好日 文庫 - 福井大学附属図書館

こうにち
好日文庫
好日文庫は、国語・国文学・言語学関係の全国的にも有名なコレクションであり、国立国
会図書館一般考査部・受入整理部編集、1957(昭和 32)年 3 月国立国会図書館発行の『全
よしはる
国特殊コレクション要覧』にも収録されている。この文庫は東北帝国大学教授小林好日の
旧蔵書を北海道大学・東洋大学・東北大学などとわたりあい、苦心の末に入手したもので
こうにち
あり、小林の名をとって「好日文庫」とした。入手にあたっては小
林の教えを受けた福井師範学校教授(後に福井大学教授)佐藤茂の
尽力によるところが大きい。受け入れ時には図書 3,925 冊(内、洋
書 146 冊)、雑誌 1,070 冊(内、製本雑誌 219 冊)、計 4,144 冊を数
えたが、GHQ により強制的に焼却させられた資料もあり、受け入
れ時より数が減ったのは残念なところである。
好日文庫の目録は受け入れ直後の 1948(昭和 23)年 8 月 14 日
に福井師範学校図書館がタイプで作成した『東北大学教授小林好日
小林好日氏
博士遺蔵
好日文庫受入目録』が 10 部ほどあった。この目録は、東北
帝国大学と小林家へも各 1 部贈呈された。現在は 1 冊のみが図書館に
保管されている。1968(昭和 43)年 2 月 10 日には、佐藤の尽力ににより『小林好日旧蔵
書目録』が発行された。