平成２１年度包括外部監査の結果に関する報告書（未措置であるもの）（子育て支援に関する事務の執行について）指摘事項又は意見の概要第３　保育・教育関連事業にかかわる監査結果２　認可保育所（２）　入所選考について（意見）入所基準の点数が同点の場合の優先基準を明確にした上で，それを明文化して公表しておくことは必要であろう。３　市立認可保育施設（へき地・季節保育所及び通年制保育園）（４）　監査結果と意見（意見）へき地・季節保育所は小規模運営であることから，高コストとならざるをえない。それゆえ，市町村に設置が求められているわけであるが，一定規模以下の入所児童水準が継続した場合には統廃合の検討を行うべきである。へき地保育所6施設のうち，休所中である豊里及び平成22年度から休所予定の江丹別を除く豊田，米原，桜岡，倉沼日の出の4施設はいずれも旭川市の東部に位置している。旭川市においても，統廃合検討に際しての基準と結論を出すまでの時間を決めて，検討を進めていくことが必要と考える。第６　経済的支援事業にかかわる監査結果３　母子福祉資金等貸付事業（６）　監査結果と意見（意見）現状のシステムでは口座振替を実施する際，該当者の納付書を各金融機関に送付し，各金融機関がこの納付書をもとに，引き落とし作業を行うという形態になっている。この方法に対応してもらえる金融機関は旭川市内の店舗の口座のみであるという事情があるため，現在，旭川市外在住者の口座振替への移行がなかなか進まない状況にある。（同じ子育て相談課の育英事業については，口座振替の依頼をデータのやりとりで出来るシステムとなっており，旭川市外の店舗の口座での振替も可能となっている。）母子寡婦福祉資金管理システムについてもシステムの改善を実施し，旭川市外の店舗での口座振替を出来るようにすることが望まれる。 1/1