平成28年度小田原足柄納税貯蓄組合連合会 中学生の税の作文 納連

平成28年度小田原足柄納税貯蓄組合連合会
中学生の税の作文 納連優秀賞
「税金で支えあう」
南足柄市立岡本中学校 中島 あい
私は、税金というと一番に思いうかぶのが、消費税です。買い物をしていて何故余分に税
金を払わなければならないのか、どうして商品の代金だけではいけないのかと日々疑問に思
っていました。そして消費税は、どんどん上がりもうすぐ10%になってしまう勢いで年々、
どんどん値上がりしています。だから私は税金というと、あまりよいイメージではありませ
んでした。しかし、税金について調べてみると、人間の生活が税金によってとても助けられ
ていることが、わかりました。私にとって身近である中学校も色々な面で税金で賄われてい
ることを、知りました。図書室にたくさん並んでいる本や、私達が普段使っている教科書、
机、テストなどのプリント類、校舎、学校生活を支えるすべての環境が税金によって支えら
れているということです。すべてのことが当たり前のように思っていたことが、実は、たく
さんの人によって支えられていたことに改めて気づきました。私は、プリント分など、なく
してしまったらまたもらえばいいなど安易な考えを持っていましたが、これから一つ一つ大
事に有り難みを持って使っていくよう心がけたいと、思いました。そして、社会に出て働く
ようになったら、きちんと納税し、今まで与えられてきた恩恵に感謝し、維持していかれる
ように努力していきたいと思います。税金というのは、人々が心地よく生活していくために
なくてならない大切な物だということが、よくわかりました。この作文を書くにあたり、少
しでも税金のことを調べる機会を持てたことに感謝しています。何も知らぬまま大人になっ
てしまったならば納税する大切さを知らないため、納税に対して不満を持ったままになって
しまったでしょう。高齢化や子育て支援、福祉といった色々な問題をかかえている日本にと
って私達世代が今からきちんとした知識を持ち、これからも幸せな生活をしていくために、
この制度を守っていくことが、とても大切な使命だということを決して忘れてはいけないと、
思いました。私も今からできることから少しずつ心がけていきたいです。