浅口市子育てコンシェルジュ HP 資料(第 17 号)H28.8

浅口市子育てコンシェルジュ HP 資料(第 17 号)H28.8
「子離れ」 17
「手を離しても、目は話すな」
・・・上手に手を離していきたいものですね。目を離し、手
を離さない状態は、親離れを促す姿とは言えないでしょう。
「子離れ」
・・・これは、親離れより難しいかも
しれないと言いました。
子どものために一生懸命にならない親はいませ
ん。実は、この、一生懸命な心が子離れの邪魔
をしてしまいます。
また、子育てにおいて、子どものときに手をか
ければかけるほど大人になって手がかからない
と言われます。しかし、これも誤解を与えかね
ないことです。
つまり、手をかけるということは、子どもの欲求に応えることであり、過保護や過干渉と
は違うのです。
過保護や過干渉とは、子ど
もの求めていないことまで
手をかけることを言います。
また、子どもの求めがあっ
ても、すぐ手を出すべきこ
とかどうかの判断も伴わず、
控えるべきことに対してま
でも手を出してしまうこと
です。
このような状態が続けば、
子どもはどんどん親を頼り、
親離れも子離れもできない状態もでてくるかもしれませんね。
子離れをしていくということは、親離れをどうさせていくかということであり、わが子と
親が、どう距離をとっていくかということにつながっていくのではないかと思います。
次回は、
「子離れできにくい5つの親の姿」についてです。