正貿易報告書及び経済産業省の取組方針について
~WTO 協定及び経済連携協定・投資協定から見た主要国の貿易政策~
経済産業省では、WTO 協定等の国際ルールとの整合性に疑義のある主要国の貿易政策・措置を指摘
し、その改善を促すことを目的として、1992 年以来、毎年、不公正貿易報告書を公表しています。
このような不公正と考えられる貿易慣行に対し我が国が撤廃や改善を促した経過や、保護主義的な
貿易措置を抑止するための経済産業省の取組方針を紹介します。
説明者:経済産業省 通商政策局 通商機構部 国際経済紛争対策室
(4)貿易救済措置制度について
~アンチ・ダンピング措置が国内産業を守る~
貿易救済措置の活用を検討されている企業の皆様に対し、アンチ・ダンピング関税制度の概要、貿
易救済措置を巡る昨今の世界の状況、制度の活用方法等について、貿易救済措置の調査当局が分か
りやすく紹介します。
説明者:経済産業省 貿易経済協力局 貿易管理部 特殊関税等調査室
(5)新興国における課税問題および BEPS(税源浸食と利益移転)プロジェクトへの対応について
日本企業が進出する新興国において発生している課税問題の実態と対応策について紹介します。ま
た、二重非課税の防止等を目指す BEPS プロジェクトを踏まえ導入された移転価格文書化制度につい
て紹介します。
説明者:経済産業省 貿易経済協力局 貿易振興課
第2部 海外安全対策セミナー 16:00~17:00
(1)海外における安全確保について:日本人と日本企業に対する脅威と政府の対応
テロをはじめとする海外における邦人を取り巻く脅威についてご説明した上で、政府の取組・支援
の内容や皆様に是非活用いただきたい情報・ツールについてご案内いたします。
講師:外務省 領事局 邦人テロ対策室長 斉田 幸雄 氏
(2)社員をテロから守るため
社員がテロ被害に遭うリスクを下げるために企業は何をなすべきか。社員はテロ事件に遭遇した時
にどのように対応したらいいか。以上2点についてこれまでのテロ事件の発生状況を分析し、今後
のテロ情勢を踏まえながらご説明いたします。
講師:株式会社オオコシセキュリティコンサルタンツ 廣瀬 幸次 氏
申込方法
1.9月13日(火)までに申込フォームにてお申し込みください。
定員になり次第締め切りますので、お早めにお申し込みください。
2.受講票等の発送は致しません。
申込先・問い合わせ先
関東経済産業局 産業部 国際課 担当:松本、田口
さいたま新都心合同庁舎1号館
TEL:048-600-0262 FAX:048-601-1306