コミュニケーション・学習の支援を考える

NC-POST公開研修会
『コミュニケーション・学習の支援を考える』
~特別な配慮や支援を必要とするこどもたちを支えるために~
現在、発達に凸凹をもつこどもたちや、障がいをもつこどもたちへの支援として、療育だけでは
なく、合理的配慮としてその子のニーズにあった支援をすることが求められています。それは、コ
ミュニケーション・学習意欲をもつことをサポートすることで、その子自身が楽しく生活し、暮ら
していけるようにするためだと考えます。
今回は、そのようなこどもたちへの支援について、多くの先駆的な取り組みをされている先生方
にお越しいただき、講演をしていただくこととなりました。長崎ではなかなかないチャンスです!!
皆さまのお越しをお待ちいたしております♪
日時:平成28年8月6日(土)10:30~17:00(受付 10 時~)
場 所:東彼杵町総合会館 大会議室(長崎県東彼杵郡東彼杵町彼杵宿郷706-4 )
受講料:終日 5000 円 / 午前・午後どちらかのみ 3000 円
対象者:セラピスト、保育園・幼稚園・学校等の先生方、保護者
その他関係施設等の職員の皆さま
定
員:140 名(※定員になり次第締め切ります。)
□お申込み・お問い合わせ:メールにてお願いいたします
NC-POST(Nagasaki Child P・O・S・T)
みさかえの園総合発達医療福祉センターむつみの家
言語聴覚士
松尾紀子
アドレス:[email protected]
氏名(ふりがな) 所属 職種 参加形態(一日 午前のみ 午後のみ)
連絡先アドレス 電話番号 をご明記ください
□会費:事前振込となります。返信メールに振込み先の口座番号を記載いたします
ので、7 月27日(水)までにお振込みください。
※返信メールが申し込み後一週間以内に届かない場合は、お手数ですが再度ご連絡ください。
※参加決定後、キャンセルされる場合は入金前にご連絡ください。
※入金後キャンセルの場合、払い戻しできませんので、予めご了承ください。(代理参加は可能)
※申し込み時いただいた個人情報は、本研修会に関する目的にのみ利用いたします。
主催:NC-POST(Nagasaki Child P・O・S・T)
後援:一般社団法人長崎県言語聴覚士会、子育てサークルにこにこ
研修内容
10:30~12:30
「障害がある人とのコミュニケーション技法入門」
講師:中邑
賢龍
先生
(東京大学先端科学技術研究センター
青木
高光
先生
(長野県稲荷山養護学校
教諭 /
教授)
Droplet
Project)
障がいをもつ人とのコミュニケーションにおいて、関わる際にとまどいや悩みをもつことは多いと
思います。例えば‥
・きっかけさえつかめずに困っている人
・絵カードを試してもそれを上手く使えない人、
・成立しているように見えても細かな部分を伝えられない
中軽度の知的障害のある人とのコミュニケーションについて、
など
ここではそういった人たちとのコミュニケーションの技法をお話いただきます。
13:20~15:00
「学習につまづいたこどもへの支援」
講師:中邑
賢龍
先生
(東京大学先端科学技術研究センター
教授)
「学習」や「読み書き」につまずき、学習への意欲の低下や、自己肯定感の低下に伴い学校生活自体が
難しくなるこどもたちに会うことが増えてきており、教育機関・医療機関、保護者ともに手探りの状態
で支援を考えているのが現状と考えます。
「がんばってもできない子にはどうすればよいのか?」
「意欲を失ったこどもにはどうすればよいのか? 」
、先生のご経験をもとに、こどもたちへの支援を
どのように考えていけばよいのかお話いただきます。
15:20~17:00
「特別支援学校におけるコミュニケーション・学習支援手段としての ipad の活用」
講師:青木
高光
先生
(長野県稲荷山養護学校
教諭)
「ICT の活用」として、ipad は多く活用されている一方で、どのような子にどのように活用したら
よいか、悩むことも多いかと思います。タブレット上でのシンボルコミュニケーションアプリ
「Drop Talk」を開発した Droplet Project のリーダーでもある先生に、こどもたちの主体性を
どのように引き出すのか、先生のこれまでの実践から、指導のポイントなどをお話いただきます。
東彼杵町総合会館
(駐車場有)
最寄 IC:東そのぎ IC
最寄駅:彼杵駅(徒歩 8 分)
☆NC-POST(Nagasaki Child P・O・S・T)は、長崎県内の小児に関わる理学療法士・作業
療法士・言語聴覚士が集まり、発達期に障害を持った方々とその家族を支えることを目指して、
小児リハビリテーションの質の向上、ネットワーク作りを目的に 2002 年に発足した会です。