【趣旨】 道徳、総合的な学習の時間、特別活動等において「アイヌの人たちの歴史・文化 等」と「北方領土」の学習を取り上げたり、北海道の自然や文化、観光産業等の教 育資源を活用したりすることにより、北海道についての理解を深め、郷土に対する 愛着や誇りを育むふるさと教育・観光教育の充実を図る。 アイヌの人たちの歴史・文化等の取組 【実践のポイント】(実施学年:第6学年 実施時数10時間) アイヌの人たちの歴史や文化について学んだことを生かし、「ふるさとの伝統や文化」 を見つめ直す取組 【学習テーマ】 「見つめ直そう、自分たちの住む まち」 ~アイヌの人たちの歴史や文化の 学びを通して~ 「アイヌ民族:歴史と現在」、「ピラ サ」等を活用するとともに、アイヌ文 化財団のアドバイザーを講師に衣 装や文様に関する講話、アイヌ文様 を刺繍する体験活動を行いました。 【アドバイザーによる文様の説明】 【学習の成果】 ・学習後のアンケートの結果では、 児童が住んでいる地域への関心が 8ポイント増加した。 ・感想では、「文様の刺繍体験が難し かったけれど、心に残った」とい う児童が多く、学習を通して、ア イヌの人たちの歴史や文化に興味 をもち、自分たちが住む北海道や 町を見つめ直すきっかけとするこ とができた。 ふるさと・観光の取組 【実践のポイント】(実施学年:第2学年 実施時数13時間) 体験的な学習を通して、「ふるさとの農業」について考えたことを発信し、農業に関す る考えを深めるともに、望ましい職業観を身に付ける取組 【学習テーマ】 「農業体験を通して学んだ 『ふるさとの農業』を下級 生に発信しよう」 農業について自分の課題を設定し、草 取りや収穫、選果などの農業体験を行い ました。 農業体験時の休憩時間を利用して、農 家の方に直接インタビューをすることを通 して、自分の課題について調べました。 【大豆畑の草取り体験】 【学習の成果】 ・農作業の大変さと同時に、各農家の生産す る作物への愛情や熱意を実感することがで きた。 ・学習した感想を「農業体験発表会」を開き 交流することにより、農業の大切さついて 学習を深めることができた。 ・勤労の意義や働く人の様々な思いを理解す ることができた。 ・農業体験により、地元農家への理解を深め、 新篠津村に対する誇りと郷土愛を高めるこ とができた。
© Copyright 2024 ExpyDoc