ハチ・クラゲに気をつけよう

ハチ・クラゲに気をつけよう
8月後半に海や山に遊びに行くときに、気をつけなければいけないのがハチ・
クラゲに刺される被害です。
クラゲは水温が高くなると繁殖しやすくなるため、海で刺される被害が増加し
ます。ハチは、これから急に巣が大きくなる時期で、刺される被害が増加します。
巣を刺激しないよう十分注意してください。
刺されないためには近づかないことです!
ここでは、気をつけていても刺されたときの応急処置の方法をお伝えします。
ハチに刺されたケース
・速やかにその場から離れ安全を確保しましょう。
・ハチの毒液は、警報フェロモンのはたらきを持っているため、仲間に敵がいることを知ら
せる作用があり、ハチが集まってきます。
・傷口を洗い、針を取り除き、毒を絞り出す。患部にはハチの毒が残っているので、手で絞
り出しましょう。
・市販のポイズンリムーバーという毒液・毒針吸引器を携帯するのも一つの方法です。
・ミツバチの針には、毒のうと呼ばれる毒液が入っている袋がつながっており、つまんで抜
こうとすると毒が身体に入ってしまいます。カード状のもので払うようにして針を抜きまし
ょう。
クラゲに刺されたケース
・触手には刺胞という毒針が入った小さな袋がたくさんついています。そのため触手に触ら
れると、火傷に似た痛みがあり、みみず腫れや水ぶくれができます。
・タオルなどを使ってクラゲの触手を取り除きましょう。
・素手で取ろうとすると手も刺され被害が拡大します。
・海水で洗いましょう。
・真水で洗うと、皮膚についた刺胞から毒針が出されて痛みが強くなることがあります。
刺されないよう注意し、刺されたときのために処置方法を覚え
ておきましょう。
今年度は9月4日から9月 10 日が救急医療週間です。救急車を適正に利用しましょう。
内容の問い合わせ先
北消防署予防係(0797-61-0119)もしくは山口分署予防係(078-904-0119)