浦島伝説 第28号

12月5日(土)に「第2回浦島デー」が行われました。1、3年生は学活、2年生は副担任の先生の授
業参観を行いました。「集中して学ぶ、きっちり教える、しっかり観る」というスローガンの下、生徒・先
生・保護者が全力で過ごす一日となったのではないでしょうか。
なぜ
生きてゆくのかを
迷った日の跡の
ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の
ささくれ
こんな糸がなんになるの
心許なくて
講演会では、「私の履歴書」という演題で、マリンウェーブ館長
の米田優(よねだ・まさる)さんが豊富な体験と素敵な歌「糸」(詩
曲:中島みゆきさん)を聞かせてくださいました。
私たちは、誰もが音楽の道に進むわけで
ふるえてた風の中
縦の糸はあなた
織りなす布は
横の糸は私
いつか誰かの
傷をかばうかもしれない
(中島みゆき「糸」より)
はありませんが、夢の実現に向かって歩み続
けてこられた、米田さんの言葉や生き方から
深い感銘を受け、多くのことを学ぶことがで
きたようです。(裏面に生徒の感想掲載)
米田優さんの言葉より
◆ 「自分の人生を、人は変えてくれない。自分
で変えるしかない。」
▲誰からともなく姿勢を正し(正座)て、
◆ 「とにかく、目の前の仕事を、一生懸命に。」
今年の給食試食会には30人の保護者の参加がありました。
肉もっそ、高野豆腐のからあげ、野菜のちりめん和え、大根の
味噌汁、みかん、牛乳を試食していただきました。
◆試食会のメニュー◆
米田さんの歌に聞き入る生徒たち
(保護者の方の感想より)
○毎年、試食会に来ていますが、今年も
とてもおいしかったです。
○「肉もっそ」おいしかったです。家で
も作ってみたいです。
○中2男子なので、おかわりが争奪戦だ
そうです。
○おいしかったから家でも作ってと言わ
れるメニューがあります。
○いろいろな所で、詫間中学校の給食は
おいしいとの評判を耳にします。
◆米田さんの講演を聞いた生徒の感想より◆
○
「糸」とても感動しました。これからどんな壁にぶち当たっても、今日の「糸」を思い出して過ご
していきたいです。(1−1男)
○ 夢は自分でつかむものだと分かりました。(1−1女)
○ 自分のしたい仕事を自分の力でつかんで、仕事している人は、とても楽しそうに見えました。今日、
一番大事だと思ったのは、「人生は何度でもやり直せる」ということです。(1−2女)
○ 学んだ中で一番心に残ったことは、好きなことを貫き通したらいつかは夢がかなうということです。
(1−2男)
○ 「目の前の仕事を一生懸命に」は、いいモットーだと思いました。そんな気持ちを持っているから、
たくさんの仕事を立派にできたんだなと思いました。(1−3女)
○ 教師、劇団四季、マリンウェーブの館長と、様々な分野の職業をしていて、人生ハッピーだろうと
思いました。「CATS」も見てみたくなりました。(1−3女)
○ 米田さんは本当に自分の人生を楽しんでいるなあと思いました。私の人生のお手本にしたいと思い
ました。私も飽きっぽい性格なので、熱中できる趣味をたくさん見つけていきたいです。(2−1女)
○ 歌を聞いていると、とても心が熱くなりました。一人じゃできないことも二人でやればきっと乗り
越えられるんだと思いました。二人だけでなく、クラス全員で協力していくのが大事なことだと、歌
を聞いて思いました。(2−1女)
○ 人が生きていく中で、人とのつながりや出会いは、その人のこれからの人生を左右するものだと分
かりました。「中学校で先生と出会ったからこそ、今のオペラを歌う自分がいる」と言っていたので、
僕も出会いを大切にしようと思いました。(2−2男)
○ 自分からしたいと言って始めた習いごとや部活を、途中であきらめたり、これ以上してもどうせ結
果はでないなどと勝手に思い込んだりして前に進めずにいました。でも、話を聞いたことで、全力を
出したら新しい自分に出会えたりするんじゃないかと考え、わくわくしています。(2−2女)
○ 進路を決めなくてはいけない中、やっぱり好きな分野へ進みたいという気持ちを起こしてくれまし
た。私もこれからたくさんの人と出会い、関わり合いながら生きていきたいと思いました。悔いが残
らないような人生にしたいです。(2−3女)
○ 今の自分の目の前にあることは、勉強。将来、自分の好きなこと、好きな夢をかなえるためには、
勉強に熱心に取り組まなければいけないと改めて実感しました。(2−3女)
○ 今、中学生として勉強や部活を一生懸命取り組んでいるけど、その中で得たものは、必ずどこかで
活かされるんだと感じました。今、私が将来やってみたいことは、二つあります。(2−4女)
○ 仕事をするにはたくさんの人との出会い、楽しみ、苦しみなどを経験して、それを乗り越えないと
いけません。ぼくは難しいことはあきらめてしまうので、あきらめずに挑戦していきたいと思います。
(2−4男)
○ 「糸」を聞いてやっぱりオペラというのはすごいなと改めて思いました。ホールじゃなくても、あ
の声量はすごい! また聞きたいと思いました。(3−1女)
○ 自分の好きなことにずっと関わっていくことは、簡単なことではないと思います。それを実現して
いる米田さんはすごいなと思いました。いろいろなことにチャレンジしていくところを見習いたいと
思いました。(3−1女)
○ 私は将来、食に関わる職業に就きたいと思っているので、米田さんみたいに誰かの役に立つような、
誰かの心に残るような人になりたいです。(3−2女)
○ 「夢は自分でつかめ」というところにとても感動しました。夢はやってくるものではなく、自分で
取りに行くということを学びました。(3−2女)
○ これまでは将来のことはあまり考えておらず、就きたい仕事も決めていなかったけど、講演を聞い
て、自分の好きなことや興味のあることを視野に入れて、将来の夢を考えていこうと思いました。(3
−3女)
○ 最後の歌はとても心に響きました。米田さんが身近にいてくれてよかったです。(3−3女)
○ やる前からあきらめたりしてはいけないことを教えてくれました。(3−4男)
○ 私も自分の幸せを、夢を、自分でつかめるようにがんばっていきたいと思いました。(3−4女)
◆米田さん、お忙しい中、素敵な話と歌をありがとうございました。◆